速度の遅い楽天モバイルからドコモ、またはドコモ回線を利用した格安SIMに乗り換えたいという人はいらっしゃいませんか？
ゴリラ
格安SIMやお得なプランはいくつもありますが、大手のドコモってどうなの？と思う人もいますよね。
ドコモでは現在新プランを展開し、よりユーザー目線に沿ったデータ通信量と料金プランを提供しています。
本記事では、楽天モバイルからドコモに乗り換える方法やドコモ回線の格安SIMに乗り換える際の注意点などを紹介します。
- 楽天モバイルからドコモに乗り換えるメリット・デメリット
- 楽天モバイルからドコモに乗り換える手順
- 楽天モバイルからドコモへの乗り換えに関する注意点
楽天モバイルからドコモへ乗り換えるデメリット
楽天モバイルからドコモへ乗り換えるデメリットは以下の5つです。
- 楽天モバイルのほうが月額料金が安い
- 家族しか無料で電話ができない
- 利用できるエリアが異なる
- 楽天ポイントの還元率が下がる
- 楽天モバイルの端末はドコモで動作保証されていない
楽天モバイルのほうが月額料金が安い
| 料金 | 楽天モバイル | ドコモ |
|---|---|---|
| 月額料金（税込） | 0～3GB：1,078円 3～20GB：2,178円 20GB〜（無制限）：3,278円 | eximo0～1GB：4,565円 1～3GB：5,665円 3GB〜（無制限）：7,315円 eximoポイ活：10,615円 ahamo30GB：2,970円 110GB：4,950円 irumo3GB：2,167円 6GB：2,827円 9GB：3,377円 |
月額料金の面でいえば楽天モバイルのほうが安いです。
ドコモも魅力的なサービスはありますが、料金に結構な差があるのも事実です。
そのため、月額料金を抑えたい方は楽天モバイルの方が良いでしょう。
また、通話料も、楽天モバイルの方が安くなっています。
楽天モバイルには、国内通話が無料となるアプリがありますが、ドコモはファミリー割引のグループ以外の通話では、通話料が有料です。
あまり通話を行わない方は大丈夫ですが、通話料は結構かかってしまい大変です。
- Rakuten Link：Rakuten Link同士は通話もメッセージも無料
- Rakuten Link以外との通話料金
- Android版：発着信無
- iOS版：発信は無料、着信は不可（電話アプリでの着信となる）
- ファミリー割引：家族間国内通話が無料
楽天モバイルではIOSの着信以外の、すべての通話に対して無料となっています。
また、楽天モバイルの通話に関する記事はこちらから読めます。
ドコモでは、ファミリー割引に入っていれば、家族間通話が無料です。
家族しか無料で電話ができない
楽天モバイルは専用アプリの使用で、国内通話が無料ですが、ドコモでは家族の間でしか無料となりません。
そのため、通話専用プランに入るのがおすすめです。
ドコモには、かけ放題オプションと、5分通話無料オプションの2つのかけ放題オプションがあります。
利用できるエリアが異なる
楽天モバイルとドコモでは利用可能なエリアが異なります。
利用したい地域が対応となっているか、公式サイトなどで調べましょう。
ドコモのほうがエリアカバー率は高いです。
しかし、楽天モバイルでは使えて、ドコモエリアでは、使えないという場合もあります。
そのため、使いたいエリアが対応となっているか調べましょう。
楽天モバイルは現在、順次エリア拡大中です。
ドコモは、4Gのほか、5Gも対応エリアも拡大中となっています。
ドコモのほうがエリアは多いため、楽天モバイルでは繋がりにくいという場合は、ドコモがおすすめになります。
楽天ポイントの還元率が下がる
楽天ポイントの還元率が下がるのはデメリットの1つです。
また楽天モバイルを契約中のときは、スーパーポイントアップキャンペーン（SPU）が利用できます。
楽天市場で買い物の際にポイントが3倍になるのはかなりお得で、それが利用できなくなるのは大きいです。
楽天モバイルからドコモに変える際は、ポイントについても注意が必要になります。
楽天モバイルの端末はドコモで動作保証されていない
楽天モバイルの端末は、ドコモで動作保証がされていないため注意が必要です。
楽天モバイルのiPhoneを含む楽天機種をそのままドコモのSIMで使う場合、使えるかどうかの確認が必要です。
楽天モバイルの機種は、すべてSIMフリーとなっています。
そのため、基本的にどこのSIMでも使用可能です。
しかし、古い機種などの場合は対応していない可能性もありますので、気をつけてください。
不安な場合は、乗り換えの際にドコモで機種を購入するという方法もあります。
乗り換えの際は、機種の割引などのキャンペーンが手厚いです。
楽天モバイルからドコモへ乗り換えるメリット
楽天モバイルからドコモへ乗り換えるメリットを見ていきます。
- 安定した通信速度で利用できる
- セット割や家族割がある
- キャンペーンでお得に乗り換えられる
- 購入できる機種が多い
- ドコモの格安プランahamoなら月額料金がお得
安定した通信速度で利用できる
ドコモでは、比較的安定的な通信速度で使用が可能なため通信速度で不満がある場合、ドコモはおすすめです。
楽天モバイルを使用していて、通信速度が遅いと感じる場合、ぜひドコモに変えてみてください。
セット割や家族割がある
セット割や家族割があるというのも、ドコモのメリットです。
割引の内容によっては、かなりお得になります。
ドコモは基本的な料金が割高ですので、セット割引は積極的に使用しましょう。
ドコモのセット割について3つ見ていきます。
ドコモ光セット割
ドコモ光を契約中という方は、こちらの割引が使えます。
ドコモ光を使用中の場合に割引がありお得です。
- 「ドコモ光」定額プラン（タイプA/B/C/単独タイプ、10ギガ タイプA/B/単独タイプ）をご契約の場合：永年最大1,100円（税込）割引
- 「ドコモ光」2段階定額プラン（ドコモ光ミニ）をご契約の場合：永年最大550円（税込）割引
ドコモ光のプランや、契約するスマホのプランによって、割引の価格が違うのも特徴です。
契約するプランによっては、550円や220円と言った割引になる場合もあります。
現在、ドコモ光を使っていない方は、契約のときにドコモ光に見直してみるのも一つの手です。
ファミリー割引
ファミリー割引では、家族間の通話料が国内に限り無料となります。
家族でスマホを使っている場合は、通話料が安くなるのでお得です。
同居、別居問わず、ファミリー割引は利用可能となっています。
20回線まで、ファミリー割引を受けることができます。
ただし、申し込みが必要になるためスマホの契約時などに、申し込みをしてください。
みんなドコモ割
みんなドコモ割は、ファミリー割引のグループ内であれば、使用が可能です。
月額料金が、回線ごとに最大1,100円（税込）が割引となります。
安いプランの契約と場合は、550円（税込）となる場合もあります。
キャンペーンでお得に乗り換えられる
キャンペーンで、お得に乗り換えられる可能性があるというのもメリットの一つです。
時期によって行っているキャンペーンは違いますが、通常よりお得になることがほとんどです。
乗り換えの際は、ぜひキャンペーンも確認しましょう。
購入できる機種が多い
購入可能な機種が多いというのも、ドコモの特徴です。
発売日に、新型のiPhoneやAndroidが買えるため、新型の機種がほしいという方におすすめです。
最新の機種もキャンペーンなどで割引を受けることができ、分割でも買えます。
楽天モバイルでも最新のiPhone 15シリーズ在庫を取り揃えていますが、Android製品などはドコモに比べると少なく、選択可能な機種は少なめです。
そのため、最新の機種が使いたいという場合はドコモもおすすめです。
ドコモの格安プランahamoなら月額料金がお得
ahamoなら月額料金がお得です。
30GBのデータ通信量で基本料金2,970円（税込）となっています。
ギカをたくさん使いたいという方は、110GBのプランもありますので、かなりお得に使えます。
また通話料金も、5分の無料サービスが付いています。
ぜひahamoも検討の上、ドコモに変えましょう。
>ドコモキャンペーンはこちら
楽天モバイルからドコモへ乗り換える手順
楽天モバイルから、ドコモへ乗り換える手順について紹介します。
乗り換える手順は以下のとおりです。
- 楽天モバイルの解約に関する注意点の確認
- ドコモへの申し込みに必要なものの準備
- ドコモへの申し込み
- 初期設定・開通手続き
- データ移行
まずはドコモに変える手順を見ていきます。
手順1：楽天モバイルの解約に関する注意点の確認
楽天モバイルからドコモへ乗り換える際は、以下の注意点を確認しましょう。
- 月途中で、解約の場合、オプションは日割りで計算となる
- 楽天モバイルの場合、SIMカードは返却が必要
- 一部オプションは、別で解約の手続きが必要になる
楽天モバイルは、月途中で解約の場合、オプション料は日割りでの計算です。
また、解約後は楽天モバイルの場合、SIMカードの返却が必要です。
他にも乗り換え前に一部のオプションは解約の必要があります。
解約が必要なオプションは以下のとおりです。
- スマホ交換保証プラス
- 故障紛失保証 with AppleCare Services
- あんしん保証with AppleCare Services for Apple Watch
手順2：ドコモへの申し込みに必要なものの準備
ドコモへ申し込む際は、以下のものが必要です。
本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
上記を持っていない方は、健康保険証または住民基本台帳カードと補助書類の持参が必要です。
補助書類とは住民票・公共料金の支払い領収書などです。
お支払い方法
- クレジットカード・キャッシュカード
- クレジットカード支払い
- 銀行口座振替
- 請求書によるお支払
お支払い方法を上記の中で選択します。
dアカウント
dアカウントがあると、契約の際に便利です。
以前、dアカウントを持っていた人は準備を行っておくと便利になります。
ただし、契約後に、任意で取得しても問題ありません。
手順3：ドコモへの申し込み
準備が整ったあとは、ドコモへの申し込みを行いましょう。
ドコモへの申込みは、ドコモショップや、家電量販電、ドコモオンラインショップで進められます。
3つの中ではオンラインショップでの申し込みが、簡単に契約可能なのでおすすめです。
オンラインショップでは、キャンペーンを多く行っているのが特徴です。
また、機種もオンラインショップで買うことができます。
手順4：初期設定・開通手続き
手元にSIMが到着したらSIMを挿入する前に開通手続きを行いましょう。
開通手続きは、ドコモオンラインショップから行えます。
購入履歴にアクセスを行い、受付番号と電話番号を入力しましょう。
次に、端末のAPN設定を行います。
端末の種類によっても設定方法に違いがあるので、ドコモから送られてくる説明マニュアルを参考に入力してください。
手順5：データ移行
最後にデータ移行を行っていきます。
端末を変えていない場合は、不要です。
機種変更を行った方は、データの引き継ぎを行って乗り換え完了となります。
楽天モバイルのドコモ回線とは？
ここからは、2020年4月7日まで新規契約できた楽天モバイルのドコモ回線について紹介します。
- 楽天モバイルのドコモ回線
- 楽天モバイルのドコモ回線からドコモへの乗り換え方法
- 楽天モバイルのドコモ回線から楽天モバイルへのプラン変更
楽天モバイルのドコモ回線
楽天モバイルは2020年4月7日までドコモ回線の提供を行っていましたが、現在は楽天回線のみです。
しかし、すでに契約している人は引き続き楽天モバイルのドコモ回線を使用できます。
また楽天モバイルのドコモ回線を使っている人は、他のキャリアへの乗り換えも可能です。
楽天モバイルのドコモ回線を使い続けるメリットは少ないため、ahamoなど安いドコモ回線のプランに乗り換えたほうが良いでしょう。
楽天モバイルのドコモ回線からドコモへの乗り換え方法
楽天モバイルのドコモ回線からドコモに乗り換える手順は以下のとおりです。
- 必要書類を準備する
- ドコモオンラインショップで申し込む
- ドコモのSIMカードなどが届いたあとに初期設定を行って完了
必要書類を準備してから申し込みましょう。
申し込みは店舗でもできますが、オンラインストアの方がキャンペーンがお得になることが多いです。
そのため、お得に乗り換えたい方はドコモのオンラインストアから申し込みましょう。
楽天モバイルのドコモ回線から楽天モバイルへのプラン変更
楽天モバイルのドコモ回線から、楽天モバイルのプランに乗り換えるというのも可能です。
変更する場合は、楽天モバイルの公式サイトから回線の変更を行います。
楽天モバイルのドコモ回線から、楽天モバイルの回線に変えるには、SIMの変更が必要です。
手続き後に、楽天モバイルのSIMが送られてきた後、SIMカードを入れ替える必要があります。
楽天モバイルからドコモへの乗り換えに関する注意点
楽天モバイルから、ドコモへの乗り換えに関する注意点を紹介します。
注意点は以下の3つです。
- ドコモのapn設定の方法
- ドコモで端末だけ購入することもできる
- 楽天モバイルの回線の解約と同時に一部のオプションは解約されない
乗り換え時に慌てないためにも、事前に注意点を確認しましょう。
ドコモのAPN設定の方法
ドコモに乗り換えの際は、APNの設定に気をつけてください。
APNとは、アクセスポイントのことで設定を行わないとドコモの回線に繋がりません。
ドコモから送られてくる説明マニュアルに従って、設定を終わらせましょう。
機種によって設定の方法が違うので、注意が必要です。
ドコモで端末だけ購入することもできる
ドコモでは、乗り換えをしなくても、端末のみの購入が可能です。ドコモの公式サイトや、リユースで端末のみ買うことも可能です。
リユースだと、中古スマホをリーズナブルな価格で購入できます。
オンラインショップでも端末のみの購入が行えるため、オンラインショップの利用もおすすめです。
楽天モバイルの回線の解約と同時に一部のオプションは解約されない
楽天モバイルの解約と同時に、一部のオプションついては解約されません。
そのため、個別で解約の手続きが必要です。
手続きを忘れると、楽天モバイルの解約後、オプションのみ請求され続けることになります。
手続きが必要なオプションは以下のとおりです。
- スマホ交換保証プラス
- 故障紛失保証 with AppleCare Services
- あんしん保証with AppleCare Services for Apple Watch
端末保証に入っている場合は、自分で解約しましょう。
オプションの解約方法は以下のとおりです。
- My 楽天モバイルにアクセスする
- 契約オプション一覧から解約を選ぶ
- 「サービスを解約しますか？」でOKを選んで完了
オプションの解約月の料金は、日割計算になる場合が多いです。
しかし、以下のサービスは、月額料金満額分の支払いとなります。
- 15分（標準）通話かけ放題
- 国際通話かけ放題
- 楽天モバイル買い替え超トクプログラム
日割りにならず、月額料金が満額の支払いになるため注意が必要です。
楽天モバイルからドコモへの乗り換えに関するよくある質問
楽天モバイルからドコモへ乗り換える際の、よくある質問を紹介します。
- 楽天モバイルのドコモ回線はいつまで使える？
- 楽天モバイルの端末はドコモでも使える？
- 楽天モバイルの解約金やMNP発行手数料はいくら？
- 楽天モバイルはどこ回線を使っている？
- 楽天モバイルの端末はSIMフリー？
- 楽天モバイルからドコモへの乗り換えの審査は厳しい？
以下で詳しくみていきましょう。
楽天モバイルのドコモ回線はいつまで使える？
楽天モバイルのドコモ回線のサービス終了時期は明記されていません。現在は使うことができますが、公式サイトでは、楽天モバイル回線への乗り換えを推奨しています。
楽天モバイルは楽天回線のプランを提供しているため、今後はサービス終了する可能性が高いです。
そのため、早めにドコモや楽天モバイルの楽天回線への乗り換えがおすすめです。
楽天モバイルの端末はドコモでも使える？
楽天モバイルの端末は、すべてSIMフリーのためドコモでも使うことが可能です。
まれに古い機種などは、使えないものがあるかもしれませんので確認が必要です。
しかし最新の機種でしたら、SIMフリーのため、他キャリアでも使えます。
楽天モバイルの機種は、ドコモでも使用が可能なため、安心して乗り換えることができるでしょう。
楽天モバイルの解約金やMNP発行手数料はいくら？
楽天モバイルの解約金・MNP発行手数料は無料です。
乗り換えの際、楽天モバイルの場合は手数料が必要ありません。
いつでも乗り換えられるため、ご自身の手が空いたタイミングで乗り換えると良いでしょう。
楽天モバイルはどこ回線を使っている？
楽天モバイルの回線は、楽天回線とau回線を使っています。
楽天モバイルの旧プランを使っている方は、ドコモ回線を使っている可能あります。
楽天モバイルの端末はSIMフリー？
楽天モバイルの端末はSIMフリーです。
iPhoneもAndroidも、SIMフリー端末での販売となります。
SIMフリーなのでどこのSIMでも使用可能となっており、SIMロック解除の必要もありません。
ドコモに変える際も、そのままドコモのSIMに入れ替えるだけで大丈夫です。
楽天モバイルからドコモへの乗り換えの審査は厳しい？
ドコモが自ら行う契約審査については、あまり心配はいりません。
月々のスマホ料金などを支払っていれば、高い確率で審査は通ります。
審査では、ドコモ系サービスで料金の未納がないかどうかという点も審査基準となります。
また他のスマホやネット系の通信サービスにおいて、未納がないかという点も審査でチェックされます。
また、端末を割賦で買う際の審査もあります。
高すぎる端末の場合、割賦可能な上限があるので注意が必要です。
楽天モバイルからドコモへの乗り換えまとめ
楽天モバイルから、ドコモへの乗り換えについて紹介しました。
ゴリラ
楽天モバイルから、ドコモへ乗り換える際のデメリットや、メリットに加え、乗り換え方法や注意点、よくある質問なども紹介しました。
ドコモならではのセット割などもあります。
キャリアへの乗り換えですと、キャンペーンが手厚いところもありますので、ぜひお得に乗り換えてください。
今はオンラインショップでも、手続きが簡単で、SIMや機種も郵送で送ってくれます。
楽天モバイルのドコモ回線から、楽天モバイル、他キャリアに変えることも可能です。
現在は、サービス終了となっても使えていますが、いつ終了になるかわからないため変えておいたほうが安心です。
楽天モバイルから、ドコモへ変えるメリットは、回線や選べる機種の多さにあります。
料金面なども考慮し、ドコモに変えるか検討してください。
ぜひ、この記事を参考にし、楽天モバイルからドコモへお得に乗り換えてください。
