「子どものスマホを楽天モバイルで契約しようと思うんだけど、利用者登録できないって聞いたよ?どうしたらいいの?」
楽天モバイルには「成人が契約して、未成年者を利用者として登録する」という制度がありません。
この記事では、未成年者が楽天モバイルを契約するベストな方法を解説します。
- 楽天モバイルで子どもが使うスマホを契約する際は子ども名義で契約する
- 楽天モバイルは未成年でもWebから契約できる
- 子ども名義で契約することで「こどもプログラム」「青春プログラム」が適用される
- 親名義で契約するメリットは、ほとんどない
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未成年者の楽天モバイル契約事情
- 18歳未満は「あんしんコントロール by i-フィルター」への加入が必須
- 17歳以下名義もWebから契約できる
楽天モバイルには利用者登録の制度がありません。
利用者登録とは、成人が契約名義人となり、スマホを利用する家族などを利用者として登録する制度です。
楽天モバイルにはこの制度がないため、子ども(未成年者)が利用する際も原則は子ども本人の名義で契約する必要があります。
楽天モバイルを契約できる年齢に下限はありません。
家族で楽天モバイル使うなら、紹介キャンペーンや三木谷キャンペーンを利用するとお得に楽天ポイントがもらえます。
18歳未満は「あんしんコントロール by i-フィルター」への加入が必須
楽天モバイルで18歳未満が契約する際は「あんしんコントロール by i-フィルター」というフィルタリングサービスへの加入が必須です(330円/月)。
17歳以下名義もWebから契約できる
他の大手3キャリアの場合、未成年者名義では、そもそもオンラインショップが利用できなかったり、制限があったりします。
一方で楽天モバイルは、2021年6月から年齢にかかわらず、手続きできるようになりました。
これは他の大手キャリアにはないメリットです。
関連記事:【2024年11月最新】楽天モバイルの評判は?実際の口コミをもとに解説!
楽天モバイルで未成年者・子ども名義で申し込む方法
- 申し込みの際に必要なもの
- 親(成人)名義で契約して子どもに使わせることも可能
- 「最強家族プログラム(家族割)」・「最強青春プログラム(U22)」「最強こどもプログラム(U12)」への申し込みも
楽天モバイルで未成年者・子ども名義で申し込む方法は難しくなく、店舗もしくはオンラインで申し込みます。
楽天モバイルショップ(店舗)で申し込む際は、必ず子ども(未成年者)と親がいっしょに来店する必要があります。
特別な事情がない限りは、楽天モバイルオンラインショップで契約する方が時間も労力も節約できます。
申し込みの際に必要なもの
申込みに必要なものはWeb、店頭で共通です。
- 本人確認書類(いずれかの組み合わせ)
– 「マイナンバーカード」
– 「健康保険証」+「住民票」
– 「パスポート」+「住民票」
※学生証は不可 - 楽天会員ID/パスワード
- 本人確認書類
※運転免許証、マイナンバーカードなど
※Webで申込みの際は不要 - 法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書
※Webで申込みの際はアップロード
- クレジットカード/銀行口座
とくに気をつけることは、子どもの本人確認書類として学生証が認められないことです。
また18歳以下の契約では親名義のクレジットカードや銀行口座でも支払えます。家族で支払い方法をまとめられるので安心してください。
親名義で契約して子どもに使わせることも可能
実は楽天モバイルでは親(成人)名義で契約して、子どもにそれを使わせることは禁止されていません。
しかしその場合であっても、先述の「あんしんコントロール by i-フィルター」への加入は必要です。
親名義で契約すると「my楽天モバイルで契約を一括管理できる」などのメリットはありますが、逆にそれくらいしかメリットがありません。
「最強家族プログラム(家族割)」「最強青春プログラム(U22)」「最強こどもプログラム(U12)」への申し込みも
楽天モバイルでは2024年2月から家族割サービス「最強家族プログラム」が開始されました。
すでに家族が楽天モバイルを契約している場合は、合わせて家族グループに追加手続きを行っておきましょう。
また13〜22歳が対象の割引「最強青春プログラム」、12歳以下が対象の「最強こどもプログラム」の特典を受ける際も、それぞれエントリーが必要です。
楽天モバイルを未成年・子ども名義で契約するメリット
楽天モバイルを、親名義ではなく子ども本人名義で契約した方が良い理由は以下のとおり。
- 楽天モバイルの手厚いキャンペーンを受けられる
- 将来、名義変更(有料3,300円)する必要がない
- 「最強青春プログラム」「最強こどもプログラム」が受けられる
楽天モバイルのキャンペーンは原則、1会員1回までしか受けられません。
しかし仮に親がすでにキャンペーンを受けていた場合でも、子ども名義で契約するなら、新たに特典を受けることができます。
楽天モバイルを未成年者・子ども名義で契約するデメリットや注意点
楽天モバイルを子ども名義で契約するデメリットや注意点は以下のとおりです。
- キャンペーンのポイントは子どもの楽天会員IDに付与される
- WebからではiPhoneを購入できない
キャンペーンのポイントは子どもの楽天IDに付与されます。
楽天市場でポイントを使う場合は、子どものIDでログインが必要です。
18歳未満がWebから申し込む際、iPhoneとのセット購入ができません。
iPhoneを購入したいなら、楽天モバイルショップに行く必要があります。
(おそらくですが、フィルタリングサービス「あんしんコントロール by i-フィルター」の機能が、iOSではほとんど使えないことが理由ではないかと考えられます。)
先にも見たとおり、楽天モバイルはiPhoneの購入で大量のポイント還元があり、子どもにもiPhoneを持たせたいと考えている親御さんも多いかと思います。
子どもに楽天モバイルでiPhoneを持たせるなら、後述する方法でiPhoneを用意しましょう。
そもそも楽天モバイルを子どもに持たせるのはあり?
今でも子ども用に楽天モバイルを契約するメリットってある?
2022年6月まで、楽天モバイルは1GB以下なら0円で利用できたため、子ども用に契約する家庭が多く見られました。
しかしRakuten最強プランでは、最低でも1,078円(税込)の維持費がかかります。
- メリット
- どれだけ使っても3,278円に収まる
- 端末が安く買える
- 新規契約でポイントがもらえる
- デメリット
- 他キャリアよりエリアが狭い
料金の上限が3,278円(税込)で固定されています。
ゲームやYouTubeの視聴時間が長くても料金の上限が決まっていることは、親にとっては安心です。
他の大手キャリアで使い放題のプランを契約すると7,000円を超えてしまいます。
楽天モバイルのエリアは拡大しており、電波が繋がりやすくなっています。
一方で他キャリアよりもエリアが狭いため、とくにパートナー回線が入らないエリアでは、最悪、子どもと連絡が取れなくなるリスクも。
サブ回線としてpovo2.0(0円〜)やmineo(250円〜)などとのデュアルSIMを検討するのもおすすめです。
楽天モバイルで未成年者・子どもにおすすめの端末
楽天モバイルで未成年者・子どもにおすすめの端末は以下の3つです。
- 子どもが安心して使える端末がいい:AQUOS wish 3
- iPhoneを持たせるなら:iPhone SE(第3世代)
AQUOS wish3
AQUOS wish3は2023年10月にシャープから発売したエントリースマホです。
価格は29,700円。ポイント還元・割引があり、2024年5月現在は負担額9,700円で購入できます。
入門者向けとは言うものの、ここ数年でエントリースマホの基礎スペックは格段に上がりました。
重めのゲームのプレイは少し厳しいです。
しかしIPX5/IPX7の防水、IP6Xの防塵、さらにMIL規格という耐久性の試験もクリアしており、落下や衝撃にも強いです。
わんぱく盛りなお子さんにも安心して持たせられる1台です。
iPhone SE(第3世代)
友達がみんなiPhoneだから、僕もiPhoneがいい!
と言われたら、廉価版のiPhone SE(第3世代)がおすすめです。
2022年3月に発売のiPhone SE(第3世代)は、子どもが使うには申し分ない性能です(その分、先に紹介した機種よりも高価です)。
ただ先にお伝えしたとおり、楽天モバイルは未成年はWebでiPhoneのセット購入ができません。どうしても楽天モバイルで買いたいなら、店舗での契約が必要です。
もしくは楽天モバイルではSIMのみを契約し、親や兄弟のお古や、イオシスなどの中古店で型落ち(SE第2世代など)を狙うのも良いでしょう。
キッズケータイ・キッズスマホでなくてもOK
ちなみに楽天モバイルにはキッズケータイ・キッズスマホのような子ども向け端末はありません。
いきなり大人と同じスマホを持たせることに不安を感じるかもしれませんが、今のスマホには子どもでも安心して使える機能がはじめから搭載されています。
- iPhone向け:ペアレンタルコントロール
- Android向け:Googleファミリーリンク
これらの機能と「あんしんコントロール by i-フィルター」があれば、子ども用のスマホに必要なことはカバーできるでしょう。
子どものスマホ利用を制限する際は、しっかりと本人と話し合った上で設定をすることをおすすめします。