ドコモの「smartあんしん補償」は必要なのか、実はいらないのではないかと気にしている人は多いです。
この記事では、smartあんしん補償の内容をシンプルに紹介し、どんな人に必要なのか?不要なのか?を詳しく解説します。
- 「smartあんしん補償」は、これまで提供されていた「ケータイ補償サービス」の改良版
- 「イエナカ機器補償」「スマホ不正決済補償」などが追加され、月額料金は同じか少し下がった
- 必要であれば加入を検討しても良い
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ドコモの「smartあんしん補償」はスマホの保険的な存在

smartあんしん補償は、従来の「ケータイ補償サービス」に3つの特典が追加された「新しいケータイ補償サービス」です。
今までのドコモの補償サービス「ケータイ補償サービス」と「smartあんしん補償」は、対象となる機種が分かれてます。
- 2022年8月31日以前に発売の機種:ケータイ補償サービス
- 2022年9月1日以降に発売の機種:smartあんしん補償
最新機種はsmartあんしん補償のみ選べます。
smartあんしん補償に入るかどうかは考える必要がありますが、ケータイ補償サービスとどちらにするか?の判断は不要です。
smartあんしん補償の月額料金と対応機種は?
smartあんしん補償の月額料金は330〜990円で、機種の発売時期や利用機種によって異なります。
基本的に本体代金が高くなれば、月額料金も高くなり、たとえばiPhone 16eは月額880円(税込)、iPhone 16 Pro Maxは月額1,100円(税込)です。

今までの「ケータイ補償サービス」では、iPhone 13 ProやGalaxy Z Fold 3 5Gは月額1,100円でした。
「smartあんしん補償」になり、最高でも月額は990円(税込)と、値下げされています。
smartあんしん補償の内容は?
smartあんしん補償は「ケータイ補償サービスに3つの新しい特典が追加されたもの」と考えると分かりやすいです。
- 利用機種の補償(=ケータイ補償サービス)
- イエナカ機器補償
- スマホ不正決済補償
- 携行品補償mini
追加された「イエナカ機器補償」「スマホ不正決済補償」「携行品補償mini」は、クレジットカードに付帯されている、海外旅行の保険に似ています。
利用機種の補償(リフレッシュ品との交換)
利用機種の補償は、これまでの「ケータイ補償サービス」の内容と同じだと考えてOKです。
- 交換電話機の提供(リフレッシュ品との交換)
- 故障時の修理代金サポート(負担上限が5,500円に)
- ケータイデータ復旧割引(通常8,800円→1,100円に)
- ケータイお探しサービス
このうちメインとなるのは、交換電話機の提供(リフレッシュ品との交換)です。
手持ちのスマホが水濡れ、全損、盗難などのトラブルに遭遇した際、以下の料金でほぼ新品(リフレッシュ品)と交換してもらえます。
- 月額330円の機種:5,500円
- 月額550円:8,250円
- 月額825円・990円:12,100円
- リフレッシュ品(B品)の場合:4,400円
最高でも12,100円で、同スペックのリフレッシュ品と交換してもらえる心強い補償サービスです。
その他、故障代金の割引、データ復旧サービスの割引など、トラブル時にかかる費用が割引されます。
イエナカ機器補償【最大7万円補償】

スマホだけでなく、自宅で使われているあらゆるデジタル機器が故障した際に、補償してくれます。
- 7万円:テレビ・パソコン
- 5万円:パソコンのデータ復旧
- 4万円:タブレット
- 3万円:ゲーム機、プリンター、ルーター、AIスピーカー
特に事前に登録をする必要はないので、smartあんしん補償ユーザーであればいつでも補償を申請できます。
ただし、以下のようにいくつかの条件があります。
- 補償を受けられるのは年に2回まで
- smartあんしん補償の契約開始から15日目に補償スタート
- 故障後60日以内に申請する必要がある
- 補償の申請には機器の購入証明等が必要
- 自然故障の場合は購入から6年までが対象
スマホ不正決済補償【最大100万円補償】

QRコード決済やクレジットカード決済などを不正に利用された場合に、最大で100万円まで補償してくれるサービスです。
ちなみに、補償の対象とならないケースもあります。
- 決済事業者等から不正使用の認定を受けなかった場合
- 国外で不正利用された場合
- 利用するQRコード決済サービス等がセキュリティ基準を満たさなかった場合
不正利用が必ず認められるわけではないので100%安心はできませんが、いざというときの助けになるかもしれません。
ちなみに、一般的な不正利用に対する決済事業者の補償は最大10万円程度、被害にあってから60〜90日までが受付期間です。
smartあんしん補償は最大100万円の補償、発生から365日以内の申請を受け付けてくれます。
携行品補償mini【最大1万円補償】
外出中に持ち物が破損したり紛失した場合に、最大で1万円の補償が受けられます。
ただし、1万円の補償を受けるには、自己負担金として最低でも3,000円は支払う必要があります。
補償の対象が「持ち物」ということで、かなり大雑把です。逆に、以下は「対象とならないもの」の一例です。
- 自動車、船舶、原動機付き自転車など
- 自転車
- ラジコン模型
- ノートPC
- ゴルフ用品
- 釣具
- 商品・商材など
- 1個または1組30万円を超える貴金属、宝石など
- 動物・植物
1万円以上の補償にしたい場合や、補償対象を広げたい場合は、月額110円〜の「持ち物保険」に加入することもできます。
正直、「携行品補償mini」は補償対象がボンヤリしているので「smartあんしん補償」の中のオマケ的に考えておけばOKです。

スマゴリ
携行品補償miniに加入するには、事前の申し込みが必要です。
smartあんしん補償がいらない人の特徴3つ
smartあんしん補償がいらない人の特徴は、以下の3つです。
- 毎月の固定費を少しでも減らしたい人
- スマホを壊さない自信がある人
- 低価格のスマホを使っている人
smartあんしん補償は月額料金がかかるため、通信費のほかに支払う必要があります。
スマホが壊れなければ補償サービスを使う場面がないため、ケースに入れたり画面保護シールを貼ったりしている人はいらないです。
iPhoneユーザーなら、smartあんしん補償より料金が安いドコモのAppleCare+も検討しましょう。
ドコモのsmartあんしん補償はどんな人におすすめ?
「smartあんしん補償」は「ケータイ補償サービス」の改良版なので、いままでケータイ補償サービスに入っていた人は、引き続き利用を検討しましょう。
その他、smartあんしん補償をおすすめするのは、以下のような人です。
- スマホを壊すことが多い人
- 高価なスマホを使っている人
- 他の保険に入っていない人
スマホをよく落とす人
スマホをよく落として画面が割れたりヒビが入ったりするなら、smartあんしん補償を利用しましょう。
キャリアが提供する補償サービスは、保険と同じでスマホが壊れなければサービス料は掛け捨てです。
壊れなかった場合でも、加入することで安心感を得られるのであれば、入る意味はあると言えます。
直近1〜2年でスマホをバキバキに壊したことがある人など、smartあんしん補償への加入を検討しても良いかもしれません。
逆に、ここ数年でスマホを落としたり、壊した記憶がない人は、加入する必要はなさそうです。
高価なスマホを使っている人【10万円以上が基準】
10万円以上の高価なスマホを利用している人は、smartあんしん補償を利用しましょう。
smartあんしん補償に加入し、2年に1回リフレッシュ品と交換した場合は以下の料金がかかります。
990円×24ヶ月+12,100=35,860円
35,860円で新品に近いリフレッシュ品と交換できるので、例えば10万円近くするスマホを使っている人にはメリットがあります。
一方、いまは2〜4万円程度で購入できるスマホも多いため、「故障したら新品を買えば良い」という考え方もできます。
他の保険に入っていない人
自分でスマホの保険に入っていない人は、smartあんしん補償を利用するのがおすすめです。
smartあんしん補償は、ケータイ補償サービスと比べて「イエナカ機器補償」などの海外旅行保険のような補償がセットになりました。
もし他社で同様の保険に入っておらず、これらに対する補償がないと不安な方は加入をおすすめします。
まとめ:「smartあんしん補償」は「ケータイ補償サービス」の改良版!
「smartあんしん補償」は純粋にケータイ補償サービスの改良版でした。
最新機種は全てsmartあんしん補償の対象となり、ケータイ補償サービスと迷うこともありません。
「イエナカ機器補償」「スマホ不正決済補償」など、今までよりも幅広い補償がついているので、補償が必要な方は検討しましょう。