povo2.0とahamoを併用するメリットとデメリット。具体的な活用方法を紹介

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povo ahamo 併用

ゴリラ

povo2.0とahamoの併用ってなんかお得なことあるのかな?

2社のケータイキャリアを契約する「デュアルSIM」で利用する人が増えています。

この記事では「povo2.0とahamo」の組み合わせに焦点を当て、併用することで得られるメリット・デメリットを紹介します。

正直な結論
  • ahamoのメリットを活かしつつ、そのデメリットをpovo2.0でカバーできる
    • データチャージ1GB/550円が、1GB/390円になる
    • データ使い放題24時間が使える
    • ドコモに回線トラブルがあってもau回線が使える
基本料金0円!/povo公式サイトはこちら

※アプリ取得画面に移行します

povo2.0とahamoを併用するメリット

povo2.0 24時間

povo2.0とahamoを併用することで、ahamoのメリットを活かしつつpovo2.0の柔軟さでahamoのデメリットをカバーできます。

povoの料金プランは以下のとおりです。

データ容量 金額
使い放題(24時間)・7日間×12回 330円・9,834円
データ追加1GB(7日)・(180日間) 390円・1,260円
データ追加3GB(30日間) 990円
データ追加20GB(3日間) 2,700円
データ追加60GB(90日間) 6,490円
データ追加120GB(365日間) 21,600円
データ追加150GB(180日間) 12,980円
データ追加300GB(90日間)・(365日間) 9,834円・24,800円
データ追加360GB(365日間) 26,400円
※税込表記です。

povo2.0は「トッピング」方式を採用しており、必要なときに都度データ容量を購入して利用します。

ahamoの基本料金は以下のとおりです。

  • 30GB:2,970円(税込)
  • 110GB:4,950円(税込)

メリット① ahamoのみの場合と同じ料金で維持できる

povo2.0はトッピングを購入しなければ1円もかからないため、ahamoとpovo2.0を契約してもahamoの料金のみで維持できます。

※後述しますが、povo2.0は180日間トッピングをしないと、自動解約されます。

メリット② ahamoを使い切っても割安にチャージできる

povo2.0 データトッピング

通信制限下ではahamoは1GBあたり550円でデータチャージできます。しかし、これは少し割高です。

また、追加チャージをするときは1GBで収まることは少なく、2GB、3GB……と追加課金してしまいがちです。

そこでpovo2.0の登場。「1GB/390円(7日間)」「3GB/990円(30日間)」と比較的リーズナブルな料金でギガを追加できます。

MEMO:ahamoはデータの翌月繰越ができません。一方で例えばpovo2.0の3GB/990円は課金日から30日間使えるため、翌月にかけて無駄なく消費できます

メリット③ povo2.0の「データ使い放題(24時間)が便利

povo2.0 24時間

povo2.0のトッピングの中でもズバ抜けて魅力的なのが「データ使い放題(24時間):330円」です。

▼データ使い放題(24時間)の使い所▼

  • 長時間の移動で動画をたくさん見る
  • テザリングでカフェで作業をする
  • 大容量のデータをダウンロードする

このような、イレギュラーで1日に10GBを使うようなことがあると、その月のahamoのデータ容量を圧迫してしまいます。

そこでpovo2.0でデータ使い放題トッピングを購入すれば、24時間(翌日の23時59分まで)はahamoの容量を気にすることなく、たっぷりデータを使えます。

メリット④ 2社の回線が使える

ドコモとau

ahamoとpovo2.0の2社を契約していると、ドコモとauの両方の電波が使えます。

近年は数年ごとにどこかのキャリアが大規模な通信障害を起こしており、その度に多くのユーザーが不便しています。

仮にドコモかauで通信障害が起きても、通信障害が起きていない方のキャリアに切り替えることで、被害を最小限に抑えることができます。

また山奥や離島など電波が届きにくい場所でも、2回線あれば、少なくともどちらかに繋がる可能性は高いです。デュアルSIMの基本でありながらも最も大きなメリットです。

メリット⑤ 海外でも臨機応変に使える

ahamoは国内で契約している容量がそのまま海外で使えますが「15日以内」などの制限があります。

一方のpovo2.0では「1GB:690円」で海外で使えるデータ容量を購入できます。

海外でも基本的にはahamoを利用しpovo2.0で補う、といった使い方ができます。

povo2.0とahamo併用のデメリット

povo2.0とahamoを併用するデメリットも確認しておきましょう。

デメリット① そもそも一回線だけで十分かもしれない

povo2.0とahamoはそれぞれ単独でも質の高いサービスです。

2社を契約し、維持し、最終的に解約する手間まで考えると「1社でも十分」と考える人も多いことでしょう。

とはいえ、繰り返しになりますがpovo2.0を契約しても維持費は0円なため、2回線を契約しておく価値は十分にあると言えます。

デメリット② povo2.0は「180日無課金」」で回線停止に

povo2.0は180日間トッピングを購入しなければ、回線が解約される可能性があります。事前に告知メールが送られ、順次回線が停止されてしまいます。

※通話料とSMS利用料が660円を超えていれば回線は停止されません。

povo2.0とahamoの併用をする場合、何もなければpovo2.0を課金するタイミングは少ないかもしれません。併用するときは180日間の制限は頭に入れておきましょう。

povo2.0にデータ専用SIMが登場

最強のファスト・モバイル。povo2.0にデータ専用SIMが登場!

2024年3月、povo2.0からデータ通信専用SIMの提供が始まりました。本人確認書類の提出が不要で、サクッと契約できるようになっています。

これまでのようにahamoユーザーが普段から併用するのも良いですが、回線の調子が悪いときなど、必要になったタイミングで契約しても良いでしょう。

povo2.0とahamoをデュアルSIMで併用する手順

では、実際にpovo2.0とahamoをデュアルSIMで契約する手順を解説します。

povo2.0とahamoをデュアルSIMで併用する手順
  1. DSDV対応のSIMフリーのスマホを用意する
  2. povo2.0を契約する
  3. ahamoを契約する

1. DSDV対応のSIMフリーのスマホを用意する

「DSDV」とは1台のスマホに2枚のSIMを挿入できる上、両方のキャリアで電話の待受ができ機能のことを指します。

現在、国内で手に入るデュアルSIM対応スマホの多くはDSDV対応です。

ちなみにiPhoneは、2018年発売の「iPhone XS」「iPhone XR」より新しければ、全てDSDV対応しています。

MEMO:国内で販売されている多くのスマホは「物理SIM」と「eSIM」を使って、デュアルSIM運用します。

しかし一部の端末は「eSIM」と「eSIM」を併用できるものもあります。iPhoneは13以降、Pixelは7以降でeSIM2枚を併用できます。

2. povo2.0を契約する

povo2.0(au、UQモバイル、povo1.0からの移行はこちらから)を契約します。

povo2.0は店頭での手続きができず、povo2.0アプリから申し込みます。

3. ahamoを契約する

ahamoを契約します。

ahamoはドコモショップでも契約できますが、3,300円の手数料がかかるため、オンラインで自分で契約するのがおすすめです。

ahamoも「通常SIM」「eSIM」から選べます。

「物理SIM×eSIM」でデュアルSIMする場合、例えばpovo2.0を物理SIMで契約したなら、ahamoはeSIMで契約します。

関連記事:デュアルSIM(SIM2枚)のやり方と最強の組み合わせ。おすすめの最安運用方法は?

まとめ

povo2.0とahamoを併用することで、ahamo単体で使うよりも、以下のようなメリットがあります。

▼povo2.0とahamoの併用で得られるメリット▼

  • ahamoを使い切っても割安にチャージできる
  • povo2.0の「データ使い放題(24時間)でahamoのギガを節約
  • 2社の回線が使える
  • 海外でも臨機応変に使える

毎月の支出を増やすことなく、上記のメリットを享受できます。

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