現在auユーザーでほかのキャリアに乗り換えたいと思っている方はいらっしゃいませんか?
もし、よくスマホで通話するので今の電話番号を引き続き使用したいということであれば、MNP転出の手続きが便利です。
ゴリラ
本記事ではauにおけるMNP転出手続きの流れについて解説しますので、参考にしてください。
またMNP転出しようと思っているけれども、具体的な転出先をまだ決めかねている方はいませんか?
本記事ではauからmineoなど、おすすめの乗り換え先についてもいくつかピックアップしていますので、ぜひ乗り換え先候補の絞り込みの参考にしてみてください。
auのMNP転出・解約の前にすること
auで実際にMNP転出手続きを進める前にやるべきことがいくつかあります。
具体的にやるべきこととは以下の通りです。
- au WALLETポイントを使い切る
- SIMロック解除を行う
- キャリアメールを保存する
それぞれ解約前になぜやるべきか以下で解説しますので、参考にしてください。
au WALLETポイントを使い切る
auからMNP転出する際にau WALLETポイントが貯まっているのなら、できるだけ早く使い切ることがおすすめです。
ただしau WALLETポイントはauを解約しても、引き続き利用することは可能なので解約までにすべて使い切る必要はありません。
しかしau WALLETポイントには有効期限があり、失効してしまいます。
有効期限間近のポイントがあれば、できるだけ速やかに使い切ってください。
SIMロック解除を行う
もしauで購入したスマホ端末をMNP転出先のキャリアでも引き続き使用する場合、機種によってはSIMロック解除手続きが必要です。
SIMロック解除手続きが必要かどうかは、購入した時期によって異なります。
まず2021年10月1日以降に新規販売された端末を購入した方は、SIMロック解除手続きは不要です。
そもそもSIMロック設定がされていないからです。
一方SIMロック解除対応製品を購入した方は、購入日が2022年10月1日以降であればSIMロック解除した状態で商品が引き渡されています。
つまり自分で解除手続きする必要はありません。
ただし2022年8月1日から9月30日までにSIMロック解除対応製品を購入した場合、販売後に準じてSIMロック解除されます。
SIMロック解除対応製品とは、2021年9月30日以前に発売されたスマホ端末のことです。
ただし販売された以下のモデルで2021年9月24日に発売されたものは対象外です。
- iPhone13シリーズ(iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone 13、iPhone 13 mini)
- iPad(第9世代)
- iPad mini(第6世代)
以上で紹介したモデルはSIMロック設定がされていないので、解除手続きは不要です。
2021年10月1日以降に新発売されたauのスマホ端末を購入した場合、SIMロックがそもそも設定されていません。
よってSIMロック解除の手続きは不要です。
2021年9月30日以前に発売されたスマホ端末の場合、SIMロック解除をしなければなりません。
My auアプリもしくは店頭にてSIMロック解除手続きは可能です。
自分の機種がSIMロックを解除しなければならないかどうかはまずMy auにアクセスします。
そして「SIMロック解除のお手続き」をタップし「au/UQ mobileで購入した端末」タブで確認できます。
キャリアメールを保存する
auを解約するとauのキャリアメールが利用できなくなるので注意してください。
au解約後31日経過するとメールサーバー内のデータはすべて削除されてしまいます。
もし大切なメールがあれば、別のところで保存する必要があります。もしくは「au メール持ち運び」サービスを利用してください。
au メール持ち運びとはau解約後も引き続きauで使っていたキャリアメールを利用できるオプションです。
こちらのオプションを利用すれば、メールサーバー内のデータは保存されます。
ただし、月額で税込330円(税込)かかりますので、その点についても覚えておきましょう。
auのMNP転出をWebで手続きする手順
auからMNP転出をする場合、以下の流れで手続きを進めていきます。
- 事前準備を整える
- MNP予約番号を取得する ※特定のキャリアへの転出に限る
①事前準備を整える
サーバーで保存されているユーザー情報をMNP転出先のキャリアに引き継ぐための手続きが必要です。
具体的に保存されているユーザー情報として、以下のような項目があります。
- プロフィール情報
- グループ情報
- 未受信メッセージ(最長2週間まで)
- ダウンロードしたスタンプ情報
機種変更の手続きをする前に以下で紹介する設定を済ませておきましょう。
- マイページの「設定」をタップする
- 「その他」を選択
- 「ユーザー情報引き継ぎ」をタップする
- 注意事項を確認し「同意します」にチェックを入れ「予約」をタップ
もしこのときWi-Fi設定がオンになっているのなら、オフに変更しましょう。
ユーザー情報の引き継ぎ予約はモバイルデータ通信を利用するためです。
ユーザー情報を転出先で引き継ぎ可能な期間は、設定してから14日間です。
その間にMNP手続きと利用規約の承諾を済ませておきましょう。
②MNP予約番号を取得する
MNP転出手続きの際には、これまでMNP予約番号が必要でした。
しかしながら一部のキャリアへの転出の場合は現在このMNP予約番号は不要(MNPワンストップ)になっています。
(参考:MNPワンストップ手続きについて)
ただし全てのキャリアで転出転入が不要になるわけではなく、特定のキャリアへ乗り換え手続きを行う場合にはこれまでと同様MNP予約番号が必要になるため、手続きの前にきちんと用意しておきましょう。
auからMNP転出する場合、auにてMNP予約番号が取得できます。
MNP予約番号を取得する方法は主に3つあります。
- Web
- 電話
- auショップ
具体的な予約番号の発行方法は、別項で詳しく見ていきます。
auでMNP予約番号を取得する3つの方法
auから別のキャリアにMNP転出する際には、auで予約番号を入手しなければなりません。
ここでは具体的にMNP予約番号をどう発行してもらうか、以下の3つの方法それぞれの手順について解説します。
- Webで発行する場合
- 電話で発行する場合
- auショップで発行する場合
最後の項目、MNPワンストップがおすすめな理由についても解説しますので手続きする際の参考にしてください。
Webで発行する場合
Webから発行する場合、24時間いつでも受け付け可能です。
空き時間を利用して手軽に発行できるのでおすすめです。
WebからMNP予約番号を発行する手順は以下の流れで進めていきます。
- My auにログインする
- 画面上部の「スマートフォン・携帯電話」を選択
- 「ご契約内容/手続き」をタップする
- 「お問い合わせ/お手続き」をタップする
- 「MNPご予約」を選択
MNP予約番号はSMSにて通知されるので、こちらで確認してください。
電話で発行する場合
電話でMNP予約番号を取得する場合には、0077-75470の電話番号を利用します。
ただし電話をかける際にはMNP予約をするスマホもしくは携帯電話本体から、契約者当人が電話することです。
また発信者番号が通知されないと手続きできません。
電話番号の前に186をつけるなどして、携帯電話番号の通知できる状態で電話をかけてください。
MNP予約番号はSMSにて通知されます。
電話での予約ですが、年中無休で受け付けています。
しかし受付時間は9〜20時となっていますので、この時間帯内に手続きを済ませましょう。
auショップで発行する場合
最寄りのauショップでもMNP予約番号の手続きが可能です。
一部を除き、以下のショップでMNP予約番号の発行に対応しています。
- au Style/auショップ
- トヨタ au取扱店
店員さんの案内に従って、手続きを進めてください。
先に紹介した電話でMNP予約番号の発行手続きを行ったけれども、手続き希望の電話番号でSMSが利用できないケースもあるでしょう。
端末が故障しているなどでSMSで受け取れなかった場合、au Style/auショップで手続きしないといけません。
auへのMNP転入ならMNPワンストップがおすすめ
auにMNP転出を希望するなら、ワンストップサービスを利用するのがおすすめです。
KDDIと沖縄セルラーでは2023年5月24日からMNPのオンライン手続きでワンストップ対応を開始したからです。
引用:MNPの手続きにおけるワンストップ対応を開始 | 2023年 | KDDI株式会社
MNPワンストップは以下の流れで進めていきます。
- auの新規申し込み画面に必要事項を入力する
- 「MNP予約番号をお持ちでないお客様」を選択し転出元のキャリアをタップする
- 転出元のキャリアのマイページにジャンプするのでログインして転出に同意する
- auの申し込み画面に戻るので、契約者情報などを入力する
ただしMNPワンストップでauに転入できる携帯キャリアは一部に限られます。
2024年12月時点でMNPワンストップサービスが利用できる携帯キャリアは以下の通りです。
- au
- UQモバイル
- povo
- ドコモ
- ahamo
- ソフトバンク
- ワイモバイル
- LINEMO
- 楽天モバイル
- 日本通信
- b-mobile
- mineo
auのMNP予約番号をWebで取得できない理由
auのWebでMNP予約番号の取得手続きをしたけれども、うまくいかなかったという話もしばしば聞かれます。
WebでMNP予約番号を取得できない主な原因として、以下のような事柄が考えられます。
- auスマートバリューを利用している
- 家族割プラスを利用している
- auまとめトークが適用されている
- アップグレードプログラムが適用されている
- auスマートサポートに加入している
- スマホ料金の未納がある
3月25日時点の情報※最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください
auスマートバリューを利用している
auスマートバリューに加入したままの状態だと、WebにてMNP予約番号が入手できません。
とくに一括請求など家族の代表回線になっている契約の場合、Web手続きするとエラーになりやすいといわれています。
auスマートバリューとはauのスマホとauひかりやauホームルーター5Gなどのインターネットサービスをセットにすることでauスマホの携帯料金が最大月々1,100円割引になるものです。
もしオンラインでMNP予約番号の取得手続きができなかった場合には、au Styleやauショップで手続きしてもらうのがおすすめです。
ちなみにauスマートバリューはスマホの解約手続きが済めば、自動的に解約されます。
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家族割プラスを利用している
WebでMNP予約番号が入手できない場合、家族割プラスに入っていませんか?
もし家族割プラスに加入していると、My auからMNP予約番号の取得ができなくなります。
同居家族2回線契約している場合、月々550円、3回線以上だと月々1,100円割引になります。(それぞれ税込)
もし家族割プラスに加入していてMNP取得するためには、電話もしくはauショップなどの実店舗で手続きしなければならないと思ってください。
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auまとめトークが適用されている
もしMy auからMNP予約番号を入手できなければ、auまとめトークが適用されている可能性があります。
auやpovo1.0とauおうち電話をセットで利用した場合、国内通話が24時間無料になるものです。
「KDDIまとめて請求」などを利用していて、auのスマホとauおうち電話を使用すれば自動的に該当するサービスです。
適用条件から外れれば、自動的にauまとめトークも適用外になります。
しかしすぐに適用外になるわけではないので、早くMNP転出がしたければ電話もしくは店頭でMNP予約番号を取得しておいた方がいいでしょう。
アップグレードプログラムが適用されている
My auでMNP予約番号の申し込みをしてもエラーになるなら、アップグレードプログラムに加入している可能性も考えられます。
対象機種を購入するときにアップグレードプログラムに加入し、端末代金の支払いを24回の分割払いにした方が対象です。
対象者で端末を12カ月以上利用して機種変更した際に、それまで使用した端末における分割支払金の残額を最大7カ月分実質無料になるサービスです。
ただし、こちらは2019年9月30日をもって終了しています。
ですからこれ以降にauで端末を購入したのであれば、アップグレードプログラムのせいでMNP予約番号が取得できなくなることはありません。
auスマートサポートに加入している
auスマートサポートに加入している場合、My auでのMNP予約番号取得ができません。
電話や訪問によるサポートの利用が可能で、スマホの使い方がわからないときなどに重宝するサービスです。
加入月は3,300円、4カ月目以降は月々418円かかります。(それぞれ税込)
auスマートサポートに加入して今すぐMNP予約番号を取得したければ、電話もしくは店舗で手続きしましょう。
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スマホ料金の未納がある
スマホ端末の分割払いもしくは月々の携帯料金に未納があれば、MNP予約番号は入手できません。
MNP予約番号を使って転出先で加入手続きをすれば、自動的にauは解約扱いになります。
未払い分があるのに解約するわけにはいきません。
もしほかの項目に心当たりがなければ、うっかり支払い忘れをしているかもしれません。
何か未払いになっているものはないか、あれば速やかに代金を支払ってからMNP予約番号の入手手続きを進めましょう。
auのMNP転出後におすすめの乗り換え先
auからMNP転出したい、けれども転出先のキャリアが具体的にまだ決まっていない方はいませんか?
もしそうであれば、以下で紹介する3つのキャリアをお勧めします。
- ワイモバイル
- LINEMO
- ahamo
それぞれどういったところがおすすめなのかについて以下で詳しく見ていきますので、キャリア選びの参考にしてください。
ワイモバイル
料金プラン(税込) |
ギガマシマシ新プラン
|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
|
通信回線 |
ソフトバンク回線 |
通信速度 |
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
携帯料金を安くしたいと思っているのであれば、ワイモバイルがおすすめです。
ワイモバイルの月額料金はシンプルSで家族割が適用されれば990円(税込)になります。
データ容量を使い切ってしまうと、速度制限がかかるのはほかのキャリア同様です。
しかし速度制限がかかっても1Mbpsですから、ネットの閲覧やSNSのテキストのやり取りなどはストレスなく利用できます。
格安スマホの場合、全部オンライン手続きなので不安という人はいませんか?
ワイモバイルでは日本全国に約2,600店を展開しています。
最寄りのお店で対面サポートが受けられるので、スマホやネットにあまり詳しくない方でも安心して利用できるでしょう。
LINEMO
料金プラン(税込) |
※時間帯により速度制御の場合あり ※通話料別 ※オンライン専用 |
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
※一部対象外通話あり。5分超過の通話料は従量制(22円/30秒)。
|
通信回線 |
ソフトバンク回線 |
通信速度 |
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
もしLINEを常日頃からよく使用するのであれば、LINEMOがおすすめです。
LINEに関するデータをいくら消費しても、自分の容量が減らないからです。
LINEアプリによるトークはもちろんのこと、通話はビデオ電話を含めデータ消費ゼロとなっています。
もし自分の月間のデータ容量を使い切っても、LINE関係の通信速度は落ちません。
その他にもLINEスタンプは使い放題なところも魅力です。
対象のスタンプや絵文字なら、追加料金を気にすることなく使い放題となります。
3GBまで利用できるミニプランの月額料金は990円(税込)です。
月々の携帯料金の支払いが厳しいというのであれば、LINEMOがおすすめです。
ahamo
料金プラン(税込) |
|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒(5分以内の通話は無料) |
オプション(税込) |
|
通信回線 |
ドコモ回線 |
通信速度 |
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
ahamoとはNTTドコモが提供している格安スマホプランのことです。
特にゲームや動画で月々大量のデータ消費する人におすすめのプランといえます。
それぞれ月額料金が30GB 2,970円(税込)、110GB 4,950円(税込)です。
たくさんデータを使ってもリーズナブルな金額設定になっているので、auの携帯料金の支払いが厳しい人にはおすすめです。
しかも海外データ通信が30GBまで無料でついてくるところも見逃せません。
海外でも自分の端末でネット通信が可能です。
旅行や出張でしばしば海外に行くことの多い人にもahamoがおすすめです。
auのMNP転出や解約で必要な手数料
auからMNP転出するにあたって、余計なコストがかかるのではないかと心配していませんか?
そこでここではauからほかのキャリアに乗り換えるにあたってのコストについて詳しく解説していきます。
- MNP転出手数料は無料
- auの契約解除料も無料
- auからの乗り換え先でのみ料金が発生
それぞれどのようなことかについて、以下で詳しく紹介しましょう。
MNP転出手数料は無料
MNP転出手数料ですが、auでは無料としています。
かつてはMNP転出手数料として、3,300円(税込)かかっていました。
しかし2021年4月1日に廃止されました。
こちらはWebや電話、店頭いずれの方法でMNP転出しても同じです。
引用:「携帯電話番号ポータビリティ」の手数料を廃止 | 2021年 | KDDI株式会社
auの契約解除料も無料
auからMNP転出する際には、auとの契約を解除しなければなりません。
しかし契約解除料は基本的にいつでも無料です。
2022年3月31日をもって、契約解除料を廃止したからです。
よってauからMNP転出するにあたって、基本的にコストが発生することはありません。
出典:au・UQ mobileの契約解除料廃止について | 2021年 | KDDI株式会社
auからの乗り換え先でのみ料金が発生
auにおいてMNP転出するにあたって、手数料は一切かかりません。
しかし転出先の携帯キャリアで新規契約する際に事務手数料がかかりますので、注意してください。
事務手数料は携帯キャリアによって異なります。
auのMNP転出における注意点
auでMNP転出するにあたって、注意すべきポイントがいくつかあります。
主な注意点として、以下のような項目がありますので覚えておきましょう。
- MNP予約番号の発行から15日以内に手続きを終わらせる
- MNP予約番号の有効期限が過ぎても自動解約されない
- 引き止められる可能性がある
- auの解約だけなら解約手続きが必要になる
- auのキャリアメールやキャリア決済が使えなくなる
MNP予約番号の発行から15日以内に手続きを終わらせる
MNPによる乗り換え手続きを行うためには有効期間があり、15日以内に終わらせる必要があります。
MNPの予約番号の有効期間が決まっていて、予約日含めて15日間だからです。
auにはMNPワンストップサービスがあります。
こちらでMNP転出する場合、移転先事業者でMNP申し込み開始してからMy auにて解約予約を完了したとします。
この場合、My auの解約予約を完了してから5日以内に移転先事業者での申し込み手続きを完了させなければなりません。
MNP予約番号の有効期限が過ぎても自動解約されない
MNP手続きですが、移転先キャリアにおける新規契約手続きが完了するまでがワンセットです。
新規契約手続きが完了すれば、同時にauにおける契約は自動的に解約されます。
もし新規手続きを完了させないと、auの契約は解約されません。
MNP予約番号の有効期限を過ぎただけではauは自動解約されないので、注意してください。
また自動解約になるのは、MNP手続きで申告した回線のみです。
複数回線を契約している場合、そのうち一つMNP転出してもその他の回線は自動解約されないのでこちらも注意が必要です。
引き留められる可能性がある
インターネットの情報を見てみると、auからMNP転出の申し込みをしたところ引き留めに合うという話がしばしば聞かれます。
特に電話や店舗などスタッフと話を進めながら手続きを進める際、いろいろな引き留めトークにあうといわれています。
主な引き留めトークとして、ネットで紹介されていたものをピックアップすると以下の通りでした。
- 残債があるので負担になりますよ
- 今たまっているポイントは使えなくなりますよ
- ポイントプレゼントします
さらに「クーポンをプレゼントします」という引き留めもよく聞かれます。
「157引き止めクーポン」と呼ばれるものがそれです。
「引き留めポイント」ともいわれているようで、文字通り自社ユーザーをほかのキャリアに流出させないためのクーポンです。
機種変更時に利用できるクーポンで、15,000〜30,000円相当のクーポンが発行されるといわれています。
もしこのような引き留めにあいたくなければ、オンラインで手続きするといいでしょう。
auの解約だけなら解約手続きが必要になる
MNP転出手続きをした場合、転出先のキャリアで契約完了すればauの契約は自動的に解約されます。
しかしMNP乗り換えではなく、auの解約だけなら解約手続きは必要です。
auの解約手続きはWebもしくは店舗で行えます。
WebはMy auより、店舗はau Styleやauショップ、トヨタ au取扱店で受け付けています。
もし店舗で解約手続きをする場合、以下のものが必要なので忘れずに持参してください。
- 印鑑
- 本人確認書類
- 解約対象のauスマホ端末
もしICカード対応機種の場合には、au ICカードも持参してください。
auのキャリアメールやキャリア決済が使えなくなる
auを解約すればauのキャリアメールやキャリア決済は基本利用できなくなるので注意してください。
ただしauのキャリアメールは「au メール持ち運び」オプションに申し込めば、引き続き利用は可能です。
しかしこの場合、月額330円(税込)の負担が必要になります。
またau解約後31日に申し込まなければ、メールサーバー内のデータは消去されますので早めに手続きを進めてください。
auでは「auかんたん決済」というサービスがありますが、解約するとこちらも利用できなくなります。
auかんたん決済は以下のキャリアユーザー向けのサービスだからです。
- au
- UQ mobile
- povo
auのMNP転出に関してよくある質問
最後に、auのMNP転出に関してよくある質問についていくつかピックアップしました。
- auのMNP予約番号はどこで確認すればいい?
- auのMNP予約番号は即日発行される?
- auを解約した月の料金は日割りになる?
- auでMNP転出したらいつから使えなくなる?
- MNP転出なら解約手続きは不要?
- auを解約するタイミングはいつがいい?
- 本人以外がauを解約できる?
- 解約とMNP転出の違いは何?
auのMNP予約番号はどこで確認すればいい?
0077-75470に電話することで、MNP予約番号は確認可能です。
電話をかけると自動音声によるガイダンスが流れます。
その中に「自動音声による発行済みの予約番号」のメニューがありますので、該当する番号を押します。
そうすれば、MNP予約番号が流れますのでこちらで確認可能です。
auのMNP予約番号は即日発行される?
基本的にMNP予約番号は即日発行されます。
しかしWebの場合24時間受け付けていますが、即日発行されるのは20時までに手続き完了した場合です。
20時以降に手続き完了した場合には、翌日9時以降順次発行という形になります。
その日のうちにMNP予約番号の発行を希望するなら、Webの場合20時までに手続きを済ませましょう。
auを解約した月の料金は日割りになる?
auでは基本使用料とデータ定額サービス料、オプション料金については1か月分の料金を請求しています。
ですから月途中で解約しても、日割りでは請求されません。
ただし通話料に関しては、解約日までの日割り請求になります。
MNP転出の場合、MNP予約番号の発行された日ではなく転出先のキャリアと契約成立した日までの日割りになりますので注意してください。
利用料金の請求は解約の翌月です。
支払方法に関しては、契約中と同じ方法になります。
auでMNP転出したらいつから使えなくなる?
MNP予約番号が発行され、次の携帯キャリアで新規契約が成立した段階でauの契約は自動的に解約されます。
よって転出先のキャリアの契約が成立した段階で、auは利用できなくなると考えてください。
MNP転出なら解約手続きは不要?
MNP転出した場合、転出先のキャリアでの契約が成立すれば、こちらが何もしなくてもauの契約は自動的に解約されます。
よってMNP転出の場合、auで自ら解約手続きをする必要はありません。
auを解約するタイミングはいつがいい?
おすすめのタイミングは月末です。
というのもauでは月額基本料やデータ定額サービス料、オプション料金で日割り計算を行っていないからです。
どのタイミングでMNP転出しても1カ月分の料金が発生してしまいます。
月末に転出手続きを行えば、無駄な支払い料金を最小限に抑えられます。
本人以外がauを解約できる?
本人以外でもauの解約手続きを行うことは可能です。
ただし代理人が手続きする際には委任状がなければなりません。
以下のようにauでは委任状フォームを用意しています。
こちらをダウンロードしたうえで必要事項を記入して、代理人が手続きをしてください。
「委任する手続き」という欄があります。
該当するものがないので「その他」にチェックを入れ、カッコ内には「MNP予約」と記してください。
解約とMNP転出の違いは何?
電話番号の引き継ぎの有無が両者の大きな違いです。
MNP転出手続きをすれば、今後別のキャリアで契約しても現在使っている番号は引き続き使用できます。
解約手続きをした場合、これまで契約していたキャリアにおけるデータは抹消されます。
のちの別キャリアで新規契約をしても、前のキャリアで使用していた電話番号は引き継げません。
また解約はいつでも手続き可能です。
一方MNP転出はMNP予約番号が発行されてから15日以内に手続きしなければならないのも異なるところです。
auのMNP転出まとめ
auのMNP転出ですが、Webと電話、店頭にて受け付けています。
MNP転出にあたって、手数料などauに支払う料金は原則ありません。
Webで夜間に手続きした場合を除き、基本申し込んだその日のうちにMNP予約番号は発行されます。
auから別のキャリアにMNP転出するとキャリアメールやキャリア決済などが使えなくなる恐れがありますので、注意しましょう。
auから別のキャリアにMNP転出したい、でも転出先が決まっていなければ、ここで紹介した3つのキャリアの中で候補を絞り込んでみませんか?