「接続が不安定」「使い勝手が悪い」といった楽天モバイルの評判があります。
一方で、データ無制限プランを格安で利用できる、キャンペーンが豊富などいい評判があるのも事実です。
- データ無制限プランを格安で利用できる
- 独自のアプリ(Rakuten Link)で無料通話ができる
- 海外出張や海外旅行でも使える
- お得なキャンペーンが豊富にある
- 三木谷キャンペーンがお得だった
- 楽天ポイントが貯まり買い物がお得になる
- つねに快適な通信環境にあるとはいえない
- 通信速度は他キャリアに比べると劣る
- 全国で5G通信が利用できるわけではない
- 田舎では電波がつながりいくい
- アプリでの通話が必要
この記事では楽天モバイルの評判や口コミと一緒に、メリット・デメリットを解説します。
- 楽天モバイルの悪い評判
- 楽天モバイルの良い評判
- 楽天モバイルの悪い評判からわかるデメリット
- 楽天モバイルの良い評判からわかるメリット
- 楽天モバイルの評判からわかるおすすめな人とおすすめしない人
- そもそも楽天モバイルとは?基本情報を確認
- 楽天モバイルの申し込み方法
- 楽天モバイル乗り換えにおすすめなキャンペーン
楽天モバイルでは、最大14,000ポイントもらえる三木谷キャンペーンなど、新しいサービスを次々と展開しています。
キャンペーンコード:2162
【評判をチェックする前に】楽天モバイルの基本情報を確認
楽天が提供しているMVNO(Mobile Virtual Network Operator)サービスが、楽天モバイルです。
画像出典:楽天モバイル公式サイト
料金プラン(税込) | Rakuten 最強プラン 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 上限なし:3,278円 |
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 Rakuten Linkアプリ利用で国内通話無料 |
オプション(税込) |
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店舗情報 | 楽天モバイルショップ:全国に1,000店以上 |
通信回線 |
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通信速度 |
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支払い方法 |
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eSIM対応 | 対応あり |
詳細をチェック | 公式サイト |
MVNOは一般的に格安SIMと呼ばれるサービスで、楽天モバイルはデータ通信無制限のプランを提供しているため、毎月多くのデータを使用するユーザーに人気です。
Rakuten最強プランがリリースされ、月額料金の見直しが行われました。
楽天モバイルの料金プランは、月間で使ったギガの分だけ料金が変動していく従量課金制です。
3GBまでの利用で月額1,078円(税込)、20GBまでの利用では月額2,178円(税込)、20GB以上では3,278円(税込)。
通話については、通常の電話アプリでは22円/30秒の通話料が発生しますが、楽天モバイル専用の通話アプリ『Rakuten Link』を使うことで、国内通話はどこにかけても無料です。
楽天モバイルショップは、全国に1,000店以上あり対面で契約したい場合でも、気軽に訪れることができます。
楽天モバイルで使用できる通信回線は、楽天回線とパートナー回線のau回線です。
プラチナバンドを獲得したこともあり、楽天モバイルのエリアは拡大し続けています。
楽天モバイルの悪い評判
楽天モバイルの悪い評判は以下のとおりです。
- Wi-Fiが使えないと楽天モバイルメインで使うのは厳しい
- 電子マネーを使うときに電波が悪い
- auのパートナー回線も周波数帯が限定
- 通信障害が度々発生する
- 雨の日は電波が悪い
- パートナー回線エリアは4Gしか使えない
Wi-Fiが使えないと楽天モバイルメインで使うのは厳しい
6月、楽天モバイル最強プランになるってことで6月は楽天モバイルだけでデータ通信を試してみる!と鼻息荒くしてたけど全然ダメ!場所によっては超高速なんやけど、自宅に居る間はほぼ激遅。万が一Wi-Fiが使えないことになったときに困るから、私は楽天モバイルメインは無理と判明。
引用:X
楽天モバイルは、2022年末の時点で人口カバー率98%達成、Rakuten最強プラン開始後の2024年11月時点では99.9%と発表しています。
このことから、エリアとしては問題ありませんが、実際には上記口コミでいわれている繋がりにくさや速度低下などの課題があります。
他の大手3キャリアは、700〜900MHzの周波数帯を中心としたプラチナバンドを使用しています。
プラチナバンドは、障害物があっても届きやすく、建物内や地下などでも安定した接続が可能です。
しかし、楽天モバイルはこのプラチナバンドをまだ持っておらず、通信環境によっては電波が不安定で通信速度が遅くなることがあります。
特に建物内では、壁や家具などの障害物によっては電波が届きにくくなる場合も。
そのため、楽天モバイルは屋内での接続を改善するために『Rakuten Casa』という機器を提供しています。
Rakuten Casaは、自宅のインターネット回線に接続することで、室内の楽天回線を拡張することができます。
この機器の月額利用料や本体レンタル費、事務手数料は無料で追加料金はかかりません。
利用条件は以下のとおりです。
- 楽天モバイルを契約していること
- 楽天回線対応製品(スマホ)を利用していること
- 電波改善の調査を行い楽天モバイルからRakuten Casa設置の案内を受けていること
- 楽天モバイルが指定するインターネット回線を契約、開通していること
- 楽天モバイルの契約住所に設置すること
- 規約や重要事項説明書に同意すること
電波の改善や、調査を依頼し、その結果としてRakuten Casaが必要であると案内を受けないと、レンタルすることができないのでご注意ください。
電子マネーを使うときに電波が悪い
楽天モバイルに替えてから ただただ不便になってしまった…。 今日PayPayをATMでチャージしていざレジで使おう思ったら電波なしw 他のpayも試したが無理だった。 通話もまともに出来ないから夫はブチ切れ。 安いよ!でも地域によっては本当に使えない。 まともに使えるように早急に改善して欲しい
引用:X
このような評判も、前述のプラチナバンドの有無が影響しています。
例えば、PayPayなどバーコード決済は建物内で利用することが多く、特に地下の店舗では楽天モバイルの電波が届きにくく、決済がうまく行かないことがあります。また、楽天モバイルの通話アプリ『Rakuten Link』はデータ通信を利用するため、
電波が不安定な場所では通話がうまくいかないこともあります。
2023年5月以前のプランでは、パートナー回線のデータ容量が月に5GBまでに制限されており、
この制限をこえたり、my 楽天モバイルアプリ上でデータ高速モードをオフにしている場合に特に遅くなることがありました。。
しかし、2023年6月から始まったRakuten最強プランでは、パートナー回線も楽天モバイル回線と同様に無制限で利用できるようになりました。
このプランをうまく活用してみてください。
auのパートナー回線も周波数帯が限定
基地局を建てるより、auにローミング接続した方が安い。 でも、auの800MHz帯しか使えない。 楽天モバイル大丈夫そ?
引用:X
楽天モバイルでは、パートナー回線としてau回線を利用できます。
しかし、通常のau回線とは異なり、利用できる周波数帯は800MHzのみです。
この800MHzはプラチナバンドと呼ばれる周波数帯で、建物内や地下などでも繋がりやすいという特徴があります。
ただし、プラチナバンドにはデータ通信が遅くなってしまうという弱点があります。
通常のau回線では、この問題をキャリアアグリゲーションという技術で解決し、高速通信を実現しています。
しかし、楽天モバイルのパートナー回線としてのau回線では、キャリアアグリゲーションが利用できないため、繋がりやすさはあるものの高速通信は期待できないという状況です。
通信障害が度々発生する
また楽天モバイル通信障害発生。ギガ制限無くて安いのは有り難いけど、こんなによく通信障害発生されると非常に困る。品質上げで欲しい。
引用:X
楽天モバイルでは、サービス開始以来、年に1回の頻度で重大な通信障害が発生しています。
これは他社の通信事業者と比較しても、同等かやや多い頻度です。
楽天モバイルのネットワークは完全仮想化されており、重大な事故を回避できるように設計されていますが、実際には通信障害が発生しています。
このため、他社と同様に通信障害を完全に防ぐのは難しいとされています。
今後は、通信障害発生時の迅速な復旧に期待したいところです。
楽天モバイルの通信障害についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
雨の日は電波が悪い
楽天モバイル雨の日はただでさえ繋がらないのに重くなるよね? 安いから仕方ないと2年ちょっと使ってるけどもう少し頑張ってくれないかな~ 大手3社が談合価格で高いから楽天には頑張ってもらいたい。
引用:X
楽天モバイルは、雨の日に繋がりにくくなったり、通信速度が遅くなるといった口コミが多数見受けられます。
明確な理由は分かっていませんが、電波は水に吸収される特性があるため、通信環境によっては雨の日に遅くなったり繋がりにくくなることがあります。
また、雨の日には多くのユーザーが同じ時間帯に通信を行うため、回線が混雑して速度が低下する可能性もあります。
楽天モバイルの速度についてはこちらの記事を参考にしてください。
パートナー回線エリアは4Gしか使えない
楽天モバイルさようなら 5Gほぼ繋がらない、auのパートナー回線も遅い、そもそも4Gがデフォルト 現金2万円キャッシュバックもあるからahamoに戻してきた わたしは20GBちょい超える感じの使い方だから、ちょい超えた分速度制限かかってでもahamoの方が良かった
引用:X
こちらの評判に関しては、パートナー回線であるau回線が4Gのみ利用可能なため速度が遅いという内容です。
800MHzしか使えないことに関して前述の内容と重なる部分がありますが、楽天モバイルでのau回線には多くの制限があります。
パートナー回線としてのau回線は800MHzのみの提供で、5Gは利用できないため、ため、通信速度もあまり速くなく、パートナー回線エリアでの高画質動画の視聴など、速度が求められる利用には適していません。
楽天回線にプラチナバンドが提供されれば、こうした問題は改善される可能性があります。
楽天モバイルから乗り換えを検討している方は、楽天モバイルからおすすめの乗り換え先を確認しましょう。
楽天モバイルの良い評判
楽天モバイルの良い評判は以下のとおりです。
- 最強プランになって電波が良くなった
- iPhoneをお得に購入できる
- 楽天経済圏がお得
- 海外で使うのにおすすめ
- 3GBまでだと約1,000円で使える
最強プランになって電波が良くなった
昨日、楽天モバイルを新規契約。 最強プランを利用中ですが、前より繋がりが良くなりましたなぁ。 速度もそれなりに出てて中々良いよ。 それで持って金額安いしメインのIIJmioを乗り換えるか検討。
引用:X
楽天モバイルは、2023年6月1日から新プラン『Rakuten最強プラン』を導入しました。
このプランにより、パートナー回線の月間5GB制限が撤廃され、楽天回線と同様に無制限で利用できるようになりました。
そのため、月末にかけてもパートナー回線が制限されることなく、安定した通信が期待できます。
また、最強プランによりパートナー回線のエリアが拡大し、楽天回線との合算で国内人口カバー率99.9%を達成しました。
これにより、エリアが大幅に拡大し、より繋がり安くなったと考えられます。
iPhoneをお得に購入できる
楽天モバイルショップ限定 iPhone 13 実質1円
引用:X
楽天モバイルはiPhoneの販売にも力を入れており、格安SIMのキャンペーンの中でも独自のキャンペーンとして「iPhoneトク得乗り換え」を実施。
楽天モバイルでiPhone16を予約するときにも使えるキャンペーンで、iPhone購入で最大32,000ポイント還元を行っています。
画像出典:楽天モバイル公式サイト
キャンペーン名 | iPhoneトク得乗り換え!対象iPhone購入で最大32,000ポイント還元! |
終了日 | 未定 |
条件 | 楽天モバイルに新規申し込み、または他社から乗り換えorプラン変更 プラン申し込みと同時に対象iPhoneの購入 「Rakuten最強プラン」の利用開始 通話アプリ「Rakuten Link」で10秒以上通話 |
内容 | 条件達成で最大32,000ポイント還元、もしくは対象iPhoneの購入時に20,000円値引き+最大12,000ポイント還元 ※支払回数やお申込種別、購入機種により特典内容が異なります。 |
詳細をチェック | 公式サイト |
購入対象のiPhone |
※iPhoneSE(第3世代)は20,000円割引・20,000ポイント還元の対象外です。他社から乗り換えの方は12,000ポイント還元・乗り換え以外の方は8,000ポイント還元のみ適用されます。 |
楽天経済圏がお得
楽天経済圏ってすごいんだね
わたしゃ使いこなせてなかったよ 楽天モバイル使ってることだし、ちゃんと使いこなせばザクザクポイント貯まるはずだっっっ!
今さら何言うてんの?遅!!!って感じだけど、今日が人生で一番若い日ーーー今日気付けてよかたよ
引用:X
楽天モバイルを契約すると、楽天ポイントが貯まりやすくなるキャンペーンが多数適用されます。
主な内容として、楽天市場での買い物でポイントが最大+4倍になったり、楽天モバイルキャリア決済を利用すると楽天市場での買い物ポイントが+2倍になります。
また、楽天モバイルの利用料支払いに楽天ポイントを充当することもできるため、ポイントを貯めるほど楽天モバイルをお得に利用できるのです。
楽天ポイントは、楽天グループ運営の楽天ペイが利用できる店舗で支払いに使うこともできます。
楽天ペイが使える主な店舗は以下のとおりです。
- コンビニ:セブンイレブン、ローソン、セイコーマート、キヨスク、ファミリーマートなど
- ドラッグストア:スギ薬局、ココカラファイン、ウエルシア薬局、ドラッグストア ダックス、キリン堂など
- スーパーマーケット:イトーヨーカドー、東急ストア、阪急オアシス、イズミヤなど
- グルメ:餃子の王将、ケンタッキーフライドチキン、カレーハウスCoCo壱番屋、ココス、吉野家、大戸屋、鳥貴族など
- 居酒屋:白木屋、魚民、笑笑、牛角、土間土間、はなの舞など
- 百貨店:近鉄百貨店、ルミネ、小田急百貨店、ららぽーと、シャミネなど
- ファッション:西松屋、洋服の青山、AOKI、ライトオン、アルペン、JINSなど
- 家電量販店:ビックカメラ、ヤマダ電機、エディオン、ケーズデンキなど
- その他:ダイソー、オートバックス、IKEA、アート引越センター、快活CLUBなど
海外で使うのにおすすめ
世界一周をしている私がなぜ”楽天モバイル”にしたのか
安い(月千円で2GB)
日本と同じ電話番号が使える
海外のSIMが高い(空港は特に) →中心地行くのにデータ必要 →中心地も高い
必要な瞬間に1GBから買える →町では10GB以上しか売ってない店多い
紹介で流行ってるeSIMはアクティベートミスが多い
引用:X
楽天モバイルのメリットの一つに、海外での使いやすさがあります。
楽天モバイルを海外で利用する際、特別な設定をすることなくそのまま通信が可能です。
データ通信容量は月間2GBまで追加料金なしで利用でき、追加の1GBは500円でチャージできます。
また、Rakuten Linkアプリを使えば、日本の電話番号への通話や国際SMSも無料なので、連絡が取りやすく便利です。
ただし、海外ローミング利用時にはデータ通信量が国内利用分と合算される点に注意が必要です。
月間3GB以下で抑えているユーザーは、海外で2GB利用すると国内では1GB以下しか使えなくなります。
逆に、月20GB以上使用するユーザーにとっては、追加料金なしでお得に利用できます。
3GBまでだと約1,000円で使える
先月UQのプラン5GBから15Gに変更したつもりでいてバンバン使ってたら、残り半月もあるのに容量無くなって絶望してた。
データチャージ1GB1100円もするから、それなら一時的に楽天モバイル契約して3GBで粘れば1000円で済むくね?ってなってさっきeSIM申し込んだらもう開通して助かった、俺天才やん
引用:X
楽天モバイルの料金プランは、月間データ容量で固定された月額料金ではなく、使った分だけ料金が上がるシステムです。
データ利用量が月間3GB以下なら、月額1,078円(税込)で利用可能です。
そのため、楽天モバイルと他社回線を同時に使えるデュアルSIM対応スマホを持っている場合、このような使い方もおすすめです。
データ通信容量だけで見ると、月間3GBで月額1,078円(税込)は他社SIMと同程度の価格ですが、国内通話無料のRakuten Linkが使える点が大きな違いです。
他社では通話し放題が追加料金なしで利用できるSIMはほとんどないため、総合的に見ると楽天モバイルは割安といえるのです。
楽天モバイルは契約事務手数料が無料なので、月々の携帯料金だけではなく初期費用も抑えることができます。
楽天モバイルと他の格安SIMの料金比較や、携帯料金を安くしたい方は、下記記事を参考にしてください。
楽天モバイルの評判からわかったメリット・デメリット
評判や口コミからわかったメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 最強プランでパートナー回線もデータ無制限
- 海外でも利用できる
- 最新のiPhoneも購入できる
- Rakuten Linkアプリで通話無料
- 楽天経済圏でポイントがお得にたまる
- お得な乗り換えキャンペーンが豊富
- 全国にある店舗でも申し込みができる
- 電波が悪い場合がある
- パートナー回線の提供は2026年まで
- 他社からの乗り換えで対応していない機種がある場合もある
- パートナー回線は4Gの提供のみ
- 実質無料で使える期間は終了している
楽天モバイルのデメリット
楽天モバイルのデメリットは以下の5つです。
- 電波が悪い場合がある
- パートナー回線の提供は2026年まで
- 他社からの乗り換えで対応していない機種がある場合もある
- パートナー回線は4Gの提供のみ
- 実質無料で使える期間は終了している
電波が悪い場合がある
楽天モバイルのデメリットとして、電波が悪く繋がりにくいことが挙げられます。
以前より通信は改善されていますが、ドコモやソフトバンク、auと比較すると依然として電波が悪く、スマホが使いづらい状況があります。
スマホを使ったバーコード決済などキャッシュレス決済が普及する中で、通信が不安定になるのは大きなデメリットです。
通信環境によっては圏外になることもあり、Web閲覧やSNSの利用はもちろん、データ通信回線を使う通話も圏外の場所では利用できません。
特に、建物内や地下での通信は電波が悪くなりやすいです。
楽天回線は、障害物を避けて繋がりやすい周波数帯であるプラチナバンドをまだ取得していません。
ドコモ、au、ソフトバンクはプラチナバンドを持っており、楽天モバイルと比べてどの場所でも繋がりやすいです。
また、楽天モバイルではキャリアアグリゲーションという技術が使われていません。
キャリアアグリゲーションは複数の周波数帯を同時に使うことで高速データ通信を実現する技術で、他の3大キャリアでは採用されています。
これらの技術や周波数帯の違いが、他社キャリアとの電波の繋がりやすさの差を生んでいます。
パートナー回線の提供は2026年まで
楽天モバイルの通信品質を補うために利用されているauのパートナー回線は、2026年までの提供となっています。
楽天はKDDIと新しいローミング協定を4月に結び、5月に締結され、今回の最強プランから運用が開始されています。
この新しいローミング協定の期限は2026年9月までで、それ以降はパートナー回線が利用できなくなることを意味します。
その時期までに楽天モバイルが自社回線にプラチナバンドを獲得し、運用を開始していない場合、再び繋がりにくい回線に戻る可能性があります。
他社からの乗り換えで対応していない機種もある
他社回線から楽天回線に乗り換える際に、スマホをそのまま利用する場合には対応機種でないことがあります。
楽天回線に対応していないスマホでは、楽天モバイルを利用できないため注意が必要です。
楽天回線に対応しているiPhoneは以下のとおりです。
- iPhone 6s
- iPhone 6s plus
- iPhone SE
- iPhone 7
- iPhone 7 plus
- iPhone 8
- iPhone 8 plus
- iPhone X
- iPhone XR
- iPhone XS Max
- iPhone XS
- iPhone 11シリーズ
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 12シリーズ
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 16シリーズ
このようにiPhoneは幅広く対応しているため利用できる可能性が高いですが、Androidについては事前に確認が必要です。
楽天モバイル公式サイトで動作確認済端末をチェックできるので、Androidから乗り換える際は必ず確認しましょう。
また、他社回線から乗り換える際にスマホをそのまま使う場合、APNプロファイル構成の削除が必要なことがあります。
これはスマホの設定画面から削除できますが、普段はあまり触らない項目ですので、楽天モバイル公式サイトで方法を確認しておきましょう。
この記事の下記初期設定の項目でも詳しく解説していますので、該当する方はぜひご覧ください。
パートナー回線は4Gの提供のみ
楽天モバイルでは、パートナー回線として利用できるau回線は4Gのみの提供です。
提供される周波数帯は800MHzで、建物内や地下でも繋がりやすいですが、通信速度は遅めです。
パートナー回線しか利用できないエリアでは、高画質動画視聴など大容量高速通信が必要なサービスの利用が難しくなることがあります。
全国どこでも5G通信を利用したい場合、他社大手キャリアが運営するオンライン専用ブランドを検討することをおすすめします。
ドコモのahamo、auのpovo、ソフトバンクのLINEMOは、各キャリアの純正回線を使用するため、どこでも5G通信が利用可能です。
実質無料で使える期間は終了している
楽天モバイルの旧プラン『RakutenUN-LIMIT VI』では、月間1GB未満のデータ通信であれば月額料金が0円でしたが、現在はこのようなプランはありません。
通話専用アプリ『Rakuten Link』を利用すれば、通話料0円運用ができ、データ通信容量もカウントされないため、月額料金に影響しません。
そのため、通話専用SIMとして運用すれば、1GB未満のデータ通信を維持することで毎月0円でスマホを持つことが可能でした。
RakutenUN-LIMIT VIは、2022年6月30日をもって新規受け付けは終了しています。
2022年6月30日までに申し込んでいた場合は、2022年10月まではポイント還元などで実質無料とされていました。
『RakutenUN-LIMIT VI』は、2022年6月30日をもって新規受付を終了しています。
2022年6月30日までに申し込んだ場合は、2022年10月まではポイント還元などで実質無料とされていました。
『RakutenUN-LIMIT VI』以降のプランでは、月間データ通信が0GBでも月額料金1,078円(税込)が発生するので注意が必要です。
楽天モバイルのメリット
楽天モバイルのメリットは以下の7つです。
- 最強プランでパートナー回線もデータ無制限
- 海外でも利用できる
- 最新のiPhoneも購入できる
- Rakuten Linkアプリで通話無料
- 楽天経済圏でポイントがお得にたまる
- お得な乗り換えキャンペーンが豊富
- 全国にある店舗でも申し込みができる
最強プランでパートナー回線もデータ無制限
楽天モバイルの新プラン『Rakuten最強プラン』では、以前は月間5GB制限だったパートナー回線が楽天回線と同様に無制限になりました。
この新プランのメリットは、月間データ通信が無制限でも月額3,000円台で利用できる点です。
しかし、従来は建物内や地下など繋がりにくい場所ではパートナー回線の5GB制限が影響していました。
今回の新プランでは、この弱点が大幅に改善され、国内人口カバー率99.9%の回線を従来と同じ月額3,278円(税込)で使い放題が実現しています。
無制限プランなので、データ通信専用の2回線目として使用したり、SIMのみ契約してiPadやタブレットで動画視聴を楽しむことも可能です。
海外でも利用できる
2点目のメリットは、海外でもそのまま利用可能なことです。
楽天モバイルは追加の申込みが不要で、そのまま海外ローミングを利用できます。
事前設定は、my 楽天モバイルアプリから海外ローミングボタンをタップするだけです。現地到着後は、スマホ本体の設定から海外ローミングをオンにするだけで通信が開始されます。
利用料金は、通常の最低月額料金1,078円(税込)で月間2GBまで利用可能で、追加チャージは1GB500円です。
また、Rakuten Linkアプリを使えば、日本の電話番号に対して無料通話が可能です。
さらに、楽天モバイルは成田国際空港と中部国際空港にショップを展開しており、出発当日に申し込むことも可能です。来店の際は機内搭乗時刻の150分前を推奨しています。余裕を持って事前予約をしておくのがおすすめです。
各ショップの案内と対応内容は以下のとおりです。
- 楽天モバイル成田国際空港第1ターミナル中央4階店:営業時間8:00〜20:00(12/9〜12/31は10:00〜17:00)
・SIM回線契約、Rakuten WiFi Pocketの販売(iPhoneとAndroidの取り扱いはなし) - 楽天モバイル中部国際空港セントレア店:営業時間9:00〜18:00
・SIM回線契約、Rakuten WiFi Pocketの販売(iPhoneとAndroidの取り扱いはなし)
最新のiPhoneも購入できる
楽天モバイルでは、iPhoneの同時購入に力を入れています。
iPhoneトク得乗り換えキャンペーンを始め、iPhoneをお得に購入できるキャンペーンが豊富です。
iPhoneをお得に買うなら、キャンペーンが充実している楽天モバイルがおすすめ。
最大ポイント還元を適用すると他キャリアよりも割安で最新のiPhoneを購入することができます。
また、iPhoneをお得に購入する方法や、格安SIMのiPhone情報について詳しく知りたい方もぜひチェックしてみてください。
Rakuten Linkアプリで通話無料
楽天モバイルには、通話専用アプリ『Rakuten Link』があります。
このアプリを使って発信すると、Rakuten Link同士はもちろん、他の国内電話番号への通話も無料で行えます。
この通話アプリはデータ通信回線を利用していますが、通話にかかるデータ容量はカウントされないため、ギガ消費を気にする必要はありません。
また、LINEのように専用アカウントを作成して友達になる必要もなく、相手は通常の電話番号で通話無料となるため、スマホを乗り換えた際も電話帳をそのまま引き継いで使用できます。
Rakuten Linkアプリには、通話機能のほかにも様々な機能が搭載されています。
サービス名 | 概要 |
---|---|
通話 | ・国内通話かけ放題 ・海外から日本への通話無料 |
メッセージ | ・Rakuten Link同士で無料メッセージ ・画像やファイル、動画、ボイスメッセージも送信可能 ・100人までのグループメッセージにも対応 |
探す | ・楽天グループの様々なサービスへ簡単にアクセス ・お気に入り機能 |
ミッション | ・タップで獲得:アプリの利用でポイント獲得 ・ポイント獲得:スタート1000などお得なキャンペーンに参加できる ・ポイント倍率アップ:未達成のスーパーポイントアッププログラム対象サービスの確認、参加 |
ウォレット | ・楽天ペイや楽天ポイントカードなどに簡単アクセス ・楽天会員ランク、楽天ポイントのステータス確認 |
ニュース | ・様々なジャンルの最新ニュースを確認 ・プッシュ通知 ・気になるニュースをクリップしてあとから確認 |
ナビゲーションメニュー | ポイントが獲得できるミッションやニュースなど便利機能に簡単アクセス |
上記のように、Rakuten Linkアプリでは、通話機能のほかにも多くの便利機能を利用できます。
楽天経済圏でポイントがお得にたまる
楽天経済圏とは、買い物やクレジットカード、銀行などの生活必需サービスを楽天グループに集約することで、楽天ポイントを効率的に貯めたり運用したりするサイクルを指します。
スマホは生活に欠かせないものであり、このサービスを楽天にすることでさらにポイントを効率よく貯めることができます。
現在、楽天モバイルで実施されているポイント関係のキャンペーンは以下のとおりです。
- 楽天市場でのお買い物のポイントが最大54.5倍キャンペーン
- 楽天モバイルキャリア決済(Androidのみ)を当月、合計2,000円以上ご利用で楽天市場のお買い物がポイント+2倍
- 楽天モバイル契約で楽天市場での買い物ポイントが最大+4倍
このように楽天モバイルを契約すると、楽天市場での買い物ポイント還元率が大幅にアップします。
お得な乗り換えキャンペーンが豊富
楽天モバイルでは、他社からの乗り換えキャンペーンが多く実施されています。
主なキャンペーンは以下のとおりです。
- iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
- スマホトク得乗り換えキャンペーン
- 【楽天モバイル公式 楽天市場店限定】対象Android製品とRakuten最強プランセットご注文で6,000円OFFクーポン
- 【Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典】他社から乗り換えで6,000ポイントプレゼント
楽天モバイルでは、他社回線からの乗り換えで適用されるキャンペーンが多く展開されています。
特に、楽天モバイルの申し込みと同時に新品のAndroidスマホを購入すると最大12,000ポイント還元されるような、回線の申し込みと同時にスマホを購入することで高額ポイント還元となるキャンペーンが多いです。
また、楽天モバイルをすでに利用している場合、家族や友人に紹介キャンペーンを適用することで、紹介した方には1人につき7,000ポイント、紹介されて契約した方には13,000ポイントがプレゼントされます。
なお、楽天モバイルに学割はないものの、キャンペーンでお得に利用できます。
楽天モバイルの家族割も最近発表され、実施されることが決まりましたので、ぜひ確認してみてください。
紹介キャンペーンでは、紹介できる人数が1ヶ月に最大10人までとなっている点に注意が必要です。
紹介方法など詳細については、下記の項目で解説しています。
全国にある店舗でも申し込みができる
楽天モバイルは全国にある実店舗からも申し込みができます。
2022年3月のプレスリリースでは、全国に1,000店舗を突破したことを発表しており、全国的に広く展開されていることがわかります。
この店舗数には、大型ショッピングモール内のカウンターや家電量販店も含まれているため、多くの方が見かけたことがあるのではないでしょうか。
さらに、楽天モバイルショップは全国の郵便局にも設置されており、2024年11月時点で約80店舗と発表されています。
楽天モバイルショップでは、新規・乗り換え申し込みなどの手続きに加え、以下のサービスが利用できます。
- 楽天オリジナル製品の故障受付
- データ移行サポート:1,100〜2,200円/月(税込)
- あんしん操作サポート:550円/月(税込)
- 保護フィルム貼り付け:1,100円/回(税込)
- ガラスコーティング:4,400円/回(税込)
これらのサービスの他、最新スマホの実機を試すことも可能です。
楽天モバイルショップ限定のキャンペーンも実施されているので、近くに楽天モバイルショップがある場合はぜひ立ち寄ってみてください。
楽天モバイルの来店予約について詳しい記事もあるので、併せてご覧ください。
評判からわかる楽天モバイルがおすすめな人・おすすめできない人
楽天モバイルの評判から考えられる、楽天モバイルがおすすめな人、おすすめできない人の特徴を紹介します。
楽天モバイルがおすすめできない人 | 楽天モバイルがおすすめな人 |
---|---|
・快適な通信環境を求める人 ・通信速度を重視する人 ・全国で5G通信を利用したい人 ・田舎や電波がつながりいくい所に住んでいる人 ・アプリでの通話に抵抗がある人 | ・データ無制限プランを格安で利用したい人 ・スマホで通話する機会の多い人 ・海外出張や海外旅行などでスマホを使いたい人 ・お得なキャンペーンを求める人 ・楽天ポイントを貯めている人 |
快適な通信環境の格安SIMを求めている人はおすすめできない
通信速度や、快適な通信環境を第一に求める人は、楽天モバイルよりも他のキャリアを検討した方がよいかもしれません。
楽天モバイルの悪い評判には、通信速度の遅さや電波の繋がりにくさなど、通信環境の悪さが目立ちます。
楽天モバイルは、建物内や地下でも繋がりやすくなるプラチナバンドを持っていないので、通信環境によっては電波の繋がりが悪くなることが多いです。
どの場所にいても通信が安定している格安SIMを使いたい場合は、ドコモやauなどの回線を利用できる格安SIMの方がおすすめです。
さらに、安定した通信環境をできるだけ安く利用したい場合は、大手キャリアが展開するahamoやLINEMOなどのオンライン専用ブランドがおすすめです。
電波が安定している上に速度も速いです。
オンライン専用ブランドは各社の純正回線を利用できるため、回線を借りて運営している格安SIM(MVNO)とは異なり電波が安定しており、速度も速いです。
楽天モバイルを含めてオンライン専用ブランドの格安SIMの通信速度は以下のとおりです。
回線名 | 平均通信速度 |
---|---|
ahamo(ドコモ) | 下り: 80.84Mbps 上り: 9.87Mbps |
povo(au) | 下り: 88.47Mbps 上り: 14.68Mbps |
LINEMO(ソフトバンク) | 下り: 55.6Mbps 上り: 12.83Mbps |
楽天モバイル | 下り: 116.83Mbps 上り: 33.04Mbps |
全国で5G通信を利用したいはおすすめできない
全国で5G通信を利用したい場合、楽天モバイルはおすすめできません。
楽天モバイルは5Gを提供していますが、周波数帯の問題で場所によって繋がりにくいことが多いです。
また、繋がりにくい場所をカバーするパートナー回線としてau回線を利用していますが、こちらは4Gのみの提供です。さらに、周波数帯は800MHzのみのため、建物内や地下でも繋がりやすくなりますが、通信速度には期待できません。
全国どこでも5G通信を利用したいのならば、大手キャリアSIMやオンライン専用ブランドを検討してみてください。
データ無制限プランを格安で利用したい人はおすすめ
データ通信無制限のプランを格安で利用したいなら楽天モバイルを選ぶべきです。
楽天モバイルの料金プランは従量課金制になっているため、月間のデータ通信容量に応じて料金が変動します。
- 0〜3GBまで:月額1,078円(税込)
- 3〜20GBまで:月額2,178円(税込)
- 20GB〜無制限:月額3,278円(税込)
このように、20GBを超えるとどれだけ通信を利用しても月額3,278円(税込)なので、他社と比べても非常にお得です。
2023年6月からは『Rakuten最強プラン』がスタートし、以前は月間5GBの制限があったパートナー回線も無制限に改善されました。
楽天モバイルの弱点である建物内や地下での繋がりにくさも、データ容量を気にせずパートナー回線を利用できることでカバーされています。
通信速度よりもデータ容量を重視し、かつ安く使いたい場合には楽天モバイルがおすすめです。
海外でも日本と同じようにスマホを利用したい人はおすすめ
日本と同じように海外でもスマホを使いたい人には、楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルでは、月間2GBまでのデータ容量であれば追加料金なしで海外ローミングを利用できます。
別途申し込みも不要で、日本で使っているスマホをそのまま海外に持って行って通信できます。
事前設定は、楽天モバイル契約後にインストールする『my 楽天モバイルアプリ』の海外ローミングボタンをオンにするだけと簡単です。
もしもデータ容量が月間2GBでは足りない場合には、1GB500円でチャージできます。
さらに、楽天モバイル専用の通話アプリ『Rakuten Link』を使うことで、日本の電話番号への通話が海外からでも無料です。
旅行や出張で海外へ行く際に、レンタルWiFiや現地でのSIM契約が不要になるため、海外に行くことが多い方にも楽天モバイルはおすすめです。
お得なキャンペーンで端末を購入したいはおすすめ
スマホ端末を購入する際に、お得なキャンペーンを利用したい方には、楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルでは、新規申し込みや番号はそのままで乗り換える時にスマホがお得になるキャンペーンをいくつも展開しています。
対象スマホにはiPhoneや各種Android端末が含まれており、選べる機種も豊富です。
楽天モバイルに契約して対象の機種(iPhone・Android)を購入することで、高額な楽天ポイントが還元されます。
楽天ポイントは、バーコード決済が普及している現在、現金と同じように使えるショップが多くあります。
楽天モバイルのキャンペーンを利用して、新品のスマホをお得に購入しましょう。
楽天モバイル申し込み方法【新規契約・乗り換え】
事前準備から開通後の初期設定まで、後悔しない楽天モバイルの申し込み方法を順に解説していきます。
以下が、申し込みの全体の流れです。
- 楽天モバイルの申し込みの準備をする
- 楽天モバイルの申し込み
- 開通手続き
- 初期設定
①楽天モバイルの申し込みの準備をする
まずは楽天モバイルに申し込む際に必要な書類や情報を準備します。
申し込む際に必要なものは以下のとおりです。
- 本人確認書類
- 楽天回線対応端末(楽天モバイルプランのみを契約の場合)
- MNP予約番号(MNPワンストップ未対応の場合)
- クレジットカード、銀行口座など
- 楽天IDとパスワード
本人確認書類について、運転免許証・マイナンバーカード・運転経歴証明書・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳以外の書類を使用する場合は、補助書類が必要になるため注意が必要です。
MNP予約番号は、電話番号を変更せず他者から楽天モバイルに乗り換える際に必要です。
楽天モバイルはMNPワンストップにも対応しているため、乗り換え元の通信事業者がMNPワンストップに対応している場合、予約番号の取得は必要ありません。
楽天モバイルの支払い方法には「口座振替」と「デビットカード」が対応可能です。
どちらも対応している格安SIMは少ないため、いずれかを支払い方法に設定したい方には、楽天モバイルがおすすめです。また、楽天IDとパスワードについては、楽天市場などを利用したことがあればそのIDをそのまま利用できます。
楽天IDを持っていない場合は、事前にIDを作成するとスムーズに回線契約が進められます。
楽天IDは無料で作成できるので、楽天モバイルを契約しなくてもこの機会に作成しておくことで楽天市場などでも利用可能です。
②楽天モバイルの申し込み
Webサイトで申し込む際の全体的な流れを解説していきますので、実際に楽天モバイルの申し込みを進めていきましょう。
プランと端末をセットで申し込む場合は以下の流れです。
- Rakuten最強プランの『プランを選択する』を選択する
- オプションサービスやSIMタイプを選択する。スマホセット申し込みの場合はSIMタイプの変更は不要です。
- 購入したいスマホ端末を選択する。18歳未満の方が契約する場合には、フィルタリングサービスの申し込みが必須です。
- 上記で選択したスマホ端末のカラー、メモリ容量、支払い回数を選択しカートに入れる
- スマホ端末の保証サービス、関連アクセサリーを選択する。この内容で申し込むボタンを押す。
18歳未満の方が楽天モバイルをスマホ端末セットで申し込む際は、『あんしんコントロールbyi-フィルター』というフィルタリングサービスの契約が必須です。
このフィルタリングサービスは、選択するスマホ端末によっては対応していないものがあります。、
未成年の方がスマホ端末セットで楽天モバイルを利用する場合は、選択できる端末が限られてしまう点に注意が必要です。
楽天モバイルのプランのみを申し込む場合は以下の流れです。
- Rakuten最強プランの『プランを選択する』を選択する。
- オプションサービスや、SIMタイプを選択する。
- 製品を選択するは選ばずに、最下部にあるこの内容で申し込むボタンを押す。
プランのみで契約する場合は、引き続き利用するスマホ端末が楽天回線に対応しているかを確認してから申し込みましょう。
またSIMのタイプをeSIMにする場合も、スマホ端末が対応しているか確認する必要があります。
eSIMとは、スマホ本体に内蔵されているSIMのことで、SIMカードを差し替える必要がなく、オンラインですぐに開通手続きを完了できます。
申し込み完了後、最短3分で開通可能なため、急いでいる場合におすすめです。
なお、eSIM対応の格安SIMが気になる方は、eSIM対応の格安SIMをチェックしてください。
③開通手続き
楽天モバイルの申し込みが完了したら、開通手続きを始めます。
開通手続きは、他社回線から乗り換えた場合に必要です。SIMカード、eSIMはどちらも同じ流れです。
それではMNP開通の流れです。
- スマートフォンやタブレットからmy 楽天モバイルにログインする
- 該当の申し込み番号をタップする
- 転入を開始するを押す
- 注意事項を確認し、理解しましたにチェックを入れてMNP転入を開始するを押す
基本的に、my 楽天モバイルにログインし、指定のボタンを押すだけで開通手続きは完了です。
MNP開通手続きが完了するまでの時間は、受付した時間帯によって変わります。
- 9:00〜21:00までに申し込み:当日中に完了
- 21:01〜翌8:59に申し込み:翌9:00以降に完了
④初期設定
初期設定は、楽天モバイルの申し込み方法によって内容が異なります。
スマホ端末とセットで申し込んだ場合は、同梱されているスタートガイドに従って初期設定を進めましょう。
基本的に特別な設定は不要で、端末の初期設定が完了すれば楽天モバイルを使用できます。
すでに持っているiPhoneを楽天モバイルで利用する場合は、APN構成プロファイルを削除する必要があります。APN構成プロファイルの削除方法は以下のとおりです。
- 設定をタップする
- 一般をタップする
- プロファイル(IOS14の場合)、VPNとデバイス管理(IOS15の場合)をタップする
- 削除をする構成プロファイルをタップする
- 『プロファイルを削除』をタップする
プロファイルの削除が完了したら、SIMカードを入れ替えたりeSIMの設定をすすめていきます。
なお、アップルストアで購入したiPhoneを楽天モバイルで使う方法は、下記の記事を参考にしてください。
アップルストアで買ったiPhoneを楽天モバイルで使う方法!注意点や手続き方法等も解説
楽天モバイルへの乗り換えにおすすめなキャンペーン
ここでは楽天モバイルで実施されているおすすめのキャンペーンについて、詳しく解説していきます。
紹介するキャンペーンの主な内容は以下のとおりです。
- iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
- スマホトク得乗り換えキャンペーン
- Rakuten WiFi Pocket 1円キャンペーン
- 【Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典】他社から乗り換えで6,000ポイントプレゼント
- 楽天モバイル紹介キャンペーン
iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
画像出典:楽天モバイル公式サイト
キャンペーン名 | iPhoneトク得乗り換え!対象iPhone購入で最大32,000ポイント還元! |
終了日 | 未定 |
条件 | 楽天モバイルに新規申し込み、または他社から乗り換えorプラン変更 プラン申し込みと同時に対象iPhoneの購入 「Rakuten最強プラン」の利用開始 通話アプリ「Rakuten Link」で10秒以上通話 |
内容 | 条件達成で最大32,000ポイント還元、もしくは対象iPhoneの購入時に20,000円値引き+最大12,000ポイント還元 ※支払回数やお申込種別、購入機種により特典内容が異なります。 |
詳細をチェック | 公式サイト |
iPhoneで楽天モバイルを契約したい方にはこのキャンペーンがおすすめです。
購入対象のiPhone |
※iPhoneSE(第3世代)は20,000円割引・20,000ポイント還元の対象外です。他社から乗り換えの方は12,000ポイント還元・乗り換え以外の方は8,000ポイント還元のみ適用されます。 |
最大32,000ポイントを受け取るには、以下の条件を達成する必要があります。
はじめてRakuten最強プランへ申し込みと同時に、対象製品を購入し、Rakuten Linkを使って10秒間以上の通話をするだけでも、最大12,000ポイントが達成となります。
さらに、「買い替え超トクプログラム(48回払い)」を利用して対象のiPhoneを購入すると、20,000ポイントが付与されます。
(※一括払い、または24回払いで購入した場合は、ポイント還元ではなく、端末20,000円割引特典が適用されます。)
高額なポイント還元なので、契約後のスマホ代などに利用できお得です。
スマホトク得乗り換えキャンペーン
画像出典:楽天モバイル
キャンペーン名 | スマホ トク得乗り換えキャンペーン |
終了日 | 未定 |
条件 |
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内容 | 対象製品とセットで最大12,000ポイント還元 他者から乗り換え以外の方は最大8,000ポイント還元 |
詳細をチェック | 公式サイト |
Androidで楽天モバイルを利用したい方におすすめのキャンペーンです。
下記のスマホ購入と、楽天モバイルのお申し込みを同時に行うと、12,000ポイントが還元されます。
対象製品 |
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arrows We2 Plus Xperia 10 Ⅵ AQUOS wish4 OPPO Reno11 A AQUOS R8 OPPO A79 5G Xperia 5 Ⅴ Galaxy S23 |
このキャンペーンにおいても、楽天モバイル専用通話アプリ『Rakuten Link』を使って10秒以上通話することが条件となりますので、忘れないようにしましょう。
Rakuten WiFi Pocket 1円キャンペーン
キャンペーン名 | Rakuten WiFi Pocket 2C 1円キャンペーン |
終了日 | 終了日未定 |
条件 |
|
内容 |
Rakuten WiFi Pocket 2C・Rakuten WiFi Pocket Platinum |
詳細をチェック | 公式サイト |
Rakuten WiFi Pocketは、持ち運びができる楽天モバイル回線が利用可能なポケット型WiFiです。
端末の主な特徴は以下のとおりです。
- 薄型で持ち運びしやすく、携帯しやすいデザイン
- 16台まで同時接続できるので、メインスマホのほかパソコンやタブレットなどが使える
- 端末に表示できるQRコードを読み込むだけで、スマホなどをWiFi設定できる
- 連続通信約10時間で外出時の接続でも安心
データ通信容量が無制限で3,278円(税込)でポケット型WiFiが利用できるのは他社と比べても割安です。
月間データ通信容量を20GBまでに抑えれば、月額2,178円(税込)となりさらにお得にWiFiを利用できます。
【Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典】他社から乗り換えで6,000ポイントプレゼント
キャンペーン名 | 電話番号もそのまま他社から乗り換え&初めてお申し込みでポイントプレゼント! |
終了日 | 未定 |
条件 |
|
内容 | 楽天ポイント6,000ptプレゼント |
詳細をチェック | 公式サイト |
このキャンペーンに関しては、他社からの乗り換えでRakuten最強プランに申し込んで、Rakuten Link10秒通話だけで適用されます。
持っているスマホを楽天モバイルでそのまま使いたい場合や、楽天モバイルと同時にスマホ端末などを購入しなくても6,000ポイントがもらえます。
楽天モバイルは、Rakuten Linkを使うことで国内通話はどこにかけても無料なので通話用SIMとして利用もできるのでサブ回線としてもおすすめです。
そのほか、楽天エンタメコンテンツがお得に利用できたり、月間2GBまで海外データ通信がそのまま利用できるので海外旅行・出張用に持っておくといった運用もありです。
このキャンペーンは、他社からの乗り換えでRakuten最強プランに申し込み、Rakuten Linkで10秒通話するだけで適用されます。
手元にあるスマホをそのまま楽天モバイルで使いたい場合や、申し込みと同時にスマホ端末を購入しなくても6,000ポイントがもらえます。
楽天モバイルは、Rakuten Linkを使えば国内通話がどこにかけても無料になるため、通話用SIMとしても利用でき、サブ回線としてもおすすめです。
さらに、楽天エンタメコンテンツがお得に利用できたり、月間2GBまで海外データ通信がそのまま利用できるため、海外旅行や出張用に持っておくのも良い選択です。
楽天モバイル紹介キャンペーン
画像出典:楽天モバイル
キャンペーン名 | 楽天モバイル紹介キャンペーン |
終了日 | 終了日未定 |
条件 |
※初めて楽天モバイルに申し込む場合のみ対象 |
内容 |
|
詳細をチェック | 公式サイト |
楽天モバイル紹介キャンペーンは、紹介する側と紹介された側のどちらもポイントが受け取れるお得なキャンペーンです。
LINEやX(旧Twitter)などSNSなどで楽天モバイルを紹介する方法は以下のとおりです。
- QRコードを読み取る
- 楽天会員にログイン
- LINEやXなど各SNSにログインする
- 紹介したい友達を選択してメッセージ送信
このように、QRコードを読み込み楽天にログインするだけで紹介メッセージを送ることができるため、簡単に友達や家族におすすめすることができます。
紹介する方には7,000ポイントがプレゼントされますが、ポイントの進呈される時期は以下のとおりです。
- 紹介された方が楽天モバイル契約のためログインした月を起点として4ヶ月後と5ヶ月後末に2,000ポイント
- 6ヶ月後末に3,000ポイント
SNSを利用していなくても、メールやLINE、SMSで紹介することも可能です。
注意点としては、紹介された方がSTEP2でログインした月を起点として、4ヶ月後と5ヶ月後の末日頃にそれぞれ2,000ポイント、6ヶ月後の末日頃に3,000ポイントが、期間限定ポイントとして進呈されます。7,000ポイントはすぐにまとめてプレゼントされるわけではありません。
最強青春プログラム
キャンペーン名 | 最強青春プログラム |
終了日 | 未定 |
条件 | 以下の条件をすべて満たした楽天会員の方
|
内容 | 22歳以下のご契約者一人につき、毎月110円相当の楽天ポイント還元! |
詳細をチェック | 公式サイト |
楽天モバイルでは、「Rakuten最強プラン」を契約している22歳以下のユーザーを対象に、毎月110円相当のポイントを還元する「最強青春プログラム」が開始されています。
さらに、楽天モバイルが2月から提供している「最強家族プログラム」との併用も可能で、3GBの月額料金が実質月780円から利用できます。
料金プラン・プログラム | 月額料金(税込) |
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Rakuten最強プラン(3GB) | 1,078円 |
最強家族プログラム | -110円/月 |
最強青春プログラム | -110円/月(ポイント還元) |
計 | 858円 |
この料金は全キャリアの中でも最安で、よりお得な格安SIMを求める方には非常におすすめです。
さらに、このプログラムと一緒にGalaxy A23 5GとiPhone 15(128GB)の端末価格割引も実施されており、新しいスマホを始めるユーザーには最適な内容となっています。
端末 | 価格 |
---|---|
iPhone 15 (128GB) | 楽天モバイルへの申し込み&購入で20,000円引き定価:140,800円 → 131,800円48回払いで、2,745円/月 |
Galaxy A23 5G | 楽天モバイルへの申し込み&購入で20,000円引き定価:28,600円 → 26,400円48回払いで、550円/月 |
新しくスマホを持つ、使い始める学生におすすめのサービスですので気になる方はぜひチェックしてみてください。
【New】最強子どもプログラム
先日、楽天モバイルは12歳以下の子どもを対象としたお得なプログラムを開始しました。
このプログラムを利用すると、3GBまで利用する子どものユーザーには毎月440円のポイントが還元されます。
よって、12歳以下の対象ユーザーは3GB以内の利用で実質月額480円で利用できることになります。
楽天モバイルの評判に関する注意点
楽天モバイルの評判について、注意点は以下の2つです。
- 楽天モバイルはMNPワンストップ対応
- 電波や通信速度は場所によって異なる
楽天モバイルはMNPワンストップ対応
楽天モバイルはスムーズな乗り換えを可能にする『MNPワンストップ』に対応しています。
MNP予約番号の発行方法は各SIM会社によって異なるため、確認に手間がかかってしまう部分でしたが、MNPワンストップに対応していると、以前は必須だったMNP予約番号の発行手続きが不要となるのです。
以下が、楽天モバイルでのMNPワンストップ申し込みの流れです。
- 楽天モバイルにMNPで申し込む
- my 楽天モバイルの申し込み履歴から、電話番号の引き継ぎ申請をするボタンを押す
- 申し込み履歴内にある、MNP転入を開始するボタンを押して開通手続きを行う
これにより、乗り換え手続きがmy 楽天モバイルアプリで全て完結し、手軽に楽天モバイルに乗り換えることができます。
MNPワンストップ手続きに対応しているSIMサービス各社は以下のとおりです。
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- UQモバイル
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
電波や通信速度は場所によって異なる
楽天モバイルの通信速度や電波の繋がりやすさは場所によって異なるため注意が必要です。
建物内や地下などでは、繋がりにくくなったり、通信速度が遅くなったりすることがあります。これはプラチナバンドの有無と関連しています。
プラチナバンドは障害物があっても繋がりやすいですが、通信できるデータ容量が少ないため速度が遅くなることが弱点です。
ドコモ、au、ソフトバンクは、キャリアアグリゲーションという技術を使っているため、建物内や地下でも通信速度が速いです。
キャリアアグリゲーションは、複数の周波数帯を同時に利用することで通信速度や通信感度を向上させる技術です。
この技術により、通信端末がプラチナバンドを掴んだ場合でも、他の周波数帯も利用できるため、どのような場所でも繋がりやすく、安定した通信速度を実現しています。
楽天モバイルは、楽天回線でプラチナバンドに対応していないため、キャリアアグリゲーションが展開できていません。
繋がりにくい場所では、プラチナバンドで提供されるパートナー回線のau回線を使って通信しますが、プラチナバンドのみの通信になるため、通信速度が落ちてしまいます。
キャンペーンコード:2162
楽天モバイルの評判に関するよくある質問
ここでは楽天モバイルの評判についてよくある質問をまとめています。
- 楽天モバイルで身に覚えのない通信量が請求されたのはどうして?
- 楽天モバイルの店舗は郵便局にもありますか?
- 楽天モバイルはいつまで0円で使えましたか?
- 楽天モバイルは赤字でも大丈夫?
- 楽天モバイルの社債って何?
楽天モバイルで身に覚えのない通信量が請求されたのはどうして?
楽天モバイルで身に覚えのない通信量が請求されることがあります。
my 楽天モバイルアプリで月間の通信量を確認できますが、1GB未満しか使っていないつもりだったのに、月末に確認すると3GB以上使っていることがあると報告されています。
my 楽天モバイルアプリでは通信量しか確認できないため、詳細なデータ通信を確認したい場合はスマホの設定を開いてみましょう。
設定のデータ通信などの項目から、スマホにインストールされている各アプリごとの通信量が確認できます。
気づかないうちに通信していることもあるため、不要なアプリはアンインストールすることを検討してみてください。また、楽天モバイルでは通信量のほかに通話料が発生することがあります。
通話料が発生する原因は、楽天モバイル専用通話アプリ『Rakuten Link』を使用せずに通話してしまうことです。
Rakuten Linkを自分で開いて通話するときは問題ありませんが、Webページやアプリから電話番号を押して電話をかけると、通常の電話アプリに飛ばされることがあります。
そのまま気づかずに通話をしてしまうと通話料が発生するため、電話をかける際にはRakuten Linkが立ち上がっているかよく確認してください。
楽天モバイルの店舗が郵便局にもあるの?
楽天モバイルの店舗は郵便局にもあります。
2023年1月までは全国に約280店舗ありましたが、その後1月20日から4月末までに約80店舗に縮小されました。
この80店舗には、iPhoneを含むスマホの実機が豊富に設置されているため、楽天モバイルの契約を検討する上で郵便局で手軽に確認することができます。
郵便局の楽天モバイル店舗の縮小開始に伴い、全国約2万箇所の郵便局には楽天モバイルのパンフレットが設置されることになっています。
このパンフレットを使い、オンラインで楽天モバイルを申し込むこともできます。
楽天モバイルはいつまで0円で使えた?
楽天モバイルの旧プラン『Rakuten UN-LIMIT VI』では、月間データ通信量が1GB未満であれば月額0円で利用できました。
このプランは2021年4月に開始され、新規申し込み受付は2022年6月30日に終了していますが、2022年6月30日までにRakuten UN-LIMIT VIを契約した方は、2022年10月末まで実質無料で利用できました。
楽天モバイルが0円で利用できた時期には、通話専用SIMとして運用することで完全に月額0円にすることも可能だったこともあり、2022年4月には楽天モバイルの契約者数が500万人を突破しました。
しかし、楽天モバイル0円中止が発表されたのは2022年5月で、現在のプランと同様に3GBまで月額1,078円(税込)に変更されました。
この発表以降、楽天モバイルの契約者数は減少し、2022年12月末時点では449万人となり、約50万人のユーザーを失ったのです。
楽天モバイルの赤字は大丈夫?
楽天モバイルの赤字は、楽天回線の人口カバー率を上げるために基地局の増設が急がれた結果、巨額な先行投資が必要となったためです。
その結果、楽天グループ全体でも補いきれず、赤字が発生しています。
しかし、Rakuten最強プランによりパートナー回線を無制限にするためのauとの新しいローミング協定を結んだことで、基地局の増設費用を3年間で3,000億円削減しました。
楽天グループとしては、楽天市場や楽天銀行など好調な事業もあります。
楽天モバイルは、今後プラチナバンドの獲得が進めば状況が一転する可能性もあるため、現時点で大丈夫ではないと判断するのは時期尚早です。
楽天モバイルの社債って何?
社債とは、一般の事業会社が発行する債券のことを指します。
債券は発行体が投資家から資金提供を受ける代わりに、利子を満期まで支払い、満期には元本を返済します。
社債を発行することで、個人投資家を含めて広く資金を募ることができ、金融機関からの融資だけでなく、多額の資金調達が可能です。
楽天グループは、楽天モバイルの事業資金として個人向け社債を発行することを2023年1月に決定し、過去最大の2,500億円を募りました。
この社債は2年満期で年利3.3%という高金利であり、発売初日にほぼ完売するほど投資家から人気を集めました。このことから、楽天モバイルには多額の資金が集まり、今後のサービス拡充も期待されます。
楽天モバイルの評判まとめ
楽天モバイルで悪い内容の評判で多かったのは、電波が繋がりにくいことが多い、通信速度が遅いなど通信の不安定さに関することが多く見受けられました。
- 楽天モバイルの悪い評判で多い内容は電波の繋がりにくさや通信の不安定さ
- 良い評判は最強プランでパートナー回線も使い放題に改善、海外利用での便利さ
- パートナー回線は2026年まで、月額0円で利用できる期間は終了しているデメリット
- Rakuten Linkで通話し放題、キャンペーンの豊富さ、楽天経済圏などのメリット
- 快適、安定した格安SIMが使いたい方や5Gをどこでも使いたい方には楽天モバイルは向いていない
- データ通信無制限をなるべく安く使いたい方、海外でそのままスマホが使いたい方には楽天モバイルがおすすめ
以下が、この記事でおさえておきたいポイントです。
- 楽天モバイルの悪い評判で多い内容は電波の繋がりにくさや通信の不安定さ
- 良い評判は最強プランでパートナー回線も使い放題に改善されたことや、海外利用の便利さ
- パートナー回線は2026年まで、月額0円で利用できる期間は終了しているデメリット
- Rakuten Linkで通話し放題、キャンペーンの豊富さ、楽天経済圏などのメリット
- 快適、安定した格安SIMや全国どこでも5Gを使いたい方には楽天モバイルは向いていない
- データ通信無制限を安く使いたい方や、海外でそのままスマホが使いたい方には楽天モバイルがおすすめ
楽天モバイルは月間データ通信容量が無制限で月額3,278円(税込)と、他社にはない格安価格で利用できる特徴を持っています。
さらに、専用通話アプリ『Rakuten Link』を使えば通話し放題で、海外ローミングも月間2GBまで追加料金なしで利用でき、キャンペーンの豊富さなど多くのメリットがあります。
ゴリラ
2023年6月から開始された新プラン『Rakuten最強プラン』では、パートナー回線も使い放題になり、人口カバー率は99.9%に改善されました。
楽天モバイルのメリット・デメリットを把握し、上手く活用してお得に利用してみましょう。