auへの乗り換えでiPhone一括0円購入は不可能【キャンペーンを活用するのがおすすめ】

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auへの乗り換えでiPhone一括0円購入は不可能

auへの乗り換えでiPhoneを一括0円で購入できるか検討する人はいますが、結論から言うと不可能です。

auで一括0円や実質0円で購入できるiPhoneはないため、できるだけ安く購入するならキャンペーンを活用しましょう。

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auへの乗り換えでiPhoneを一括0円で手に入れることは可能なのか?

auでMNP転入時にiPhoneを一括0円で手に入れることはできません。

  • 2024年9月現在 iPhoneの一括0円購入は困難
  • お得な購入方法として実質〇〇円といった購入方法あり

auに限らず一括0円キャンペーンはほとんどないので、iPhoneの投げ売りで安く購入しましょう。

2024年9月現在はiPhoneを一括0円で購入することは難しい

2024年9月現在、iPhoneを一括0円で購入することは不可能

これはauに限ったことではなく、ドコモやソフトバンクなど、どのキャリアでも同様です。

事実、2022年より前の時期においては、au携帯電話会社では、iPhoneを一括払いで無料または僅かな金額で購入することが可能な販売店が存在していましたが、2024年9月になってからiPhoneを一括0~1円で購入することは、その出来事以降、ほとんど望めなくなりました。

なぜそのような状況に至ったのかというと、

  • 割引の最大限度が設定されたのが「改正電気通信事業法」の影響
  • 公正取引委員会が実施した調査によること

これら2つの要因によって大きな影響を受けました。

それぞれの要因について、以下で詳しく説明します。

割引の最大限度が設定されたのが「改正電気通信事業法」の影響

2019年10月、電気通信事業法が改正されたことで、通信回線契約に伴う端末機器の値引き額には2万2,000円の上限が設けられることになりました。

この変更の結果、携帯端末の価格から22,000円を超える値引きが不可能となり、iPhoneの象徴的な1円一括販売が姿を消すことになりました。

公正取引委員会が実施した調査によること

電気通信事業法の改正により、一時的にiPhoneの驚異的な1円一括販売は姿を消しましたが、2021年ごろからその販売形態が再び目にされるようになりました。

改正電気通信事業法においては、通信サービスと端末の契約がセットとなっている場合、端末の値引き額には22,000円を上限とする規制が課されています。

一方で、通信サービスと端末の契約が別々である場合、端末の値引き額に制限はなく、事業者は自由に割引を設定することができます。

携帯端末の購入と通信サービスとのバンドルプランと単体での端末販売が公平に選択できる環境が整っていれば、割引額が22,000円を上回ることが可能です。

この状況を利用し、携帯通信会社との回線契約を義務付けずにiPhoneを販売することで、大幅な値引きが適用された1円の一括払い販売が再び行われるようになりました。

ただし、現実は、

  • 携帯端末の単品での販売を拒む
  • 携帯端末の単独での販売台数に上限を設ける

などがあったため、総務省の「競争ルールの検証に関するワーキンググループ」第27回会合において、携帯電話会社の回線契約を結ばない場合、端末の購入が困難であるという実態が明らかとなった。

このような状況の中で、公正取引委員会は2022年8月に「携帯電話端末の廉価販売に関する緊急実態調査の開始」を発表しました。

さらに、2022年10月には独占禁止法に基づく強制的な権限を行使し、異例の調査に着手しました。

その結果、一括1円での販売が再び姿を消す事態となっています。

auではお値打ち購入プランが用意されている

従来の一括0円販売の代替として、実質的な支払い額を明示する販売手法が広く採用されつつあります。

一括販売と実質販売の相違点については、後述の「一括0円と実質0円の違いについて」という見出しの下で詳しく解説しますので、そちらをご参照ください。

ただし、au社においては一時金の支払いが不要な端末や、ほぼ無料に等しい価格の携帯電話機は取り扱っていないものの、毎月の実質的な支払い額が2円から3円程度の携帯電話機を販売しているのが実情です。

月々の実質的な支払い額がわずか2円から3円程度の携帯電話機、あるいは他の通信会社が提供する名目上1円の端末にご関心をお持ちの方は、以下の記事内容を参照されることをお勧めします。

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auでiPhoneを安く購入するならキャンペーンを活用しよう

auでiPhoneを安く購入するならキャンペーンを活用しましょう。

iPhoneを格安で手に入れる方法 – auへの乗り換え
  • au Online Shop お得割
  • スマホトクするプログラム
  • 下取りプログラム
  • 3Gとりかえ割(スマホ)
  • au Certified(認定中古品)のiPhone

以下は4月1日時点の情報です。最新情報については必ずauの公式サイトでご確認ください。

2024年9月20日は、新型iPhone16の発売日です。

auへの乗り換えでiPhoneを安く購入するなら、キャンペーンをチェックしましょう。

au Online Shop お得割

画像出典:au公式サイト

キャンペーン名 au Online Shop お得割
終了日 未定
条件 新規契約・他社からの乗り換えでau Online Shopで対象機種を購入 ※UQモバイル・povo2.0からの乗り換えは「乗り換え」の割引額が適用
※povo1.0からの乗り換えは対象外
内容 機種代金から最大22,000円(税込)割引
詳細をチェック 公式サイト

2024年9月時点の情報 ※最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください

他社からauへ乗り換えて対象のスマートフォンをau Online Shopで購入すれば、最高22,000円(税込)の値引きが適用されます。

割引対象機種にはiPhoneシリーズも含まれています。

iPhone Android
iPhone 14 128GB 新規:-11,000円
乗り換え:-44,000円
iPhone 15 128GB 新規:-5.500円
乗り換え:-5,500円
iPhone 15 Pro Max
iPhone 15 Pro
iPhone 15 Plus
iPhone 14 Pro Max
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Plus
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone SE(第3世代)
【以下、認定中古品】
iPhone SE(第3世代) 64GB/128GB
iPhone 13 Pro 128GB/256GB
iPhone 13 128GB/256GB
iPhone 13 mini 128GB/256GB
iPhone 12 Pro 128GB/256GB
iPhone 12 128GB/256GB

新規:-11,000円
乗り換え:-22,000円
Google Pixel 9 Pro XL
Google Pixel 9 Pro
Google Pixel 9
Google Pixel 9 Pro Fold
arrows We2
Galaxy Z Fold6
Galaxy Z Flip6
Xperia 1 Ⅵ
Redmi Note 13 Pro 5G
Galaxy A55 5G
Google Pixel 8a
Galaxy S24 Ultra
Galaxy S24
BASIO active2
Galaxy S23 FE
Google Pixel 8 Pro
Google Pixel 8
Galaxy Z Flip5
Galaxy Z Fold5
Xiaomi 13T
TORQUE G06
Xperia 10 Ⅴ
Xperia 1 Ⅴ
Galaxy A23 5G
BASIO active
TORQUE 5G
Google Pixel 6(認定中古品)
新規:-11,000円
乗り換え:-22,000円
arrows We2
arrows We
新規:-16,500円
乗り換え:-16,500円
AQUOS sense8(オンライン限定) 新規:-11,000円
乗り換え:-22,000円
機種変更:-5,500円
※税込表記です。
8月22日時点の情報です。※最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください

が該当します。

スマホトクするプログラム

auでは、分割払いでスマートフォンを購入する際、お得に利用できる残価設定型サービス「スマホトクするプログラム」を提供しています。

この「スマホトクするプログラム」は、対象機種を対象機種を24回払いで購入し、12ヶ月以上使用した後に返却すれば、分割支払いの最終回が免除されます。

2年ごとにiPhoneを機種変更する人には、この「スマホトクするプログラム」を利用することで端末代金の負担を和らげることができるため、おすすめのサービスです。

下取りプログラム

iPhoneに機種変更するときに、。auでは現在使用中のスマートフォンを買い取ってくれる「下取りプログラム」というサービスを提供しています。

この「下取りプログラム」を利用すると、下取り額に応じてPontaポイントが付与されます。このポイントは1ポイント=1円として、新しい端末の購入代金に充当できます

付与されるPontaポイント数は、機種や端末の状態によって変わりますが、最高で100,100ポイント(10万円相当)が付与される場合があります。

言い換えれば、最大で100,100円分のPontaポイントが付与されれば、その金額分をiPhoneの購入代金から値引きできます。

自分の現在のスマートフォンがいくらのPontaポイントに交換できるかは、auの公式ウェブサイトで確認することができますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

3Gとりかえ割(スマホ)

キャンペーン名 3Gとりかえ割(スマホ)/3Gとりかえ割プラス
終了日 未定
条件

【3Gとりかえ割(スマホ)】

  • ドコモが提供する3Gサービス(プリペイドを含む)をご利用中
  • 対象のauスマホを購入

【3Gとりかえ割プラス】

  • ドコモが提供する3Gサービス(プリペイドを含む)をご利用中
  • 対象のauスマホを一括で購入
内容 機種代金から割引
詳細をチェック 公式サイト

8月22日時点の情報※最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください

ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルの3Gサービスをご利用中の方は、auに乗り換える際に「3Gとりかえ割(スマホ)」が適用されます。

この「3Gとりかえ割(スマホ)」を適用すれば、対象iPhoneの購入で22,000円の値引きが受けられます。

この22,000円割引はau Online Shopと同額ですが、「3Gとりかえ割(スマホ)」はau販売店でも適用が可能な割引になります。

ですので、現在3Gサービスをご利用で、au販売店での乗り換えとiPhone購入を検討されている方は、この「3Gとりかえ割(スマホ)」の割引を活用することをおすすめします。

au Certified(認定中古品)のiPhone

キャンペーン名 au Certified 機種変更おトク割
終了日 未定
条件
  1. 機種変更で対象機種を購入
  2. 直近の購入機種を12カ月目以上利用
  3. 対象料金プランに新たに加入するか、すでに加入していること
  4. 「故障紛失サポート」に新たに加入、または継続して加入すること
内容 機種代金から最大5,500円(税込)割引
詳細をチェック 公式サイト

8月22日時点の情報です。※最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください

auでは「au Certified」と呼ばれる認定済みの中古スマートフォンを販売しており、その品揃えにはiPhoneシリーズも含まれています。

「au Certified」製品は以下の特徴を備えた、auが高品質と認めた中古端末です。

  • バッテリー残量80%以上確保されている
  • 専門業者による徹底した品質チェックとデータ完全消去済み
  • 購入後30日間の無償交換保証付き
  • auの安心補償サービス(有料)への同時加入が可能

「au Certified」で販売されるiPhoneの機種は時期によって変動しますが、比較的リーズナブルな価格で過去モデルのiPhoneを入手できるという利点があります。

「au Certified」製品を購入する際には、以下の割引を適用できます。

  • au内の機種変更時は「au Certified 機種変更おトク割」で最高5,500円(税込)割引
  • 他社からauへ乗り換え時は「au Online Shopお得割」で最大22,000円(税込)値引き

中古品に前向きな方は、「au Certified」のiPhoneがかなりコストパフォーマンスに優れているため、一度その購入を検討されることをお勧めします。

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auへの乗り換えでiPhoneの本体代金を一括で支払う必要がないのはどこ?

au (KDDI)への乗り換えを行うと、iPhone端末を非常に低価格、あるいは名目上の価格で購入できるキャンペーンが実施されていました。

実質的に無料(あるいは1円)で購入できるのはどこ?
  • 大手家電チェーン店舗(エディオン、ヤマダ電機、ケーズデンキ等)
  • 製品の販売代行業者
  • 商業施設内における移動式の販売

大手家電チェーン店舗(エディオン、ヤマダ電機、ケーズデンキ等)

大手家電チェーン店舗のスマホ売り場では、エディオン、ヤマダ電機、ケーズデンキ、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどで、一括での低価格販売が目立ちました。

大手家電チェーン店舗のうち、ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手携帯電話会社は、消費者に対する商品の露出と契約促進を目的として、小売店内に専用の販売コーナーを設置することが多いです。

大手家電チェーン店舗のau売り場で携帯電話機器であるiPhoneが、一時的に無償または僅かな対価で提供される販売キャンペーンが実施されていました。

家電量販店ごとに、安価な一括販売の有無が異なります。

携帯キャリア店舗では、多くの場合、”iPhone一括○○円”や”iPhone実質○○円”といった広告が目につき、そこに購入条件の詳細が記載されています。

製品の販売代行業者

家電量販店以外にも、auショップなどの携帯キャリア直営店や代理店があります。

地域によっては、auショップでもかつてiPhoneを一括0円または1円で販売していた時期がありました。

auショップでは、しばしば店頭窓ガラスなどに「iPhone一括○○円」「iPhone実質○○円」といった広告が掲示されています。

商業施設内における移動式の販売

au、ドコモなどの携帯キャリアは、家電量販店やキャリア直営店以外にも、ショッピングモール、スーパーマーケット、ホームセンターなどで臨時販売イベントを開催することがあります。

その臨時販売イベントにおいて、過去には、iPhoneを一括1円などの格安価格で販売していた時期がありました。

臨時販売イベントは週末などを中心に不定期に開催される傾向にあります。

auへの乗り換え時におけるiPhone一括0円の注意点

auへの乗り換え時に、一括0円などリーズナブルな価格でiPhoneを入手しようとする際は、

auへの乗り換え時にiPhoneを一括0円で入手する際の留意事項
  • SNSでの詐欺情報に注意
  • 実質〇〇円購入する場合は返却期限を忘れないこと

上記2点に留意する必要があります。

SNSでの詐欺情報に注意

X(旧Twitter)では、乗り換え時にiPhoneを一括○○円で入手できるといった得々情報をつぶやく人が少なからず存在します。

そうしたポスト中には、「○○(地域名) au iPhone 一括○○円 詳細はDMで」などと書かれ、具体的な内容を開示する代わりに紹介料を求める”手配師”と呼ばれる人物によるものも存在します。

。手配師の中には確かに情報を提供してくれる信頼できる者もいますが、一方で紹介料のみを不当に要求する詐欺まがいの行為に走る者もいるため、十分な注意が必要です。

詐欺的な行為を可能な限り回避するため、以下の点には特に気を付ける必要があります。

  • 提示されている条件が異常なほど有利である
  • 情報発信元のアカウントが最近作成されたばかりのもの

実質的に○○円でスマートフォンを入手する際は、返却期限を忘れずに留意すること

auにおいて実質○○円とされているiPhoneを購入された場合、返却期限を見落とさないよう気を付ける必要があります。

たとえばauで実質24円とされているiPhoneの場合、「スマホトクするプログラム」を利用し、25ヶ月以内に端末を返却するなどの所定の条件を満たせば、総支払額が実質24円になるケースが多数あります。

したがって、返却期限を超過した場合には、追加の料金支払いが求められてしまいます。

実質○○円での購入を選択する際は、総支払額が○○円に留まる条件をしっかりと確認し、端末返却の期限を見落とさないよう十分気を付ける必要があります。

一括0円と実質0円の違い

スマートフォンの購入時、しばしば「一括0円」や「実質0円」といった表記に出くわすことがありませんか?

「一括〇〇円」と「実質〇〇円」という表記には、どのような違いがあるのか、

一括0円と実質0円の間にある違いについて解説
  • 一括0円で購入できるiPhoneとは
  • 実質0円で購入できるiPhoneとは

一括0円でiPhoneを購入できる場合とは

一括〇〇円購入とは、一度に〇〇円を支払うことで商品を購入し、その代金を支払えば商品の所有権が自分に移るということを指します。

したがって、iPhoneの価格が一括0円と表記されている場合は、実質的に無償でその端末を入手できることを意味しています。

一方、iPhoneの価格が一括9,800円と表記されている場合は、9,800円を一時金で支払えばその端末を所有できることになります。

一括購入の利点としては、

  • ローンを組む必要がないこと
  • 機種変更のタイミングを自由に選べること

などが挙げられます。

実質的に0円でiPhoneを購入できる場合とは

実質〇〇円という表記は、一定の条件の下で〇〇円を支払えばその商品を利用できることを意味しています。

実質〇〇円でiPhoneを購入できるプランの多くは、分割払いサービスの利用を前提としており、〇〇円を支払えば2年間その端末を使い続けられるというものがほとんどです。

具体例として、iPhoneが実質0円で販売されている場合、

  • 2年間のの利用料金が0円
  • 2年後に端末を返却する

このような条件を満たせば、2年間にわたってiPhoneを無償で使用できることから、「実質0円」と表記されるのです。

ただし、この場合は2年後に端末を返却しなければならないため、一

auへの乗り換え時にiPhoneを一括0円で入手することに関するQ&A

auへの乗り換え時にiPhoneを一括0円で購入できるかどうかについて、よく寄せられる質問は以下のとおりです。

auへの乗り換え時にiPhoneを一括0円で入手することに関する一般的な質問事項
  • なぜiPhoneを一括1円や実質1円の格安で販売できたの?
  • iPhoneの一括1円販売がなくなった理由は?
  • auではiPhoneの一括購入と分割購入どっちがお得?
  • auの機種変更・新規契約でもiPhoneの一括0円販売はない?

なぜiPhoneを一括1円や実質1円の格安で販売できたの?

iPhoneが一括1円や実質1円という極めて低価格で販売されていた背景には、以下の2つの理由がありました。

  • iPhoneが一括1円で販売されていた背景
  • iPhoneが実質1円で販売されていた背景

iPhoneが一括1円で販売されていた背景

iPhoneが一括1円で販売できていた理由は、端末の購入時にキャリアの回線契約を義務付けないことで、改正電気通信事業法による割引上限額22,000円の規制を受けないよう工夫されていたためです。

改正された電気通信事業法において、割引上限額が22,000円と規定されているのは、通信サービスの契約と端末の購入をセットで義務付けている場合に限られます。

一方で、通信サービスの契約を条件としないで、端末単体の購入のみを認める場合には、22,000円を上回る割引額を設定することが可能でした。

通信サービスの契約を必須条件とはしないため、

  • 通信サービスと端末のセット販売
  • 端末単体の販売

の2つのオプションを設けることで、22,000円の割引上限規制を回避し、大幅な値引きによるiPhoneの一括1円販売を可能にしていたのです。

iPhoneが実質1円で販売されていた背景

iPhoneが実質1円で販売されていた背景には、残価設定型の24回払い分割サービスが多く利用されていたことがあげられます。

実質1円での販売は、2年後に端末を返却することを条件としており、返却までの2年間に渡ってiPhoneを利用するための実質的な負担が1円のみという仕組みになっていました。

詳細を説明すると、端末代金から2年後に設定された残価額を差し引いた金額から更に割引を適用した結果、実質的な支払額が1円になるよう設計されています。

そして端末を2年後に返却すれば、残価額の支払いが免除される仕組みとなっていました。

具体例として、端末代金が10万円の場合を考えてみましょう。

①2年後の残価設定額が50,000円とすると、残りの50,000円から49,999円の割引が適用され、実質1円のみを支払えば2年間利用可能です。

②その後、2年経って端末を返却すれば、残価設定額の50,000円の支払いが免除されます。

このように、わずか1円の実質負担で2年間iPhoneを使用できるという仕組みになっていました。

実質1円販売の際の残価設定額はiPhoneの機種によって異なりますが、上記の仕組みを用いることで、実質的に1円でのiPhone販売が実現されていました。

iPhoneの一括1円販売がなくなった理由は?

iPhoneが一括1円で販売されなくなった主な理由は、2019年10月に施行された改正電気通信事業法において、通信サービス契約と端末購入をセットにした場合の割引上限額が22,000円と規定されたことにあります。

この法改正により、22,000円を超える割引が認められなくなったため、iPhoneを一括1円で販売することが事実上できなくなってしまいました。

ただし、改正電気通信事業法の規定では、通信サービスとセットでの端末販売と、端末単体販売を同等の条件で提供する場合には、22,000円の割引上限規制が適用されないという抜け穴がありました。

この例外措置を利用することで、2021年頃からiPhoneの一括1円販売が再び行われるようになっていました。

しかし近年、端末単体での購入が事実上困難であり、通信サービスとのセット販売と端末単体販売が同等の条件で提供されているとは言えない実態が、総務省の「競争ルールの検証に関するWG第27回会合」で指摘されました。

その結果、スマートフォンの一括1円販売が問題視されるに至りました。

auではiPhoneの一括購入と分割購入どっちがお得?

iPhoneを一括払いで購入する場合と分割払いで購入する場合では、それぞれ長所と短所が存在します。

自分の事情に合わせて、一括払いと分割払いのメリット・デメリットを十分に検討した上で、より得になる支払い方法を選ぶことをおすすめします。

それでは、iPhoneの支払い方法別の利点・欠点について、以下の見出しの下で詳しく解説していきます。

  • 一括払いの利点と欠点
  • 分割払いのメリットとデメリット

一括払いの利点と欠点

iPhoneを一括払いで購入する利点は、

  • 分割払いやローン契約の必要がない
  • 機種変更のタイミングが自由に選べる

などの点が挙げられます。

一括払いで端末を購入すれば、支払い次第ですぐにiPhoneが自分の所有物となるため、いつでも気が向いたら別の機種へと乗り換えることができます。

さらに、中古市場での売却価格が高い端末であれば、売却代金を新しい機種の購入費用に充てることができます。そのため、頻繁に機種変更を行いたい方には一括払いがおすすめしやすい支払い方式と言えます。

一方で一括払いの欠点は、iPhoneの購入価格が高額な場合、一時的に大きな出費が発生してしまうことです。

一括で高額な支払いを行うことに不安がある場合は、分割払いによる購入を選択肢に入れるのも賢明でしょう。

分割払いの利点と欠点

分割払いでiPhoneを購入する利点は、

  • 一時的な支払い負担を軽減できる点
  • 通信会社の残価設定型分割サービスが利用可能な点

などが挙げられます。

iPhoneの購入代金が高額な場合、一括払いで一時に全額を支払うよりも、毎月の分割払いの方が金銭的な負担感は軽減されます。

加えて、通信会社の残価設定型分割サービスを選択すれば、2年後に端末を返却する必要がありますが、通常購入時の半額以下の支払い額で済むなど、支出を抑えられる利点があります。

したがって、手元の資金が十分でない状況でも、分割払いなら希望のiPhoneを入手しやすくなるという利点もあります。

一方で分割払いの欠点は、購入時に審査を通過する必要があることです。

スマートフォンの分割購入では、信用情報機関(CIC)による審査があり、その基準を満たさなければなりません。

過去にクレジットカードや通信料金の支払い遅延があった場合は、審査を通過できない可能性が高くなります。

そのため、分割払いを選択する際は、自身の信用情報に問題がないかを事前に確認しておくことが賢明です。

auの機種変更・新規契約でもiPhoneの一括0円販売はない?

機種変更や新規契約の際も、iPhoneを一括0円で購入することはできません。

改正された電気通信事業法により、通信サービスと端末購入をセットにした場合の割引上限額が22,000円と定められているため、機種変更時や新規契約時においても、iPhoneの一括0円販売は実現が難しいと考えられます。

auでの乗り換え時のiPhone一括0円販売についてのまとめ

本稿では、auに乗り換えた際のiPhoneの一括0円販売などについての情報を中心に解説してきました。

iPhoneを一括0円や1円で販売する取り組みは、

  • 2019年10月に施行された改正電気通信事業法により、通信サービスと端末購入のセット割引上限額が22,000円と定められた影響
  • 2022年に公正取引委員会がスマートフォンの廉価販売を巡って調査に着手したこと

などから、現在ではほとんど見られなくなっています。

一括1円販売はほぼ姿を消しましたが、auでは「au Online Shopお得割」や「スマホトクするプログラム」など、割引を適用したり支払い負担を軽減できるお得なサービスが提供されています。

auに乗り換えてiPhoneを手頃な価格で利用したい方は、本稿で紹介した情報を参考に、サービスへの申し込みを検討してみるとよいでしょう。

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