ドコモは通信エリアの広さと安定性が売りの人気キャリアですが、料金が高めなのが課題です。
長年の実績から安心感もあり、山間部でも通信に不便はありません。
本記事ではドコモから格安SIMに乗り換える手順やメリット・デメリット・おすすめの格安SIMを紹介します。
ドコモから乗り換えでおすすめの格安SIM
ドコモから乗り換えでおすすめの格安SIMは以下の7つです。
- ahamo
- irumo
- LINEMO
- ワイモバイル
- UQモバイル
- 楽天モバイル
- IIJmio
ahamo

画像出典:ahamo公式サイト
料金プラン(税込) |
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国内通話料金(税込) | 22円/30秒(5分以内の通話は無料) |
オプション(税込) |
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通信回線 |
ドコモ回線 |
通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
ドコモの料金プランを変更するならahamoがおすすめです。
- プラン構成がシンプルでわかりやすい
- 月額料金が2,970円(30GB)~4,950円(110GB)と比較的安価
- データ超過後も最大1Mbpsの速度制限に抑えられる
- 5分以内の国内通話が無料
- 5G/4G(LTE)の高速通信に対応
- オンライン/店頭での故障対応が可能
一般の格安SIMと比べるとahamoの月額料金は高めですが、ドコモ直系ならではの高速通信と実質的なサービス品質の高さが人気の理由です。
基本的にはオンラインでのみのサポートですが、ドコモショップでahamoも店舗サポートを受けられます。
irumo

画像出典:irumo公式サイト
料金プラン(税込) |
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国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
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通信回線 |
ドコモ回線 |
通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
irumoは、ドコモの料金プランで月額料金が安いプランです。
- 月額料金が550円~2,090円と非常に安価
- 4G/LTEおよび5G通信に対応
- 0.5GBまでは速度制限(3Mbps)があるものの、3GB以上は高速通信が可能
- 通話料が30秒22円と低コスト
- データ容量が0.5GB/3GB/6GB/9GBから選択可能
irumoは、ドコモのサービスとしては珍しい小容量プランを採用しています。
データ通信の利用頻度が低いライトユーザーにおすすめ。
通信速度への要望がなく、自宅でWi-Fiを使う機会が多い人向けです。
データ容量も自由に選択できるのはメリットで、自身の利用シーンに合わせて最適なプランを組み立てられるのが魅力です。
LINEMO

画像出典:LINEMO公式サイト
料金プラン(税込) |
※時間帯により速度制御の場合あり ※通話料別(ベストプランのみ) ※オンライン専用 ※5分超過の国内通話料は従量制、一部対象外の通話あり(ベストプランVのみ) ※表記は基本料金 |
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
※一部対象外通話あり。5分超過の通話料は従量制(22円/30秒)。
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通信回線 |
ソフトバンク回線 |
通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
LINEMOは、ソフトバンク回線のオンライン専用プランです。
地下街やビル内でも通信が安定していたり、LINEやスタンプが無制限で使えたりと、ユーザーから高い評価を得ています。
- 料金プランがベストプラン/ベストプランVの2つのみでシンプル
- 月額料金が990円〜/2,970円と格安
- 30GB超過後も無制限の「LINEギガフリー」がある
- データ超過後の速度制限はLINEMOベストプランVで1Mbps※45GB超で128kbps、LINEMOベストプランで300Kbps※25GB超で128kbps
- お得なキャンペーンが目白押し
プラン体系がシンプルでわかりやすく、30GBを超えても通話やLINEが無制限とあって、LINEをメインに使うユーザーにとっては嬉しい仕様です。
LINEの利用者が多いことから、今後LINEMOのユーザー数はさらに伸びていくことが予想されます。
ワイモバイル

画像出典:ワイモバイル公式サイト
料金プラン(税込) |
ギガマシマシ新プラン
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国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
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通信回線 |
ソフトバンク回線 |
通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、親会社のネットワークを活用できるのが大きな強みです。
高速・安定した通信を実現しています。
- シンプル2S/2M/2Lの3つのプランでわかりやすい料金体系
- ソフトバンク回線を活用した5G/4G対応の高速通信が魅力
- 利用済みデータ容量の繰り越し(くりこせ)が可能
- データ通信超過後の通信速度は最大300Kbpsまたは1Mbpsに制限
- 定額プランのオプション加入で通話料がかけ放題になるなど選択肢が豊富
料金プランはシンプルで分かりやすく、月額基本料金も比較的安価に設定されています。
ワイモバイルの家族割を適用すれば、月額料金が最大1,188円(税込)割引。
オプション次第で定額制が選べるなど、柔軟にカスタマイズできるのも人気の理由です。
UQモバイル

画像出典:UQモバイル公式サイト
料金プラン(税込) |
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国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
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通信回線 |
au回線 |
通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
3月21日時点の情報※最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください
人気の高いUQモバイルには、料金面やサービス面で魅力的な特長が目白押しです。
- auのサブブランドで安定した通信が可能
- 端末を購入できる
- UQモバイルのクーポンがお得
- データ容量が多い
- Pontaポイントを貯めている人におすすめ
月額料金プランは990円からとリーズナブルな設定で、自宅やファミリーユニットで割引を受けられるセット割も充実しています。
利用済み通信容量のくりこせに対応しているため、無駄なく通信リソースを活用できます。
データ通信量を使い果たした場合でも、通信速度が1Mbpsに制限されるだけで、最低限の通信は維持されるのも大きな強みです。
auのサブブランドとしての立ち位置から、広範なエリアでの利用が可能できます。
楽天モバイル

画像出典:楽天モバイル公式サイト
料金プラン(税込) | Rakuten 最強プラン 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 上限なし:3,278円 |
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 Rakuten Linkアプリ利用で国内通話無料 |
オプション(税込) |
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店舗情報 | 楽天モバイルショップ:全国に1,000店以上 |
通信回線 |
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通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
楽天モバイルは料金の手頃さと高速データ通信の組み合わせが魅力的です。
楽天経済圏ならではの豊富な特典やキャンペーンも人気の理由。
- 無制限の高速データ通信が利用可能
- 国内通話が無料
- 月額料金が3,278円(税込)と低価格でありながら高速データ通信が使い放題
- 楽天市場での買い物時に楽天ポイントが付与されるなど特典が充実
- 事務手数料が無料
データ通信量に応じて月額料金が段階的に変動する仕組みで、3GBまでなら月額1,078円(税込)です。
ドコモからの乗り換えなら、最大14,000ポイントもらえる三木谷キャンペーンを利用してください。
通常の申し込みよりお得なキャンペーンで、専用リンクからのみ適用できます。
キャンペーンコード:2162
IIJmio

画像出典:IIjmio公式サイト
料金プラン(税込) |
※データプランのみは別料金 |
国内通話料金(税込) | 11円/30秒 |
オプション(税込) |
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通信回線 |
ドコモ・au回線 |
通信速度 |
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支払い方法 |
クレジットカード |
eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
IIJmioのおすすめポイントは以下の通りです。
- データ量、SIM、通話オプションなどが選択可能
- 5つのギガプランなど、キャンペーンが充実している
- 実店舗でのサポートが受けられる
- 光回線とセット契約で割引が適用される
- データ通信超過後は最大300Kbpsの速度制限
- 月額料金は2ギガプランで550円(税込)からとリーズナブル
IIJmioが他社と大きく異なる点は、実店舗による対面サポートが可能な点にあります。
オンラインだけでなく、直接店員に相談できるのが大きなメリットといえます。
加えて、ギガプランや通話オプションが選べる柔軟性も人気の理由のひとつです。自身のニーズに合わせて最適なプランを組み立てられるのが魅力的です。
ドコモから格安SIMへの乗り換え手順
ドコモから格安SIMへとスムーズに乗り換えるためには、以下の4ステップです。
- 必要なものを準備する
- 格安SIMを契約する
- 開通手続き・初期設定をする
- MNP実施手続き
①必要なものを準備する
まずはドコモからの乗り換えに必要なものを準備しましょう。
- 支払い用のクレジットカード情報
- 本人確認書類
- 電話番号の継続を希望する場合はMNP予約番号
支払いに使うクレジットカードは、日常的に利用しているものがベターです。利用実績が乏しく残高も少ないカードだと、料金の決済が拒否されるリスクがあります。
本人確認書類は、両面を撮影してアップロードします。
MNP予約番号は現行の電話番号を継続したい時のみ取得が必要です。
ただし、乗り換え先のキャリアがMNPワンストップ制度に対応していれば、MNP予約番号を取得しなくても乗り換えられます。
②格安SIMを契約する
必要なものを準備したら、格安SIMを契約しましょう。
大半の格安SIMはオンラインでのみ申し込みを受け付けています。
一般的な格安SIM契約の流れは以下の通りです。
- 利用プランの選択
- 申込者の個人情報入力
- 本人確認書類のアップロード
- 内容の確認
ドコモからの乗り換えでは、格安SIMのキャンペーンを利用しましょう。
通常の申し込みよりお得で、電子マネー用のポイントやキャッシュバックをもらえるキャンペーンがあります。
ahamoやirumoへ乗り換える場合は、料金プランの変更扱いです。
端末を買い替える場合は、ドコモオンラインショップで端末を購入してからahamoやirumoへの乗り換え手続きを進めましょう。
③開通手続き・初期設定をする
商品が手元に届いたら、開通手続きや初期設定を進めましょう。
- 格安SIM契約が完了し、SIMカードが配送される
- まずはSIMカードを新しい端末に挿入
- 機種変更の場合はデータ移行作業を実施
- APN設定を行う
iPhoneはデータ移行が非常に簡単で、新旧端末を近づけるだけで案内に従ってスムーズに移行できます。
一方、SIMフリーAndroidではほとんどの場合APN設定が必須です。
同封の説明書をよく確認し、QRコードを読み込んでファイルをダウンロードするだけの簡単な作業です。
以上の手順を終えれば、新しい格安SIM回線の開通が完了します。
ドコモの解約は乗り換えと同時に自動で完了しているので、別途手続きをする必要はありません。
ドコモから格安SIMへ乗り換える際のデメリット
ドコモから格安SIMへ乗り換える際は、メリットだけでなくデメリットもあります。
- 家族割・光セット割などの割引が適用されなくなる
- 月間のデータ通信容量が減少する可能性がある
- キャリアの回線混雑時に通信速度が低下するリスクがある
- 分割払い中の端末代金は引き続きドコモから請求される
- 他社SIMを利用する場合、ドコモ端末のSIMロック解除が必要になる
ドコモからの乗り換えを検討している人は、以下の記事も参考になります。
- ドコモから楽天モバイルへ乗り換えたい
家族割、光セット割が適用されない
格安SIMへの乗り換えで、ドコモの「家族割」や「光セット割」が適用外となります。
これらの割引サービスは、1契約あたり最大1,100円の割引が受けられるため、大変お得でした。そのため乗り換えを渋る人もいるでしょう。
しかし、格安SIMに変更すれば、ドコモプランよりも確実に月々の支払額が安くなります。MVNOによっては数千円単位の値下がりが見込めます。
年間でトータルすると数万円の節約にもなり得るわけです。家族割・セット割の恩恵を考慮しても、格安SIMへの乗り換えをした方が結果的にお徳と言えるのではないでしょうか。
月間データ容量が少なくなる場合がある
大容量プランの変更で通信容量が減少するケースも想定されます。
ドコモの「5Gギガホプレミア」では月間データ通信が無制限ですが、そこまで多くの通信量を必要としない人もいることでしょう。
月々の通信量をチェックすると、実際には大容量プランほど必要ないケースも多いはずです。
そういった使用実態に合わせれば、格安SIMの比較的少容量のプランを選んだ方がコスト的に合理的です。
ご自身の1カ月あたりの平均通信量を確認し、本当に必要な分だけのデータ容量を選ぶことが賢明です。無制限や大容量プランへの固執は、かえって無駄なコストを生む恐れがあります。
通信速度が落ちる場合がある
格安SIMは通信速度の面では、ドコモを始めとするキャリアには勝てません。
下の表は、ドコモと格安SIM各社の通信速度をまとめたものです。
平均ダウンロード通信速度 | 平均アップロード通信速度 | |
---|---|---|
ドコモ | 156.66Mbps | 14.02Mbps |
ahamo | 132.78Mbps | 13.22Mbps |
LINEMO | 128.6Mbps | 21.12Mbps |
UQモバイル | 117.4Mbps | 16.02Mbps |
ワイモバイル | 105.7Mbps | 17.19Mbps |
楽天モバイル | 157.12Mbps | 35.0Mbps |
mineo | 55.87Mbps | 12.5Mbps |
IIJmio | 59.08Mbps | 11.24Mbps |
通信速度への要求が低ければ、速度は落ちるがより安価な格安SIMがおすすめでしょう。一方で速度の低下を気にする方は、ドコモ継続が賢明かもしれません。
確かにドコモは地方の受信エリアの広さが強みですが、首都圏や地方都市在住者であれば格安SIMでも通信面での不自由はほとんどないはずです。
ただし、速度低下への不満がその節約額を上回ってしまう場合は、ドコモの利用を続けた方が合理的です。通信品質と料金のバランスを踏まえた上で、自身のニーズとライフスタイルに合ったサービスを選ぶことが何より大切です。
分割払い中の端末代金は引き続きドコモから請求される
端末残債額は請求され続ける乗り換え後も、ドコモとの間で未払いの端末代金の請求は継続されます。
「残債があると乗り換えできないのでは?」と不安に思う人もいるかもしれません。 しかし、端末残債の有無に関わらず、乗り換え自体は可能です。
ただし、乗り換え先でも新たに分割払いの端末を購入すれば、ドコモとの残債支払いが重なってしまいます。二重の負担になるので注意が必要です。
最善は、乗り換え前にドコモ側の残債を一括で完済することです。それが難しければ、乗り換え時期を残債完済後に遅らせるのも手段のひとつでしょう。
SIMロック解除が必要になるケースがある
ドコモから格安SIMへ乗り換える際、SIMロック解除が必要になるケースがあります。
2021年8月27日以降に購入した端末であれば、あらかじめSIMロックは解除済みなので、特段の手続きは不要です。しかし、それ以前の端末については、SIMロック解除を行う必要があります。
幸いにも、2023年10月より解除手数料が無料化されました。解除手続き自体はMy docomoのWEB画面から、または電話、ドコモ店頭で受け付けられます。
特にMy docomo経由が便利で、24時間いつでも申請できます。それ以外は電話が9時~20時、店頭が営業時間内の対応となります。
ただし、一部の機種(ドコモケータイ/ドコモらくらくホン/スマートフォンforジュニア/キッズケータイなど)に関しては、店頭での手続きが必須になりますのでご注意を。
手続き時には暗証番号とパスワードの入力が求められますので、わからない場合は改めてドコモ側に確認しましょう。
ドコモから格安SIMへ乗り換える際のメリット
ドコモから格安SIMへ乗り換える際のメリットとして、以下の5点でね。
- 月額料金が安くなる
- 契約期間がない、または短い
- 格安SIMのセット割が適用できる
- 各種キャンペーンでさらにお得
- ワンストップMNPなら乗り換え手続きがスムーズ
月額料金を抑えられる
格安SIMへの乗り換えで最も魅力的なのが、月額料金の大幅なダウンでしょう。多くの人がこの点に惹かれて乗り換えを検討するはずです。
毎月のスマホ代を安く抑えたい人ほど、携帯料金の比較が欠かせません。
月々で見ると数千円の差に過ぎないように思えますが、1年や2年、3年といった長期的なスパンで考えると、かなりの節約額になります。
例えば年間で数万円の節約となれば、誰にとっても決して小さな金額ではありません。
通信の質や容量にそこまでのこだわりがなければ、月額料金が安価な格安SIMプランを選ぶのが合理的な選択肢と言えるでしょう。
契約期間が無いあるいは短い
格安SIMの大きな利点は、契約期間が無いか、あっても短期間であることです。従来の大手キャリアのような長期の契約縛りはありません。
過去のドコモでは以下のような契約期間が設定されていました。
- 契約期間は24ヶ月(申込日の翌月から起算)
- 契約満了時に特に解約の申し出がなければ、さらに2年間自動更新
しかし現在はこうした長期縛りは撤廃され、いつでも気軽に解約できるようになりました。解約時期を問わず、違約金の心配もありません。
この自由度の高さは、格安SIMサービスの大きな魅力の一つと言えるでしょう。長期のコミットメントに不安がある人でも、安心して乗り換えられます。
格安SIMのセット割が適用可能
格安SIMのセット割が適用できるのもうれしいメリットです。
格安SIMにも魅力的な「セット割」サービスがあり、これが大手キャリアから乗り換える際の大きな後押しになるでしょう。
一部のプロバイダーでは、光回線などとのセット契約で商品券10,000円分のキャッシュバックが受けられたり、通信料金が割引になる特典があります。
セット割の内容は各社で異なるため、乗り換え先の格安SIM会社の公式サイトで詳細を確認するのが賢明です。ただし、適用期間は限られていることが多いようです。
お得なセット割を狙えるかどうかは、格安SIMを選ぶ上での重要な判断材料になり得るでしょう。タイミングを見計らって乗り換えを検討するのがよいかもしれません。
各種キャンペーンでさらにお得になる
格安SIMはそもそもの利用料金が安いですが、各種キャンペーンでさらにお得になります。
格安SIMはベース自体が安価ですが、更に様々なキャンペーンを活用すれば驚くほどお得になります。
例えば、IIJmioでは対象スマホ購入で最大15,000円分のギフト券がプレゼントされる企画が、2023年11月30日まで開催中です。
LINEMOでは期間未定ながら、「他社からの乗り換えで最大12ヶ月実質0円」というキャンペーンを実施しています。
さらに楽天モバイルは、2023年2月から紹介キャンペーンを始めました。友人紹介で紹介者に7,000ポイント、新規契約者に6,000ポイントがそれぞれ進呈され、終了時期も未定です。
このように各社の公式サイトをチェックすれば、様々なお得情報が見つかります。しかし期間限定のものが多いため、見逃さないよう常に情報チェックが重要です。
格安SIMへの乗り換えを有利に進めるには、上手にキャンペーンを活用するのがコツといえそうです。
ワンストップMNPならスムーズに乗り換え手続が可能
ワンストップMNPは、2023年から導入された新しいシステムです。
ワンストップMNP方式によって、MNP予約番号の手続きが不要になるので、スムーズに乗り換えられます。
例えば、ドコモから楽天モバイルへ乗り換える場合の流れは以下の通りです。
- 楽天モバイルに申し込み、契約情報を入力
- 利用する電話番号を確認し、「他社からMNP」を選択
- 申込完了メールが届く
- ドコモと楽天モバイルの契約名義が同一か確認(異なれば名義変更)
- 楽天モバイルのマイページからMNP申請
- ドコモIDとパスワードを入力(わからなければ確認)
- 「MNP転入開始」ボタンが表示されるので選択
- 注意事項を読んだ上でMNP転入手続き
このように、MNP予約番号の取得が不要になり、乗り換え作業が従来より簡素化されています。ワンストップMNPの恩恵を受けられるサービスが増えれば、乗り換えがより手軽になると期待できるでしょう。
※MNPは受付時間によって完了時間が変わります。
- 受付時間9時~21時:当日中に完了
- 受付時間21時1分~翌日8時59分:翌日9時以降
この完了時間は大事なので、忘れないようにしましょう。
ドコモから格安SIMへ乗り換える際の注意点
ドコモから格安SIMへ乗り換える際は、以下の3つに注意してください。
- キャリアメールアドレスが利用不能になる
- MNP予約番号の有効期限と残り日数への注意が必要
- dポイントクラブの継続利用の可否
キャリアメールアドレスが利用不能になる
ドコモ回線からの乗り換えにより、これまで使用していたキャリアメールアドレスは利用できなくなります。
代替えとしてはフリーメールやLINEメールなどの利用を余儀なくされます。
ただし、ガラケーユーザーとのやり取りの際は、PCメールとして処理されてしまい不便が生じる可能性があります。その場合はSMSの利用が賢明でしょう。
ガラケー利用者の減少に伴い、キャリアメールへの依存度は低下しているため、大きな問題にはならないと考えられます。
MNP予約番号の有効期限・残日数に注意
MNP予約番号には有効期限があり、残日数にも注意が必要です。
一部の格安SIMプロバイダーでは、MNP予約番号の残り有効期間が10日未満だと番号転入ができないケースがあります。
例えば予約番号の残り日数が7日しかない状況では、改めて新しい番号の取得が必要になるでしょう。
そうした事態を避けるため、MNP予約番号を取得する際は、十分な残日数が確保できるよう余裕を持つことが重要です。
dポイントクラブを引き継ぐ
dポイントクラブを引き継ぐことも忘れないようにしましょう。
ドコモを解約しても、dポイントクラブのポイントは消滅することはありません。
ただし、解約前に必ずdアカウントを取得しておく必要があります。dアカウントがあれば、そのまま引き続きポイントを利用できます。
家族でポイントを共有しているケースやdポイントカードを活用しているユーザーも、必ずdアカウントを取得しておきましょう。
注意したい点は、dアカウントの取得を忘れるとポイントを失ってしまう恐れがあるということです。格安SIM乗り換え前に、dアカウントの有無を必ず確認しましょう。
ドコモから格安SIMへ乗り換える際のよくある質問
ドコモから格安SIMへ乗り換える際のよくある質問です。
- 格安SIMへの乗り換え時に必要となる書類・情報は?
- ドコモ解約に伴い手数料などのコストは発生するのか?
- ドコモからの乗り換えにおすすめのタイミングは?
- ドコモユーザーにとって最適な格安SIMプロバイダーは?
ドコモから格安SIMへの乗り換えを検討する際、何か困ったことがあったら参考にしましょう。
格安SIMへの乗り換えに必要なものは?
格安SIMへの乗り換えに向けて、事前に揃えるべき物件と行うべき手続きは以下の通りです。
- スマートフォン端末本体
- SIMロック解除の手続き
- 現在の携帯キャリアとの契約状況の確認
- 電話番号を引き継ぐ場合のMNP予約番号取得
- 乗り換え先が求める本人確認書類
- 支払い用のクレジットカード情報
格安SIMプロバイダーへの切り替えに際しては、必要な書類や手続きをしっかりと済ませておくことが重要です。
事前準備が整わないと、スムーズな乗り換えができなくなる可能性があります。乗り換え前に確実に手順を踏んでおきましょう。
ドコモを解約すると手数料がかかる?
2021年10月1日に解約金(違約金)が撤廃されたので、手数料はかかりません。
現在ドコモを利用している人でも、好きなタイミングでコストをかけず他社へ乗り換えることが可能です。
ドコモから乗り換えるならいつがお得?
ドコモから格安SIMへの乗り換え時期としては、月の終わり近くが適切です。
その理由は、ドコモでは解約するタイミングにかかわらず、その月の月額料金が全額請求されてしまうためです。
例えば月頭にドコモを解約し、すぐさま新プロバイダへ移行した場合、当月分として両者からそれぞれ月額料金が上乗せされてしまいます。
そういった無駄を避けるためにも、月末頃に乗り換えを行うのが賢明といえるでしょう。
ドコモから乗り換えるならどこがお得?
- ahamo
- irumo
- LINEMO
- ワイモバイル
- UQモバイル
- 楽天モバイル
- IIJmio
ahamoはドコモのサブブランドであり、料金は安くとも高速通信が維持できるのが大きな魅力です。
同じくサブブランドのirumoは、データ容量は控えめながらも格安で使えるプランがラインナップされています。
LINEMOの強みは、地下街やビル内でも快適に通信可能な点や、LINEスタンプが無料で付与されることです。
ワイモバイルはソフトバンク系ながら低価格の高速プランを提供しています。
UQモバイルは様々なキャンペーンやリーズナブルな料金プランが用意されているのが特徴です。
楽天モバイルは自社ネットワークでの高速通信と、楽天ユーザーには付加価値の高いポイント還元があります。
加えてIIJmioは、実店舗でのサポートが受けられる点が大きな安心材料となっています。
様々な選択肢がありますので、自身のニーズに合わせて最適な格安SIMを選んでみてはいかがでしょうか。
ドコモから格安SIMへ乗り換えまとめ
ドコモユーザーでも手順さえ踏めば、比較的スムーズに格安SIM乗り換えは可能です。
ただし、キャリアメールの利用停止やセット割の不適用、通信容量の減少や速度低下のリスクなど、一定のデメリットが存在することも事実です。これらの点を十分に理解した上で、慎重に乗り換えへの是非を検討する必要があるでしょう。

スマゴリ
その一方で、月額料金の大幅な値下がりや各種キャンペーンを活用したコスト削減などのメリットも大きく、魅力的な選択肢です。