「auの「故障紛失サポート」って、必要なの?」
auには「故障紛失サポート」という補償サービスがありますが、必要なのでしょうか?
補償に関して「絶対的な答え」はありません。その前提でどういう人が必要か?どういう人が不要か?を解説します。
- 2024年2月から現行の名称・内容に変更
- 故障紛失サポート ワイド with CloudはiPhoneとAndroidとで、サービス内容が異なる
- ざっくり10万円以上のスマホを使う人は、加入を検討してもよさそう
- ちなみに筆者なら入らない
auオンラインショップで契約すると、メリットが豊富!
- 頭金(3,000~1万円)なし
- オプション・しつこい営業なし
- 来店・待ち時間なし
- 24時間いつでも契約できる
最新の在庫は一覧ページでサクッと確認できます!
今、auで購入するなら、以下の端末とかは正直にめちゃ安いです……!
- Pixel 8 128GB:
一括117,900円 → 一括93,600円
(乗り換えで47円/2年〜!) - iPhone 15(128GB):
76,820円/2年 → 38,240円/2年 - iPhone 14(128GB):
24,090円/2年 → 44,047円/2年
(乗り換えで47円/2年〜!) - iPhone SE 3(64GB):
38,295円/2年 → 22,047円/2年
(乗り換えで47円/2年!) など
auの故障紛失サポートの2つのサービス
auの故障紛失サポートには、Androidスマホ向けとiPhone向けの2つがあり、まったく別のサービスです。
- iPhone向け:故障紛失サポート ワイド with Apple Care Sercices & iCloud+
- Android向け:故障紛失サポート ワイド with Cloud
ちなみにどちらもスマホを買ったときにしか加入できません。
【iPhone向け】auの故障紛失サポート ワイド with Apple Care Services & iCloud+とは?
2024年2月27日から当サービス名・内容に変更されています。
サービスの料金は以下のとおり。
機種 | 月額料金 | (参考) 2年間の総額 |
---|---|---|
iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max | 1,870円 | 44,880円 |
iPhone 15 Plus iPhone 14 Plus | 1,670円 | 40,080円 |
iPhone 15 iPhone 14 iPhone 13 iPhone 13 mini | 1,470円 | 35,280円 |
iPhone SE(第3世代) | 1,270円 | 30,480円 |
新型iPhone16の発売日は2024年9月20日で、auでiPhone16を予約する予定の人は必見です。
故障紛失サポート ワイド with Apple Care Services & iCloud+の補償・サービス内容は以下のとおり。
- 交換用携帯電話機お届けサービス
- デバイス補償
- Apple公式サポート
- iCloud+ 50GB分(通常130円)
交換用携帯電話機お届けサービス
サービスのメインは「交換用携帯電話機お届けサービス」です。
- 対象:故障・破損(部分破損、全損、水濡れ)、紛失・盗難
(傷、汚れ、塗装の剥離など軽微な損害、天災によるトラブル、故意の破損などは対象外) - 補償内容:新品同等品が翌日までに届く
- 保証上限:故障修理、紛失・盗難、それぞれ1年に最大2回
- 負担金:12,900円
- 申し込み方法:専用ページから
いかにも「auがやってます感」を出してますが、Apple公式の「エクスプレス交換サービス」と同じ内容です。
デバイス補償
- 対象:故障・破損(部分破損、全損、水濡れ)、紛失・盗難
(傷、汚れ、塗装の剥離など軽微な損害、天災によるトラブル、故意の破損などは対象外) - 対象デバイス:一覧
- 補償内容:修理代金・買い替え費用を最大3万円まで補填
- 負担金:3,000円
- 申し込み方法:専用ページから
2024年に新たに追加された、au独自のサービスです。
au +1 collectionで購入したイヤホンやApple Watchなどの周辺デバイスの故障、紛失・盗難時にも、最大3万円の補償(負担金3,000円で実質2.7万円)を受けられます。
Appleの公式サポート
故障紛失サポート ワイド with Apple Care Services & iCloud+は、Apple社が公式に提供する保証サービス「AppleCare+」をベースにしています。
そのため同サービスがカバーする保証も受けられます。
- テクニカルサポート(チャット、電話):無料
- 修理(バッテリー交換、製造上の瑕疵など):無償
- 修理(画面、背面ガラス):3,700円
- 修理(その他):12,900円
テクニカルサポートはチャットか電話で行います。
また、修理サービスを受けるには4つの方法があります。
- 持ち込み修理
Apple Store、正規プロバイダへの持ち込み - ピックアップ&デリバリー修理
指定業者が自宅に引取り
申し込み:0120-277-535(Appleサポート) - エクスプレス交換サービス
交換品本体が数日で届く
申し込み:0120-277-535(Appleサポート) - au iPhone・iPad店頭修理サービス
一部のショップで修理、取次修理に対応
セットで安くなる「安心サポートパック」
故障紛失サポート ワイド with Apple Care Services & iCloud+と「使い方サポート」をセットで加入すると、月額料金が418円安くなります。
安心サポートパックが適用されたときの料金は、iPhoneの機種によって異なります。
【Android向け】auの故障紛失サポート ワイド with Cloudとは?
2024年2月27日から当サービス名・内容に変更されています。
サービス料金は機種ごとに異なります(2024年2月現在、990円〜1,590円を想定)
故障紛失サポート ワイド with Cloudの補償・サービス内容は以下のとおり。
- 交換用携帯電話機お届けサービス
- デバイス補償
- 写真クラウド(512GB)
- スマホトクするプログラム故障時利用料の特典
- その他のサービス
交換用携帯電話機お届けサービス
サービスのメインは「交換用携帯電話機お届けサービス」です。
- 対象:故障・破損(部分破損、全損、水濡れ)、紛失・盗難
(傷、汚れ、塗装の剥離など軽微な損害、天災によるトラブル、故意の破損などは対象外) - 補償内容:新品同等品が翌日までに届く
- 保証上限:1年間に3回まで
- 負担金:以下表のとおり
- 申し込み方法:専用ページから
負担金は端末・回数によって異なり、各種割引もあります。
デバイス補償
- 対象:故障・破損(部分破損、全損、水濡れ)、紛失・盗難
(傷、汚れ、塗装の剥離など軽微な損害、天災によるトラブル、故意の破損などは対象外) - 対象デバイス:一覧
- 補償内容:修理代金・買い替え費用を最大3万円まで補填
- 負担金:3,000円
- 申し込み方法:専用ページから
2024年に新たに追加された、au独自のサービスです。
au +1 collectionで購入したイヤホンやApple Watchなどの周辺デバイスの故障、紛失・盗難時にも、最大3万円の補償(負担金3,000円で実質2.7万円)を受けられます。
写真クラウド(512GB)
auの専用アプリ「写真クラウド」で512GBの写真・動画を保存できます。
ただし、この保証サービスを解約後は、30日でデータが削除されるため、大切なデータを保存するのには向いてません。あくまでおまけです。
依存しすぎると、この保証サービスを簡単にやめられなくなるから注意な!
スマホトクするプログラム故障時利用料の特典
auの購入プログラム「スマホトクするプログラム」の特典を利用する際、万が一、故障していたときでも、2,200円の負担で済みます(通常の故障時負担額は2.2万円)。
その他のサービス
- メーカー保証が3年間に拡大
- 水濡れ・全損を除く保証対象外の故障でも、修理代金の上限は5,500円に
- 水濡れ・破損時のデータ復旧(5,500円、年に1回まで)
- トラブル時の遠隔操作のサポート
セットで安くなる「安心サポートパック」
故障紛失サポート ワイド with Cloudと「使い方サポート」をセットで加入すると、月額料金が330円安くなります。
安心サポートパックが適用されたときの料金は機種によって異なります。
故障紛失サポート ワイド with Cloudは入る必要ある?
故障紛失サポート ワイド with Cloudは、スマホが10万円以上するなら検討するのがおすすめ。
例えば、Android(月額料金990円)のオプションに加入して24ヶ月目でスマホを紛失した場合、990円×24ヶ月+5,500円=合計29,260円の支払いが必要です。
つまり、2〜3万円台のスマホなら、壊れたら買い換えれば良いでしょう。
一方で高額な機種でも一律(Androidなら5,500円、iPhoneなら12,900円)でほぼ新品と交換してもらえるので、だいたい10万円くらいを目安に、故障紛失サポートに加入するかどうかを判断すると良さそうです。
(「10万円」とは、現状のauのラインナップを見て、だいたいそれくらいで線引ができそうだと判断して出した金額です。)
故障紛失サポート ワイド with Cloudに入るべき人・入らなくていい人
上では「10万円以上のスマホを使っている人は検討しよう」と紹介しましたが、その他の考え方のヒントをお伝えします。
- 過去数年間でスマホを失くしたことがある人
- iPhoneの画面が割れていることが多い人
- スマホにケースやカバーはつけない人
- 外出が多い人
スマホ本体の価格よりも、単純に「自分はスマホを壊しやすいか、無くしやすいか」で考える方がいいかもしれませんね。
ちなみに、故障紛失サポートに加入したらずっと入らないといけないわけではなく、途中で解約もできます。例えば加入から1年経ったら解約するという方法も合理的です。
- 壊れたり、無くしたら(それほど高くないスマホに)買い換える派の人
- スマホを落としたり壊すことが少ない人
- 丈夫なカバーやケース、ガラスフィルムをつけている人
- 外出は少なく、自宅で過ごすことが多い人
- 万が一故障したときにでも「しょうがないよね」と割り切れる人
外出が多い人は落としたり無くすリスクが大きいですが、テレワークなど、自宅にいる時間が長い人は故障・紛失のリスクは下がります。
ちなみに僕だったら、外出が少ないことと、故障してもしょうがないと割り切って新しい端末を買うので、加入しません。
自分の生活習慣を振り返って、冷静に「要る/要らない」を判断しましょう。
故障紛失サポートの退会・解約方法
退会したい場合は以下のいずれかで退会・解約できます。
- My au
- お客様センター(電話番号:157)
- auショップ
月の途中で解約した場合も日割りにはならず、1ヶ月分の月額料金が発生します。