ドコモの機種代金が残っていても、他社への乗り換えは可能です。
多くの人が「機種代金が残っているけど、ドコモから他社に乗り換えたい」「乗り換えると残りの支払いはどうなるの?」という悩みを抱えています。
解約と支払いは別の契約になっているため、ドコモの端末を分割払いで購入しても、他社へ乗り換えは自由にできます。
本記事では、機種代金が残っている状態での最適な乗り換え方法や、支払い方法の選択肢、おすすめの乗り換え先まで詳しく解説します。

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ドコモの機種代金が残っていても他社へ乗り換え可能【結論】
これから、機種代金と乗り換えの関係について、以下3つのポイントを押さえて詳しく解説します。
ドコモから乗り換えるなら携帯料金を比較しましょう。
大手キャリアのサブブランドや格安SIMなら、ドコモよりスマホ代を安く抑えられます。
機種代金の残債と乗り換え(解約)は別物
ドコモでスマホを分割払いで購入する場合、以下2つの契約を結んでいます。
- 通信サービスの利用契約
- 機種代の分割払い
法律上まったく別の契約として扱われるので、機種代金が残っていても通信契約の解約や他社への乗り換えは自由にできます。
「機種代金を完済しないと乗り換えできない」と認識している人も多いですが、それは間違いです。
機種代金の残債があっても、他社へ乗り換えることは法的に何の問題もないので、安心してください。
乗り換え後も分割払いは継続される
ドコモから他社へ乗り換えた後も、機種代金の分割払いは継続されますが、支払い方法が変わります。
具体的には、クレジットカードからの引き落としか、払込用紙での支払いどちらか自分に合った支払い方法を選びましょう。
「解約したら機種代金の支払いも終わり」と勘違いしている人もいますが、そうではありません。
解約後も機種代の分割払いは続くことを覚えておくと、乗り換え後の支払いトラブルを防げます。
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乗り換えのベストなタイミング
機種代金が残っていても乗り換えは可能ですが、タイミングによってはメリットが大きくなります。
特に注目したいのが、以下の3つのケースです。
- 他社の高額還元キャンペーンで、機種代金の残債の一部を相殺できることがある。
- 2年契約の縛りがある場合、契約更新月に乗り換えると違約金が発生しない。
- 旧プランの割引が終了すると同時に、他社へ乗り換えた方がお得になるケースが多い。
これらの条件が重なるタイミングで乗り換えると、よりお得です。
機種代金の残債があっても、他社に乗り換えると支払額が少なくなることもあることを覚えておきましょう。
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ドコモの機種代金が残っている場合の支払い方法
ドコモの機種代金が残っている状態で解約・乗り換えをする場合、支払い方法は大きく分けて3つあります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合った支払い方法を選びましょう。
機種代金を一括で支払う
解約時に機種代金の残債を一括清算するメリットは、解約後の手続きや支払いの手間が省ける点です。
毎月の支払いを気にする必要がないので、クリーンな状態で乗り換えプランに移行できます。
残債が少額だったり、まとまったお金があったりする場合は特におすすめです。
しかし、まだ残債が多いうちに一括払いをすると一時的に大きな出費になる点がデメリットです。
例えば、iPhoneを24回払いで購入して間もない場合、10万円以上の残債があるので、一度に大きな金額を支払うのは難しいと感じる人は多いでしょう。

スマゴリ
もし一括払いを希望するなら、ドコモショップやMy docomoで残債額を事前に確認してから判断してください。
機種代金を分割で支払い続ける
ドコモを解約した後も、当初の契約通り分割払いなら、大きな出費を避けられるので、残債が多い場合は支払い負担が少なくなる点がメリットです。
ただし、解約後はドコモの料金と一緒に引き落とされなくなるため、別途支払い手続きが必要です。
クレジットカード払いか払込用紙での支払いかを選べますが、払込用紙だと毎月の支払い手続きが手間になります。
支払い忘れで延滞金が発生したり、最悪の場合は信用情報に傷がついたりする可能性もあるので、分割払いの場合は、毎月確実に支払える方法を選びましょう。
現在の機種代金残債を確認する方法
すぐに乗り換えせずに、まずは現在の機種代金残債を正確に把握しておきましょう。
残債確認の方法はいくつかあります。
スマートフォンやパソコンからMy docomoにログインし、「料金」→「分割支払金」から確認できます。
24時間いつでも確認できる、最も手軽な方法です。
直接店舗に行けば、スタッフに残債額を確認してもらえます。
他の相談も同時にできるので、乗り換えに関する不安がある人はおすすめです。
ドコモの携帯電話から「151」に電話するか、一般電話から「0120-800-000」に掛けましょう。
オペレーターに「機種代金の残債を知りたい」と伝えれば教えてもらえます。
残債を確認したら、自分の経済状況や乗り換え先の条件などを考慮して、一括払いか分割払いかを選択します。
分割払いの場合は、機種代金の支払いは相殺されず今まで通り継続することを覚えておきましょう。
機種代金が残っている状態での乗り換え先おすすめ3選
機種代金があっても乗り換えは可能だとわかったところで、どこに乗り換えるのがお得なのでしょうか。
利用状況に合わせて、特におすすめの乗り換え先を3つ紹介します。
データ使用量が多い人は楽天モバイル

画像出典:楽天モバイル公式サイト
料金プラン(税込) | Rakuten 最強プラン 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 上限なし:3,278円 |
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 Rakuten Linkアプリ利用で国内通話無料 |
オプション(税込) |
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店舗情報 | 楽天モバイルショップ:全国に1,000店以上 |
通信回線 |
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通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
月に20GBを超えるデータ通信をするなら、ギガ使いたい放題の楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルの最大の魅力は、データ使用量無制限で3,278円(税込)という料金体系です。
楽天回線エリアでは通信速度制限もないため、動画視聴やオンラインゲームなど大容量のデータ通信をする人に向いています。
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ドコモ回線の安定性を求めるならahamo

画像出典:ahamo公式サイト
料金プラン(税込) |
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国内通話料金(税込) | 22円/30秒(5分以内の通話は無料) |
オプション(税込) |
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通信回線 |
ドコモ回線 |
通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
ドコモの回線品質はそのままで、料金のみ抑えたいならahamoがおすすめです。
ahamoはドコモのサブブランドで、月20GBで2,970円(税込)の料金プランが特徴です。
通信品質や対応エリアはドコモと変わらないので、安定した通信環境を残したまま、月額料金だけを大幅に下げられます。
海外でも20GBまでデータ通信が使えるため、頻繁に海外出張や旅行に行く人には特におすすめ。
コストパフォーマンスを高めてドコモの高品質な通信環境を残したい場合は、ahamo一択です。
コスパ重視ならmineoがおすすめ

画像出典:mineo公式サイト
料金プラン(税込) |
マイピタ【音声通話+データ通信】
マイそく【音声通話+データ通信】
※データ通信のみは別料金 |
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
(デュアルタイプ3回線目以降は−165円)
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通信回線 |
ドコモ・au・ソフトバンク回線 |
通信速度 |
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支払い方法 | クレジットカード |
eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
データ使用量が少なく、月々の支払いを抑えたい人はmineoを選びましょう。
mineoはドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の3つのプランから選べる格安SIMです。
ドコモ回線を使ったDプランなら、月額料金は5GBで1,298円(税込)からなので、Wi-Fi環境で生活する時間が長い人だと支払いを大幅に抑えられます。
mineoならではの「パケットシェア」や「フリータンク」という機能を活用すれば、データ容量を節約したり、足りなくなったときに助け合ったりできます。
通信速度良好で、とにかく月々の料金を抑えたい人は、ぜひmineoを検討してみてください。
ドコモから他社へ乗り換えるときの注意点と対策
ドコモから他社へ乗り換える際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
トラブルを避けるためにも、以下2点に注意しましょう。
分割払いの上限は2台まで
ドコモを解約しても分割払いを継続できるのは、最大2台までということを覚えておきましょう。
すでに2台分の分割払いが継続中の状態で、もう1台分割払いで新機種の購入はできません。
もし新しい機種を分割払いで購入するなら、2台のうちどちらか1台分を完済する必要があります。
「家族でドコモを使っていて、複数台の機種代金が残っている」という場合は、全員同時に乗り換えると、3台目以降は一括払いになってしまいます。
3代全て分割払いで契約したい場合は、はじめに1〜2台だけ乗り換えたあと残りの機種代金を完済してから、3台目の契約をしてください。

スマゴリ
解約後の残債を毎月払込用紙で支払っていくなら、払い忘れを防ぐためにカレンダーにメモするなど、忘れない工夫をしましょう。
乗り換えによって残債はなくならない
ドコモから他社に乗り換えても、ドコモで契約した機種代金の残債は消えません。
「他社の機種代金残債を還元」などのキャンペーンは、一定の条件があります。
乗り換え先で決められた期間利用すると、残債額のポイントやキャッシュバックを受け取れる仕組みなので、結局機種代金は自分で支払い続ける必要があります。
上記のようなキャンペーンは常時実施されているわけではなく、対象機種や条件も細かく設定されていることが多いです。
「残債がチャラになる」など安易な考えをせずに、正確な条件を確認した上で乗り換え手続きを行いましょう。
機種代金が残っている状態で新しいスマホを購入する方法
機種代金の残債がある状態でドコモから乗り換える場合、新しいスマホをどう入手するかも悩みどころです。
以下4つの方法で、新しいスマートフォンを効率よくお得に手に入れましょう。
乗り換え先で新しい端末を一括払いまたは分割払いで購入する
契約者向けの特別割引やキャンペーンを実施している乗り換え先で、新しいスマートフォンを購入する方法が一般的です。
例えば、楽天モバイルなら、新規契約者向けに端末代金が大幅割引になるキャンペーンを頻繁に実施しています。
ahamoでもオンラインストア購入なら端末代金の割引を受けられることもありますが、機種代金を分割払いにすると、ドコモへの機種代残債分と二重になってしまいます。
家計の状況を考慮して、無理のない支払い計画を立てましょう。
下取りプログラムを利用して負担を軽減する
多くのキャリアやメーカが実施している「下取りプログラム」を利用して、使用中のスマートフォンを下取りに出し、機種代を抑える方法もあります。
例えば、iPhoneの場合はApple Trade Inで古いiPhoneを下取りに出すと、新しいiPhoneの機種代から数万円の割引を受けられることがあります。
楽天モバイルやahamoなどでも、同様の下取りプログラムを設けていますが、画面割れやバッテリーの劣化がある場合は、下取り価格が大幅に下がる可能性があります。
下取りに出す前に、オンラインなどで事前に査定額を確認しておきましょう。
SIMフリー端末を購入する
特定のキャリアに縛られず、SIMフリー端末を購入する方法も、新しいスマートフォンを安く購入する手段の1つです。
主にAmazon・楽天市場・家電量販店などで売っていて、自由に好きな端末を選べて、比較的安価である点が最大のメリットです。
iPhoneやGalaxyなどのフラッグシップモデルをキャリアで購入すると10万円を超えることもあります。
しかし、Xiaomi・OPPO・motorolaなどのSIMフリー端末なら3〜5万円程度で高性能な端末を手に入れられます。
端末を一括購入すれば、ドコモの機種代金と合わせても、総合的に支払額を抑えられるのでおすすめです。
ただし、SIMフリー端末は日本のキャリアに適応されない場合もあるため、購入前に対応バンドや機能を調べましょう。
中古端末を購入する
さらにコストを抑えたい場合は、中古端末の購入も1つの方法です。
家電量販店の中古コーナーやネットオークション、専門の中古スマホショップなどでも購入できます。
1〜2世代前のフラッグシップモデルなら、新品の半額以下で購入できることも珍しくありません。
中古端末を購入する際は、以下3つの点に気をつけることで、安心して使えます。
- バッテリーの状態が良好である
- 第三者認証の保証がついている
- SIMロック画解除されているか
中古端末は初期費用を大幅に抑えられるので、支払い負担をできるだけ減らしたい人はぜひ検討してください。
機種代金と乗り換えに関してよくある質問
ドコモの機種代金が残っている状態での乗り換えについて、多くの人が同じような疑問を抱えています。
ここでは、以下4つのよくある質問に答えていきます。
ドコモの機種代金の残りがあっても格安SIMに乗り換えられる?
結論から言えば、ドコモの機種代金が残っていても格安SIMに乗り換えることは可能です。
格安SIMとは、mineo・IIJmio・LINEMOなどの比較的安価な料金プランを提供する事業者のことを言います。
2021年10月以降に購入した端末は最初からSIMロックはかかっていませんが、それ以前の端末はドコモでSIMロック解除の手続きが必要です。
古い機種の場合、格安SIMで使用する際に一部機能が制限されることもあります。
使う予定の機種が、格安SIM事業者の動作確認端末リストに載っているかは、事前に確認しておくと安心です。
乗り換えたら月々のサポートや割引はどうなる?
ドコモを解約すると、機種購入時に適用されていた割引など、月々サポートなどの割引は全て終了します。
割引サービス自体、ドコモの回線契約をしていることが条件なので、解約すると翌月以降は適用されません。
例えば、端末代金が72,000円で24回払いで毎月1,000円割引だった場合、月々2,000円の支払いだったのが、解約後は3,000円になるということです。
場合によっては乗り換えた方が総支払額が減ることもあるので、どのタイミングで乗り換えると最もお得になるのか計算しておきましょう。
ドコモの家族割引に影響はある?
1人だけドコモから他社へ乗り換えた場合、月額料金に影響が出てしまうため注意しましょう。
ドコモの「みんなドコモ割」(旧ファミリー割引)は、家族間の回線数に応じて割引額が決まります。
例えば、2回線あれば1回線あたり月額550円(税込)割引、3回線以上だと1回線あたり月額1,100円(税込)割引です。
「シェアパック」のようなデータ容量を家族で共有するプランを利用している場合も、抜けるときは一度家族に相談してください。
違約金・解約金はかかりませんが、一度抜けたら戻れないこと、支払い料金が高くなる可能性があるからです。
家族で複数回線を契約している場合は、家族に一言伝えてから、改めて乗り換えを検討してください。
2回線以上の契約がある場合の注意点は?
ドコモで2回線以上契約している場合、一度に全て解約すると分割払いの継続に制限がかかることがあります。
前述のとおり、分割払い継続可能な台数は最大2台までです。
3台以上の端末で機種代金が残っている状態で、全回線を同時に解約すると、一部の端末は一括清算が必要になります。
一括で支払うのが難しければ、まずは1〜2台分だけ他社へ乗り換え、端末代を完済した後に残りの機種を解約しましょう。
法人契約で複数回線を持っているなら、個人契約とは違うルールが適用されてしまうので、解約する前にドコモビジネス担当へ相談しましょう。
機種代金が残っていてもドコモからの乗り換えは可能
ドコモで機種代金が残っていても、他社への乗り換えは可能です。
機種代金と通信契約は別の契約なので、解約後も支払い義務は続きます。
一括払いと分割払いの選択肢があり、それぞれメリット・デメリットを考慮してから支払い方法を決めましょう。
乗り換え先は、楽天モバイル・ahamo・mineoなど、自分の利用スタイルに合ったものを選べます。
分割払いは2台までという制限があることと、月々サポートなどの割引は終了する点には注意してください。
高額なプランを支払い続けるより、月額料金を節約した上で残債を支払う方が、総合的に安くなることが多いです。
現時点で自分の機種残債を確認してから、料金プランを比較して賢く乗り換えましょう。