【2024年11月最新】格安SIMが事務手数料無料で申し込めるサービスを紹介

格安SIMを比較して申し込みを検討している人は、事務手数料無料のところがおすすめです。

通常、格安SIMの申し込みでは初期費用として3,300円(税込)の事務手数料が発生します。

SIM発行代金や端末代金などとは別に発生するお金で、思ったより初期費用が高いと感じる場合も。

この記事では、事務手数料が無料の格安SIMを紹介します。

毎月のスマホ代を安く抑えつつデータ容量を気にせず使用するなら、楽天モバイルが圧倒的におすすめです。

月額3,000円台でデータ容量無制限で使える格安スマホで、三木谷キャンペーンを利用すれば最大14,000ポイントもらえます。

キャンペーンコード：2162

格安SIMの初期費用には何がかかるの？

格安SIMの初期費用は、下記の3つがかかります。

格安SIMによっては、契約事務手数料やSIMの発行手数料、端末代金がかかります。

端末代金は、スマートフォン本体の購入費用のことです。それでは、初期費用の内訳について詳細をご説明します。

契約事務手数料

格安SIM	契約事務手数料（税込）
楽天モバイル	無料
LINEMO	無料
ahamo	無料
IIJmio	3,300円
イオンモバイル	3,300円

格安SIMに申し込む時に、契約事務手数料がかかることがあります。

店舗申し込みやオンライン申し込みの場合でも変わることは少ないです。

IIJmioやイオンモバイルなどの多くの場合は、契約事務手数料が3,300円（税込）かかりますが、格安SIMによってはこの契約事務手数料が無料の場合もあります。

上記の表にもあるとおり、楽天モバイルやLINEMO、ahamoでは契約事務手数料が無料なので、それらの格安SIMを選んでみてください。

SIMの発行手数料

格安SIM	SIMカード発行手数料（税込）	eSIM発行手数料（税込）
楽天モバイル	無料	無料
LINEMO	無料	無料
ahamo	新規契約時：無料ドコモオンラインショップでの再発行：1,100円（故障時除く）	無料（ドコモショップでの手続きでは3,300円）
IIJmio	タイプD：433.4円タイプA：446.6円	220円
イオンモバイル	無料（事務手数料3,300円がSIMカード代金相当のため）	－

格安SIMを利用するためのSIMカードやeSIMの発行手数料がかかる場合があります。

こちらは上記の表にもあるとおり無料になる格安SIMも多く、金額もそれほど大きくはありません。

また、SIMカードの場合もeSIMの場合も金額が変わらない格安SIMが多いです。

端末代金

格安SIMを新規契約する場合、端末を購入する場合は端末代金もかかります。

格安SIMでも様々な端末を取り扱っており、型落ちスマホも多く価格が安いのが特徴です。

費用を抑えてスマホを契約するのであれば、スマホ本体のコストも考慮してみてください。

事務手数料が無料の格安SIM

事務手数料が無料の格安SIMを紹介します。

格安SIM	月額料金（税込）
楽天モバイル	0～3GB：1,078円 3GB超過後～20GB：2,178円 20GB超過後：3,278円
LINEMO	3GB：990円/10GB：2,090円 20GB：2,970円/30GB：3,960円
ahamo	30GB：2,970円 110GB：4,950円
ワイモバイル	4GB：2,365円 20GB：4,015円 30GB：5,115円
povo	データ使い放題（24時間）：330円 1GB（7日間）：390円 3GB（30日間）：990円 20GB（30日間）：2,700円 60GB（90日間）：6,490円 150GB（180日間）：12,980円など

格安SIMによってプランが異なるため、月額料金や契約できるギガ数、サービス内容を確認して選ぶことが大切です。

ここでは、無条件で契約事務手数料が無料になる5社の格安SIMをご紹介します。

楽天モバイル｜データ無制限で使える

画像出典：楽天モバイル公式サイト

料金プラン（税込）	Rakuten 最強プラン 3GBまで：1,078円 20GBまで：2,178円 上限なし：3,278円
国内通話料金（税込）	22円/30秒 Rakuten Linkアプリ利用で国内通話無料
オプション（税込）	留守番電話：無料 割込通話/通話保留：無料 国際SMS：無料 通話転送：無料 SMS：無料 テザリング：無料 15分（標準） 通話かけ放題：1,100円/月 国際通話かけ放題：980円/月
店舗情報	楽天モバイルショップ：全国に1,000店以上
通信回線	楽天回線 au回線（パートナー回線利用時）
通信速度	平均ダウンロード速度： 126.71Mbps 平均アップロード速度： 34.14Mbps ※引用：みんなのネット回線速度 2024/11/23時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり
支払い方法	クレジットカード デビットカード 口座振替 代金引換 楽天ポイント利用
eSIM対応	対応あり
詳細をチェック	公式サイト

楽天モバイルはデータ無制限で使える格安SIMです。

20GB超過後は、どれだけデータ使用量でも3,278円（税込）しかかからないため、使えば使うほどお得になります。

そのため楽天モバイルは、動画や音楽を日常的に楽しむ方におすすめです。

動画視聴や音楽ストリーミングなどでは、データ使用量が増加しやすく、月間20GBを超えることもあるでしょう。

楽天モバイルなら20GB超過後は、3,278円で固定されるため、月々のデータ使用量が多くなりそうな方はぜひチェックしてみてください。

LINEMO｜LINEのデータフリー

料金プラン（税込）	LINEMOベストプラン：〜3GB 990円・〜10GB 2,090円 LINEMOベストプランV：〜20GB 2,970円・〜30GB：3,960円 ※時間帯により速度制御の場合あり ※通話料別 ※オンライン専用
国内通話料金（税込）	22円/30秒
オプション（税込）	通話準定額：550円/月※LINEMOベストプランVは追加料金なし ※一部対象外通話あり。5分超過の通話料は従量制（22円/30秒）。 通話定額：1,650円/月 通話定額 for ベストプランV：1,100円/月 持込端末保証 with AppleCare Services：950円～/月※新規受付停止中 持込端末保証：715円/月 留守電パック：220円/月 フィルタリング：無料
通信回線	ソフトバンク回線
通信速度	平均ダウンロード速度： 54.42Mbps 平均アップロード速度： 12.53Mbps ※引用：みんなのネット回線速度 2024/11/23時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり
支払い方法	クレジットカード 口座振替 PayPay残高
eSIM対応	対応あり
詳細をチェック	公式サイト

LINEMOは、LINEギガフリーでLINEのデータ通信量が発生しない格安SIMです。

LINEギガフリーとはLINEでのトークや音声通話、ビデオ電話のデータを消費せずに利用できるサービスです。そのため、その月分のデータ容量を使い切っても、LINEアプリの通信速度は落ちません。

たとえば20GBプランを契約中で、上限を超過した場合でも、LINEの通話やトークはいつも通りできます。

比較的審査に通りやすい格安SIMで、携帯ブラックリストにおすすめの格安SIMでもあります。

したがって、LINEMOは頻繁にLINEアプリを使う方におすすめの格安SIMです。

ahamo｜通信速度重視の方

料金プラン（税込）	30GB：2,970円 110GB：4,950円
国内通話料金（税込）	22円/30秒（5分以内の通話は無料）
オプション（税込）	ahamoポイ活オプション：2,200円/月 海外データ通信30GBまで無料 かけ放題オプション：1,100円/月 ケータイ補償サービス：550～1,100円/月 smartあんしん補償：330～1,100円/月
通信回線	ドコモ回線
通信速度	平均ダウンロード速度： 82.95Mbps 平均アップロード速度： 9.89Mbps ※引用：みんなのネット回線速度 2024/11/23時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり
支払い方法	クレジットカード 口座振替
eSIM対応	対応あり
詳細をチェック	公式サイト

通信速度を重視するなら、ahamoが最適の格安SIMです。

ahamoはドコモの5Gおよび4G（LTE）ネットワークを利用できるので、スマートフォンで通話やインターネットを楽しみたい方におすすめできます。

例えば、5Gエリアではインターネットの速度が向上するため、通話やLINEなどのコミュニケーションもスムーズに行えます。

ahamoは5G通信に対応しているので、通信速度を重視する方にぴったりの格安SIMです。

ワイモバイル｜オンラインショップでの申し込み

料金プラン（税込）	ギガマシマシ新プラン シンプル2　S：4GB 2,365円 シンプル2　M：20GB 4,015円 シンプル2　L：30GB 5,115円
国内通話料金（税込）	22円/30秒
オプション（税込）	データくりこし：無料 データ増量オプション：550円 だれとでも定額＋：880円 スーパーだれとでも定額＋：1,980円 故障あんしんパックプラス：759円 持込端末保証：715〜1,580円
店舗情報	ワイモバイルショップ：取扱店が全国に約4,000店 ワイモバイルショップ：全国約2,600店
通信回線	ソフトバンク回線
通信速度	平均ダウンロード速度： 89.05Mbps 平均アップロード速度： 17.06Mbps 引用：みんなのネット回線速度 ※2024/05/11時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり
支払い方法	クレジットカード 口座振替 PayPay残高
eSIM対応

ワイモバイルは、オンラインストアでの申し込みでお得に契約できます。

スマートフォンやSIMカードが最短で翌日に届くのがその理由です。

1円スマホも販売しており、スマホの購入代を安く抑えたい人におすすめ。

このように、ワイモバイルはオンラインでのサービスが充実している点が魅力です。

povo｜0円運用ができる

料金プラン（税込）	基本料金0円 データ使い放題（24時間）：330円/回 データ追加1GB（7日間）：390円/回 データ追加3GB（30日間）：990円/回 データ追加1GB（180日）：1,260円/回 データ追加20GB（30日間）：2,700円/回 データ追加60GB（90日間）：6,490円/回 データ追加300GB（90日間）：9,834円/回 データ使い放題（24回×12回分）：9,834円/回 データ追加150GB（180日間）：12,980円/回 データ追加120GB（365日間）：21,600円/回 データ追加300GB（365日間）：24,800円/回 データ追加360GB（365日間）：26,400円
国内通話料金（税込）	22円/30秒
オプション（税込）	5分以内通話かけ放題：550円 通話かけ放題：1,650円 留守番電話サービス：330円 DAZN使い放題パック（7日間）：1,145円/回
通信回線	au回線
通信速度	平均ダウンロード速度： 86.1Mbps 平均アップロード速度： 14.35Mbps ※引用：みんなのネット回線速度 2024/11/23時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり
支払い方法	クレジットカード ペイディ(口座振替/銀行振込/コンビニ払い)
eSIM対応	対応あり
詳細をチェック	公式サイト

povoは基本料金0円で利用できる格安SIMです。

使用状況に応じて、有料トッピングを追加する形式となっています。

オプションを利用しない場合の通信速度は最大128kbpsに制限されるため、インターネットやストリーミング、ビデオ通話などを行うのであればデータトッピングを購入しましょう。

データトッピングには、一回330円（税込）で24時間のデータ使い放題や990円（税込）で30日間3GBを利用できるものがあります。

このように、自分のデータ利用状況に合わせてプランを選択できるのが特徴です。

基本料金無料で、必要なデータ容量に応じてオプションを追加して運用したい方におすすめです。

povoの新規・MNPのお申し込みは「povo2.0アプリ」で簡単にお手続き！

キャンペーンや番号移行・特定のプランで事務手数料が無料になる格安SIM

格安SIMによっては、条件つきで事務手数料が無料のものがあります。

格安SIM	月額料金（税込）	事務手数料無料の条件
mineo（音声通話＋データ通信）	1GB：1,298円 5GB：1,518円 10GB：1,958円 20GB：2,178円	エントリーパッケージ購入「おかえり割引」 過去のmineo契約ユーザーを対象
J:COMモバイル	1GB：1,078円 5GB：1,628円 10GB：2,178円 20GB：2,728円	Aプラン ST（音声+データ）にWEBから新規申し込み
NUROモバイル	3GB：792円 5GB：990円 10GB：1,485円 20GB：2,699円 20GB（Lite）：2,090円 40GB：3,980円	NEOプラン（20～40GB）

上記の3社は、いずれも特定のプラン限定で事務手数料が無料になります。

審査なしの格安SIMを探している人にもおすすめです。

mineo｜キャンペーンや独自サービス

料金プラン（税込）	マイピタ【音声通話＋データ通信】 1GB：1,298円 5GB：1,518円 10GB：1,958円 20GB：2,178円 マイそく【音声通話＋データ通信】 スタンダード（最大1.5Mbps）：990円 プレミアム（最大3Mbps）：2,200円 ライト（最大300kbps）：660円 スーパーライト（最大32kbps）：250円 ※データ通信のみは別料金
国内通話料金（税込）	22円/30秒
オプション（税込）	10分かけ放題：550円/月 時間無制限かけ放題：1,210円/月 家族割引：−55円 （デュアルタイプ3回線目以降は−165円） 複数回線割引：−55円
通信回線	ドコモ・au・ソフトバンク回線
通信速度	平均ダウンロード速度： 51.94Mbps 平均アップロード速度： 13.33Mbps ※引用：みんなのネット回線速度 2024/11/23時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり
支払い方法	クレジットカード
eSIM対応	対応あり
詳細をチェック	公式サイト

mineoでは、エントリーパッケージを提供しています。

これは格安SIMの申し込みに利用できるもので、Amazonなどのオンラインショップで入手可能です。

エントリーパッケージにはエントリーコードが含まれており、これを申し込み時に入力すると事務手数料が無料になります。

さらに、以前にmineoを契約していた場合であれば、再契約時に一度だけ事務手数料が無料になります。

初期費用を抑えたい方は、mineoをぜひご利用ください。

J:COMモバイル｜キャンペーン

料金プラン（税込）	音声プラン（音声通話＋データ通信） 【通常月額料金】 1GB：1,078円 5GB：1,628円 10GB：2,178円 20GB：2,728円
国内通話料金（税込）	22円/30秒
オプション（税込）	かけ放題（5分/回）：月額550円 かけ放題（60分/回）：月額1,650円
通信回線	au回線
通信速度	平均ダウンロード速度： 43.32 Mbps 平均アップロード速度： 8.96 Mbps ※引用：みんなのネット回線速度 2024/11/23時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり
支払い方法	クレジットカード
eSIM対応	対応あり
詳細をチェック	公式サイト

J:COMモバイルは、事務手数料が無料になるキャンペーンがあります。

キャンペーンの適用条件は以下のとおりです。

条件	Aプラン ST（音声＋データ）にWEBから申し込み、その翌月末までに回線開通をする
適用	1世帯最大5回線
適用対象外	機種変更、DプランSIMカードを注文した場合

ここで重要なのは、1世帯あたり最大5回線までがキャンペーンの対象となる点です。

複数の回線を家族全員でお得に利用することができます。

そのため、J:COMモバイルの事務手数料を無料にするためには、キャンペーンを活用することがおすすめです。

家族全員でJ:COMモバイルを利用して、初期費用を抑えましょう。

NUROモバイル｜NEOプランのみ

料金プラン（税込）	NEOプラン：2,699円（20GB） NEOプランW：3,980円（40GB） バリュープラスVSプラン：792円（3GB） バリュープラスVMプラン：990円（5GB） バリュープラスVLプラン：1,485円（10GB） バリュープラスVLLプラン：1,790円（15GB） かけ放題ジャスト5分かけ放題プラン：930円（1GB） かけ放題ジャスト10分かけ放題プラン：1,320円（1GB） かけ放題ジャストかけ放題プラン：1,870円（1GB） ※データ＋SMS・データ専用プランは別料金
国内通話料金（税込）	11円/30秒（NUROモバイルでんわ） 22円/30秒（従来の通話）
オプション（税込）	通話定額オプション（5分/490円・10分/880円・かけ放題/1,430円） バリューデータフリー：無料　※対象プランは5分かけ放題プラン・10分かけ放題プラン・バリュープラス 5Gオプション：無料
通信回線	ドコモ・au・ソフトバンク回線
通信速度	平均ダウンロード速度： 36.02Mbps 平均アップロード速度： 12.24Mbps ※引用：みんなのネット回線速度 2024/11/23時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり
支払い方法	クレジットカード
eSIM対応	対応あり
詳細をチェック	公式サイト

NUROモバイルは、事務手数料無料のNEOプランがあります。

下記にNEOプランの内容をまとめました。

プラン	データ容量	月額料金（税込）
NEOプラン	20GB	2,699円
NEOプランW	40GB	3,980円

NEOプランまたはNEOプランWのいずれかと契約すれば、事務手数料を払う必要がありません。どのプランも5Gに対応しているため、通信速度が速いといえます。

したがってNUROモバイルでは、スマートフォンを効率的に利用できるプランが魅力です。

事務手数料が無料になるオプションもあり、5G対応で、費用を抑えながら快適に利用できます。

格安SIMの事務手数料を無料にする方法

格安SIMの事務手数料を無料にする方法は以下の4つがあります。

格安SIMの中には、上記の方法を用いることで、事務手数料を無料にすることが可能なものもあります。

具体的な方法については、次で詳しく説明します。

オンラインショップで申し込む

オンラインストアで申し込むことで、事務手数料が免除される場合があります。

WEBを利用すると、手続きが簡単に行えるのがメリットの一つです。

格安SIM側でも事務処理が簡素化されるため、手数料が発生しないことがあります。

以下は、オンラインストアで事務手数料が無料で申し込める格安SIMです。

一部の格安SIMには条件がありますが、それでも事務手数料が無料で申し込めるのは魅力的です。

この条件で契約するには、オンラインストアからの申し込みが最適です。

キャンペーンを利用する

格安SIMによってはキャンペーンによって事務手数料が免除されることがあります。

事務手数料の免除、キャッシュバック、月額料金の割引、ポイント還元など、キャンペーンの特典の種類はさまざまです。

2024年11月時点で、事務手数料無料のキャンペーンを実施しているのはJ:COMモバイルのみです。

J:COMモバイルのキャンペーンは、WEB経由でAプランST（音声＋データ）に申し込み、その翌月末までに回線を開通させることが条件です。

他の格安SIMでも事務手数料無料のキャンペーンを開始する可能性があるため、格安SIMの購入を検討する際は公式サイトの情報を確認しましょう。

番号移行で申し込む

番号移行が可能な格安SIMもあり、事務手数料が無料になる場合があります。

MNPと呼ばれるこの仕組みを利用すれば、現在の電話番号をそのまま新しい格安SIMに乗り換えが可能です。

特定の時期には、番号移行を条件に事務手数料が無料となるキャンペーンが行われることがあります。

申し込む前に、そのようなキャンペーンが開催されているかどうか確認することがおすすめです。

エントリーパッケージを購入する

エントリーパッケージを利用することで、事務手数料を無料にして格安SIMを申し込むことができます。

エントリーパッケージは、オンラインストアやコンビニエンスストアで購入可能です。

この方法を使用して事務手数料を無料にできる格安SIMの代表例は以下の通りです。

エントリーコードを利用することで、手数料を無料にできる場合があります。

格安SIMへ事務手数料無料で申し込む方法

格安SIMへ事務手数料無料で申し込む方法をご紹介します。

公式サイトで正しい方法で申し込みを行うことが大切です。

ここでは手順の詳細をご説明していきます。

手順1：事務手数料無料の格安SIMを選ぶ

まずは事務手数料が無料の格安SIMを選びましょう。

以下の格安SIMは契約事務手数料が無料です。

格安SIM	特徴	詳細をチェック
楽天モバイル	高品質な通信やポイント還元などサービスが充実	公式サイト
LINEMO	通話やLINEトークなどでデータ通信量を気にせず使える	公式サイト
ahamo	通常プランで月30GB使用可能	公式サイト
ワイモバイル	Yahoo!プレミアム会員特典が使い放題。Yahoo!ショッピング利用でPayPayポイント還元あり	公式サイト
UQモバイル	自宅セット割により家族全員で月額料金の割引を受けられる	公式サイト
mineo	データ容量上限に達してもフリータンクで容量を分けてもらえる	公式サイト
povo	基本料金無料。データトッピングのような有料オプションで柔軟にプランを決められる	公式サイト
J:COMモバイル	au 4G LTE対応のため、全国で快適に使える	公式サイト
NUROモバイル	既存のスマホへのSIMカード挿入だけで使える	公式サイト

上記の表にある特徴などを比較して、長く便利に利用できそうな格安SIMを選びましょう。

手順2：必要なものを準備する

格安SIMの契約を進める際に、必要なものを事前に揃えてください。

これらが揃っていないと、契約手続きが完了できません。

例えば、楽天モバイルの場合、以下のものが必要です。

• 本人確認書類
• 楽天会員のユーザーIDとパスワード
• クレジットカードと銀行口座
• MNP予約番号（特定のキャリアへの転出・転入に限る）

手続きに必要なものは、格安SIMの公式サイトで確認できます。

MNPワンストップ方式の導入により、特定のキャリアではMNP予約番号の発行が不要になりました。

手順3：格安SIMへ申し込み

手続きの準備ができたら、格安SIMへの申し込みを行いましょう。

ほとんどの公式サイトでは、オンラインでの申し込みができます。

公式サイトの申込フォームにアクセスし、プラン、コース、回線を選択してください。

その後、住所や名前、口座情報などの個人情報を入力します。

入力内容を確認し、間違いがなければ申し込みを完了させてください。

手順4：初期設定

格安SIMが手元に届いたら、まず初期設定を行いましょう。

初期設定は、SIMカードの挿入とAPNの設定が挙げられます。

SIMカードを挿入する際には、スマートフォンの電源をオフにしてください。

APN設定は、iPhoneとAndroidで異なるので注意が必要です。

ご使用の端末に応じて、以下の手順を参考にしてください。

端末・iPhone

1. iPhoneを自宅Wi-Fiなどに接続
2. ブラウザ（Safari）を起動
3. プロファイルのURLにアクセスする
4. 構成プロファイルをダウンロード
5. 「閉じる」をタップ
6. 「設定」→「一般」→「プロファイル」の順でタップし、契約したSIMのプロファイルを選択してインストール
7. iPhoneのパスコードを入力し承諾画面の「次へ」をタップ
8. 警告画面の「インストール」をタップし、完了画面に入れば「完了」をタップ。インターネットにつながれば設定完了

端末・Android

1. 「設定」→「その他」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順でタップしてAPN画面に入る
2. 「メニュー」→「新しいAPN」をタップ
3. 「アクセスポイントの編集」で名前、APN、ユーザー名、パスワードを入力し保存
4. APN画面に戻り設定した名前をタップすれば完了

SIMカード挿入とAPN設定が完了すると、スマートフォンが使えるようになります。

格安SIMの事務手数料無料に関する注意点

格安SIMを事務手数料無料で契約するときには、以下の点に注意しましょう。

格安SIMによっては各種手数料が発生することがありますが、MNPに関する手数料はかからない場合が多いです。

一方、事務手数料が発生する場合でも、月額料金が非常に安いため実質お得になる格安SIMも存在します。

契約先を選ぶ際のポイントについて、以下にまとめました。

初期費用には事務手数料とSIMカードの発行手数料がかかることがある

格安SIMの中には、以下のような初期費用が必要となる場合があります。

• 事務手数料
• SIMカード発行手数料

月額料金以外に各種手数料が記載されていることもあるため、格安SIMの公式サイトで注意して確認してください。

特に初期費用の有無を見逃さないようにしましょう。

MNPに関わる手数料は無料

格安SIMでは、携帯番号ポータビリティ（MNP）関連の手数料が無料となっています。

これは、2021年4月1日から総務省がMNP手数料の無料化を実施したためです。

引用：総務省「携帯電話・PHSの番号ポータビリティ」

MNPとは、現在の電話番号をそのままに、新しい携帯サービスに移行できる制度です。

しかし、2021年の法改正前は、MNPには手数料が必要でした。

2021年4月1日以降、MNP手数料が不要となったため、契約時の費用が抑えられる可能性があります。

事務手数料がかかっても月額料金がお得な格安SIMもある

格安SIMには初期費用がかかる場合がありますが、それでも月額料金がお得なものもあります。

以下に、初期費用が必要な格安SIMとその月額料金、初期費用の詳細をまとめました。

格安SIM	月額料金（税込）	事務手数料
IIJmio（音声SIM）	2GB：850円 5GB：990円 10GB：1,500円 15GB：1,800円 20GB：2,000円	3,300円
イオンモバイル（さいてきプラン。20GB以上はさいてきプラン MORIMORI）	0.5GB：803円 1GB：858円 2GB：968円 3GB：1,078円 4GB：1,188円 5GB：1,298円 6GB：1,408円 7GB：1,518円 8GB：1,628円 9GB：1,738円 10GB：1,848円 20GB：1,958円 30GB：3,058円 40GB：4,158円 50GB：5,258円	3,300円
HIS Mobile（自由自在2.0プラン）	100MB未満の月：290円 1GB：550円 3GB：770円 7GB：990円 10GB：1,340円 20GB：2,090円 30GB：2,970円	3,300円
LIBMO（なっとくプラン、音声通話機能付きSIM）	3GB：980円 8GB：1,518円 20GB：1,991円 30GB：2,728円	3,300円
QTmobile（ドコモ回線、データ＋通話コース）	2GB：1,100円 4GB：1,540円 6GB：1,760円 10GB：1,980円 20GB：2,200円 30GB：3,300円	3,300円
BIC SIM（音声通話機能付きSIM）	2GB：850円 5GB：990円 10GB：1,500円 15GB：1,800円 20GB：2,000円	3,300円（Web申し込みでは1,650円）
BIGLOBE mobile（音声通話SIMタイプA・タイプD）	1GB：1,078円 3GB：1,320円 6GB：1,870円	3,300円
LinksMate（音声通話+SMS+データ通信）	0.5GB：715円 1GB：737円 2GB：770円 3GB：902円 4GB：1,078円 5GB：1,210円 6GB：1,342円 7GB：1,463円 8GB：1,606円 9GB：1,705円 10GB：1,870円 20GB：2,970円 30GB：3,905円 40GB：4,840円 50GB：5,500円 100GB：8,305円 1TB：49,852円	3,300円
y.u mobile（音声通話SIM）	5GB：1,070円 10GB：2,970円 20GB：4,170円	3,300円
b-mobile（990 JUST FIT）	1GB：1,089円以降、1GB追加ごとに220円ずつアップ	3,300円
NifMo（音声通話SIM）	3GB：1,760円 7GB：2,530円 13GB：3,850円 30GB：4,730円 50GB：6,050円	3,300円
TONEモバイル	動画1GB：1,100円	3,300円
日本通信SIM	1GB：290円 3GB：2,728円 3GB＋月間6万歩で最大1GB追加：1,738円 10GB（2023年4月27日までは6GB）：1,390円 30GB：2,178円	3,300円

例えば、IIJmioの2GBプランは月額850円（税込）で利用可能です。

インターネットの利用頻度が低いスマートフォンユーザーであれば、2GBのデータ容量でも十分に利用できます。

このように、初期費用がかかっても、月額料金の安さを重視して格安SIMを選ぶ方法も考えられます。

格安SIMの事務手数料無料に関するよくある質問

格安SIMの事務手数料無料に関するよくある質問とそれぞれに対する回答をご紹介します。

上記の質問のうち心当たりのあるものがあれば、それに対する回答を参考にしてみてください。

格安SIMの事務手数料はいくらかかる？

格安SIMによって契約事務手数料は異なります。

たとえば、楽天モバイルやahamo、LINEMOでは契約事務手数料が無料です。

一方、IIJmioやイオンモバイルは3,300円（税込）の契約事務手数料が必要です。このように格安SIMによって、契約事務手数料の有無が異なります。

イオンモバイルやHISモバイルの事務手数料は？

イオンモバイルとHISモバイルでは、どちらも事務手数料は3,300円（税込）です。

ただし、契約するデータ量やサービス内容、キャンペーンの有無によっては、事務手数料が発生しても総合的にお得になることがあります。

事務手数料がかかっても、自分に最適なサービスを提供する格安SIMなら契約する価値があります。

プラン変更やSIMの入れ替えに手数料はかかる？

格安SIMによって、プラン変更やSIM入れ替えの手数料は異なります。

楽天モバイルでは、プラン変更に伴う解約料や事務手数料は不要です。対照的に、イオンモバイルでは特定のプラン変更の際に3,300円（税込）の手数料が発生します。

このように、プラン変更やSIMカード交換にかかる費用は、格安SIMの会社によって変わってきます。

格安SIMの事務手数料無料まとめ

事務手数料が無料の格安SIMは以下のとおりです。

初期費用を抑えたい方は、上記の格安SIMを検討してみてください。

格安SIM	特徴
楽天モバイル	高品質な通信やポイント還元などサービスが充実
ワイモバイル	Yahoo!プレミアム会員特典が使い放題。Yahoo!ショッピング利用でPayPayポイント還元あり
mineo	データ容量上限に達してもフリータンクで容量を分けてもらえる
UQモバイル	自宅セット割により家族全員で月額料金の割引を受けられる
ahamo	通常プランで月30GB使用可能
LINEMO	通話やLINEトークなどでデータ通信量を気にせず使える
povo	基本料金無料。データトッピングのような有料オプションで柔軟にプランを決められる
J:COMモバイル	au 4G LTE対応のため、全国で快適に使える
NUROモバイル	既存のスマホへのSIMカード挿入だけで使える

ただし、事務手数料がかかる場合でも、月額料金や提供されるサービスによっては、経済的にメリットのある格安SIMも存在します。

格安スマホ・格安SIMのおすすめ記事