「IIJmioを契約しているが、楽天モバイルへの乗り換えを検討している」「楽天経済圏を活用してお得にポイントを獲得トしたい」と考えている人は多いです。
IIJmioから楽天モバイルに乗り換える場合、メリット・デメリットの両方を把握する必要があります。
- 料金プランがシンプル
- 月額3,278円(税込)でデータ無制限
- Rakuten Linkアプリで通話かけ放題が無料
- キャリアメールが使える
- 店頭でのサポートを受けられる
- 楽天ポイントが貯まる
- 利用料金が高くなる
- エリアによってつながりにくくなる
- IIJmioの割引サービスは受けられなくなる
- データのシェアや繰越ができなくなる
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換えるときに三木谷キャンペーンを利用すれば、14,000ポイントもらえます。
この記事では、IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える手順やおすすめのタイミングを解説します。
- IIJmioから楽天モバイルに乗り換える手順
- IIJmioから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリット
- IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えタイミング
最新のiPhoneを購入するなら、楽天モバイルでiPhone16を予約しましょう。
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際のデメリット
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際のデメリットは以下の4つです。
- 利用料金が高くなる
- エリアによってつながりにくくなる
- IIJmioの割引サービスは受けられなくなる
- データのシェアや繰越ができなくなる
利用料金が高くなる
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換えると、利用料金が高くなります。
IIJmioはドコモとauの通信回線を利用している格安SIMサービスで、月額の利用料が安く抑えられています。
楽天モバイルも高額ではないですが、格安SIMと比較すると若干高めの料金設定です。
以下にIIJmioと楽天モバイルの利用料金の比較表を示します。
データ容量 | IIJmio(注) | 楽天モバイル |
---|---|---|
2GB | 850円 | 1,078円 |
3GB | 990円 | 1,078円 |
5GB | 990円 | 2,178円 |
10GB | 1,500円 | 2,178円 |
15GB | 1,800円 | 2,178円 |
20GB | 2,000円 | 2,178円 |
30GB | 2,700円 | – |
40GB | 3,300円 | – |
50GB | 3,900円 | – |
無制限 | – | 3,278円 |
しかし、動画視聴やスマホゲームの利用などで、データ通信量が大きくなりがちな現在、税込3,278円でデータ無制限で利用できる楽天モバイルも決して高額というわけではありません。
楽天モバイルのクーポンを活用すれば、通常より安く乗り換えられたり端末を購入できたりします。
エリアによってつながりにくくなる
前述のとおり、楽天モバイルに割り当てられている周波数帯は、現時点では携帯通信に適したプラチナバンドではありません。
そのため、楽天モバイルのエリアによっては通信環境の悪い場所もあります。
代表的な場所は屋内です。
楽天モバイルが使用可能な電波は障害物に弱いという特性のため、屋内のような壁で囲まれた環境では通信速度が低下します。
すでにプラチナバンドを楽天モバイルへ割り当てることは決定しているため、プラチナバンドが提供されるのを待てば、このデメリットは次第に解消されていきます。
「いつになるかもわからない通信環境の改善待てない!」という方には、「Rakuten Casa」という機器の利用がおすすめです。
「Rakuten Casa」は、自宅のインターネット回線と接続することで、小さな楽天回線エリアを屋内に作りだせる機器です。
スマホを最も利用するのは自宅だと思いますので、自宅で楽天回線をストレスなく利用したい方にはおすすめです。
スマホを自宅以外の屋内で使う機会が多い方には、少し気になるデメリットかもしれません。
「楽天モバイルの速度」についてはこちらの記事で詳しくご解説していますのでご確認ください。
IIJmioの割引サービスは受けられなくなる
IIJmioでは、乗り換え時の端末代金の割引や月額料金の割引キャンペーンなど、様々な割引サービスが提供されています。
現在利用できる割引サービスは、下記のとおりです。
- データ20%増量+音声SIMで月額料金割引
- 他社からの乗り換えでスマホ機種代が110円~
- 通話オプションが3ヵ月間410円割引
楽天モバイルに乗り換えてしまうとこれらの割引が受けられなくなります。
ですが、楽天モバイルでも主に楽天ポイントでの還元など様々な割引を受けることができるため、大きなデメリットではありません。
データのシェアや繰越ができなくなる
IIJmioでは同一mioID内で契約している複数回線間でデータのシェアが可能です。
例えば、家族全員のスマホ回線を同一のmioIDで契約している場合、家族全員でデータをシェアすることができます。
データ容量が無駄にならないので、お得に利用できます。
また、IIJmioでは翌月まで余ったデータを繰越すこともできます。
楽天モバイルに乗り換えるとこれらの機能を利用できなくなります。
しかし、楽天モバイルでは使用したデータ量に応じて月額料金が決定されるためデータのシェアも繰越も、特に大きな問題にはなりません。
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換えるメリット
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際のメリットは以下の6つです。
- 料金プランがシンプル
- 月額3,278円(税込)でデータ無制限
- Rakuten Linkアプリで通話かけ放題が無料
- キャリアメールが使える
- 店頭でのサポートを受けられる
- 楽天ポイントが貯まる
楽天モバイルは、iPhone16を予約して端末を購入できるのもメリットです。
楽天モバイルのプランはシンプルでわかりやすいだけでなく、楽天ポイントが貯められます。
「楽天経済圏」でお得にポイントを活用して生活できるので、「IIJmioよりも結果的にお得だった」という可能性も。
料金プランがシンプル
楽天モバイルは料金プランがシンプルです。
その月に使ったデータ量に応じて月額料金が決定されるので、自分がその月に使うデータ量を「これぐらいかな」と考えてプランを選ぶ必要がありません。
月額料金は3GBまでは税込1,078円、3GB〜20GBまでは税込2,178円、20GB以上は税込3,278円で無制限に使用できます。
別のメリットで解説しますが、通話のプランやキャリアメールのプランがオプション化されているのではなく、この料金で全て利用可能です。
プランを細かく調整する必要がないので、非常に分かりやすく利用できるのが魅力です。
月額3,278円(税込)でデータ無制限
前述のとおり、楽天モバイルは月額のデータ使用量が20GBを超えると、それ以降は税込3,278円で無制限に使えます。
格安SIMなどで多く展開されているプランでは、20GBや30GBのプランが上限で、それ以上のデータ使用時には追加購入する必要があります。
追加購入が必要な場合、無制限に使おうとすると月額料金も比例して高額です。
楽天モバイルではデータを無制限に、税込3,278円という安価で利用できるため大変お得です。
速度制限になってしまいストレスを感じながらスマホを利用するといったことや、速度制限を気にして月末はスマホの利用を控えるといった手間がありません。
楽天モバイルは再契約にも寛大で、過去に楽天モバイルを契約していたことがある人でもIIJmioからの乗り換えでキャンペーンを利用できます。
Rakuten Linkアプリで通話かけ放題が無料
楽天モバイルには、「Rakuten Link」という通話アプリが利用可能です。
「Rakuten Link」はスマホに初期インストールされている「電話」アプリと同じ機能を持ち、電話帳や通話履歴、留守番電話などが利用できます。
多くの格安SIMでは、無料通話は5分までだったり、通話に別途オプションへの加入が必要だったりします。
しかし、楽天モバイルでは追加購入やオプションへの加入などは一切なく、無制限に誰とでも通話可能です。
使い方は簡単で、「Rakuten Link」アプリ内から電話帳に登録されている電話番号に電話したり、電話番号を直接打ち込んで通話するだけです。
楽天モバイルの電波が受信可能なエリアであれば、音声品質に問題はないため、特にストレスなく使うことができる魅力的な機能です。
キャリアメールが使える
楽天モバイルは2022年7月1日から、「楽メール」というキャリアメールのサービスを開始しました。
対象は「Rakuten UN-LIMIT VII」の契約をしている方で、「Rakuten Link」アプリ内で利用可能です。
大手キャリアにもキャリアメールはありますが、格安SIMでは使えませんでした。
楽天モバイルは格安SIMと同水準の低価格でありながら、キャリアメールまで提供しているため、大変お得です。
メールのドメインは「~@rakumail.jp」となり、「my楽天モバイル」アプリ内でアットマークより前の部分を設定できます。
「楽メール」は1ファイルあたり最大10MB、送信容量で最大25MBまで、受信容量で最大50MBまでのファイル添付に対応しており、大容量のメールも送受信可能な点が魅力です。
また、さまざまなメールフィルター機能があり、セキュリティ面も安心です。
店頭でのサポートを受けられる
「色々と楽天モバイルへの乗り換え方法を調べてみたが、自分で乗り換えられるか不安」という悩みを持つ方もいらっしゃると思います。
本記事記事では乗り換え方法を丁寧に解説しますが、それでも機械類が苦手だったり、乗り換えをしたことがないという方は不安になりますよね。
ですが、楽天モバイルに乗り換える際は、そのような心配も無用です。
楽天モバイルは実店舗があり、困ったことは店頭でスタッフに確認しながら乗り換え手続きを進められます。
2023年3月8日時点で全国に出店している店舗数が1000店舗を突破、一つの都道府県に単純計算で20店舗ほど存在するため、乗り換えの相談も安心してできます。
楽天ポイントが貯まる
最後のメリットは、「楽天ポイントが貯まる」ことです。
楽天モバイルでは月額料金の支払い金額税抜100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。
20GB以上利用した場合の支払い金額は税込3,278円(=税抜2,980円)のため、29ポイントの楽天ポイントが貯まる計算です。
また、楽天モバイルの契約者は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)で楽天市場でお買い物をする際に購入金額の3%が楽天ポイントとして還元されます。
還元率が2023年12月1日から見直され、3%から4%に引き上げられることが決定していることも見逃せません。
SPUの還元率は様々な条件を満たすごとに上乗せされるので、多くのポイントを獲得できます。
できる限りポイント還元率を高め、楽天ポイントを日常生活の様々な場面で利用して決済する生活形態は「楽天経済圏」と呼ばれています。
楽天は現在、楽天モバイル事業に多くの力を注いでいるため、この流れに乗って、ぜひお得にポイ活してください!
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える手順
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える手順は以下の通りです。
- 楽天モバイルで利用可能な端末を用意する
- IIJmioからMNP予約番号を取得する
- 本人確認書類を用意する
- 楽天モバイルへ申し込む
- 回線切り替えをする
- APN設定をする
手順1:楽天モバイルで利用可能な端末を用意する
まずは、楽天モバイルで利用可能な端末を用意します。
これらの機種を利用していれば、楽天モバイルでも利用可能です。
手順2:IIJmioからMNP予約番号を取得する
2つ目の手順は、IIJmioからMNP予約番号を取得します。
MNPとは、「携帯電話番号ポータビリティ(Mobile Number Portability)」の頭文字を取った言葉です。
他の携帯電話会社の通信サービスから、携帯電話番号を変更することなく乗り換えることができる制度のことです。
MNP予約番号をIIJmioで取得するには、会員専用ページにmioIDでログインしてから申し込みを行う必要があります。
ギガプランとギガプラン以外での契約者でログインページが異なるため注意が必要です。
手順3:本人確認書類を用意する
続いて、楽天モバイルへ乗り換えるための本人確認書類を準備します。
Webからの申し込みで書類をアップロードする場合や、店舗への来店時に書類を確認する場合には、以下の書類のいずれかをご用意ください。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
- 身体障がい者手帳 補助書類必要
- 健康保険証 補助書類必要
- 日本国パスポート 補助書類必要
- 住民基本台帳カード 補助書類必要
補助書類必要となっている項目については、氏名、住所が申込内容と一致する、発行から3か月以内の、以下の書類が必要です。
- 公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道のいずれか/新電力、LPガス、プロパンガスも可)
- 住民票
- 届出避難場所証明書
また、マイナンバーカードもしくは運転免許証を持っている場合は、AIかんたん本人確認(eKYC)という方法も利用可能です。
さらに、すでに楽天銀行・楽天証券・楽天生命のいずれかを利用している場合は、本人確認書類の撮影が不要になります。
いくつかの方法があるので、申し込み方法に応じて必要になる本人確認書類を確認してから手続きを進めてください。
手順4:楽天モバイルへ申し込む
それでは、楽天モバイル乗り換えの申し込みましましょう。
楽天回線対応の端末を用意し、本人確認書類が準備できれば、乗り換え完了はもうすぐです!
楽天会員でない場合、まずは楽天会員になる必要があります。
楽天モバイルのホームページ内にある、「お申込みガイド」ページの楽天会員への登録に進むボタンから登録を済ませましょう。
クレジットカードや、口座振替用の銀行口座情報も併せて確認しておいてください。
申し込み方法には、オンライン、電話、ショップの3つの方法があります。
オンラインならサクッと自宅で手続きを進めることができ、電話の場合なら不安なところを相談しながら進めることができ、Zoomを利用したビデオ通話に対応してもらうことも可能です。
ショップならば相談はもちろん、丁寧な説明で初期設定までサポートしてもらえます。
自分にとって進めやすい方法で乗り換え手続きを行ってください。
手順5:回線切り替えをする
申し込みが済んだら、回線切り替えをする必要があります。
回線切り替えは、楽天モバイルのホームページ上のMNP開通手続きのページを参考にしてください。
MNP開通手続きは、申し込みから完了までに時間がかかります。
完了までの目安は以下の表の通りです。
受付時間 | MNP完了時間 |
---|---|
9:00~21:00 | 当日中 |
21:01~翌8:59 | 翌9:00以降 |
回線切り替え方法について具体的に解説します。
SIMカードの場合は以下のとおりです。
- スマホやタブレット、パソコンから「my楽天モバイル」にログインする
- 該当の申込番号をタップする
- 「転入を開始する」をタップする
- 注意事項を確認し、「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェックを入れ、「MNP転入を開始する」をタップする
- 申し込み履歴画面で「開通手続き中です」と表示されていることを確認する
- 手続きの完了を確認する
eSIMの場合は以下のとおりです。
- my 楽天モバイルを起動する
- 画面下メニュー「ホーム」から該当の申込番号をタップする
- 「転入を開始する」をタップする
- 注意事項を確認し、「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェックを入れ、「MNP転入を開始する」をタップする
- 手続きの完了を確認する
若干ですが、SIMカードとeSIMの場合で手順が異なるので注意が必要です。
手順6:APN設定をする
APN(Access Point Name)とは、Aスマホでデータ通信を行う際に必要な設定のことです。
楽天モバイルに乗り換える際に、他社で契約していたスマホをSIMロック解除して使用する場合などに、APN設定が必要です。
ここでは、nanoSIMでiPhoneを利用する場合を例にして解説します。
最新OSにアップデートし、MNP開設手続きが済ませてからAPN構成プロファイルを削除してください。
やり方は、「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」から削除する構成プロファイルをタップします。
「プロファイルを削除」をタップし、パスコードを入力することで削除が完了します(iOS15の場合)。
続いて、電源を切ってから楽天モバイルのnanoSIMにさし替えを行い、再度電源を起動してから表示されるポップアップ画面からキャリア設定をアップデートします。
IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えるおすすめのタイミング
「IIJmioから楽天モバイルへの乗り換え方法は分かったけど、できるのであれば一番お得なタイミングで乗り換えたい」お得な方法があるなら誰でもそうしたいですよね。
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際には、「乗り換えるならば今がお得!」というタイミングがあります。
お得なタイミングとして、以下の3点を紹介します。
- 月末付近がおすすめ
- IIJmioのデータ容量を使い切ったタイミング
- 楽天モバイルでお得なキャンペーンが開始されているとき
月末付近がおすすめ
IIJmioの解約は、手続きを行った日にかかわらず月末になります。
月初めに解約手続きを行い、楽天モバイルを契約すると、その月は月額料金を二重に支払うことになります。
解約手続きを行ってもIIJmioでは月末までは利用できるため、月末まではIIJmioを利用し、楽天モバイルには月が変わる直前に乗り換えるのがお得なタイミングと言えます。
IIJmioのデータ容量を使い切ったタイミング
契約したデータ容量を使い切った場合、IIJmioではギガプランだと、通信速度が300kbpsまで落ちてしまいます。
再度高速通信を行うにはデータ容量の追加購入が必要なため、データ容量を使い切ったタイミングで楽天モバイルに乗り換えるのも良いタイミングでしょう。
楽天モバイルでお得なキャンペーンが開始されているとき
楽天モバイルでは、新規乗り換えの方に向けた様々なキャンペーンを実施しています。
自分に合ったキャンペーンの実施中に乗り換えることで、お得に乗り換え可能です。
キャンペーンの多くは楽天ポイントでの還元が受けられる形式です。
具体的には楽天モバイルへ乗り換えると同時に楽天カードへ入会すると最大30,000ポイントプレゼントのキャンペーンや、乗り換えと同時に対象のiPhone購入で22,000ポイント還元などがあります。
乗り換えとほかの要素を同時に満たすことで多くのポイントが得られるキャンペーンが多く実施されています。
検討している乗り換え方とキャンペーン種類が一致するタイミングでの乗り換えが、お得に乗り換えられるタイミングと言えるでしょう。
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点
IIJmioから楽天モバイルへの乗り換え方法も分かり、お得なタイミングが理解できた方は、今すぐにでも乗り換えたいと思っているのではないでしょうか。
しかし、IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際にはいくつかの注意点もあるため、注意点を確認してから乗り換えても遅くはないのでしょうか。
これまでの内容と重複する部分もありますが、改めて以下の注意点について解説します。
- 楽天会員登録が必要
- MNP予約番号には有効期限がある
- IIJmioの利用料は日割り計算されない
- IIJmioのSIMカードは返却必須
- 乗り換えではなくデュアルSIM運用も可能
楽天会員登録が必要
乗り換えの手順でも説明しましたが、楽天モバイルへの乗り換えには楽天会員への登録が必要です。
無料で会員登録が可能で、登録していれば楽天市場なども利用できるため、登録して困るものではありません。
面倒くさいと思う方もいるかもしれませんが、ここで作ったおかげで便利になったということもあるため、前向きに捉えましょう。
MNP予約番号には有効期限がある
IIJmioで取得したMNP予約番号を使って楽天モバイルでMNP開設手続きを行いますが、MNP予約番号には有効期限があります。
MNP予約番号は発行日を含めて15日間で、手続きはその間に完了させる必要があります。
有効期限が切れてしまうとMNP予約番号を再発行する必要があるため、手間が余計にかかってしまいます。
期限内に手続きが完了するよう注意しましょう。
IIJmioの利用料は日割り計算されない
前述の乗り換えタイミングでもお伝えしましたが、いつ手続きをおこなっても、IIJmioの解約日は月末です。
そのため、月の途中に解約しても日割りで利用料を計算できません。
乗り換えるならば、やはり月末のタイミングをおすすめします。
IIJmioのSIMカードは返却必須
楽天モバイルに乗り換えたあとは、IIJmioのSIMカードの返却が必須です。
以下の宛先に返却してください。
〒143-0006
東京都大田区平和島3-6-1東京団地倉庫A-2 棟 住友倉庫内
宛名:IIJ モバイル 解約受付センター
TEL:0570-09-4400
紛失してしまったなど、返却が困難な場合も返却期限が設けられていないため、発見次第返却しましょう。
ちなみに、返却できなかった場合でも追加の費用負担等はありません。
乗り換えではなくデュアルSIM運用も可能
IIJmioから楽天モバイルへは乗り換えるだけでなく、IIJmioと楽天モバイルを併用する方法もあります。
デュアルSIM運用と呼ばれるもので、どちらかをSIMカードで契約し、もう一方をeSIMで契約することで実現可能です。
それぞれのプラン内容をよく確認し理解することで、お得な使い方が見いだせた方にのみおすすめできる上級者向けの利用方法です。
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際のよくある質問
最後に、IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際によくある質問について解説します。
疑問をしっかりと解消してから乗り換えるのをオススメします。
よくある質問は以下の7つです。
- 乗り換える際に名義変更はできる?
- IIJmioの転出料はかかる?
- IIJmioの契約変更手数料は?
- IIJmioからのMNPは即日できる?
- IIJmioと楽天モバイルを併用するメリットは?
- IIJmioと楽天モバイルの速度比較は?
- IIJmioのSIMカードを返却しないとどうなる?
乗り換える際に名義変更はできる?
IIJmioから楽天モバイルにMNPで乗り換える際に、契約者名義がIIJmioと楽天モバイルでが異なると、「【重要】名義人相違による開通手続き中断のお知らせ」という件名のメールが届いて手続きが止まってしまいます。
名義変更はできないためご注意ください。
IIJmioの転出料はかかる?
MNP転出は無料で実施可能で、IIJmioには転出料などはかかりません。
IIJmioの契約変更手数料は?
IIJmioのプラン変更には手数料はかかりません。
ただし、SIMカードを追加するプラン変更の場合は、SIMカードの枚数にかかわらず税込2,200円の手数料が発生します。
IIJmioからのMNPは即日できる?
前述のように、MNP開設申し込みは受付時間の9:00〜21:00の間であれば手続きが当日中に完了します。
IIJmioと楽天モバイルを併用するメリットは?
IIJmioは2GB税込850円、楽天モバイルは3GBまで税込1,078円で利用可能なため、併用することで5GB税込1,928円で利用可能です。
楽天モバイルでキャリアメールや通話かけ放題を利用し、IIJmioでデータシェアや繰り越しといった双方のサービスの恩恵を格安で利用できるのは大きなメリットではないでしょうか。
また、通信障害がどちらかで生じた際にも、もう一方の回線で継続利用できるといったリスクヘッジできる点もメリットになります。
IIJmioと楽天モバイルの速度比較は?
それぞれの通信速度は以下の表のようになります。
キャリア | アップロード | ダウンロード |
---|---|---|
IIJmio | 10.29Mbps | 48.46Mbps |
楽天モバイル | 31.07Mbps | 108.52Mbps |
繋がりにくいところがエリアによってはありますが、楽天モバイルが通信速度では大きく差をつけて速いようです。
自社回線を持つ楽天モバイルの強みが出ている結果と言えるでしょう。
IIJmioのSIMカードを返却しないとどうなる?
こちらも前述の通り、返却しない場合も追加の費用の請求などはありません。
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換えまとめ
この記事では、IIJmioから楽天モバイルへの乗り換えを検討中の方に向けて、メリットやデメリットをそれぞれ解説し、実際の乗り換え方法についても詳しく解説しました。
楽天モバイルは全国に1,000店舗以上あるため、店舗に相談できるという点で安心して乗り換えられるのがポイントです。
ゴリラ
キャリアメールや専用アプリを利用しての通話かけ放題などのサービスも充実しており、月額料金に応じた楽天ポイントの獲得など、他の楽天のサービスとの併用で楽天ポイントの大量獲得も可能です。
10月にはプラチナバンドの割り当ても発表されたことで、今後もさらに勢いに乗ることが予想される楽天モバイルへ、是非乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。