auからahamoに乗り換えることで、安定したドコモ回線を利用しつつ料金を安く抑えたいと考える方もいるでしょう。
しかし、au回線からドコモ回線への乗り換えであり、乗り換え手順がわからない方もいるのではないでしょうか。
ゴリラ
このガイドでは、auユーザーがahamoに移行する際の具体的なプロセスを詳しく説明します。また、auからahamoへ乗り換える際に知っておくべきahamoのデメリットやタイミング、キャンペーンについてもまとめました。
ぜひこの記事を参考にしながらauからahamoに申し込みをしてみてください。
- auから乗り換えはこちら!
- auからドコモへ乗り換えたい!
- auからソフトバンクへ乗り換えたい!
- auからpovoへ乗り換えたい!
ahamoに乗り換える前に確認すること
auからahamoへ乗り換える前に確認することは以下の6つです。
- auのメールアドレスや各種割引サービスが利用不可に
- ahamoで購入可能な端末の選択肢が限られる
- 現在の端末を継続使用する場合、5G接続ができない可能性あり
- 端末の分割払いが残っている場合、支払い義務が継続
- auの解約月は日割り計算の対象外
- auとahamoでは通信可能エリアが異なる
auのメールアドレスや割引などのサービスが利用できなくなる
ahamoに乗り換えると、auのメールアドレスや割引サービスが利用不可になることがデメリットとして挙げられます。
auではauメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)が無料で提供されていますが、au解約に伴いauメールも使用できなくなります。
auメールを継続利用するには「auメール持ち運び」サービスが必要であり、月額330円(税込)の費用がかかります。
「auメール持ち運び」を利用しない場合は、新しいメールアドレスへの変更が不可欠です。
変更後のアドレスを友人や知人に周知したり、各種サービスに登録済みのメールアドレスを更新したりする作業が発生し、手間となります。
また、auが提供する「auスマートパスプレミアム」「auスマートバリュー」「au→自宅割」等のサービスも利用不可となります。
ahamoは元々低価格であるため、これらの割引サービスに相当する代替サービスが用意されていないケースが多く、割高感を覚える可能性もあります。
なお、ahamoでキャリアメールを使いたい方は、ahamoでキャリアメールを使う方法を事前に確認してください。
ahamoで選択可能な端末数がauより限られる
auと比べて購入できる端末の種類が少ない点も、デメリットの1つと言えます。
auはiPhoneやAndroidを問わず、幅広い選択肢の中から端末を選ぶことができますが、ahamoで購入可能な端末の数は限られています。
ahamoで端末を購入しようとしても、ほとんどドコモオンラインショップでの購入になるため、ahamoだからと言って端末を安く購入できるとは限りません。
そのためahamoに乗り換える際にスマホを新しくする場合は、auオンラインショップやドコモオンラインショップで購入するか、SIMフリー端末を自分で用意することになるでしょう。
ドコモで最新のiPhoneを購入したい方はこちらもぜひ参考にしてください。
現在の端末を継続使用する場合、5G接続ができない可能性がある
auからahamoに乗り換える際、現在の端末をそのまま使用すると、5G通信を利用できないケースがある点は注意すべきデメリットです。
ahamoでドコモ以外の端末を使う場合、ドコモが運用する周波数帯(3.7GHz[n78]、4.5GHz[n79]、28GHz[n257])のいずれかに非対応だと、5G通信ができません。
特にAndroid端末では、ドコモ独自の4.5GHz[n79]のみ利用できない可能性もあります。
その場合、5G対応エリア内でも4.5GHz[n79]に対応していないため、5G通信が利用不可となる恐れがあります。
さらに、機種によっては周波数帯に対応していても5G通信ができないこともあるので留意が必要です。
auで購入した端末をahamoでも使う場合は、事前にドコモの運用周波数帯への対応状況を確認しておくことをおすすめします。
なお、万が一ahamoを非対応機種で契約してしまった場合は、対応策を参考にしてください。
端末の分割払いが残っている場合、支払い義務が継続する
端末代金の分割払いが残存している場合、支払いは継続されるというのも、auからahamoへの乗り換えにおけるデメリットです。
auでは端末代金を分割払いできるため、乗り換え時点で支払いが完了していないユーザーもいるでしょう。
一度購入した端末については、乗り換えたとしても残りの端末代金の支払い義務は免除されません。
そのため、端末代金が残っている状況での乗り換え後も、分割払いは継続することになります。
あるいは、解約時に残金を一括で支払うことも可能ですが、経済的負担が大きくなる点に注意が必要です。
auの解約月は日割り計算の対象外となる
auの解約月は日割り計算されない点もデメリットとして挙げられます。
auからpovoに乗り換える場合は、解約月の料金が日割り計算されますが、ahamo等他社へ乗り換える際は日割り計算の適用外となります。
日割り計算されない場合、乗り換えのタイミング次第ではauとahamoの料金を二重払いしなければならず、経済的負担が増大します。
できるだけ負担を軽減するには、月末にタイミングを合わせて乗り換えるのが賢明です。
月初に乗り換えた場合、auの1ヶ月分とahamoの1ヶ月分の両方の料金が発生します。
一方、月末に乗り換えればauの料金は1ヶ月分かかりますが、ahamoの料金は日割り計算されるため、支出を抑制できます。
以上のように、auの解約月は料金の日割り計算が適用されないため、出費を最小限に抑えるには月末に乗り換え時期を設定するのが得策と言えるでしょう。
auとahamoでは、利用可能なエリアが異なる点も、デメリットとして考慮すべきです。
auはau回線を使用していますが、ahamoはドコモ回線を利用しているため、それぞれの回線に対応したエリアでのみサービスを利用できます。
そのため、「auでは5G通信が利用可能だったエリアでも、ahamoでは4G通信しか利用できない」といった状況が発生する可能性があります。
特に山間部等では通信速度が低下し、ストレスを感じる場合もあるでしょう。
したがって、ドコモの「サービスエリアマップ」を参照し、ahamoが利用可能なエリアを事前に確認しておくことを推奨します。
auからahamoへ乗り換える手順
auからahamoへの乗り換え手順を以下のようにまとめました。
- auの解約に伴う注意点の確認
- ahamoで使用する端末の動作確認
- au側でのMNP予約番号の取得
- ahamoへの申し込み手続き
- 開通手続きと初期設定の実施
- データ移行作業の実行
この手順を参考に、スムーズに乗り換え手続きを進めてください。次から詳しく解説します。
ステップ1:au解約時の留意点確認
乗り換え手続きを開始する前に、auの解約に関する注意点を把握しておくことが重要です。
au解約時の主な留意点は以下の4つです。
- 一部のauサービスが利用不可になる
- auメールが使用できなくなる
- 解約月の料金に日割り計算は適用されない
- 「家族割プラス」利用中は、他の家族の料金が値上がりする可能性がある
au解約に伴い、利用できなくなるauサービスがあることや、auメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)が使えなくなる点に留意が必要です。
また、au解約時の解約月料金は日割り計算の対象外であるため、乗り換え先事業者の料金と二重払いになるケースもあります。
さらに、au「家族割プラス」を利用中の場合、解約によって他の家族の料金プランに影響が出て、料金が高くなる可能性もあります。
以上のように、au解約時には様々な注意点があるため、解約前に十分な確認を行うことが大切です。
まず、乗り換え手続きを始める前に、auの解約に関する注意事項について理解しておくことが必要です。
ステップ2:ahamoで使用する端末の動作確認
注意事項の確認が完了したら、次はahamoで使用予定の端末が正常に動作するかどうかの確認を行います。
ahamoへの乗り換えにあたっては、auで使用していた端末をそのまま利用する方と、ahamoで新しい端末を購入する方がいるでしょう。
auで使用していた端末を継続利用する場合、その端末がahamoでも問題なく動作するかどうか、「対応端末一覧」で確認する必要があります。
しかし、「対応端末一覧」に記載されているのはドコモで購入したスマートフォンが前提であるため、auで購入した端末が必ずしも正常に動作するとは限りません。
そのため、端末の動作に不安がある場合は、auに問い合わせてみることをおすすめします。
一方、ahamoで新しい機種を購入する場合は、乗り換え手続きを行う前にドコモオンラインショップでスマートフォンを購入するのがおすすめです。
ahamoでもスマートフォンは販売されていますが、取り扱い機種数が少ないため、多くのスマートフォンはドコモオンラインショップでのみ購入可能なのです。
したがって、事前にドコモオンラインショップで購入し、そのままドコモへ申し込みを行い、その直後にahamoへプラン変更することで、スムーズな乗り換えが実現できます。
ドコモオンラインショップでの端末購入方法
先ほど推奨したahamoで新しくスマートフォンを購入する方を対象に、ドコモオンラインショップでドコモに申し込んでからahamoにプラン変更する方法を説明します。
ドコモオンラインショップで端末を購入する際は、ahamoの契約前にスマートフォンを購入しなければなりません。
そのため、まず「ドコモオンラインショップ」でスマートフォンを選び、購入手続きを完了させてください。
その後、端末が手元に届いたら、ahamoにプラン変更を行います。
ドコモオンラインショップで端末を購入する場合、このような手順で進める必要があるため、先にahamoを契約しないよう注意が必要です。
ステップ3:au側でのMNP予約番号の取得
auで使用していた電話番号を継続して使用したい場合は、au側でMNP予約番号を取得する必要があります。
MNP予約番号を取得することで、乗り換え後も同じ電話番号を利用できるようになるため、電話番号の変更を避けたい方は必ず取得しなければなりません。
auでのMNP予約番号の取得は、Web・電話・店舗のいずれかの方法で手続きが可能です。
Web・電話・店舗での手続きはいずれも無料で行えるため、自分に合った方法で取得してください。
ただし、MNP予約番号には有効期限があることに注意が必要です。
MNP予約番号の有効期限は、発行時点から15日間に設定されています。
発行から15日を経過するとMNP予約番号が無効になり、円滑な乗り換えができなくなります。
そのため、MNP予約番号の有効期限である15日を超えないよう、早めの手続きを心がけましょう。
ahamoへの申し込み手続き後、SIMカードやeSIMを受け取った状態で開通手続きを行う際に、MNP予約番号の有効期限が切れていないことを確認してください。
ステップ4:ahamoへの申し込み手続き
MNP予約番号が発行できたら、いよいよahamoへ申し込みます。
>ahamo公式サイトはこちら
ahamoは店舗運営費や人件費を削減することで低価格プランを実現しているため、オンラインでの申し込み手続きがメインとなっています。
オンラインと一口に言っても、チャットボット・有人チャット・ビデオ通話など様々な方法が用意されているので、オンライン手続きが苦手な方でも安心して利用できるでしょう。
なお、オンライン手続きに不安を感じる方のために、店舗でのサポートも提供されています。
ただし、店舗でのサポートは有料となるため、料金を抑えたい方はオンラインでの手続きにトライすることをおすすめします。
ステップ5:開通手続きと初期設定の実施
ahamoへ申し込めたら、ahamoの開通手続きと初期設定をおこないます。
SIMカードで申し込んだ場合とeSIMで申し込んだ場合では、手続き方法が異なります。以下、それぞれの方法を説明します。
SIMカードでの申し込み
SIMカードで申し込んだ場合、商品の発送後にマイページ上で回線切り替えの手続きが可能になります。
手続き可能時間帯の9時〜21時に、ahamoアプリにログインして手続きを開始してください。
商品が発送されていれば「切り替え(回線)手続きへ」のボタンが表示されるので、タップしてください。
電話番号や注意事項等について確認できれば「開通する」をタップします。
これにて、回線手続きは完了です。
続いて、SIMカードの取り付けが必要です。
スマホ、SIMカード、SIM取り出し用ピンの3つを用意してください。
まずは、SIMカードを画像のように後ろから押し上げるように外してください。
次に、SIMカードを挿入するSIMカードトレイを開けるため、スマホの側面にある穴にSIM取り出し用ピンを奥まで差します。
すると、SIMカードトレイが出てくるので、取り出したSIMカードを挿入してください。
SIMカードを装着したら、無料の発信テスト用番号(111)に電話をかけ、問題なく利用できるかを確認します。
ここまで完了したら、iPhoneの場合はApple IDとプロファイルの設定、Androidの場合はGoogleアカウントの設定と必要なアプリのインストールを行ってください。
iPhoneでプロファイルを設定するには、「iPhone利用開始設定サイト」にある「プロフィールのダウンロード」をタップします。
以下の画像のように「このWebサイトは……」と表示されたら「許可」をタップしましょう。
ダウンロードできたら、設定に移動すると「プロファイルがダウンロード済み」と表示されるので、そこをタップします。
設定画面が現れるので「インストール」を計3回タップしてください。
最後に「完了」を押すことで、プロファイルの設定が完了です。
eSIMでの申し込み
eSIMで申し込んだ場合、回線手続きはメールを受信してから開始します。
なお、申し込み時にはデータ通信を利用できないため、Wi-Fi環境が必要です。事前に準備しておくようにしましょう。
回線手続きは9時から20時までの時間帯に限定されているため、この時間内に手続きを始めるよう心がけてください。
手続きの第一歩として、ahamoアプリまたは手続きサイトにログインします。
回線切り替えの手順が表示されるため、それを確認できたら「回線切り替えへ」をタップしてください。
続いて、電話番号や注意事項等が表示されるため、それを確認できたら「回線切り替えを行う」をタップします。
ステップ6:データ移行作業の実行
初期設定が完了したら、最後にデータ移行作業を行います。
iPhoneとAndroidではデータ移行の方法が異なるため、それぞれの手順を説明します。
iPhoneのデータ移行
iPhoneでのデータ移行には、以下の3つの方法があります。
- iCloudを利用したバックアップ
- Macを使ったバックアップ
- Windowsパソコンを使ったバックアップ
最もポピュラーな方法であるiCloudを利用したバックアップ方法を解説します。
バックアップを開始する前に、Wi-Fiへの接続を確認してください。
Wi-Fiに接続できたら、「設定」から「[ユーザ名]」を選択し、「iCloud」をタップします。
「iCloud バックアップ」をタップすると、以下の画面が表示されるため、「今すぐバックアップを作成」をタップしてください。
バックアップの完了までWi-Fiを切断しないよう注意が必要です。接続が途切れるとバックアップが失敗する可能性があります。
バックアップの復元手順:
初期設定を「App とデータ」画面が表示されるまで進める
「App とデータ」画面で「iCloud バックアップから復元」をタップ
Apple IDでサインインし、最適なバックアップを選択
データ転送が開始され、アプリや購入済みコンテンツが復元される
画面の指示に従って手続きを進める
注意点: 復元作業中もバックアップ時と同様に、最後までWi-Fi接続を維持する必要があります。接続が切れると復元作業が中断されるおそれがあります。
関連記事:iPhoneの「クイックスタート」を解説|機種変更のデータ移行は直接転送できる
関連記事:AndroidからiPhoneへの機種変更は「iOSに移行」で。LINE履歴の引き継ぎなど注意点、やるべきことも
Androidのデータ移行
Androidでデータ移行を行う際は、移行元の端末と移行先の端末の両方が充電され、ロックが解除されている状態であることを確認してください。
まず、移行元の端末で以下の3つの手順を実行します。
- Googleアカウントへのログイン(アカウントがない場合は作成)
- データのバックアップ
- Wi-Fiへの接続
- 設定画面で「バックアップ」を選択
- 初回バックアップ時は「Google One バックアップ」をオンに設定
- 「今すぐバックアップ」をタップしてバックアップを開始
注意: Google Oneのバックアップには最大で24時間程度かかる場合があるので留意してください。
他にも、Androidのデータをバックアップする方法があるので、詳しくは「Android デバイスのデータをバックアップ、復元する」をご覧ください。
移行元の端末での手続きが完了したら、移行先の新しい端末で以下の手順を進めます。
- 新しい端末の電源を入れ、「開始」をタップ
- 表示されるメッセージを確認し、Wi-Fiへの接続状況を確認
- 前の端末からアプリとデータをコピーする選択肢を選ぶ
- 可能であれば、両端末をケーブルで接続し、画面の指示に従ってデータをコピー
- ケーブルで接続できない場合は、「ケーブルがない」から「OK」をタップし、「iPhone デバイスをお使いの場合」または「Android スマートフォンのバックアップ」を選択
注意: この時点で選択するiPhoneまたはAndroidは、移行元の端末に関する情報であることに留意してください。 - 画面の指示に従って手続きを進め、新しいAndroid端末へのデータ移行を完了させる
関連記事:【ポイントは3つ】AndroidからAndroidへの機種変更のデータ移行方法・やることまとめ
関連記事:【ケーブル1本】iPhoneからAndroidにデータを移行する方法。メリット・デメリットも紹介
auからahamoへ乗り換えるメリット
auからahamoに乗り換えることで得られるメリットを詳しく説明します。
- auの解約に伴う違約金は発生しない
- MNP予約番号を利用して電話番号の継続利用が可能
- 料金プランがよりお得になる
- 各種キャンペーンの適用が受けられる
- 5分以内の通話が無料で利用できる
- eSIMを利用した乗り換えにも対応
これらのメリットについて、順を追って詳細に解説していきます。
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auの解約に違約金は発生しない
auの解約時に違約金が発生しないことは、auからahamoへの乗り換えにおける大きなメリットの1つです。
そのため、auからahamoに乗り換える場合、支払う必要があるのはahamoで契約するときに必要な費用のみです。
このように、auからahamoに乗り換える際の費用負担が減り、安く乗り換えられる点がメリットだと言えます。
MNP予約番号を利用して電話番号の継続利用が可能
MNP予約番号を用いて電話番号を引き継げる点も、大きなメリットの1つと言えます。
auメールを継続利用するには、有料の「auメール持ち運び」サービスが必要であり、ahamoでは直接利用できません。
しかし、MNP予約番号を活用することで、電話番号を無料で引き継ぐことが可能です。
MNP予約番号とは、乗り換え時に現在の携帯電話番号を継続利用するために必要な10桁の番号のことです。
MNP予約番号は、乗り換え元の事業者(au)で発行でき、乗り換え先での契約手続きの際に入力することで、携帯電話番号の継続利用が実現します。
電話番号を引き継げれば、番号変更の周知が不要となり、また、各種サービスに登録済みの電話番号を変更する手間も省けるため、スムーズに乗り換えを行うことができます。
料金がお得
ahamoはauに比べて料金がお得な点も、auからahamoに乗り換えるメリットの1つです。
auでは割引サービスを利用できる場合もありますが、割引適用後もahamoの方が料金を大幅に抑えられます。
したがって、auの利用料金に割高感を覚えている方は、お得なahamoへの乗り換えによって、大きなメリットを享受できるはずです。
なお、ahamo大盛りオプションを1ヶ月だけ利用して戻すことが可能なため、ご自身の都合に合わせて付け外しできる点が特徴です。
キャンペーンが利用可能
auからahamoに乗り換える際には、ahamoのキャンペーンが利用できることもメリットの1つです。
ahamoでは、期間限定のお得なキャンペーンを頻繁に実施しています。
ポイント進呈キャンペーンや料金割引キャンペーン、さらにはグッズプレゼントキャンペーンなど、様々な種類のキャンペーンが用意されています。
ahamoのキャンペーンに関する詳細は、後ほど詳しく説明しますので、ぜひそちらもご一読ください。
>auからahamoへ乗り換える際のおすすめキャンペーンの見出しへはこちら
5分通話無料がはじめからついてくる
auからahamoに乗り換えるメリットの1つに、5分通話無料がはじめからついてくることも挙げられます。
auで通話料を無料にするには「家族割®」への加入が必要であり、「家族割®」を利用しても家族間の国内通話のみが無料となります。
それに対し、ahamoでは、最初から5分以内の通話が無料で利用可能です。
auとは違い、家族以外への通話も5分以内なら無料で利用できるため、頻繁に通話を行う方にとっては、さらなるお得感を実感できるでしょう。
eSIMでの乗り換えも可能
ahamoへはeSIMでの乗り換えもできることも、auからahamoに乗り換えるメリットの1つです。
eSIMは、SIMがスマートフォンに内蔵されているため、物理的なSIMカードを必要としません。
これにより、SIMカードの配送を待つ必要がなく、乗り換え手続きがすべてオンラインで完結するため、簡単に乗り換えを行うことができます。
さらに、申し込みから最短1時間で回線が開通するため、すぐにサービスを利用できる点も大きなメリットと言えます。
auからahamoへ乗り換えるベストなタイミング
auからahamoへ乗り換えるおすすめのタイミングについて解説します。
- 月末の乗り換えがおすすめ
- 機種代の分割払いが終わった後
- お得なキャンペーンが始まったとき
月末の乗り換えがおすすめ
auからahamoへの乗り換えには、月末のタイミングがおすすめです。
auでは解約月の利用料金に日割り計算が適用されませんが、ahamoでは契約月の利用料金が日割り計算されます。
つまり、月初に乗り換えると、auとahamoの両方の1ヶ月分の料金が発生してしまいます。しかし、月末に乗り換えることで、ahamoの料金を最小限に抑えることができます。
したがって、できるだけ安く乗り換えを行うには、月末のタイミングを選ぶのが賢明です。
機種代の分割払いが終わった後
端末の分割払いが完了した後の乗り換えも、auからahamoへの移行に適したタイミングと言えます。
auからahamoに乗り換えた場合でも、auで購入した端末の分割払いが残っていれば、ahamoへの乗り換え後も支払いを継続する必要があります。
一方、分割払いが完了していれば、乗り換え後に継続して支払わなければならない費用がなくなるため、経済的負担が軽減されます。
特にahamoへの乗り換えと同時に新しい端末を購入する場合は、追加の費用が発生するため、できるだけauで購入した端末の分割払いが終わってからの乗り換えがおすすめです。
お得なキャンペーンが開始されたとき
お得なキャンペーン期間中の乗り換えも、auからahamoへの移行に最適なタイミングと考えられます。
ahamoでは、期間限定のお得なキャンペーンを頻繁に実施しており、キャンペーンを利用することで大幅な割引を受けられる場合があります。
乗り換えの条件や手順が同じであっても、キャンペーンの適用可否によって、お得度合いが大きく異なります。
したがって、できるだけお得に乗り換えを行いたい場合は、キャンペーンの実施状況を事前に確認してから乗り換えるのが賢明です。
auからahamoへの乗り換え手続きで注意すること
auからahamoへの乗り換えにおける注意点について説明します。
- auからahamoへeSIMで乗り換える際は、Wi-Fi環境が必須
- ahamoへの乗り換えと同時に機種変更する場合、ドコモオンラインショップの利用が可能
- au端末でahamoのeSIMを使用すると、圏外表示や音声通話不可の状態になることがある
- auの違約金やahamoの事務手数料は発生しない
後悔のない乗り換えのためにも、事前に注意点を確認しておくことが大切です。
auからahamoへeSIMで乗り換える際は、Wi-Fi環境が必須
auからahamoへeSIMで乗り換えを行う場合、Wi-Fi環境が不可欠です。
eSIMへの乗り換え手続きの際にはインターネット接続が必要ですが、回線切り替えが完了していない状態ではahamoのデータ通信を利用できません。
そのため、Wi-Fiを使ってインターネットに接続する必要があります。
一方、eSIMでの乗り換えには、SIMカードの配送を待つ必要がなく、ahamoからのメールを受信したらすぐに回線切り替えができるというメリットがあります。
申し込みから開通まで最短1時間で完了することもあるため、非常にスムーズに回線切り替え手続きを進められます。
ahamoへの乗り換えと同時に機種変更する場合、ドコモオンラインショップの利用が可能
ahamoへ乗り換え時に機種変更したいときはドコモオンラインショップも利用可能です。
ahamoサイトにて新規契約・のりかえ(MNP)でSIM契約を先におこないます。
ahamoでも端末を購入できますが、種類が限られているため、ドコモオンラインショップで機種変更(予約・購入)するのがおすすめです。
その際、キッズケータイとdtab compactは機種変更ができません。
また、商品受け取りの際、ドコモショップ受け取りは選択することはできませんので注意してください。
au端末でahamoのeSIMを使うと圏外や音声通話不可になる
au端末でahamoのeSIMを使用すると、圏外表示や音声通話不可の状態になることがある点に注意が必要です。
このような問題を回避するには、使用する端末がahamo対応端末であるかどうかを確認することが大切です。
また、auで販売されているスマートフォンの中にはSIMロックがかかっているものがあり、ロックを解除しないとahamoで利用できません。
お使いの端末がSIMロック解除対象の機種であるかどうかは、こちらのページで確認することができます。
auの違約金やahamoの事務手数料は発生しない
auからahamoへ申し込む際、auの違約金やahamoの事務手数料は一切発生しません。
auの違約金とahamoの事務手数料はどちらも無料であるため、乗り換え時に支払いが必要な費用はありません。
ただし、機種変更を行う場合は機種代金の支払いが発生します。それ以外に費用はかからないため、乗り換え時の経済的負担は比較的軽いと言えるでしょう。
auからahamoへの乗り換えでよくある質問
auからahamoへの乗り換えに関する頻出の質問について説明します。
- LINEのデータ引き継ぎは可能か?
- auからahamoへ乗り換えると電波状況が悪化するのか?
- auからahamoへ乗り換えると利用できなくなるサービスは?
- auからahamoへの乗り換えは即日で完了するのか?
LINEのデータ引き継ぎは可能か?
auからahamoへ乗り換える際、LINE(ライン)のデータ引き継ぎは可能です。
ただし、利用端末を変更しない場合は、LINEをはじめとするアプリのデータ引き継ぎは不要です。
- 引き継ぎ可能な項目の確認
- トーク履歴のバックアップ
- データ引き継ぎの手順
- iPhoneからiPhoneへの引き継ぎ手順
引き継げる項目の確認
iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidのように同じOS間で乗り換える場合は、アカウント移行をすることで以下の項目がそのまま引き継がれます。
- 友だちリスト
- グループ
- 自分のプロフィール情報(LINE IDやアイコン)
- ステータスメッセージ
- アルバム・ノートの情報
- LINE VOOMの内容
- Keepに保存中のデータ
- LINE連動アプリ・サービスの情報(GAME・マンガ・
- 占いのアイテムなど)
- 購入済みのLINEコイン残高
- LINE Pay・LINEポイント残高
- LINE Outのチャージ済みコールクレジット
- LINEスタンププレミアムの利用情報
- 直近14日間のトーク履歴
また、バックアップもおこなっていれば、トーク履歴も引き継ぐことが可能です。
しかし、通知音の設定やトークルームごとの通知設定(通知ON/OFF)は引き継ぐことができないので、移行後に設定し直してください。
一方、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneのように異なるOS間で乗り換える場合は、以下の項目が引き継がれます。
- 友だちリスト
- グループ
- 自分のプロフィール情報(LINE IDやアイコン)
- ステータスメッセージ
- アルバム・ノートの情報
- LINE VOOMの内容
- Keepに保存中のデータ
- LINE Pay・LINEポイント残高
- LINEスタンププレミアムの利用情報
- 直近14日間のトーク履歴
ただし以下の項目についてはバックアップしていても引き継ぐことができないので、注意してください。
- 通知音の設定
- 購入済みのLINEコイン残高
- LINE Outのチャージ済みコールクレジット
- トークルームごとの通知設定(通知ON/OFF)
- 15日以上前のトーク履歴
トークのバックアップ
auからahamoへ乗り換える際、同一OS間での乗り換えの場合、事前にトーク履歴のバックアップが必要です。
LINEの設定画面からトーク履歴のバックアップが可能ですので、乗り換え直前にバックアップを行ってください。
また、端末が手元にない状況でも、事前にPINコードを設定しておくことで、14日分のトーク履歴を復元できます。トラブルに備えて、PINコードの設定をしておくことをお勧めします。
引き継ぎ手順
引き継ぐ前に、以下の3点を確認してください。
- LINEのバージョンが最新
- OSのバージョンが最新
- トーク履歴をバックアップしてある
以上の3点を確認できたら、実際に引き継ぎを開始します。
新しい端末でラインを開き、「QRコードでログイン」をタップしてください。
次に、前に使っていた端末でラインを開き、設定から「かんたん引き継ぎQRコード」をタップし、QRコードを表示します。
新しい端末の「QRコードをスキャン」をタップし、表示したQRコードを読み取ってください。
すると、前に使用していた端末で「新しい端末でこのQRコードをスキャンしましたか?」と表示されるため、「次へ」をタップし、指紋認証や顔認証などで本人認証をおこないます。
最後に、トーク履歴の復元をします。
同じOS間での引き継ぎで、トーク履歴のバックアップをしている場合は「トーク履歴を復元」をタップしてください。
異なるOS間での引き継ぎや、同じOS間でもトーク履歴をバックアップしていない場合は「トーク履歴を復元せずに続行」してください。
この際、14日分のトーク履歴は復元されるので、心配しなくても大丈夫です。
iPhoneからiPhoneへの引き継ぎ手順
iPhoneからiPhoneへ引き継ぐ場合のみ、クイックスタートを利用して引き継ぎします。
クイックスタートを利用すれば、LINEのみならずiPhoneのさまざまなデータを前の端末から新端末へと移行可能です。
クイックスタートの手順は以下の通りです。
- 前の端末と新しい端末を近づける
- 画面に案内が表示されるため、画面に沿って手続きを進める
- Face ID/Touch IDを設定する
- データの転送方法を選択する
- データ移行完了まで待つ
とてもに簡単に手続きできるため、iPhoneからiPhoneへ乗り換える場合は、活用することをおすすめします。
auからahamoへ乗り換えると電波が悪い?
auからahamoへ乗り換えると電波が悪いと感じる場合、スマホを利用する地域がドコモ回線が繋がりにくい場所である可能性が高いです。
au回線で繋がりやすくても、ドコモ回線では繋がりにくい場所もあり、場合によってはahamoのほうが繋がりにくい場所もあるのです。
auの「エリアマップ」、ドコモの「サービスエリアマップ」で、それぞれの回線の繋がりやすさを調べられるため、事前に確認しておくことを推奨します。
auからahamoへ乗り換えると使えなくなるものは?
auからahamoへ乗り換えると、auが提供しているサービスの多くが利用できなくなります。
一例を挙げるなら、「家族割プラス」や「家族割®」などの割引サービスが利用不可になり、自身のみならず家族の支払いが増えてしまう可能性もあります。
他にも、インターネット回線とのセット利用で割引が受けられる「auスマートバリュー」やWi-Fiルーターとのセット利用で割引が受けられる「auスマートバリュー mine」などの割引も受けられません。
またauが提供しているauメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)も利用できなくなります。
引き続きauメールを利用するには、「auメール持ち運び」を月額330円(税込)で利用しなければならないため注意が必要です。
auからahamoへの乗り換えはその日に可能?
auからahamoへの乗り換えは、その日に可能な場合もあります。
即日で乗り換えるにはeSIMの利用が必須ですが、手続きが煩雑であるため、乗り換えに関して初心者の方はおすすめできない点に注意してください。
SIMカードを利用する場合は、SIMカードが送られてくるまでに数日かかるため、即日での乗り換えは不可です。
一方、eSIMを利用する場合は、メールが送られてきたらすぐに切り替え手続きができ、最短1時間で切り替え手続きまで完了します。
そのため、eSIMを利用すれば、auからahamoへの乗り換えが即日できます。
まとめ
auからahamoに乗り換える場合、手続き自体は簡単にできます。
本記事で紹介した内容通りに手続きをおこなえば、スムーズに乗り換えられるでしょう。
また、auからahamoに乗り換える際のデメリットに注意することも大切です。
中でも、解約月の利用料金は割引されないため、月末に乗り換えないと利用料金を損してしまう可能性があるため、乗り換えるタイミングにも留意が必要。
ぜひ本記事の内容を参考にして、auからahamoへの乗り換えを検討してはいかがでしょうか。