あまりにも頻繁に電話がかかってきたり、営業の人が度々自宅に来たりすると、何となくこわいですし、イライラしてしまいますよね。乗り換えによって、メリットを得られることもありますが、営業マンの言うことを鵜呑みにして、契約するのはおすすめできません。乗り換えるなら、自分にとって一番メリットが大きい光回線がおすすめです。また、中には、詐欺のような手口で契約を取ろうとする営業マンもいるので、注意が必要です。
実際に騙されるような形で契約をしてしまい、トラブルになったケースも数多く報告されています。今回は、勧誘電話や訪問営業の上手な断り方などについて、詳しくお伝えします。
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※本記事は2024/3/1時点の情報です。詳細は各公式ページをご参照ください。
目次
なんでこんなに勧誘が多いの?
光コラボサービス開始によって顧客獲得争いが激化
NTT 東日本や NTT 西日本から光回線を借り受けた事業者(光コラボレーショ ン事業者)の参入が増え、これらの業者が提供する光回線サービス(コラボ光) の契約に関する相談が寄せられています。
ある時から突然勧誘の電話が多くなった!と感じている方もいるでしょう。
これは光コラボサービスの提供が開始されたことに深く関係しています。
光コラボサービスとは、フレッツ光のサービスを他の事業者が独自のキャンペーンなどを付けて販売しているものです。
フレッツ光から、光コラボレーションに乗り換えると月額料金が安くなる場合が多く、キャッシュバックなどの特典も受けられるというもので、各事業者は顧客獲得のためにこぞって営業活動に力を入れました。
特にフレッツ光を利用されている方には、「簡単に乗り換えられて安くなりますよ」という勧誘電話がたくさん入ったでしょう。
顧客獲得争いが激化するあまり、ひどい勧誘の仕方をする業者も増えてしまい、トラブルに巻き込まれた契約者も多かったようです。
今は、光コラボサービス開始時に比べると、営業電話は少なくなってきているようですが、未だにしつこく勧誘して契約させようとする事業者もありますので、注意が必要です。
光コラボに乗り換えるメリットが大きいのは事実ですが、デメリットもあります。
光コラボについては以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
最近ではauひかりなどの光回線でも勧誘が増えている
最近では、光コラボ以外にauひかりなどの光回線でも勧誘が増えているので、注意が必要です。
「auひかりの者です」などとサービス名を言ってくる営業マンもいますが、実はこれは代理店の営業マンです。
代理店自体は悪いものではありませんが、悪質な手口で契約させようとする人も中にはいるので、注意してください。
話を聞くとお得そうに聞こえるかもしれませんが、デメリットなどは詳しく説明してくれない場合も多いです。
営業の話には乗らないようにし、乗り換えるにしても、自分で申し込み先を選ぶようにしましょう。
でないと不利な契約の仕方をさせられてしまうかもしれません。
ご自身で、インターネットを選ぶ際は以下の記事を参考にしていただくと、選びやすいと思いますよ。
→【誰でも簡単】インターネット開通方法!おすすめインターネットBEST3
代理店の数はたくさんある!
光コラボサービスの事業者はたくさんありますが、それぞれの事業者の代理店もまた、無数にあります。
これも、やたらと電話がかかってくる原因の一つです。
また、電話勧誘や訪問営業を行っているのは、ほとんど代理店です。
もちろん、きちんとした方法でしっかり説明をしたうえで、契約を勧める優良代理店もありますが、中には「契約さえ取れればいい」というような、悪質な代理店もあります。
優良代理店なら、まずしつこく電話や訪問してくるようなことはないので、断っても何度も電話をかけてくるようなところは信用しない方がいいでしょう。
代理店について知りたい方は、以下のページでも解説していますので、参考にしてみてください。
営業ノルマに追われている
代理店の営業マンは、「1件とれば、報酬が○○円」というような世界で仕事をしています。
営業ノルマがある場合も多く、契約を取れるか取れないかが死活問題となってしまっているのです。
そのため、1件でも契約を多く取ろうと、必死で電話をかけてきます。
これも、勧誘が多い一つの理由です。
必死な営業マンの中には、都合のいいことばかりを言ってきたり、詐欺まがいの手口で契約を取ろうとしたりする人もいるので、注意しましょう。
個人情報はどこから入手している?
電話がたくさんかかってくると、「自分の個人情報はどこから漏れているの!?」と不安になりますよね。
これは、顧客リストの個人情報を入手してかけてくる場合と、適当な番号にかけている場合の両方があるようです。
例えば、「お使いのインターネット回線はNTTフレッツ光でしょうか?」などと聞いてくる場合は、具体的な個人情報を持っているわけではなく、複数の番号にランダムに電話してヤマをかけていると考えられます。
一方で、利用している回線をはじめから知っているような場合は、どこからか個人情報が渡されている可能性があります。
顧客リストの入手方法は、インターネット事業者(代理店)によってもことなりますが、それぞれの会社の持つコネの力で情報を得ているようです。
今すぐ勧誘電話や訪問営業を辞めさせるには?
勧誘停止登録をする
悪質な勧誘の対策として、「勧誘停止登録」というものがあります。
これはNTTが行っているサービスで、登録しておけば、業者側も勧誘電話や訪問営業ができなくなります。
NTT東日本におきましては、弊社の提供するサービス(フレッツ光等)に関する勧誘の電話や訪問につきまして、お客さまから停止して欲しい旨のご依頼を頂いた場合、これまでも再勧誘停止登録を行ってきたところですが、この度、新たに再勧誘停止登録を受け付ける専用の窓口を開設することといたしました。
どういう仕組みになっているか簡単に説明すると、もともと光回線を勧誘してくるのは、NTTから委託された会社の人が行っています。
つまりNTTに業務だけを任されているので、勧誘のやり方がひどいところだってあり、それをNTT側は知らないことがほとんど。
NTTとしては、悪質な勧誘はしてほしくないわけです。
そのため、勧誘停止登録をすれば「この電話番号に対して勧誘をしてはいけないよ」という通知を、NTTが直接してくれるという仕組みになっています。
代理店はその通知がきたら光回線などのNTTに関するサービスの勧誘をできなくなり、もし登録後に勧誘をした場合は、ペナルティーを受ける場合もあるので、無理に営業することができなくなるのです。
登録手続きは、電話で簡単に行うことができるので、困っている方は、まず利用してみるといいでしょう。
ちなみに特定商取引法では、契約の意志がない人に勧誘を続けることが禁じられています。
この「勧誘停止登録」は、「契約の意志がありません」ということを示す証になり、代理店がこの意思表示に反して勧誘をすれば、法的問題となります。
勧誘停止手続きが完了するまでには約1週間かかりますが、これで多くの場合、勧誘電話はかかってこなくなります。
なお、登録後電話番号が変更となった場合は再度登録が必要になるので注意しましょう。
NTT西日本の勧誘停止登録:0120-019-390
※受付時間9:00~17:00(土日祝、年末年始除く)
※追記※
付き合いのある業者さん以外の話を聞くのは危険ですよね。
うちはNTT東日本に電話して電話回線関係営業の勧誘停止登録をおこないました。
この手の営業が劇的に減りましたよ。 pic.twitter.com/OBllYR1mWq— まこつ太郎 (@makotsutarou) 2018年7月29日
当サイトを見て、勧誘停止登録をされた方は、「営業電話が劇的に減った」とのこと。
実際に効果のある方法なので、お困りの方は試してみてください。
消費生活センター電話する
すでにトラブルに合ってしまったという方や「勧誘停止登録」をしたのに勧誘がなくならないという人は、消費生活相談窓口に連絡をしましょう。
トラブルの対処方法について相談に乗ってもらえます。
全国の消費生活センターは国民生活センター公式ページからも検索することができ、局番なしの「188」への電話でも、近くの消費生活相談窓口を案内してもらえます。
こんな営業の仕方アリ?実際にあった電話・訪問営業の手法
「NTTの者ですが」と嘘をつく
NTTの代理店とか言って光回線安くなりますよ。という勧誘電話。自分の会社名は名乗らないクソ会社の勧誘ヤメレや
— 田浦桂吉 #71 (@t_k_yoshi) April 21, 2017
しばらく無かったが最近になってまたNTTの名前を出して回線工事しようとする勧誘の電話が来るようになった。高齢者が電話に出るとまくし立てて喋って工事しようとする。ほとんど詐欺だよね
— かわ (@vkawav) April 16, 2017
https://twitter.com/shun_r265/status/835695777032761346
よくあるパターンが、「NTTの者ですが」と嘘をつくケース。
嘘とまではいかなくても「NTTに依頼されております」などといって自分の会社名や名前を明かさない場合があります。
NTTの人から勧誘電話がかかってくることはないので注意!
NTTの担当者から、電話がかかって来るようなことは、ほとんどありませんので、このような電話がかかってきたら、まず代理店などの営業マンだと思っていいでしょう。
ましてやNTTの人から勧誘をすることは、絶対にないので頭に入れておきましょう。
今あなたがフレッツ光を使っているなら、たしかにサービスを提供しているのは、NTTとなります。
しかしそんな勧誘をしてきた代理店と契約した場合は、NTTから離れてしまい、そんな訳の分からない会社とお付き合いしないといけなくなるでしょう。
NTTと耳にした瞬間から、まず疑って何に関しての電話なのか、キッチリ確認してください。「光回線の勧誘なんですか?」とハッキリ聞いてみるのも、ひとつの方法です。
詳しく説明してくれない
以前光回線の勧誘が激しかったのがしばらく鳴りを潜めてたんだが、今度はプロバイダが電話で光への切り替えを勧めてきた。ADSLの寿命が尽きかけてるのは分かるが、突然の電話でざっと説明しただけで切り替えの手続きを進めさせるのはいただけない。
— Bubles@ネコ大好き (@Bubles_withK) April 5, 2017
回線の勧誘きたとき大体「デメリット教えてください」っていうんだけどまともに答えてくれたことない。デメリットの一つも説明できない営業と契約したくないんだよね。「強いて言うなら乗り換え用の番号を取得してもらうのが面倒」とかそのレベルでもいいんだけど
— SHK (@SHKYEN) March 27, 2017
サービスのメリットばかりを言って、デメリットについて教えてくれないという営業マンもいます。
光回線の乗り換えには、必ずと言っていいほどデメリットがあります。
それを説明せずに、自分の言いたいことだけを言って勧誘してくる営業マンは信頼しない方がいいでしょう。
「安くなりますよ」の一点張り
「端的にいうと勧誘ですよね?」と聞くも「違います!使用中の電話回線などがそのままで安くなるお知らせです!」と言い張る営業は逆効果と思うのだがのう。
— kuro (@bokutachinohibi) April 11, 2017
あぶねぇ、おとんが「安くなる」の口車に乗せられて謎の光回線業者の勧誘に引っかかるところだった…
— やじ (@negimisosiru) January 22, 2017
光回線の営業マンは、まず「安くなります」という謳い文句でユーザーを引き付けようとします。
「安くなるなら、乗り換えてもいいかも?」と考えてしまいがちですが、本当に安くなるのか?どれくらい安くなるのか?ということは、現在のプランや契約内容を詳しく把握しなければ、比較ができません。
光回線に詳しい営業マンでも、詳しく話をしない限り、なかなかわからないはずなのです。
こちらの契約プランや月額料金などを詳しく説明していないのに、「安くなります」と言ってくるのは、そもそも間違っています。
光コラボにすると料金が安くなるケースは多いですが、あくまでそのような場合が多いというだけで、例外もあります。
そのため「安くなりますよ」という言葉を信じて契約しても、実際は高くなってしまうというケースもあるのです。
だいたいは、営業マニュアルの中に「安くなりますよ」という文言が含まれており、その通りに営業しているだけなので、簡単に信用してはいけません。
今のサービスとの比較は自分でじっくりとされることをおすすめします。
ちなみに、料金が安い光回線については、以下のページで最新情報を掲載していますので、契約を検討されている方はチェックしてみてください。
→【戸建て・マンション別調査】1番安いインターネットはコレ!失敗しない光回線の選び方も解説
親世代を狙う
普段電話に出るのが、親御さんだという家庭が多いということもありますが、親世代を狙って営業をしかけ、よくわからないまま契約をさせるという手法も多いようです。
国民生活センターのホームページにも、以下のような記述があります。
契約当事者が60歳以上のトラブルの割合(注3)が増加していることから、改めてトラブルの未然防止、拡大防止の観点から消費者に注意を呼びかけると共に、関係機関へ要望および情報提供を行います。
「NTT」「安くなる」というキーワードにひっかかって「NTTが安くなるのか!」と勘違いしてしまうようなこともあるので、注意が必要です。
このような電話に注意するよう、親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんにも声かけをしておきましょう。
実家近辺はリテラシー低いおじおばが多いのでよくわからん中間企業のインターネット勧誘が多く、実家も訳わからん説明受けて知らん会社の回線に引き直すことにしてしまった…
知らないとこでそういうのに無駄なお金使わされてると思うと、悲しくてやりきれない。もっと自分に使ってほしい。— shiro (@shiraco_31) January 30, 2017
親が「ずっと家にいます」と電話で話していたから何かと思ったら勧誘の電話だった。危うく契約させられそうになった。NTTだの回線だのという電話はすぐに切れと言っているのに
— かわ (@vkawav) April 16, 2017
https://twitter.com/igari2/status/856469819020816385
遠隔操作で乗り換えさせられる
過去には、遠隔操作で申し込みをさせるという事例もありました。
このような手口にひっかかると、電話口で、「安くなる」と説明を受け、「申し込み手続きをこちらでさせていただきますので、パソコンを開いてください」などと案内されます。
これは、その場で契約を完結させるための悪質な手法ですので、注意が必要です。
ダントツネットといういかがわしいプロバイダーから勧誘電話がかかってきた。遠隔操作で回線切り替えるとかなんやねんw
— brasillach3(ブラジ) (@brasillach3) April 4, 2015
インターネット回線のキャリアを遠隔操作で変えちゃうネット勧誘トラプル続出って、某通信キャリアの名前を名乗って「通信費用が安くなりましたのでお知らせします」から始まる電話ですかね。よく来ますね。突っ込んで質問すると代理店がうちだけが安くなるのだとミスデレクションするシナリオでした。
— tkr (@tkr2000) September 20, 2014
マナーの悪い勧誘
契約する・しない以前に、マナーの悪い営業マンもいます。
断ると、突然に態度が悪くなったり、言葉遣いが乱雑であったり、タイプは様々ですが、営業を受けて不快な気分になった経験のある方は多いようです。
誰か「ゴンゴンゴン!!」(激しいノックの音)
私「はい?」
誰か「●×□…」(ドア越しに話し始める)
私「(窓を少し開けて)何でしょうか?」
男の人「このアパートの光回線使ってる?遅いでしょ?」←タメ口
私「自分で選んで回線引いてるんで結構です!」
ひどい勧誘訪問もあるもんだ…。— すぺ (@spelling_be) April 13, 2017
またきた!KDDI の光回線の勧誘ヽ(`Д´)ノ前回、用事がないからお断りしたのに、上からため息ついて、喋るすごく感じが悪い。
— やつですねん。 (@lEftsHoutaroU78) September 23, 2013
訪問で無理やり契約させられる
特に怖いのが、訪問営業で無理やり契約させられるケース。
「お客様のスマホから、安くなる手続きをさせていただきます」
などと言って、スマホを持ってくるように言われ、突然転用の手続きをされかけたという話もあります。
訪問は、特に断りづらいですが、しっかり必要ないことを伝えることが大切です。
あやしいと思ったら、必ず名刺をもらって会社名と営業マンの名前をひかえておきましょう。
チラシによる待ち伏せ型の勧誘
電話や訪問をして勧誘してくるのは定番の方法ですが、チラシなどに不安をあおる内容書き、電話をさせる方法だってあるのです。
とくに騙されがちなのが、「ネット回線が変わるから、電話して変更しないと使えなくなる」といったもの。
アナログ回線を使っている人などがターゲットになりやすく、電話をしないと困ると思って、つい電話をしてしまう人がいるようです。
もし電話をした場合は、チラシに書いていた内容のことをくわしく説明され、もっと不安になったところで光回線の勧誘を迫られます。
そして契約した人の中には、光回線以外にもモバイルルーターやウォーターサーバーなどの、関係のないサービスを契約していた…なんてこともあるみたいですよ。
そんなトラブルにならないためにも、チラシなどに書かれている内容には振り回されないようにしましょう。そのまま放置しても、問題ありません。相手にしないのが悪質な勧誘を回避する1番の方法です。
しつこい勧誘の断り方・対処法
「今のままで問題ないので必要ありません」
まず、基本の断り方は「今のままで問題ないので必要ありません」と言う方法です。
ただ「結構です」だけ言っても納得してもらえない場合もあるので、「自分には必要ない」ということをはっきりと伝えましょう。
この言葉を使うのが、相手を傷つけずに一番効果的に断れる方法だと思います。
「他の光コラボにしたので、もう変えられません」
営業マンは、「フレッツ光から光コラボにしたら安くなります」ということを謳い文句に営業してきますので、「他の光コラボに決めました」というと、それ以上どう営業していいかわからず、困ってしまうはずです。
普通に断って、しつこいようなら、このように断ってみましょう。
それでも、まだ契約を勧めてきたら、「入ったばかりなので、また乗り換えると違約金がかかるので」と言って断ればいいでしょう。
「会社名と名前を教えてください」
「NTTの…」と言われ、サービスについて案内された場合も、相手は代理店の営業マンである可能性が高いと言えます。
このような場合は、まず断るのが一番ですが、しつこいようであれば、具体的な会社名と担当者名を聞くようにしましょう。
ここで、たじろぐようなら、まず優良な代理店ではないと考えて問題ないでしょう。
社名と名前を聞いておけば、相手も無茶な勧誘はしにくくなりますし、万が一何らかのトラブルに合った場合も対処しやすくなります。
「インターネットは使いません」
「インターネットは使っていません。」
このように言うと、急に営業マンが勧誘しにくくなります。
契約を取るだけでも大変なのに、まずそれ以前にインターネットの利用自体を勧めるところから始まるとなると、営業マンも諦めてしまうでししょう。
もしはじめから、こちらがフレッツ光を使っていると営業マンが知っている場合は「インターネットは使わないので、フレッツ光も解約しようと思っています。」と言えばいいでしょう。
訪問の場合は?
居留守をする
訪問営業をされた場合で、はじめから営業の人だと気づいた場合は、居留守をするというのも一つの方法です。
一度、話を聞いてしまうとなかなかうまく断れないという方は、特にこの方法で営業を避けた方がいいでしょう。
インターホン越しに断る
訪問者が営業マンだと分からず、インターホンで返事をしてしまった場合は、外に出ずにそのままインターホン越しに話をするようにしましょう。
そこで、きっぱり断れば、返ってくれるはずです。
それでも返ってくれず、インターホンを鳴らし続けるようなら、警察に連絡して大丈夫です。
その場で申し込みをせず、保留にする
どうしても帰ってもらえないから、仕方なく契約してしまう人もいるようですが、その場で申し込みをするのだけは絶対にやめてください。
きっぱり断って、二度と来ないようにしてもらうのが理想ですが、それが難しい時は、「検討しておきます」と言って、その日は帰ってもらうようにしましょう。
次訪問に来たら、すぐにはっきり断るか、外に出ず居留守をするようにしましょう。
質問攻めにする
うっかりドアの外に出てしまい、話を聞いてしまった!全然帰ってくれそうにない!そんな時は、最終手段として質問をたくさんしてみましょう。
・会社名や名前(どこの代理店なのかはっきり身分を明かさせる)
・実際の料金
・違約金や契約期間
・工事費
などなど
そうすると、自分にとってのデメリットも見え、断りやすくなりますし、営業マンも「この人は勧誘しにくい」という印象を持ちます。
これはあくまで最終手段になりますが、どうしても帰ってもらえない時はやってみるといいかもしれません。
営業マンが言ってきたら注意が必要なセリフ
以下では、営業マンが言ってきたら、注意が必要なセリフをまとめました。
中には、嘘をついてまで、契約を取ろうとする営業マンもいるので、注意が必要です。
例えば、
・「NTTと連携したため、料金は弊社〇〇が行うことになりました。後日伺いますので、署名・捺印をお願いします。」 ・「NTTのプランが変わりましたので、手続きのため、FAXを送ります。記入して返送してください。」 ・「電話番号を登録するだけで、電話料金が安くなります。NTTの代行でお電話しているので、安心して登録してください。」 ・「インターネットのモデムを無料で交換します。」 ・「今より料金が安くなるのですが、それは今週いっぱいまでなんです。」 ・「とにかくサインしてもらったら、細かい内容はこちらで処理しておきます。」 |
このようなセリフはそれっぽく聞こえますが、全て営業電話であり、事実と反した説明も含まれています。
これらのセリフが出てきたら、これは「光回線の勧誘なんだな…」と思って、できる限り回避してくださいね。
特に、具体的な手続きを求められるような場合は注意してください。
トラブルに巻き込まれないために
光回線の契約をめぐるトラブルは、これまでにも数多く報告されています。
トラブルに巻き込まれないためにも、以下のような点に気を付けておきましょう。
個人情報は渡さない
勧誘電話をしてくる営業マンは、詳細な個人情報は知らないという場合も多いようです。
そのため、名前や住所、利用しているプランやサービスなどを聞き出そうとしてくることもあります。
これを教えてしまうと、その場で契約しなくても後から、また勧誘に利用されるというケースもありますので、注意が必要です。
基本的に、電話での契約は避け、個人情報は教えないように心がけておきましょう。
特に、転用承諾番号を取得するように言われ、教えてしまうと勝手に契約手続きを進められてしまうので、注意してください。
早めに断る
「断るのが苦手」という方も多いかもしれませんが、話を長く聞いてしまうと見込みがあると思われて、さらに強く勧誘されています。
セールストークを聞いて「はい、はい」と返事をしているだけで、いつの間にか営業マンのペースに乗せられ、契約させられてしまうこともあるので、まず早めに断るということが大切です。
電話や訪問で営業をされたら、上でご紹介したようなセリフで、すぐに断るようにしてください。
申し込みをしてしまっても8日以内ならキャンセル可能
あやまって契約をしてしまった場合でも、一定期間内ならキャンセルが可能です。
光コラボにはクーリングオフは適用できませんが、同じようにキャンセルができる「初期契約解除」という制度があるため、契約書の受け取りから8日以内なら解約金などなしでキャンセルをすることができます。
キャンセルをしたい場合は、8日以内に契約会社へ電話をしましょう。
もし、事業者に電話がつながらず、連絡がつかない場合は、転用承諾番号を再発行すれば、事業者側に通知している番号は無効になるため、事実上キャンセルとなります。
勧誘からの契約でよくあるトラブル
たしかに光回線は通信が早くなって、料金をおさえられるメリットも代理店によっては受けられます。しかしよくわからない人は勧誘の話を、すべて鵜呑みにして契約するのは、やめておいたほうがいいでしょう。
それは光回線の勧誘を受けてトラブルになったという声が多くて、問題になっているからなんです。
もともとそんな悪質な勧誘をする人は、相手がその手の情報がわからない人を狙って、勧誘をしつこくしてきますので注意してください。
以下では勧誘で契約した場合のよくあるトラブルについて解説しています。
勝手にオプションを付けられる
とくに多いのが料金に関して。これは「絶対に安くなる」という営業文句から始まって、光回線のメリットばかりを話す勧誘に多い方法で、料金について詳しく話をしないそうです。
そして契約してみたら、「いつのまにか有料オプションをつけられていた」という話もよくあります。
ですからちょっとでも気になったことがあれば、細かく質問したほうがいいですよ。そしたら悪質な代理店は、面倒になって勧誘をやめてくれるかもしれません。
「速度が変わらない」と言われたのに、遅くなってしまう
光回線なのに、通信速度が前より遅くなった…というトラブルもよくあります。
これもフレッツ光の回線を使うから、速度が変わらないという内容を伝えられたのに、回線にもつながらないということもあるんだとか…。
これは、勧誘の問題というより、光回線乗り換えのリスクとも言えますが、勧誘でメリットばかり話を聞かされて、契約すると後で困ってしまうこともありますので、注意した方がいいでしょう。
乗り換えの際は、速度のことも考えて、事前にきっちり評判などを調べておいた方が無難です。
時間帯によっては通信が集中したら、遅くなる光回線も多いでしょう。そんなことを絶対に営業マンは教えてくれませんから、良さそうなサービスに聞こえても、すぐ契約しないでくださいね。
万が一乗り換えて速度が遅くなってしまった場合は、以下のページを参考に対策してみてください。
→スピードテストで回線速度チェック!ワンクリック測定機能&おすすめサービス紹介
契約内容によっては高くなることもある
「安くなりますよ」と言ってきますが、契約プランによってはもちろん高くなることもあります。
そのあたりは、自分で実際に現在の料金と乗り換え先料金を比較してみるまでわかりません。
特に光回線サービスは、料金プランが複雑になっているものが多いので、営業にとっては騙しやすい商材なわけです。
安易に「安くなる」という言葉を信じず、自分で比較し検討してみましょう。
光回線の比較をしたい方は、以下のページを参考にしてみてください。
→【最新版】光回線を徹底比較!料金・速度・キャッシュバックの違い&おすすめサービスについて解説
良質な代理店の電話対応とは?
では光回線の勧誘電話をしてくるところには、いい代理店はないのでしょうか?結論からいうと勧誘から始まる光回線の電話には、間違いなくいい代理店はありません。もともといい代理店は営業をしなくても人気なっているため、そんな手間を省いています。
とくに人気になっている代理店はwebから申し込む形をとっており、そこで初めて契約したあとに、確認の意味でその代理店から電話をかけてくることはあるでしょう。
それは自分から申し込みをしたからこそ、電話がかかっているわけですから、悪質な勧誘はしません。
しかも良質な代理店は電話対応がよく、その契約内容の確認のみなので、勧誘される心配すらないわけです。もちろん不明点についても、親切に説明してくれますよ。
そもそも光コラボってそんなに安くなるの?
光コラボサービスで、安くなるかどうかは、契約しているプランによっても変わってきます。
確かに安くなるケースは多いですが、フレッツ光の場合は、選択するプロバイダによって月々のインターネット料金が変わってくるため、一概に安くなるとは言い切れません。
営業では、一番高いプロバイダに加入していた場合の話をして「これだけお得になります」と言ってくるようなケースも考えられます。
そのため、乗り換えを検討するなら、現在のインターネット料金がいくらかかっているのか?をしっかりと把握し、自分で比較検討する必要があります。
乗り換えをする場合は、インターネットなどで気になる光コラボの料金を調べ、実際、自分の場合は安くなるのか?どれくらい安くなるのか?ということを確かめるようにしましょう。
しかし、光回線サービスを見直すことで、お得になるケースは実際多くあります。
というのも、光回線の各サービスでは、どんどん新しいキャンペーンを行っており、各社が顧客獲得に励んでいるため、基本的には昨年より今年、今年より来年の方が良い条件で
契約できるからです。
例えば、フレッツ光の方が、乗り換えをすることで年間数万円お得になることもよくあります。
以下は、長年同じ光回線を利用している方がお得に乗り換える方法についてまとめた記事です。
ぜひ、参考にしてみてください。
→フレッツ光を使ってる人は損してる?手続き15分、工事不要の乗り換えでPS4を買うお金を手に入れる方法
光コラボで安くなる理由
光回線を使うメリットとして、料金が安くなるケースはあります。
光コラボが安くなる理由は主に以下の2つです。
①プロバイダと光回線を一本化するからお得になる
②スマホ割が使えるからお得になる
光コラボは、光回線とプロバイダをセットにしている会社がほとんどです。
そのため、これまでフレッツ光とプロバイダ会社のそれぞれに料金を支払っていた人も光コラボに乗り換えると、支払いや手続きを一本化することができます。
そのため、一本化によって、バラバラに支払うよりも、料金がやすくなるケースが多くなるのです。ただし、全ての人が安くなるわけではないので、必ず元の料金と乗り換えを検討している光コラボの料金を見比べる必要があります。
そしてスマホ割とは名前のとおり、光コラボ会社と提携しているスマホ回線を使っていれば、安く利用できるというもの。
フレッツ光では、スマホ割がありませんでしたが、光コラボの多くの会社ではスマホ割を積極的に行っています。
そのため、自分のスマホキャリアに合った光コラボに乗り換えれば、今までよりも安く利用できる可能性が高いということ。
ドコモならドコモ光、ソフトバンクならソフトバンク光、auならビッグローブ光やSo-net光、@nifty光などの光コラボでスマホとのセット割が実施されています。
>ビッグローブ光の評判はこちら
つまり、光コラボに乗り換えて安くなる人は、
・ドコモ光・auひかり・ソフトバンク光を使っている人
・フレッツ光を長年使っていて、割引がない人
・プロバイダの料金が高い人
です。
特に、スマホ割は割引額が大きいので、大手3キャリアを使っている人なら、乗り換えを検討する価値はあると言えるでしょう。
ただし、安くなるのは自分のスマホキャリアのセット割を行っている光コラボに乗り換えする場合に限りますので、自分のスマホ会社に合わせて光コラボを選ぶことが重要です。
スマホのセット割については、以下のページでも詳しく説明しています。
→ドコモ・au・ソフトバンクユーザーはスマホセット割を使わなきゃ損!おすすめ光回線インターネットはコレ!!
光コラボに転用するデメリット・注意点は?
「光コラボは、安くてお得」と営業マンは言うけれど、デメリットや注意点はないの?
と疑問に思っている方もいるかもしれません。
もちろん、光コラボにもマイナスポイントはあります。
ここからは、光コラボに転用するデメリット・注意点についてご紹介します。
契約先の事業者が変わる
現在NTTのフレッツ光を利用している場合でも、契約先の事業者が変わります。
契約は@nifty光やソフトバンク光など、乗り換えた先の事業者と結びます。
契約先の名前が変わるだけなら特に関係はありませんが、オプションサービスの扱いも乗り換えた先の事業者の方針に従うことになるので注意が必要です。
特に、電話回線やテレビ回線などのオプションを利用している場合は注意しましょう。
いままで受けていたオプションサービスも、契約先を変えることによって受けられなくなるかもしれません。
またそれとは反対に、事業者が変わったからこそ受けられるサービスもあります。
光コラボの商品を選ぶ際は、自分の利用している現在のサービスと乗り換え先のサービスとをよく見比べておくと安心できるでしょう。
分からない場合は、問い合わせてみるのもおすすめです。
フレッツ光から光コラボへの乗り換えについては、以下のページでも詳細を解説しています。
→フレッツ光、乗り換えるべき?速度・転用・解約まで徹底解説―フレッツ光完全ガイド―
プロバイダの解約金を払わなくてはいけない場合も
電話勧誘や訪問の営業マンは、よく「フレッツ光からの転用なら違約金は発生しません」とセールストークをしていますが、これは、半分正しく、半分間違っています。
たしかに、フレッツ光から光コラボに転用した場合、光コラボの事業者を通して、フレッツ光のサービスを引き続き利用することになるので、解約とはみなされず、違約金は発生しません。
しかし、フレッツ光と別で契約しているプロバイダ側から違約金を請求される場合があるのです。
フレッツ光で今使っているプロバイダを光コラボでも引き続き利用するという場合は、違約金が請求されることはありません。
しかし、転用にあたってプロバイダの変更をする必要がある場合は、契約中のプロバイダで、違約金が発生するかどうか確かめてみるようにしてください。
各プロバイダの違約金については、以下のページでもまとめています。
→フレッツ光プロバイダのおすすめと変更方法は?料金や速度を徹底比較!
工事費の残債を一括請求されることも
フレッツ光の開通工事費を分割で支払っていたという場合は、転用すると残りの工事費を一括で請求される場合もあります。
光コラボ事業者の中には、引き続き分割で請求する体制を整えているところもありますが、この点については転用するサービスによって違ってきます。
転用前によく確認しておきましょう。
今のプロバイダの解約手続きが必要な場合がある
光コラボは光回線とプロバイダが一体型となっているサービスです。
そのため、現在光回線+プロバイダで契約している人はプロバイダを解約する必要が出てきます。
プロバイダを解約すると現在使用しているメールアドレスは使用できなくなるので注意しましょう。
現在のメールアドレスを継続して使いたい場合は別途料金が必要になります。
メールアドレスを残すサービスの有無と料金は、プロバイダによって違うため、希望されている方は以下のページを参考にしてみてください。
→プロバイダのメールアドレスとは?使い方&各プロバイダのメール機能比較!
さらに、解約時期によっては契約解除料や違約金を請求されることもあります。
プロバイダとの契約内容をよくよく見直しておきましょう。
ただ、乗り換え先と現在利用しているプロバイダによっては、解約手続きが不要な場合もあります。
詳細は光回線サービスかプロバイダに問い合わせてみましょう。
速度が遅くなるケースもある
光コラボレーションサービスはフレッツ光の回線を利用したサービスなので、最大通信速度は1Gbps。
理論上の速度が変わりません。
ただし、光コラボに転用された方の中には、「急に速度が遅くなった」「インターネットが繋がりにくくなった」という方もいます。
反対に速度が速くなる場合もあるので、実際の速度がどうなるかは使ってみるまでわからないと言えます。
速度の低下は、インターネットの乗り換えにつきものと言えるリスクではありますが、このようなケースもあるということは知っておくといいでしょう。
速度を測ってみたい方は、当サイトのスピードテスト機能を活用してみてくださいね。
→スピードテストで回線速度チェック!ワンクリック測定機能&おすすめサービス紹介
おすすめの光コラボサービスは?
代理店からの営業をされた場合は、すぐに断ることをおすすめします。
ただし、光コラボレーションへ乗り換えれば、実際に安くなる場合もありますし、お得な特典を受けられることも多いと言えます。
光コラボ自体は、決して悪いものではありません。
現在フレッツ光を利用されているという方は、今の値段と比較をして、乗り換えを検討されてみるといいでしょう。
光回線の勧誘についておさらい!よくある質問と回答
新たな契約は考えていないことをしっかり伝えましょう。
希望する場合は以下の電話番号に連絡してください。NTT東日本の勧誘停止登録:0120-849-994
NTT西日本の勧誘停止登録:0120-019-390
※受付時間9:00~17:00(土日祝、年末年始除く)
早めに事業者へ連絡しましょう。
また、消費生活センターに相談するという方法もあります。
全国共通の電話番号は「188」ですので、何か困ったら相談してください。
ただし、電話勧誘の場合、ほとんど営業トークで決まったセリフを言っているだけです。
本当に安くなるかどうかは、現在の契約状況などを踏まえて、細かく計算しなければわかりませんので、基本的にはこのような電話をかけてくる業者とは契約しないことをおすすめします。
少しでも不審な点があれば、契約しないようにしましょう。
まとめ
今回は、光回線の勧誘の対処法を中心にお伝えしました。
勧誘でこわい思いをされている方は、ぜひ今回ご紹介した方法を活用してみてください。
当サイトでは、光回線に関するあらゆるお悩みを解決するコンテンツを公開していますので、光回線の乗り換えを考えている方は、別ページも参考にしてみてくださいね。
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