「楽天モバイルが利用可能なエリアを確認したい」
「電波が悪い時や通信障害の時の対処法を知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
本記事では、楽天モバイルのエリアを確認する方法や電波が悪い時の対処法について解説していきます。
楽天モバイルはエリア内の場合、データ無制限を3,278円(税込)で利用することができます。そのため、大手キャリアのデータ無制限プランと比較してお得になっています。
楽天モバイルのエリアに関する実際の評判や口コミも紹介していきます。ぜひ最後までご覧下さい。
楽天モバイルのエリア
楽天モバイルの料金プランは月額1,078〜3,278円(税込)です。20GBを超えた後はデータ無制限で利用することができます。
楽天モバイルは、楽天回線エリアおよびパートナー回線(au回線)エリアのいずれであってもデータ無制限で利用可能です。
楽天モバイルのエリアは人口カバー率98%を突破しました。このエリア内でのデータ通信について、快適さはどうなのか気になりますよね。
- 楽天モバイルは基地局を持っている
- パートナー回線エリアとは
- 楽天モバイルのエリアは拡大予定
楽天モバイルは基地局を持っている
携帯電話やスマートフォンなどのモバイルサービスを提供しているキャリアは、MNOとMVNOの2つに分けられます。
MNOは自社の通信設備を利用しており、MVNOは他社の通信設備を利用しています。
一方でMVNOのは、MNOであるドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアと比較し、月額料金がお得である点です。
楽天モバイルは、自社の通信設備を利用しています。一方で対応できないエリアでは、au回線をパートナー回線として利用しています。
楽天モバイルは基地局の作成途中ということもあり、ドコモやau、ソフトバンクよりも対応エリアがやや少ないです。
また、楽天モバイルのエリア内でも通信が制限される場合があります。例としては、以下のような利用環境が挙げられます。
- パートナー回線エリアとの境界付近
- 大きな商業ビルなどの建物の中
- 地下
- トンネル等の電波の届かない場所
楽天モバイルのエリア内で通信が制限された場合でも、パートナー回線に接続されることで通信ができる可能性も。
楽天モバイルのエリアについては、サービスマップで詳細を確認できます。自分が利用している地域が楽天モバイルのエリア内になっているかどうか確認してみて下さい。
パートナー回線エリアとは
パートナー回線エリアとは、楽天モバイルを利用している方でもau回線に接続されるエリアのことを指します。
楽天モバイルには楽天回線のエリアとパートナー回線エリアの2つがあります。
楽天回線のエリアには自社の基地局があり、パートナー回線エリアにはau回線の基地局があります。
楽天モバイルはエリアを拡大中ですが、まだ全ての地域で楽天回線が利用可能というわけではありません。
パートナー回線エリア内にいる場合は、自動的にパートナー回線へ接続されます。
なお、楽天回線エリア内およびパートナー回線エリア内では、いずれもデータ無制限で通信を利用できます。
これまで、パートナー回線では5GBが限度となっており、容量を超えた場合は1Mbpsまで通信速度が制限されていました。
しかしそれが撤廃され、無制限で使用できるようになりました。
楽天モバイルで利用可能なパートナー回線のエリアはこちらも参考にご覧下さい。
楽天モバイルのエリアは拡大予定
楽天モバイルでは、自社の基地局のエリアをどんどん拡大しています。
自社の基地局が利用可能になると、これまでパートナー回線エリアだった地域でも、楽天モバイルのエリアです。
そもそもパートナー回線とは、楽天モバイルが自社の基地局を整備するまでの仮の措置であり、2026年9月末まで提供されるものです。
そのため、将来的には楽天モバイルのエリア内では楽天回線のみが提供されることになります。それに伴い、パートナー回線であるau回線は使用できなくなります。
楽天モバイルの基地局が整備された地域では、2026年9月末になる前にパートナー回線がすでに使用不可となっているようです。
パートナー回線のエリア内であっても、データ通信は容量を気にせずに無制限で利用することが可能です。
なお、楽天モバイルへ乗り換える場合の料金を知りたい方は、事前に料金シミュレーションを行うことをおすすめします。
楽天モバイルの料金シミュレーションがどこかわからない方は、楽天モバイルの公式サイトにアクセスしてみて下さい。
楽天モバイルのエリアの確認方法
ここからは、楽天モバイルのエリアを確認する方法について解説していきます。
- 楽天モバイルの4Gや5Gのエリアの確認方法
- パートナー回線の確認方法
- 契約前の楽天モバイルのエリアの確認方法
楽天モバイルのエリアについては、サービスマップ以外にも、利用している端末で確認することもできます。
楽天モバイルを契約する前に、楽天モバイルの電波を端末が拾えるかということを確認する方法も、以下の通りご紹介します。
楽天モバイルの4Gや5Gのエリアの確認方法
まずは、楽天モバイルの4Gや5Gのエリアの確認方法についてです。この確認のため、初めに公式サイトでサービスマップを確認して下さい。
楽天モバイルのエリアのマップから、自分のいる場所を探すことが可能です。
また、端末にどの回線が接続されているかという点も確認することができます。
楽天モバイルで接続中の回線エリアを確認するには、以下の2つの方法があります。
- Webで確認する
- アプリで確認する
どちらの場合も「my 楽天モバイル」から確認することが可能です。
確認の流れは、以下のとおりです。
- 「my 楽天モバイル」へログイン
- 利用中の契約電話番号を確認
- 契約電話番号の下に表示されている接続中の回線エリアを確認
接続中のエリアは以下の3通りで確認できます。
表示内容 | 詳細 |
---|---|
楽天回線エリア接続中 | 楽天回線エリアに接続中 |
パートナー回線エリア接続中 | パートナー回線エリアに接続中 |
エリア情報が取得できません | ネットワークが回線に接続されていない ※デュアルSIMで楽天モバイルを利用する際に、データ通信の設定を楽天モバイル以外にしている場合も表示される |
通信回線によって利用可能なデータ容量も異なるため、モバイルデータ通信を行う際は、通信回線を確認しておきましょう。
パートナー回線の確認方法
パートナー回線のエリアについては、楽天モバイルの公式サイトや、パートナー回線を提供しているKDDIの公式サイトから確認することが可能です。
なお、パートナー回線が終了する地域も確認することができます。そのため、なるべく楽天回線になっているかという点も確認しておきましょう。
利用している端末がどの回線に接続されているかという点について確認することもできます。
楽天モバイルで接続中の回線エリアを確認する方法には、以下の2つの方法があります。
- Webで確認する
- アプリで確認する
いずれの場合も、「my 楽天モバイル」から確認することが可能です。
- 「my 楽天モバイル」へログイン
- 利用中の契約電話番号を確認
- 契約電話番号の下に表示されている接続中の回線エリアを確認
接続中のエリアは以下の3通りで確認することができます。
表示内容 | 詳細 |
---|---|
楽天回線エリア接続中 | 楽天回線に接続中 |
パートナー回線エリア接続中 | パートナー回線に接続中 |
エリア情報が取得できません | ネットワークが回線に接続されていない ※デュアルSIMで楽天モバイルを利用する際に、データ通信の設定を楽天モバイル以外にしている場合も表示される |
パートナー回線のエリア内であっても、データ容量は無制限で使うことができます。
5GBを超えた際に通信速度が最大1Mbpsになってしまう容量制限は撤廃されたため、データの使い過ぎを気にせずに利用できるようになりました。
契約前の楽天モバイルのエリアの確認方法
楽天モバイル契約の前にエリアを確認したい場合は、以下の方法で確認できます。
- 公式サイトでサービスエリアを確認する
- 利用している端末が楽天回線を利用できるかどうか確認する
サービスエリアは楽天モバイル公式サイトで公開されています。
楽天モバイル契約前の端末であっても、楽天回線が利用可能かどうかを確認することができます。
総務省によると、楽天モバイルのようなモバイルサービスを行う基地局を持っている会社は、電気通信番号を使用しているようです。
楽天モバイルやドコモ、au、ソフトバンクが使用している電気通信番号は、以下のとおり。
キャリア | 電気通信番号 |
---|---|
楽天モバイル(楽天モバイル株式会社) | 44011 |
ドコモ(株式会社NTTドコモ/エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社) | 4401044013 |
au(KDDI株式会社/沖縄セルラー電話株式会社) | 440014405044051 440524405344054 |
ソフトバンク(ソフトバンク株式会社) | 440004402044021 441010441011441 012441013441014 441015441016441 017441018441019 |
電気通信番号は、端末の「設定」から確認することが可能です。
電気通信番号を確認する手順は以下のようになっています。なお、端末のOSによって一部異なる場合があります。
- 端末の「設定」
- モバイル通信やモバイルデータを選択
- ネットワークの選択
ネットワークの選択画面で「44011」または「Rakuten」などが表示されている場合は、楽天回線が繋がることを示します。
楽天モバイル契約の前に、楽天回線を利用できるのかという点を確認してみて下さい。
楽天モバイルのエリアで電波が悪い時の対処法
楽天モバイルのエリア内で電波が悪い時の対処法を解説していきます。
- 電波が悪い
- 圏外になってしまった
- エリア情報が取得できない
- エリア内なのにパートナー回線になってしまう
- 電波増幅器を使ってみる
電波が悪い
以下のような環境の場合、楽天モバイルのエリア内であっても電波が悪い可能性があります。
- パートナー回線エリアとの境界付近
- 大きな商業ビルなどの建物の中
- 地下
- トンネル等の電波の届かない場所
モバイルデータ通信は、利用する時間帯や環境が電波の質を左右します。
そのため、電波が通りづらい建物の中や地下の場合、電波が悪くなる可能性が高いです。
このような場合は、屋外や基地局が近いところに移動してみて下さい。
また、楽天モバイルのエリア外では、パートナー回線へ自動的に切り替わります。
パートナー回線のエリア内の場合も、楽天エリアと同じく、通信を無制限で利用することが可能です。
以前のようにデータ容量を気にせず、安心して利用することができます。
圏外になってしまった
電波が拾えない場合や圏外の場合には以下の対処法があります。
- Wi-Fiや機内モードのON/OFF
- モバイルデータ通信のON/OFF
- 本体を再起動
- SIMカードの抜き差し
- SIMを交換
- 楽天モバイルに問い合わせ
Wi-Fiや機内モード、モバイルデータ通信を切り替えるタイミングで、楽天回線の電波を拾える場合があります。
また、本体の再起動や、SIMカードを抜き差しすることも効果的です。
それでも電波の状況が良くならない時は、楽天モバイルご利用者様用電波改善・調査依頼からお問い合わせができます。
営業時間は9時から18時までと限られますが、順次対応をしてもらうことができます。
エリア情報が取得できない
楽天モバイルで接続中の回線エリアを確認した際に、「エリア情報が取得できません」と表示される場合があります。
これは、ネットワークが回線に接続されていないことを示しています。
楽天回線やパートナー回線のエリア外であることが原因として考えられます。そのため、楽天モバイル回線のエリア内に移動して下さい。
また、楽天モバイルをデュアルSIMで利用している場合に、データ通信の設定を楽天モバイル以外に設定している時もこのように表示されます。
デュアルSIMを使っている方は、SIMの設定を変更し、楽天モバイル回線への接続状況を確認してみて下さい。
エリア内なのにパートナー回線になってしまう
楽天モバイルのエリア外にいる場合は、自動的にパートナー回線に接続されます。
しかしながら、楽天モバイルのエリア内であるにも関わらず、パートナー回線に接続されてしまうこともあるようです。
楽天モバイルの動作保証端末でない場合は、楽天回線エリアに自動で切り替わらないことがあります。その点には注意して下さい。
モバイルデータ通信や機内モードのON/OFFを切り替えることで、改善される場合があります。また、端末を再起動することも効果的です。
以前とは異なり、パートナー回線であっても、データ通信が無制限で利用可能となりました。そのため、パートナー回線になることで支障が出ることは以前と比べてなくなりました。
電波増幅器を使ってみる
楽天モバイルでは、「Rakuten Casa」という小型室内アンテナ(フェムトセル)を提供しています。
自宅などの屋内に設置することで電波状況を改善するものです。
楽天モバイルのエリア外や圏外でも楽天モバイルの電波が入るため、快適に利用することができます。
しかし、「Rakuten Casa」には以下の3つのようなデメリットも考えられます。
- 対象の光回線の契約が必要
- 楽天モバイルが行う電波状況の調査結果により、利用の可否が決定される
- 屋内の湿気が少ない環境で、正面に遮蔽物のない硬く平らな場所に設置するなど、設置場所が限定される
「Rakuten Casa」の利用には、対象の光回線の契約が必要です。
Rakuten Casaの対象の光回線は、以下の通りです。
- 楽天ひかり
- ドコモ光
- SoftBank光
- ビッグローブ光
- OCN光
- ぷらら光
- So-net光プラス
- J:COM NET
- auひかり
- NURO光
- コミュファ光
- サイバーホーム
- BBIQ
- UCOM光 レジデンス
- e-mansion
楽天モバイルのメリットとして、データ無制限で利用できる点が挙げられます。しかしながら、自宅で光回線を接続する場合は、楽天モバイルのモバイルデータ通信は不要となります。
また、「Rakuten Casa」は誰でも利用できるわけではありません。楽天モバイルが行う電波状況の調査結果から利用の可否が決定されます。
ただし、複数の端末を光回線に接続する際や、時間帯などにより光回線の通信速度が遅い場合は、楽天モバイルのモバイルデータ通信が必要です。
そのような場合は、楽天回線を快適に利用することができる「Rakuten Casa」が便利です。
楽天モバイルのエリアに関する評判・口コミ
ここからは、楽天モバイルのエリアに関する評判や口コミを紹介していきます。内容は以下の通りです。
- 電波が悪い
- エリア内でも圏外になる
- 基地局が近いと速度が速い
- 田舎だと繋がりづらい
- 5G通信は快適
- エリアが拡大されている
電波が悪い
楽天モバイルのエリア内で電波が悪くなる場合には、以下のような状況が考えられます。
- パートナー回線エリアとの境界付近
- 大きな商業ビルなどの建物の中
- 地下
- トンネルなど、電波の届かない場所
特に、大きな商業ビルなどでスマホ決済を利用する際はデータ通信が必要であり、電波が悪いと不便と言えます。
また、カフェなどでゆっくり過ごす際にスマホが使用できないというのも不便です。
地下鉄などの公共交通機関や山道のトンネルなどでは、データ通信が利用できないことで連絡手段が限定されることがデメリットとなります。
そのほかにも、田舎で楽天モバイルを利用する場合はエリア外の可能性があり、この点もデメリットになることが予想されます。
なお、以上のような状況の際は、屋外や基地局の近くに移動することで改善される場合があります。
また、モバイルデータ通信やWi-Fiを切り替える際に、楽天回線の電波を拾えることもあるようです。
エリア内でも圏外になる
楽天モバイルのエリア内であっても、圏外になってしまうケースもあるようです。
このような場合は、以下のような対処法があります。
- Wi-Fiや機内モードのON/OFF
- モバイルデータ通信のON/OFF
- 本体を再起動
- SIMカードの抜き差し
- SIMを交換
- 楽天モバイルに問い合わせ
Wi-Fiや機内モード、モバイルデータ通信の切り替えをすることで、電波が繋がらないか試してみて下さい。
また、端末が不具合を起こしている場合もあるため、本体の再起動やSIMカードの抜き差しなども試してみましょう。
なお、移動しながら利用することでパートナー回線のエリア内になる場合もあります。
ただし、楽天モバイルのエリア外であっても、楽天モバイルで動作保証がされていない端末の場合は、パートナー回線への自動切替がうまく行われないことがあります。
基地局が近いと速度が速い
楽天モバイルは、自社の基地局の設置エリアを順調に拡大しています。
そのため、これまでは近くに基地局がなかった地域であっても、基地局が近くに設置されることで通信速度が快適になることが期待されます。
なお、楽天モバイルのエリアは、サービスエリアで確認可能です。
基地局が近くにある場合は、快適に楽天モバイルを使用できると言えます。ぜひお近くの基地局も確認してみて下さい。
なお、楽天モバイルの速度が気になる場合は、速度測定アプリ「my楽天モバイル」で測定することができます。
田舎だと繋がりづらい
その一方、人口が少ない田舎のような地域では、電波はあまり入らないようです。
なお、楽天モバイルのエリアは現在も拡大しており、基地局の設置も進めています。今後は通信回線が改善されていく可能性があります。
また、楽天モバイルのエリア外では、パートナー回線のau回線も利用することができます。
人口の多い都会には多くの基地局があり、通信回線は整備されています。
5G通信は快適
楽天モバイルは5G通信に対応しています。
4G通信と比較すると、5G通信の利用可能エリアは少ないですが、今後拡大されていく予定です。
5G通信の利用により、4G通信よりも快適な通信が可能となります。
実際に楽天モバイルの5G通信を利用している方の口コミからも、快適に利用できていることがうかがえます。
なお、楽天モバイル ホームルーターも5G対応です。
エリアが拡大されている
楽天モバイルのエリアは、順調に拡大されてきています。
このことから、今まで楽天モバイルの通信がスムーズにできなかった地域でも、今後は改善されることが期待できます。
また、楽天モバイルのエリア拡大に伴い、これまでパートナー回線だったエリアでも、2022年10月以降楽天回線への切り替えが一部地域では行われています。
楽天モバイルのエリアは、今後楽天回線のみの提供となるくらい拡大していくことが予想されます。
楽天モバイルのエリアに関するよくある質問
最後に、楽天モバイルのエリアに関するよくある質問について紹介していきます。よくある質問は以下の通りです。
- 契約前に楽天モバイルのエリアを確認できる?
- 楽天モバイルの電波はなぜ悪い?
- 楽天モバイルのエリア外の電波は?
- 楽天モバイルのパートナー回線はいつ終了する?
- 楽天モバイルを解約したいときは?
契約前に楽天モバイルのエリアを確認できる?
契約前でも楽天モバイルのエリアを確認することはできます。確認の方法は以下の通りです。
- 公式サイトでサービスエリアを確認する
- 利用している端末で楽天回線を利用できるかどうか確認する
公式サイトではサービスエリアを公開しています。これを活用して、自分の利用したい場所が楽天モバイルのエリア内であるかを確認することができます。
また、楽天モバイルに契約していない端末であっても、楽天回線の利用可否を確認することができます。
端末のOSによって一部異なりますが、大まかな確認の流れは以下の通りです。
- 端末の「設定」
- モバイル通信やモバイルデータを選択
- ネットワークの選択
端末の選択できるネットワークに、「44011」または「Rakuten」などが表示されている場合は楽天回線が繋がるということです。
楽天モバイルの電波はなぜ悪い?
基地局から端末への電波の届きやすさは、周波数帯によって異なります。
周波数の低い電波の場合、障害物を回り込んで電波が届くため、建物の中や基地局から少し離れた場所であっても快適に利用することができます。
このように携帯電話の周波数に適している周波数帯は、プラチナバンドと呼ばれることもあります。
なお、キャリアが使用している周波数帯については総務省が発表しており、周波数の低い周波数帯はドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアのみに割り当てられていることが分かります。
楽天モバイルでも、プラチナバンド(700MHz帯の基地局)を獲得したため、他社と比べて電波が悪いという問題は解消される見込みです。
楽天モバイルのエリア外の電波は?
楽天モバイルのエリア外では、パートナー回線の電波を利用することが可能です。
パートナー回線はau回線となっています。利用できるエリアは、「楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア」を確認して下さい。
楽天モバイルで動作確認済みの端末を使用している場合は、パートナー回線エリア内ではパートナー回線に自動的に切り替わります。
楽天モバイルのエリアはますます拡大しているため、これまでエリア外だった地域でも、今後はエリア内になることも期待できます。
楽天モバイルのパートナー回線はいつ終了する?
前述している通り、楽天モバイルのエリアはどんどん拡大中で、今後も拡大の見込みです。
2021年10月以降からはパートナー回線のエリア内であっても、一部の地域で楽天回線が利用できるようになるため、パートナー回線から楽天回線への切り替えが行われます。
元々パートナー回線は、楽天モバイルが基地局を整備するまでに行っている仮の措置であり、2026年9月末まで提供されるものです。
パートナー回線のエリア内であっても、パートナー回線の利用は2026年9月末までです。
ただし、楽天回線が利用可能となった地域では、2026年9月末よりも前にパートナー回線の提供は終了します。
楽天モバイルを解約したいときは?
楽天モバイルの解約に関しては、最低利用期間がなく、契約解除料や違約金等が発生しないため、いつでも解約が可能です。
解約の際には以下の点に注意して下さい。
- 月額料金は解約時点までのデータ利用量に応じて請求される
- 楽天回線の解約をしても、一部のオプションサービスは解約の対象にならない
- 「15分(標準)通話かけ放題」や「国際通話かけ放題」、「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」のオプション料金は日割計算されない
- 端末などの分割料金が残っている場合は、請求が続く
- 楽天ポイントなどのお得な特典が使えなくなる
- Rakuten Linkのデータは全て削除され、閲覧できなくなる
- 「楽メール」のメールアカウントやデータは、解約後31日間は削除されず保持される
解約する場合や、楽天モバイルから他社へ乗り換える(MNP)場合は、いずれも「my 楽天モバイル」から手続きを行うことが可能です。
他社へ乗り換える場合は、解約の手続きをすると電話番号の引き継ぎができないため、MNP予約番号を発行し、新しいキャリアの転入手続きを行って下さい。
新しいキャリアの回線に切り替えた時点で、楽天モバイルが解約されることになります。
楽天モバイルのエリアまとめ
楽天モバイルのエリアは拡大中であり、現在電波が悪い地域であっても今後は改善されることが期待されます。
なお、楽天モバイルのエリアは、サービスマップに加えて「my 楽天モバイル」でも確認することができます。
さらに、契約前の端末の設定からも、楽天回線の電波を利用できるかどうかを確認できるため、安心して申し込むことができます。
楽天モバイルのエリア外の場合は、パートナー回線が接続されます。こちらも楽天回線のエリア内と同様に、無制限で利用が可能です。
ゴリラ
パートナー回線の提供は2026年9月末までとなっているため、データ無制限で利用可能な楽天モバイルエリアの拡大に今後も期待できます。