ゴリラ
iPhoneを乗り換えの割引で買いたいんだけど、どこがお得?
最近のiPhoneは価格が高くなったこともあり、キャリアの乗り換えキャンペーンをうまく使って購入したいですね。
この記事では最新の情報をもとにiPhone歴14年の筆者が「僕だったらこうやってゲットする」という方法を提案します。
- 最新のiPhone:楽天モバイル、その他の大手キャリアで
- 型落ちiPhone・SE・中古:使い方や目的によって変わる
- 乗り換え先を決める前に「最新のiPhoneか、それ以外か」、「2年で機種変更するか、それ以上使うか」の2点を決めておくと良い
iPhoneの下取り増額キャンペーンを実施中!
例えば、iPhone 13の128GBを下取りに出すと52,250円相当還元されます。
下取りプログラムは10,450円なので、iPhoneの機種変更をするならiPhoneの下取り増額キャンペーンが圧倒的にお得。
11月下旬には終了するキャンペーンなので、iPhoneの下取り増額キャンペーンを使って最新のiPhone16や型落ちでハイスペックなiPhone 15に機種変更しましょう。
iPhoneを乗り換えキャンペーンで買う際に知っておきたいこと
キャンペーンを使って少しでもお得に購入するために、最低限知っておきたいことだけ、サクッとお伝えしていきます。
「乗り換え契約」の割引は上限4.4万円に制限
2023年12月にスマホの割引に関するルールが改正され、スマホの契約に紐づく割引は税込4.4万円までになりました。
2024年10月現在、各社とも制限ギリギリの最大4.4万円の割引を行っています。
- ドコモ「5G WELCOME割」
- au「au Online Shop お得割」
- ソフトバンク「オンラインショップ割」
- 楽天モバイル「ポイント還元キャンペーン」
新型iPhone 16の発売に伴い、旧モデルのiPhone 15が値下げされています。
スペックが高い型落ちiPhoneを購入するチャンスです。
「一括1円」はなくなった
上記のとおり、2023年末から割引規制が改定されたことで、最安モデルでも6万円台のiPhoneは「一括1円!」のような極端な価格での販売ができなくなりました。
ただし、ワイモバイルなど一部のキャリアでは1円スマホキャンペーンを行っています。
「乗り換え」で最新のiPhoneが買えるのは大手キャリアだけ
最新のiPhoneを新品で購入できるキャリアは大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の4社に限られています。
逆に言えば、型落ちiPhoneや中古iPhoneでも良ければ、購入先の選択肢が広がります。
事前に整理しておきたい2つの質問
ベストな乗り換え先は、その人の契約状況やiPhoneの使い方によって変わります。
そこで、まずは以下の2つの質問への答えを考えてみてください。比較的、スムーズに自分に合ったところを見つけられるようになります。
- 購入するiPhoneの機種
「最新」か「型落ち・SE・中古」か - 新しいiPhoneの利用予定期間
「2年の可能性が高い」か「できるだけ長く使いたい」か
iPhone 15を乗り換えキャンペーンで安く買う方法
先述のとおり、最新のiPhoneが欲しいなら、大手キャリアの4社の中から選ぶ必要があります。
最新のiPhone 15シリーズの価格は以下のとおり。
▼iPhone 15▼
iPhone 15 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 149,490円 | 172,040円 | 212,300円 |
au | 145,640円 | 166,780円 | 206,930円 |
ソフトバンク | 140,832円 | 166,320円 | 206,640円 |
楽天モバイル | 131,800円 | 153,800円 | 187,800円 |
アップルストアオンライン | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 |
▼iPhone 15 Plus▼
iPhone 15 Plus | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 168,740円 | 190,080円 | 230,890円 |
au | 163,490円 | 184,850円 | 225,360円 |
ソフトバンク | 163,440円 | 184,320円 | 224,640円 |
楽天モバイル | 146,800円 | 167,800円 | 204,800円 |
アップルストアオンライン | 139,800円 | 154,800円 | 184,800円 |
▼iPhone 15 Pro▼
iPhone 15 Pro | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 192,060円 | 218,790円 | 255,090円 | 291,830円 |
au | 185,860円 | 211,930円 | 248,560円 | 285,420円 |
ソフトバンク | 185,760円 | 211,680円 | 248,400円 | 285,120円 |
楽天モバイル | 174,700円 | 192,800円 | 225,800円 | 259,800円 |
アップルストアオンライン | 終売 | 終売 | 終売 | 終売 |
▼iPhone 15 Pro Max▼
iPhone 15 Pro Max | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|
ドコモ | 236,940円 | 273,680円 | 305,910円 |
au | 230,360円 | 267,100円 | 303,850円 |
ソフトバンク | 229,680円 | 266,400円 | 293,040円 |
楽天モバイル | 210,800円 | 244,800円 | 276,800円 |
アップルストアオンライン | 終売 | 終売 | 終売 |
※価格は9月14日時点のもの
それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格は各キャリア公式ウェブサイトを確認してください。
ドコモ
au
ソフトバンク
楽天モバイル
アップルストアオンライン
最新のiPhoneを買うなら、以下の優先順位で検討するのがおすすめです。
- 楽天モバイル
- その他の大手キャリア
優先度① 楽天モバイル
- お得度:★★★
- こんな人におすすめ
- 基本的にすべての人
- まだ楽天モバイルを契約したことがない人
- 買い切りたい人(2年以上、長く使いたい人)
- 維持費込みで安くしたい人
- こんな人には微妙
- メイン端末を乗り換えようと思っている人
真っ先に検討したいのが楽天モバイルです。
- 4キャリアの中では一括価格が最も安い
- さらにポイント還元・割引がある
- 維持費が安い
- 2年間、半額の負担で使えるプログラムもある
端末を買い切りたい人も、2年間使って返したい人も、すべての人がお得に購入できます。
楽天モバイルは「新規契約」もおすすめ
ゴリラ
でも、楽天モバイルに乗り換えるのはな〜。電波が微妙なんでしょ?
楽天モバイルは2024年4月にプラチナバンドの試験発射を始めました。
しかし正式なサービスとして提供されるのはもう少し先になりそうで、現時点で他社よりも繋がりづらいのは事実です。
僕も現時点でメイン回線を移すのはおすすめしません。
そこで推奨したいのが楽天モバイルを新規契約する方法です。
キャンペーン | 乗り換え契約 | 新規契約 |
---|---|---|
①楽天モバイルを初めて契約 | 6,000ポイント | 2,000ポイント |
②対象端末購入 | iPhone:最大32,000ポイント Android:最大6,000ポイント | |
③三木谷さんの紹介ページから申し込み (解説記事) | 最大1.4万ポイント ※①③との併用は不可 ※2回線目OK | 最大7,000ポイント ①③との併用は不可 ※2回線目OK |
合計 | 最大3.4万円還元 | 最大2.8万円還元 |
維持費も1,078円〜なので、仮に半年くらい契約し続けるとしても、それ以上のポイント・割引を受けられるということですね。
優先度② その他の大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)
- お得度:★★☆
- こんな人におすすめ
- 向こう2年で次の機種に買い換える予定の人
- iPhone 15(128GB)を購入する人
- 22歳以下(学割期間中は)
- こんな人には微妙
- 維持費込みで安く収めたい人
ドコモ・au・ソフトバンクのiPhoneは、元々の価格が高めに設定されており、どうしても優先度が下がります。
しかし、条件さえ合えば、そこまで悪い選択でもありません。
- 乗り換えで最大4.4万円の還元がある(一部端末のみ)
- 22歳以下ならさらに割引(学割)を受けられる(学割期間中のみ)
- 返却プログラムがわりと優秀
ドコモ・au・ソフトバンクでは乗り換え割引・学割を行っています。
- ドコモ「5G WELCOME割」:最大4.4万円割引
- au「au Online Shop お得割」:最大2.2万円割引
- ソフトバンク「オンラインショップ割」:最大43,968円割引
▼学割▼
- au「スマホスタート応援割」:1年間、20GBが1,078円で利用可
- ソフトバンク「ソフトバンクデビュー割」:半年間、20GBが1,078円で利用可
家電量販店で最新のiPhoneを買うのは微妙
繰り返しになりますが、2023年12月以降、家電量販店でも「一括1円」というような販売ができなくなりました。
規制以降は各社の公式オンラインショップと同程度の割引しかおこなっていません。
店舗へ足を運ぶ労力や、店頭でかかる事務手数料・頭金まで考えると、最新のiPhoneを買うなら各社のオンラインショップを使う方がコスパが良いです。
型落ち・SE・中古iPhoneを乗り換えキャンペーンで安く買う方法
最新ではない型落ちiPhone、廉価モデルのiPhone SE、中古のiPhoneでも良いなら、選択肢はグッと広がります。
旧モデルのiPhone 14・13シリーズ、iPhone SE(第3世代)の最新の価格は以下のとおり。
▼iPhone 14▼
iPhone 14 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 124,465円 | 161,480円 | 201,740円 |
au | 127,900円 | 161,770円 | 201,925円 |
ソフトバンク | 127,440円 | 終売 | 終売 |
楽天モバイル | 120,910円 | 135,900円 | 165,900円 |
アップルストアオンライン | 112,800円 | 127,800円 | 157,800円 |
▼iPhone 14 Plus▼
iPhone 14 Plus | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 158,180円 | 179,520円 | 220,330円 |
au | 158,490円 | 179,850円 | 220,355円 |
ソフトバンク | 149,760円 | 167,760円 | 202,320円 |
楽天モバイル | 135,900円 | 150,900円 | 180,900円 |
アップルストアオンライン | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 |
▼iPhone 14 Pro▼
iPhone 14 Pro | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 174,130円 | 198,880円 | 238,480円 | 275,220円 |
au | 175,860円 | 201,925円 | 238,555円 | 275,415円 |
ソフトバンク | 173,520円 | 190,800円 | 226,080円 | 261,360円 |
楽天モバイル(楽天市場店で販売) | 150,900円 | 165,900円 | 195,900円 | 225,900円 |
アップルストアオンライン(終売) | – | – | – | – |
▼iPhone 14 Pro Max▼
iPhone 14 Pro Max | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 201,850円 | 220,330円 | 257,070円 | 289,300円 |
au | 201,925円 | 220,355円 | 257,100円 | 293,845円 |
ソフトバンク | 191,520円 | 208,800円 | 244,080円 | 279,360円 |
楽天モバイル(楽天市場店で販売) | 165,900円 | 180,900円 | 210,900円 | 240,900円 |
アップルストアオンライン(終売) | – | – | – | – |
※価格は9月14日時点のもの
それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格は各キャリア公式ウェブサイトを確認してください。
ドコモ
au
ソフトバンク
楽天モバイル
アップルストアオンライン
▼iPhone 13▼
iPhone 13 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 110,209円 | 158,180円 | 199,430円 |
au | 終売 | 終売 | 終売 |
ソフトバンク | 115,200円 | 終売 | 終売 |
楽天モバイル | 108,700円 | 123,900円 | 153,910円 |
UQモバイル | 114,720円 | – | – |
ワイモバイル | 115,200円 | 131,040円 | 161,280円 |
アップルストアオンライン(終売) | – | – | – |
▼iPhone 13 mini▼
iPhone 13 mini | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 終売 | 終売 | 終売 |
au | 終売 | 終売 | 終売 |
ソフトバンク | 終売 | 終売 | 終売 |
楽天モバイル | 終売 | 終売 | 終売 |
アップルストアオンライン(終売) | – | – | – |
▼iPhone 13 Pro▼
iPhone 13 Pro | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 終売 | 終売 | 終売 | 終売 |
au | 終売 | 終売 | 終売 | 終売 |
ソフトバンク | 終売 | 終売 | 終売 | 終売 |
楽天モバイル(楽天市場店で販売) | 終売 | 終売 | 終売 | 終売 |
アップルストアオンライン(終売) | – | – | – | – |
▼iPhone 13 Pro Max▼
iPhone 13 Pro Max | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 終売 | 終売 | 終売 | 終売 |
au | 終売 | 終売 | 終売 | 終売 |
ソフトバンク | 終売 | 終売 | 終売 | 終売 |
楽天モバイル(楽天市場店で販売) | 終売 | 終売 | 終売 | 終売 |
アップルストアオンライン(終売) | – | – | – | – |
※価格は9月14日時点のもの
それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格は各キャリア公式ウェブサイトを確認してください。
ドコモ
au
ソフトバンク
楽天モバイル
アップルストアオンライン
iPhone SE (第3世代) | 64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 73,370円 | 82,280円 | 104,500円 |
au | 70,935円 | 82,190円 | 103,415円 |
ソフトバンク | 73,440円 | 81,360円 | 99,360円 |
楽天モバイル | 62,800円 | 69,800円 | 84,800円 |
UQモバイル | 70,935円 | 82,190円 | 103,415円 |
ワイモバイル | 73,440円 | 81,360円 | 99,360円 |
アップルストアオンライン | 62,800円 | 69,800円 | 84,800円 |
※価格は9月14日時点のもの
それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格は各キャリア公式ウェブサイトを確認してください。
ドコモ
au
ソフトバンク
楽天モバイル
アップルストアオンライン
最新ではないiPhoneの場合は、目的や使い方によって、おすすめの購入先が変わります。
- とりあえず万人が検討:楽天モバイル
- 2年で買い換える予定:その他の大手キャリア
- 中古でもOK:大手キャリア、サブブランドのCertified(認定中古品)
- 維持費まで抑えたい:サブブランド、格安SIM
とりあえず万人が検討:楽天モバイル
また楽天モバイルかよ、と思われるかもしれませんが、実際にお得なので取り上げざるを得ません。
楽天モバイルでは型落ちiPhone(iPhone 14・13)でもポイント還元・割引を受けられます。
基本的に最新のiPhoneのときと考え方は同じ。
端末価格が安く、維持費も抑えられ、さらに返却プログラムもあるため、欲しいiPhoneが楽天モバイルにあるなら、最優先で検討したいです。
「買い切り」「2年で返却」どちらでも最安レベルです。
2年で買い換える予定:その他の大手キャリア
こちらも最新のiPhoneのときと考え方は同じ。
- 乗り換えで最大4.4万円の還元
- 22歳以下ならさらに割引(学割期間中のみ)
- 返却プログラムの条件が良い
とくに22歳以下だったり、2年できっちり買い替えていくつもりなら、ドコモ、au、ソフトバンクへの乗り換えを選択肢に入れても良いでしょう。
ただし、大手キャリアの旧モデルは品薄になりがちです。在庫は要チェックです。
中古でもOK:大手キャリア・サブブランドのCertified
ここまでは基本的に新品のiPhoneを購入する前提でした。
しかし最近は「乗り換えで、中古の安いiPhoneを買う」という選択肢も生まれています。
各キャリアのCertified(認定中古品)を乗り換えで買うメリットは、
- 品質が担保されている
- 新品より圧倒的に安い
- キャリアの「最大2.2万円割引」も受けられる
またCertifiedは、ワイモバイルやUQモバイルでも販売されています。維持費まで含めてがっつり抑えたいなら、狙い目です。
ただし、各社ともCertifiedは2年後に返却するプログラムには入れません。
維持費まで抑えたい:サブブランド、格安SIM
乗り換えでiPhoneを買う場合、端末価格だけでなく、毎月のランニングコストも忘れてはいけません。
トータルで負担を抑えるために、プラン料金が安い大手のサブブランド、格安SIMを比較するという考え方も賢明です。
- サブブランド:ワイモバイル、UQモバイル
- 格安SIM:IIJmio、mineoなど
正直なところ、格安SIMにはド派手な割引はありませんし、返却プログラムも使えません。
しかし、IIJmio、mineo あたりは、格安SIMの中でもかなり頑張っている方だと思うので、覗いてみても良いでしょう。
乗り換えでiPhoneを買うときの個人的なアドバイス
「維持費までしっかり考えておく」。これに尽きます。
乗り換えでお得なキャンペーンを打ち出せるのは、資金力がある大手キャリアが中心です。
しかし、iPhoneをお得に買うために、本来は不要な割高なプランを払っていては本末転倒です。
個人的には何が何でもお得な割引を狙うのではなく、ほどほどにお得なiPhoneを、安く維持できるところで買うのが、最も賢い方法だと考えています。
検討の際に、少しでもこの記事の考え方が参考になればうれしいです!
↑旧モデル(型落ち)iPhone、SEをお得に買う方法を復習する
ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です
契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。
- 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
- オンライン限定キャンペーンがある
- オプション不要・しつこい営業がない
- 来店不要・待ち時間がない
金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(待ち時間・勧誘なし)も大きく、おすすめ。
また、各社が直営する公式オンラインショップなので安心して契約できます。
少しでもお得にかしこく契約したいと思っている人は、ぜひオンラインショップを使ってみてください。