「GoogleのPixelを買いたいんだけど、どこで買うのがお得なの?」
Google Pixel を安く買う方法、購入できる場所を紹介します。
- 2年以上がっつり使うならGoogleストア、IIJmio
- 向こう2年で買い替え予定、補償サービスに入りたい、乗り換えてもOKならドコモ、au、ソフトバンク(白ロムも買える)
- 1、2年型落ちの中古が最もコスパが良い
型落ち機種でスペックが高いGoogle Pixelを購入するなら、Google Pixel 8 Proを安く買う方法をチェックしてください。
Google Pixelシリーズが買える場所
すべてのMNOキャリア、メーカー公式、その他、様々なところで買えるiPhoneとは異なり、Google Pixelシリーズが購入できる場所は限られています。
- Googleストア(オンラインのみ)
- ドコモ
- au(UQモバイル)
- ソフトバンク
2024年現在、新品の正規のPixelは、上記のいずれかでしか購入できません。
日本国内では、GoogleにはAppleの「Apple Store」のような公式ストアがありません。
楽天モバイル、その他の格安SIMでも、新品を購入することはできません。
ただし、IIJmioでは「未使用品」が販売されることがあります。
Google Pixelが安く買えるのはどこ?
2024年11月時点でGoogle、ドコモ、au、ソフトバンクのPixelの価格です(IIJmioは未使用品の参考価格)。
カッコ内の金額は、ドコモの「いつでもカエドキプログラム / いつでもカエドキプログラム+」auの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「新トクするサポート」に加入して、2年後に端末を返却したときの、2年間の負担額です。
Google Pixel 8シリーズ
▼Google Pixel 8▼
Google Pixel 8 | 128GB | 256GB |
---|---|---|
ドコモ | 119,900円 (47,828円) | ー |
au | 93,600円 (22,047円) | 127,900円 (57,500円) |
ソフトバンク | 94,320円 (22,008円) | 126,000円 (48,984円) |
IIJmio ※未使用品 | 84,800円 | ー |
112,900円 | 122,900円 |
▼Google Pixel 8 Pro▼
Google Pixel 8 Pro | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
ドコモ | ー | 198,000円 (135,960円) | 218,680円 (157,960円) |
au | 169,900円 (87,400円) | 179,900円 (92,000円) | 199,900円 (102,350円) |
ソフトバンク | 160,128円 (43,992円/1年) (82,704円/2年) | 167,040円 (43,992円/1年) (85,008円/2年) | 206,640円 (54,072円/1年) (104,928円/2年) |
159,900円 | 169,900円 | 189,900円 |
▼Google Pixel 8a▼
- Googleストア(公式):253,000円
- ドコモ:252,890円(149,930円)
- au 253,000円(129,950円)
- ソフトバンク 287,280円(143,640円) ※金額は税込
旧モデル
- Googleストア(公式) ※在庫なし
128GB:82,500円
256GB:97,900円 - au※2023年6月終売
128GB:87,310円68,220円(45,310円22,047円) - UQモバイル ※終売
128GB:68,220円 - ソフトバンク※在庫なし
128GB:88,560円(32,088円22,008円)
256GB:102,960円(56,880円) - IIJmio(未使用品)
128GB:79,800円 ※金額は税込
- Googleストア(公式) ※在庫なし
128GB:124,300円
256GB:139,700円 - au※在庫なし
128GB:134,900円107,520円(74,060円57,960円) - ソフトバンク※在庫なし
128GB:131,760円(72,720円)
256GB:146,160円(80,640円) - IIJmio(未使用品)
128GB:109,800円 ※金額は税込
- Googleストア(公式):
69,300円54,800円 - ドコモ:
75,350円(46,310円)
63,217円(22,033円)
53,911円(26,928円) - au ※終売
63,890円(31,970円)47,500円(22,047円) - UQモバイル:47,500円
- ソフトバンク:
64,080円55,440円(22,008円) - ワイモバイル:55,440円
- IIJmio(未使用品):57,800円 ※金額は税込
上記の金額、プログラムを踏まえて結論をまとめると、以下のとおりです。
- 一部を除き「端末価格」はGoogleストアが最も安い
- 旧モデルの中にはキャリアの方が安いものもある(ただし、在庫がほとんどない)
- Googleストアは2年後の「買取額」が、購入時にはわからない→各キャリアなら、2年間の負担額を抑えられる&予め計算できる
Googleストア(公式オンラインストア)
Googleの公式オンラインストア「Googleストア」の特徴を紹介します。
キャンペーン・下取り施策がある(安くなる時期がある)
Googleストアでは、新製品の発売時や、1年のイベントシーズン(商戦期)にキャンペーンを開催することがあります。
- 新生活応援セール(3月)
- 学割キャンペーン(4月)
- GWセール(4〜5月)
- 廉価モデル(aシリーズ)発売時(5〜7月頃)
- ハイエンド発売時(10月頃)
- ブラックフライデー(11月)
セールで安くなるのは、iPhoneにはない特徴ですね。
これらのキャンペーンは、直接、端末が割引されることもありますが、次回以降に使えるストアクレジットの還元、下取り額の増額、イヤホンなどの他のアイテムが無料になる、など内容はさまざま。
例えば、2022年10月のGoogle Pixel 7発売時に行われたキャンペーンでは以下のとおりで、Google Pixel 7が実質タダで手に入るという、超還元キャンペーンが行われました。
- Google Pixel 7(128GB)の価格:82,500円
- ストアクレジットの配布:▲21,000円
- 下取り額の増額:最大▲61,500円
型落ちモデルが買えることも
基本的にGoogleストアで購入できるのは最新モデルのみです。
しかしタイミング次第では 、前モデルの在庫が残っていることもあります。
Googleストアで使えるクーポンが配布されることがある
Googleストアの商品が10%オフなどで購入できるクーポンが、メールで配信されることがあります。
10%とは言え、仮に10万円のスマホなら1万円の割引に。これは侮れません!
以前にGoogleストアを使ったことがある人、ストアでメール配信を登録した人などに、届くことがあります。
18歳以上の学生に「学割」がある
あまり知られていませんが、Googleストアでは18歳以上の学生を対象にした学生割引があります。
Pixelシリーズがストア価格から10%オフで購入できます。
Googleストアの注意点
個人的に感じるGoogleストアのデメリット、注意点は以下のとおり。
- 買いたいタイミングでセールが行われているとは限らない
- 下取り額が見積もり通りの結果にならないこともある
- 次回の買い替え時にならないと、下取り額がわからない
- 日本ではGoogle独自の有償の補償サービスがない
特に下取りについて、査定額が見積もり額の75%を下回った場合、下取りは成立せず、返却されてしまいます。
また、アメリカなどの一部の国では提供されている「Preferred Care」という、2年間の補償プランは日本では提供されていません。
「購入時に2年後の買取額を決めて欲しい」「補償サービスに入りたい」という人は、以下で紹介するキャリアでの購入も検討してみてください。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)
ドコモ、au、ソフトバンクのPixelは、端末によってはGoogleストアよりも割高です。
Google Pixelは長期にわたって使えることが魅力の端末です。一括で安く買いたい人も多いでしょう。
しかし、それでもこれらのキャリアで購入するメリットはあります。
各社のプログラムに入れる
ドコモの「いつでもカエドキプログラム / いつでもカエドキプログラム+」、auの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「新トクするサポート」に加入することで、購入の時点で、2年後(一部モデルは1年後)のスマホの下取り額が約束されます。
PixelはOSやセキュリティアップデートが比較的長く保証されていることから、2年後の下取り額は高めに設定されがちです。
各社の補償サービスに入れる
- ドコモ「smartあんしん補償」
- au「故障紛失サポート ワイド with Cloud」
- ソフトバンクの「あんしん保証パックネクスト」
それぞれの補償サービスに加入できます。
他社からの乗り換えなら割引がある
他社からの乗り換えで端末を購入するなら
- ドコモ:5G WELCOME割 最大4.4万円割引・ポイント還元
- au:au Online Shop お得割 最大4.4万円割引
- ソフトバンク:オンラインショップ割 最大43,968円割引
の割引を受けられます。
割引を受けると、一括価格もGoogleストア公式より安くなります。
期間中は学割を受けられる
また、概ね11月〜翌年5月まで、大手キャリアでは「学割」キャンペーンを実施することが通例です。
2024年11月現在は以下の若者向けのキャンペーンが実施されています。
- ソフトバンク「U22オンラインショップ割」43,968円割引
キャリアでは白ロム購入もできる
プログラムや補償サービスは魅力的だけど、大手キャリアの高いプランは契約するつもりはないんだよな、と考える人は多いです。
実はドコモ、auでもソフトバンクでもオンラインショップで「端末のみ(白ロム)」購入できます。
オンラインならお店の人に「端末だけ欲しんいですけど」と、気を遣う必要もありません。
もちろん、キャリアで買ってもSIMロックはかかっていないので、好きなキャリアで利用できます。
「安く買う」ならPixelの型落ちモデルもチェック!
ここまでは最新のPixelを買うことを前提にお伝えしてきましたが、中古、新古品の型落ちを狙うのもおすすめ。
実際に僕は、2021年に3年型落ちのGoogle Pixel 3 XLをイオシスで購入したことがあります。
正直、最近の「ミドルレンジ」と呼ばれる4〜6万円くらいのスマホを検討しているなら、数年型落ちのPixelを買うのも全然アリかと。
いつまで使える?Pixelは長期のアップデート保証
GoogleのPixelシリーズは、将来のAndroidバージョン、セキュリティアップデートの提供を保証しています。
- Google Pixel 8a
2031年5月 / 2031年5月 - Google Pixel 8・8 Pro
2030年10月 / 2030年10月 - Google Pixel Fold
2026年6月 / 2028年6月 - Google Pixel 7a
2026年5月 / 2028年5月 - Google Pixel 7・ 7 Pro
2025年10月 / 2027年10月 - Google Pixel 6a
2025年7月 / 2027年7月 - Google Pixel 6・6 Pro
2024年10月 / 2026年10月 - Google Pixel 5a(5G)
いずれも2024年8月 - Google Pixel 4a(5G)
いずれも2023年11月 - Google Pixel 5
いずれも2023年10月 - Google Pixel 4a
いずれも2023年8月 - Google Pixel 4・4 XL
いずれも2022年10月
例えば、2024年5月にGoogle Pixel 7を買った場合、今後、2回のOSアップデートを受けられ、セキュリティアップデートも約3年先まで保証されます。
Google Pixelを安く買うために知っておきたいこと
最低限、押さえておきたいことを厳選してお伝えいたします。
Googleストア版(SIMフリー)とキャリア版の違いは対応バンド
ストア版/キャリア版で機能に違いはありませんが、一部、対応周波数が異なります。
例えばGoogle Pixel 7 / 7 Proの場合。
- Googleストア版
- LTE:B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
- 5G:n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 75 / 76 / 77 / 78
- au・ソフトバンク版
- LTE:B1 / 3 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28 / 41 / 42
- 5G:n3 / 28 / 77 / 78
とは言え、キャリア版でも他社の主要バンドに対応しているので、そこまで気にする必要はありません。
また、2023年5月に発売したGoogle Pixel 7a以降は、ドコモの5G通信で使用される「n79」にも対応しています。
型落ちになる前に売り切れることもある
後継機が発売したタイミングで、型落ちを狙おうと考えているなら、これは知っておいた方が良いかも。
例えばGoogle Pixel 7は、後継モデルが発売する前の2023年6月の時点で、公式では終売(在庫なし)していました。また、キャリアも早々に在庫切れになっていました。
安くスマホを買うなら型落ちを狙うのが鉄板ですが、Pixelはタイミングが難しいです。
Googleの下取りは厳しくも優しくもないが「0円査定」もあり得る
2022年の秋、SNSにおいて「ほとんど傷がついていないPixelが下取り拒否(0円査定)された」という口コミが拡散され、プチ炎上しました。
Googleストアでは下取り額を増額するキャンペーンを行うこともあり、これを目当てに買い替えるユーザーも少なくありません。
結論、僕が調べた限りでは、Googleの下取りは厳しくもなく、優しくもなく、あくまで常識の範囲内で行われると考えてよいでしょう。
ただし「絶対見積もり通りになるとは限らない」ということは、理解しておきたいところです。
Google Pixelを安く買う方法まとめ
最後に「どこで買えば良いのか」の、個人的な結論をまとめておきます。