これから光回線を解約したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は2024/3/1時点の情報です。詳細は各公式ページをご参照ください。
目次
光回線の解約でかかる違約金
光回線を解約する上で、一番不安なのが違約金についてではないでしょうか?
光回線の解約時に請求される主な費用は、「違約金」と「工事費の残債」の2つです。
また、「プロバイダの違約金」も発生するケースもあります。
ここでは、まずこれらについて詳しく解説します。
違約金
契約プランで定められている継続利用年数より早く光回線を解約すると違約金が請求されてしまいます。
金額はサービスによっても違いますが、1,500円~20,000円です。
フレッツ光の場合、違約金は以下のように定められています。
NTT東日本の場合
NTT東日本の場合、「にねん割」のキャンペーンを行っており、これを適用している人は、2年ごとにやってくる「更新月」以外に解約をすると、違約金が請求されます。
違約金は、戸建て10,450円、集合住宅1,650円となっています。
NTT西日本の場合
NTT西日本では、「もっともっと割」という割引キャンペーンを行っており、ほとんどの方は、これに申し込みをしているはずです。
「もっともっと割り」は、はじめの更新月が利用開始から2年後にやってきて、その後は、3年ごとに契約が更新される仕組みとなっており、違約金は解約するタイミングによって違ってきます。
詳細は以下の通りです。
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引用:https://flets-w.com/cpn/motto2/charge/
工事費の残債
解約時、違約金以外に必要となるのが「工事費の残債」です。
工事費を一括で支払いされた方は、解約時に工事費の残債を請求されることはありません。
ただし、各サービスでよく行われている「工事費実質無料キャンペーン」を適用した場合は、定められた期間より早く解約すると工事費の残債を一括で請求されてしまいます。
例えば、工事費40,000円を1,333円ずつ30ケ月に分けて割引するキャンペーンを利用していた場合、24ケ月の時点でやめてしまうと6ケ月分の割引はまだされていないので、40,000-1,333×24ケ月=8,008円、解約時に支払わなくてはいけないということになります。
工事費実質無料キャンペーンは、お得な特典ではありますが、いわゆる「縛り」の役割も果たしており、継続利用できない人は無料にならない仕組みとなっています。
このキャンペーンを適用した方は、残債がないかどうか確認しておくといいでしょう。
プロバイダの違約金が発生するケースも
フレッツ光など、光回線とプロバイダを別々に契約するタイプのサービスを解約する場合、光回線事業者だけでなくプロバイダからも違約金を請求されることがあります。
中には、解約金を設定してないプロバイダサービスもあり、金額もサービスによって異なるので、契約中の各プロバイダに問い合わせをしてみてください。
ただし、光回線を乗り換えても、プロバイダは継続して同じものを利用するという時は、違約金が発生しませんので、心配はありません。
違約金を支払わずに解約する方法とは?
違約金は、なかなか金額が大きい場合もあり、支払いが憂鬱ですよね。
しかし、全ての場合において違約金を支払わなくてはいけないというわけではなく、違約金を負担せずに解約できる方法もあります。
その方法は以下の通りです。
更新月の期間もしくは最低利用期間を過ぎた後に解約する
光回線の契約コースには、二つのタイプがあります。
一つは、定められた利用期間継続して使用すれば、その後は、いつやめても違約金がかからないタイプ。
もう一つは、契約期間が2年~3年ごとに更新されるタイプです。
多くの光回線は後者のタイプになっていますので、注意が必要です。
つまり、契約期間が2年なら2年が過ぎると契約が延長されてしまうので、契約期間の2年を超えていても違約金が取られてしまうということになります。
このタイプの契約で違約金を取られずに解約するには「更新月」と呼ばれる期間内に解約の手続きを済ませる必要があります。
更新月の時期は、サービスによって違いますが、たいていの場合契約満了月、もしくはその翌月~翌々月に設定されていますので、確認してみてください。
違約金を負担してもらえるキャンペーンを利用する
更新月まで待てず、今すぐにサービスを解約したいという方には、違約金を負担してもらえるキャンペーンを利用することをおすすめします。
例えば、auひかりやソフトバンク光なら、他社違約金負担のキャンペーンを行っているため、現在のサービスの違約金金額がわかる証明書を送れば、その分を全額負担してもらうことができます。
負担なく乗り換えをしたいという方には、とってもおすすめですので、ぜひチェックしてみてください。
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キャッシュバック額が大きい光回線に乗り換える
最近では、各光回線事業者が新規契約キャンペーンとして積極的にキャッシュバックを行っています。
違約金の負担なく、解約したいという方には、新規申し込みのキャッシュバック額が大きい光回線に乗り換えることをおすすめします。
キャッシュバックは高いところだろ30,000円以上もらえることもあるので、それを違約金に充てれば負担なく解約することができます。
転用する
今フレッツ光をお使いの方で、プロバイダを変えたいという方、もしくは、もっと料金を安くしたいという方は、光コラボレーションサービスに乗り換えをすれば、「転用」という形になり、NTTから違約金を請求されることはありません。
光コラボレーションとは、各事業者がフレッツ光の回線を借りて販売しているもの。
ソフトバンク光やドコモ光、So-net光、BIGLOBE光などがこれに当たり、これらの多くはフレッツ光より料金が安く設定されています。
光コラボレーションなら、各事業者を通じて、NTTのサービスを継続することになるので、NTTからの違約金は請求されず、より月額料金の安い、お得なサービスに乗り換えをすることができます。
解約・乗り換えの方法は?
①プロバイダを解約する
プロバイダと回線のどちらも乗り換えをするという場合は、まずプロバイダの解約手続きから行いましょう。
解約方法は、それぞれのプロバイダによって異なりますので、ご契約中のプロバイダの公式サイトをご覧ください。
ここでは、主なプロバイダの解約に関するページをまとめていますので、確認してみてください。
BIGLOBE:こちらから
WAKWAK:こちらから
OCN:こちらから
Yahoo!BB:こちらから
ぷらら:こちらから
@nifty:こちらから
ASAHIネット:こちらから
DTI:こちらから
②光回線サービスの窓口に電話をする
プロバイダの解約が完了したら、次に光回線の解約をしましょう。
光回線の解約方法は、サービスによっても異なりますが、ほとんどの場合、電話で解約申請をすればOKです。
また、中にはweb上で解約手続きが完結するサービスもあります。
ちなみにNTTのフレッツ光の場合は、電話のみの受付となっています。
解約は、NTT東日本・西日本に関わらす、以下の番号で受付されています。
※受付時間:9:00~17:00(年末年始を除く)
③撤去工事・接続機器の返却
光回線の解約後は、撤去工事の他、モデムなどの返却が求められる場合があります。
撤去工事や機器の返却が必要かどうかは、ケースバイケースで、各サービスの事業者から案内がありますので、それに従うようにしましょう。
また、撤去工事を行う場合、工事費用が請求されるケースもありますので、その点についても解約時に確認しておきましょう。
解約のタイミングは?
解約手続きは、違約金のかからない「更新月」に行うのが一番です。
また、更新月を逃してしまったという場合には、できるだけ早く解約申請をすることをおすすめします。
というのも、サービスによっては、契約変更を受け付ける締切日が毎月設けられていて、それを過ぎてから解約手続きをすると、解約が1ヶ月遅れてしまうことがあるからです。
申請が遅れると余分に月額料金が取られてしまうということもあるので、注意しましょう。
日割り計算はしてもらえる?
月の途中で解約した場合、日割り計算して、最後の月の利用料を安くしてほしいところですが、残念ながらほとんどの光回線では、日割り計算は行われていません。
月額料金は、退会する月も1ヶ月分請求されると考えておきましょう。
引っ越しの時は??
引っ越しの時は、解約する必要があるのか?という点は気になりますよね。
NTTフレッツ光の場合、継続して利用するなら、違約金が発生することはありません。
ただし、工事の費用は再度かかってしまうので、その点は心得ておきましょう。
また、フレッツ光以外の回線の中には、引っ越しをするにあたって一度解約をする必要がある場合もあります。
光回線を解約すると電話番号はどうなる?
光回線と一緒に光電話も契約していた場合、解約すると電話は使えなくなってしまいます。
この場合、他社に乗り換える際、ナンバーポータビリティサービスを利用すれば、同じ電話番号を引き続き利用することができます。(ただし、現在お使いの電話番号がNTTで発番されたものでない場合、電話番号の引き継ぎはできません)
他社サービスの乗り換えの際、光電話から、アナログ電話に戻したいなら、NTTに電話をして申請をしましょう。
そうすれば、アナログ電話に戻すため工事について案内してもらえます。
アナログ電話に戻すための工事費用は、加入の状況によっても異なりますが、2,000~13,000円程度です。
光回線はクーリングオフできる?
光回線の勧誘電話などで、勢いで申し込みしてしまったけれど、解約したい!ということは、よくあるようです。
このような場合、クーリングオフをすることは可能なのでしょうか?
結論から言えば、光回線には、いわゆるクーリングオフ制度に匹敵する「初期契約解除制度」を適用でき、契約書を受け取ってから8日以内であれば、契約を解除できることになっています。
ただし、8日を過ぎると違約金などを請求されてしまう可能性がありますので、キャンセルをする場合は、なるべく早めに申し出るようにしましょう。
光回線は、解約後に再契約することはできる?
解約後「やっぱり前のサービスに戻したい!」と思った時は、再契約をすることが可能です。
再契約をするには、新規申し込みと同じ手順で申し込めばOKです。
ただし、初期費用は新規契約と同様に必要となります。
また、新規加入キャンペーンなどはサービスによっては適用されなくなる場合もありますので、確認しておきましょう。
新しく契約するならこの光回線がおすすめ!
光回線を解約したいという方の中には、乗り換え先の光回線をどれにするか迷っている方もいるのではないでしょうか?
ここでは、新規加入キャンペーンを積極的に行っているおすすめの光回線をご紹介しておきます。
NURO光
関東エリアにお住まいの方には、NURO光をおすすめします。
NURO光は、通信速度最大2Gbpsの業界最速回線!
しかも、料金はプロバイダ料込で、5,200円ととってもリーズナブルです。
工事費実質無料キャンペーンの他、30,000円のキャッシュバックも実施されているので、今利用しているのサービスが契約期間中という方も負担なく乗り換えをすることができますよ。
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auひかり
auひかりは、auの携帯電話をお持ちの方にぜひともおすすめしたいサービスです。
というのも、auとセットでauひかりを利用すると、毎月最大2,200円が割引してもらえるからです。
また、家族内にauユーザーがいるという場合は、その分も割引してもらえるので、月々の出費を大幅に抑えることができます。
代理店NNコミュニケーションズからの申し込みなら、最大72,000円のキャッシュバックも受け取れ、現在お使いのサービスの違約金も負担してもらうことができますよ。
代理店NNコミュニケーションズは、KDDI株式会社から表彰されている優良代理店です。(2021年4月) |
ソフトバンク光
ソフトバンクユーザーの方には、ソフトバンク光がおすすめです。
ソフトバンク携帯をお使いの方なら、毎月1,100円割引の特典を受けることができるので、お得に利用することができます。
また、現在フレッツ光をお使いの方ならNTTの違約金なしで乗り換えることができるから安心。
それ以外の回線をご利用中の方も、違約金負担キャンペーンを適用すれば、自分で解約金を支払う必要がありません。
また、工事費も無料なので、初期費用について心配する必要がありません。
おすすめ代理店エヌズカンパニーからの申し込みなら、最大68,800円のキャッシュバックを受け取ることもできますよ。
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WiMAXに契約するなら?
光回線を解約して、WiMAXを契約したいと考えている人もいるかもしれませんね。
光回線から、WiMAXに乗り換えるメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
・料金が安くなることが多い
・工事が不要
・持ち運びができて外出先でも使える
また、おすすめのWiMAXサービスについても以下でご紹介しておきましょう。
PEPABO WiMAX
PEPABOは、高額キャッシュバックとリーズナブルな月額料金が魅力のWiMAXサービス。
とにかく月額料金を安くしたい!お得に乗り換えたい!という方には、とってもおすすめですよ♪
しかも、繋がりが悪いなどのトラブルがあった時も20日以内なら、キャンセル可能なので、気軽に申し込みすることができます。
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So-netWiMAX2+
大手プロバイダとしても有名なSo-netが提供しているSo-netWiMAX2+。
月額で3,700円から利用できます。
また、セキュリティソフト・安心サポート・機器補償のサービスも12ケ月間無料で利用することができるので、WiMAX2+を初めて使うという方にもおすすめです。
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BIGLOBE WiMAX2+
BIGLOBE WiMAX2+もキャンペーンを積極的に行っておいるサービスの一つ。
現在は、5,000円キャッシュバックのキャンペーンを実施しています。
月額料金は、3,980円なので、光回線から乗り換えれば、安くなる方も多いはず!
人気のプロバイダが提供するWiMAXサービスなので、サポート面についても安心できます。
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いかがでしたか?
今回は、光回線の解約について解説しました。
光回線の解約は、「面倒くさそう」というイメージが強く、なかなか憂鬱ですよね。
しかし、手続きをしてしまえば案外簡単なものです。
わからないことがあれば、各サービスの問い合わせ窓口で尋ねれば、教えてもらえるので、解約手続きは早めにされることをおすすめします。
また、各サービスの詳細ページでは、それぞれの光回線の解約方法や違約金についてもご紹介していますので、参考にしてみてください。
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