いつでもプログラムに加入した人で、次の機種変更を迎える人は増えています。
本記事では、前半今からプログラムに入ろうか迷っている人向けに、後半はすでに入っている人に向けて最適な機種変更の方法について詳しくまとめました。
いつでもカエドキプログラムに加入済みだけど、そろそろ機種変更したいと思ってる人は、ぜひ参考にしてください。
- いつでもカエドキプログラムは前回の機種変更から23ヶ月目に端末を返却することで、24回目=残価の支払い免除を受けられる
- 特典を使った方がいいのは「23ヶ月目ジャストに機種変更する人」「簡単な手続きで済ませたい人」など
- 使わない方がいいのは「1年など短期で機種変更を繰り返す人」「端末に傷や故障がある場合」など
- 新型iPhone購入するならiPhone16を安く買う方法をチェック
ドココモを契約するなら、ドコモオンラインショップがおすすめです。
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いつでもカエドキプログラムを使用して23ヶ月目に端末を返却すれば、残価の支払いが不要です。
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いつでもカエドキプログラムとは
いつでもカエドキプログラムについて、以下6つの内容を解説していきます。
ドコモ公式サイトで開設された内容をまとめると、いつでもカエドキプログラムとは、購入時に2年後の下取り額を約束してくれるサービスです。
主な概要や特徴について詳しく紹介していくので、これからいつでもカエドキプログラムに加入しようか検討している人はぜひ参考にしてください。
「購入時に2年後の下取り額を約束してくれる」とは?
いつでもカエドキプログラムの要点は、以下のとおりです。
- 24回目に残価(下取り額)が設定された24回払いで端末を購入
- 23回支払ったタイミングでドコモに端末を返す→24回目分の支払いがなくなる
例えば105,500円のスマホがあったとして、ドコモ側が事前に2年後の下取り額を48,000円に設定し、24回目の支払額=残価を設定します。
1〜23回目 | 2,500円×23回(合計57,500円) |
24回目 | 48,000円(合計105,500円) |
23回払ったタイミング(2年後)でドコモに端末を返すと、24回目の支払い(48,000円)が免除される、という仕組みです。
引用:最新スマホをおトクに購入!いつでもカエドキプログラム – YouTube
購入時に残価が決まっているということは「購入時に2年後の下取り額を約束してくれる」ということです。
いつでもカエドキプログラムは「2年レンタル」といった呼び方もされていて、2年間割安な料金でレンタルするようなイメージにもなります。
加入者は返しても返さなくてもいい
いつでもカエドキプログラムは、加入したからといって必ず返却しなければいけないわけではありません。
2年後もまだ使用できる状態だったり、免除額に不満があり他で売却したかったりする場合は、以下の方法もあります。
- 24回目の金額をさらに24回に分割して払い続ける
- 24回目の金額を一括で支払って買い取ってしまう
残価48,000円が自動で24分割になるので、もし返却せずに使い続ける場合は、月々2,000円の支払いで済むようになります。
他にも、残価48,000円を一括で支払い買い取る方法もあります。
支払い回数が20回を超えたあたりで、24回目以降にどうするか一度検討してみてください。
2年以内の機種変更では「早期利用特典」がある
いつでもカエドキプログラムでは、24回目以降よりも前に機種変更して、旧端末を返却すると「早期利用特典」を利用できます。
「早めに返す=残価以上の価値が残る」ということになるので、23回目までの支払いから、毎月割引してもらえる嬉しい特典です。
前提として、2年以内に機種変更したとしても、免除される金額は24回目の支払額(残価)のみなので注意してください。
ただし、早期利用特典の割引額はあまり高いわけではないので、23ヶ月目以前に機種変更するなら一括で買い取った方がお得になることもあります。
故障、傷があると2.2万円の手数料がかかる
いつでもカエドキプログラムでは、端末の返却時に破損・傷などの不具合があると、別途2.2万円の手数料がかかります。
特に多いのが、画面割れやカメラ・音声などが正常に反応しないなどです。
あくまで判断はドコモショップ側なので、上記のような不具合があると、他社であっても買取額は減額されてしまいます。
いつでもプログラムの加入の有無に関わらず、スマホは常にケースやフィルムを利用して、常に「借りているもの」として使うことをおすすめします。

スマゴリ
上記の故障に該当した場合でも、ケータイ補償サービス、smartあんしん補償に加入している場合は、2,200円の負担金で済みます。
いつでもカエドキプログラムのメリット
総合的にみて、いつでもカエドキプログラムのメリットは以下2つです。
- 購入時に将来の下取り額を約束してもらえる
- ユーザーは端末を返しても返さなくてもOK
例えば2年後になって、端末の価値が当初の予想よりも下がっていたとしても、ドコモ側は当初の残価で回収しなければなりません。
一方、端末利用者はいつでもプログラムを使うより他で売却した方が条件がいい場合は、ドコモから買取もできます。
いつでもカエドキプログラムの主導権は、常に端末利用者にあるので、ドコモでスマホを買うなら入っておいて損のないプログラムです。
いつでもカエドキプログラムのデメリット
いつでもカエドキプログラムのデメリットは、早期利用特典での手続きが少々手間に感じる点です。
他にも「早期利用特典」での割引は少額なので、24回目以降にドコモから一括で買い取り、他社(買取店など)で売却したほうが条件が良いことが多いです。
一括で購入していれば、ドコモから買い取る手続きせずにスムーズに売却できます。

スマゴリ
1年単位で機種変更を繰り返していくつもりなら、いつでもカエドキプログラムには加入せずに、一括で購入する方が楽になることもあるので、ぜひ検討してみてください。
いつでもカエドキプログラムで損しない機種変更のタイミング
すでにプログラムに加入しているユーザーが、自分のニーズに合った機種変更のタイミングを4つに分けて紹介していきます。
ドコモではプログラムに加入した翌月を1ヶ月目とし、1ヶ月目の支払いが1回目としてカウントされます。
例えば2021年10月に機種変更した人の「23ヶ月目」は、2023年9月です(機種変更の2年後同月の前月)
23ヶ月目に機種変更をする場合
以下の項目に該当する場合は、基本的にいつでもプログラムの特典を使うことをお勧めします。
- 大きな傷や故障がない
- 他社で買い取りに出すよりも免除額が大きい
- 下取りプログラムの下取り額よりも免除額が大きい
- 機種変更後に古い端末を使う予定はない
23ヶ月目に端末を返却することで、24回目の支払いは免除されます。
プログラムを使う場合、ドコモオンラインショップか店舗のどちらの場合でも、機種変更の際に「プログラムの特典を利用する」と申し出ましょう。
22ヶ月目よりも前に機種変更する場合
1年など早めに機種変更する場合は、プログラム特典の利用はあまりおすすめしません。
「早期利用特典」よりも、他で売却した方がお得なことが多いからです。
たとえば、発売から間もない人気機種なら高値で取引されやすいので、自分で売却した方が得しやすくなります。
結論として、22ヶ月よりも短期間で機種変更を考えている人は「売却」を優先した方が賢い選択です。
23ヶ月目以降に機種変更する場合
23ヶ月目に機種変更しなかった人は、特別な手続きをしていない限り、24回目の残価がさらに24分割されて、支払いが続きます。
端末を返したタイミングで残りの支払いが免除されるので、他社の買い取り相場と比較してお得な方を選びましょう。
ただしドコモからの買い取りはドコモショップへの来店が必要なので、手間に感じる場合はプログラム特典を利用してください。
そもそも機種変更をしない
現時点で機種変更をしない場合、特にすることはありません。
残債額が少なくなってきたし、一括で買い取りたい、という人はドコモショップで手続きできます。
- 23ヶ月目ジャストに機種変更する
- 他社で買い取りに出すよりも、免除額が大きい
- 機種変更後に古い端末を使う予定はない
- 簡単な手続きで済ませたい
- 22ヶ月目よりもかなり前に機種変更する
- 他社の方が買取額が明らかに大きい
- 端末に傷がある・故障している
- 多少面倒な手続きも厭わない
いつでもカエドキプログラムに加入していても、そのまま使い続けても問題ありません。
冒頭でもお伝えしたように「返しても返さなくても良い=機種変更をしなくても良い」ということなので、自由度が高いプログラムということを覚えておきましょう。
いつでもカエドキプログラム加入者が他社へ乗り換え・解約する場合
いつでもカエドキプログラムに加入しているユーザーが、他社へ乗り換え・解約する場合について解説していきます。
他社でスマホを購入するかドコモのスマホを使い続けるか、主に2パターンがあるので、ぜひ参考にしてください。
他社でスマホを購入する場合
他社に乗り換えるタイミングでスマホを購入する場合、これまでのドコモの端末が不要になる人も多いと思います。
- ドコモに早めに返して、早期利用特典+24回目の支払い免除を受ける
- ドコモから買い取り、他の買取店で売却する
- ドコモから買い取り、乗り換え先キャリアの下取りプログラムを使う
どの方法を選ぶかは、端末の状態や市場価値によって異なります。
ドコモに返却して早期利用特典を受けるのも1つですが、場合によっては他の買取店の方が高く売却できることもあります。
手間を省くか、高値で売却するか、求めるニーズに合わせて旧端末をどうするか検討してください。
ドコモのスマホをそのまま使い続ける場合
周波数などの条件を自分で調べられるなら、ドコモの端末をそのまま使い続けられます。
他社へ乗り換え後もドコモへの端末代金の支払いを続け、23ヶ月目に端末を返却すると、24回目の支払い免除を受けられます。
ドコモ端末のまま他社に乗り換えて、もし新しく欲しい端末が出た場合、乗り換え先のキャリアなどどこで購入しても問題ないことを覚えておきましょう。
ahamoに乗り換えても加入し続けられる
ドコモからahamoへ乗り換えたとしても、他社へ乗り換えた場合と同様に、特典を利用する権利は引き継げます。
ahamoは、ドコモのオンライン専用プラン・格安プランにあたるため、ドコモ本体とは別扱いとなるものの、同じドコモグループ内のサービス移行という扱いになるためです。
わざわざ端末を返却したり、支払い方法を変更したりする必要はありません。
契約プランだけを切り替えたあとも、通常通りいつでもカエドキプログラムの特典を活用できるので、安心してプラン変更を検討できます。
いつでもカエドキプログラムの返却方法
プログラム特典を利用する場合、以下2つの方法があります。
郵送での返却が基本ですが、店頭で返却したいという人は必ず最後まで読んでみてください。
郵送で返却する方法
機種購入をせずに端末の返却だけしたい場合は、My docomoの「お手続き」から申し込めます。
- 機種変更時に「プログラムの利用」を申請
- 本人限定受取郵便(特例型)で送られる送付キットを受け取る
※申請時に「オンラインで本人確認」を済ませた場合は、普通郵便で送付されます - 申込みの翌月末までに端末を返送する
※返却するのは本体のみで、USBケーブルなどの同梱物は返さなくてもOKです - 返送から最短1週間ほどで、メッセージRで査定結果の連絡
返却期限は申し込み翌月までと余裕があるので、慌てて返さなくても良いのは嬉しいポイントです。
データを移行の上、数週間使って問題ないことを確認してから返却することをおすすめします。
査定結果は「査定が完了しました」と記載されたメールが届けば、問題なくプログラムが適用されたということです。
機能不良品(故障時利用料2.2万円がかかる場合)、受付不可品の場合、その旨の連絡があります。

スマゴリ
仮に機能不良品などで故障時利用料がかかったとしても、キャンセルできないので、注意してください。
店頭で返却する方法
店頭で機種変更(端末購入)した場合に限り、その場で端末を返却できます。
ただし、その場で完全にデータを移行することはできないので、当日の返却は現実的ではありません。
店頭で機種変更する場合も、基本的には郵送で返却したい旨をスタッフに伝えましょう。
いつでもカエドキプログラムに関するよくある質問
いつでもカエドキプログラムに関して、ユーザーが抱く疑問をまとめました。
いつでもカエドキプログラムを利用する前に、一通り目と通しておきましょう。
特典を使わずに(返さずに)買い取るにはどうしたらいい?
ドコモショップで端末代金の残額を一括精算すれば、いつでもカエドキプログラムの特典を使わずに端末を買い取り可能です。
一括精算の際は、現金またはクレジットカードでの支払いに対応しています。
精算手続きはドコモショップでの対面対応が基本となるため、事前に来店予約をしておくとスムーズです。
返却する予定がなく、今後も端末を使い続けたい場合は、この方法を選ぶとよいでしょう。
22ヶ月目までに早めに機種変更したとき、一括精算できない?
ショップであれば、22ヶ月目までに早めに機種変更した場合でも「早期利用特典」を適用すれば一括精算できます。
早期利用特典により、返却時点までの分割支払いのみで済み、残価分の支払いは不要になります。
手続きはドコモショップで行う必要があるため、事前に来店予約をしておくとスムーズです
iPadでも加入できる?
2022年以降にドコモから発売されたiPadであれば「いつでもカエドキプログラム」に加入できます。
対象機種であれば、iPhoneなどと同様に残価設定型の支払いプランを利用できるため、月々の負担を抑えながら最新のiPadを使えます。
加入条件や対象モデルは時期によって異なる場合があるため、購入前に公式サイトやドコモショップで確認しておくと安心です。
毎月の支払いにdポイントは使える?
プログラムに加入した場合でも端末代金にdポイントを使えて、以下の2通りの方法があります。
総額方式 | 利用ポイントを均等に月々の分割支払金1~23回目へ充当する |
月々方式 | 月々の分割支払金を上限として充当し、残分がなくなるまで翌月以降へくりこして充当し続ける |
自分に合った方法を選んで、dポイントを使いお得に利用していきましょう。
プログラムの早期利用特典はいつから利用できる?
早期利用特典は購入翌月(1ヶ月目)から利用できます。
ただ繰り返しになりますが、早期利用特典は条件が良くないので「ドコモから一括精算で買い取り→他社で売却」がおすすめです。
いつでもカエドキプログラムを使うと「実質1円」ってどういう意味?
家電量販店などで見かける「実質1円」とは、ドコモの「いつでもカエドキプログラム」や各種割引を組み合わせたキャンペーンのことです。
端末を23か月目に返却すると残価が免除されて、実質的な支払額が1円になる仕組みです。
- 本体価格:109,780円
- 5G WELCOME割:-43,747円
- 残価(24回目支払い分):66,032円 → 返却で免除
- → 実質負担:1円
ただし、キャンペーンは店頭限定で、端末返却には破損・水濡れがないことなど条件があります。
最新情報は必ずドコモショップでご確認ください。
分割の途中で修理に出した端末も返却できる?
結論、修理した端末でも返却できますが、ドコモ以外の非正規の修理店を利用した場合は要注意です。
町の修理店などを利用するとメーカーの保証外のため、査定の際に「改造した端末」とみなされ2.2万円の故障時利用料が請求される可能性が高いです。
プログラムに加入して修理を受ける際は、正規の修理をおすすめします。
ケータイ補償サービス、smartあんしん補償で交換した端末も返却できる?
何か理由があって交換した端末でも、購入時の分割が続く限り返却できます。
いつでもカエドキプログラムを使って交換した端末も、返却すれば所定の残価が免除されるので、安心してください。
加入中に端末を紛失してしまった場合はどうなる?
紛失した場合ドコモへ端末を返却できなるため、プログラムの特典は利用できなくなります。
分割でも一括でも、端末代金を全額支払わなければいけません。
ケータイ補償サービス、smartあんしん補償に加入していれば、紛失時に交換した端末を将来返却して特典を受けられます。
下取りプログラムとどっちがお得?併用はできる?
基本的には、いつでもカエドキプログラムの方がお得で、併用はできません。
プログラム名 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
いつでもカエドキプログラム | 端末購入時に残価設定型24回払いを選択し、23ヶ月目までに変キャ薄ると残価の支払いが免除される。 | 短期間で機種変更を予定している人 |
下取りプログラム | 使用中の端末を下取りに出すことで、dポイントが付与され、新しい端末の購入費用に充てられる。 | 長期間同じ端末を使用し、次回の購入費用を抑えたい人 |
いつでもカエドキプログラムの方が、支払い免除額が大きいことが多いためお得だと判断できますが、利用者の使用状況や端末の状態によって異なります。
2つのプログラムは併用できませんが、連続利用は可能です。
現在使用中の端末を下取りプログラムで下取りに出し、その後新しい端末を購入した時点でいつでもカエドキプログラムに加入できます。
自分のニーズに合ったプログラムに加入して、賢く新しい端末を購入しましょう。
スマホおかえしプログラムとの違いは?
前身の購入プログラム「スマホおかえしプログラム」、は36分割で購入した端末を24回目で返却すると最大12回分の支払い(最大33%)が免除されるというものでした。
いつでもカエドキプログラムの方が免除率は約40〜49%くらい高くなっています。
ただし、その分端末の価格が高騰傾向にあるので、ユーザーの負担は少々増えている点もあるので注意しましょう。
いつでもカエドキプログラムは超お得
「いつでもカエドキプログラム」は端末を23ヶ月目に返却すれば残価が免除されるため、実質的な支払い総額を大きく抑えられます。
返却は強制ではなく、端末を気に入っていればそのまま使い続けられるので、自由度が高く支払い負担を減らせるメリットを両立できる点が魅力です。
機種変更の予定がある人や、新機種を定期的に使いたい人には、特におすすめのプログラムなのでぜひ検討してみてください。