iPhone SE(第3世代)は、使い慣れたデザインのまま中身だけを大幅に進化させた“コスパ重視”のモデルです。
最新のA15 Bionicチップを搭載し、処理性能や通信速度が向上しながら、ホームボタンやコンパクトなサイズ感はそのまま維持されています。
手持ちのiPhoneが古くなってきた方や、シンプルな操作性を求める方には特におすすめです。
本記事では、第2世代との違いや価格情報を含め、iPhone SE(第3世代)の魅力を詳しく解説します。
- iPhone SE(第3世代)は良くも悪くも、使い勝手はそのままに性能だけアップ
- 外見・サイズはそのまま、中身は最新チップが採用され、5Gにも対応
- ホームボタンが欲しい人、手持ちのiPhoneが限界!といった人におすすめ
型落ちのiPhone SE(第3世代)ではなく新型iPhoneが欲しいなら、iPhone16を安く買う方法をチェックしましょう。
\購入プログラム活用で機種代金が割引!/
iPhone SE(第3世代)のスペック
iPhone SE(第3世代)の総スペックを、以下の表にまとめました。
スペック | iPhone SE(第3世代) |
---|---|
容量 | 64GB 128GB 256GB |
サイズ | 横:67.3mm 縦:138.4mm 厚さ:7.3mm |
重量 | 144g |
ディスプレイ 解像度 | 4.7インチ Retina HD 1,334 x 750 326ppi |
最大輝度 | 625ニト |
リフレッシュ レート | 非公開 |
CPU | A15 Bionicチップ |
GPU | 4コア |
防水/防塵 | IP67 (水深1メートルで最大30分間) |
生体認証 | Touch ID (指紋認証) |
バッテリー容量 (ビデオ/音楽) | 最大15時間/ 最大50時間 |
SIM | デュアルSIM (nano-SIMとeSIM) |
機能 | ・Qiワイヤレス充電 ・Apple Pay |
iPhone SE(第3世代)は、手にフィットするコンパクトなボディに、iPhone 13と同じ高性能なA15 Bionicチップを搭載したモデルです。
処理速度やグラフィック性能も優れており、日常使いから軽いゲーム、動画編集まで快適にこなせます。
IP67の防水・防塵性能やTouch IDによる指紋認証、Qi規格のワイヤレス充電、Apple Pay対応など、実用性の高い機能も充実しています。
性能と使いやすさ、価格のバランスに優れた1台です。
iPhone SE(第3世代)はココが変わった

iPhone SE(第3世代)は何が変わったのか、第2世代との違いをまとめると以上のとおりです。
見た目もサイズも第2世代とほぼ同じですが、チップが最新になって、5Gに対応になりました。
第2世代より価格は8,000~10,000円ほど高くなっているなど、他の変更点も詳しく見ていきましょう。
A15 Bionicを搭載
チップはiPhone 13シリーズと同じ「A15 Bionic」を搭載していて、ゲームアプリもサクサクこなせるスペックです。
負荷の大きい3Dゲームなどをプレイするなら、最新チップが使えるのは非常に大きなメリットになります。
iPhone SE(第2世代)のチップは「A13 Bionic」なので、負荷のかかるゲームだと操作中にラグが発生してしまうこともあります。
iPhone SE(第3世代)なら、最高画質でもスムーズにプレイできるので、ゲーム専用スマホとしても長く使いやすいです。
逆に言うと「とりあえず普通にプレイできればOK」なら、第2世代で十分かもしれません。

スマゴリ
iPhone SE(第2世代)はApple公式を始め、各キャリアでも終売していることもあるため、今後は中古店などでの購入が中心になります。
5Gに対応
iPhone SE(第3世代)は、新たに5G通信に対応しました。
対応エリア内ではより高速かつ安定した通信が可能となり、動画のストリーミングやアプリのダウンロードも快適に行えます。
外観デザインは従来モデルと大きな変化はなく、iPhone 6時代から変わらずコンパクトで扱いやすい形状です。
現時点で5Gエリア外に住んでいても、今後のエリア拡大や端末の長期利用を考えると、5G対応機種を選んでおくことは将来的な安心につながります。
長く使えるスマートフォンを検討している人にとって、5G対応になったことは大きな進歩です。
チップ性能の向上で写真の質が向上
iPhone SE(第3世代)では、最新のA15 Bionicチップが搭載されたことで、画像処理性能が大幅に向上しています。
写真の色味や明暗のバランスなどが自然に表現され、従来モデルに比べて一段と美しい写真を撮影できるようになりました。
ナイトモード(夜景モード)には対応していないため、暗所での撮影にはやや限界がありますが、日中や明るい場所であれば、上位モデルにも迫るクオリティの写真が期待できます。
カメラ性能を重視で、特に日常のスナップ撮影やSNS投稿などであれば、十分な画質です。
カラーに細やかなアップデート
iPhone SE(第3世代)のカラーバリエーションは、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの3色です。

iPhone SE(第2世代)のカラーは以下の画像を参考にしてください。

カラーはブラック、ホワイト、(PRODUCT)REDの3色です。
カラー名は変わっていますがバリエーションは同じで、iPhone SE(第3世代)の色味の方が、わずかに色の深みがプラスされました。
どちらも大きな変化はないため、同じようなカラーを希望していた人にとっては安心です。
バッテリー持続時間が2時間分アップ
iPhone SE(第3世代)のバッテリー持ちは「最大15時間のビデオ再生」が可能で、第2世代に比べ、2時間長くなリマした。

「最大15時間のビデオ再生」は、iPhone 12 miniと同ですが、iPhone SE(第2世代)と同様、バッテリーは弱点です。
「ライトに使って毎日充電」なら問題ないです、YouTubeや動画再生時間が長い人は最新のiPhoneシリーズを検討しましょう。
しかし、現在iPhone 8などの数年前のシリーズを使っている人なら、iPhone SE(第3世代)に機種変更すると今よりはバッテリーへの心配が軽減されることは間違いありません。
自分が使用しているスマホのバッテリー持ちを一度振り返ってみてください。
本体価格が前モデルより上昇
iPhone SE(第3世代)の価格は、最安モデルの64GBモデルで比較して約8,000円値上げしています。
第2世代が安かったこと、性能を考えると割安なことは間違いないですが、価格上昇してしまった事実は懸念点です。
価格の詳細は記事の最後で紹介します。
【評判】ホームボタンが欲しいからiPhone SE(第3世代)

ユーザーの評判を調べると、iPhone SE(第3世代)でも引き続き使える「ホームボタン」に関するものが目立ちます。
iPhone SE(第3世代)を求める人々の理由として、コンパクトで軽いという理由の他に、ホームボタンがあることに魅力を感じているのが印象的でした。
ホームボタンがあることで、簡単に初期画面に戻れるなど操作が簡単なため、目が見えにくい高齢者にも使いやすいといったメリットもあります。
現在のiPhoneシリーズにホームボタンはほとんどありませんが、ホームボタンを重視している人にとってiPhone SE(第3世代)は愛用したいスマホと言えます。
iPhone SE(第3世代)の価格・キャンペーン情報

- iPhone SE(第3世代)の価格一覧
- 返却型プログラムで「最大半額」まで負担減
最後に、iPhone SE(第3世代)の価格・キャンペーンの情報を見ていきましょう。
各キャリア、アップル公式での価格は以下の表を参考にしてください。
iPhone SE (第3世代) | 64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|---|
ドコモ | 65,230円 | 75,097円 | 94,248円 |
au | 70,935円 | 82,190円 | 103,415円 |
ソフトバンク | 73,440円 | 81,360円 | 99,360円 |
楽天モバイル | 64,000円 | 70,900円 | 85,900円 |
UQモバイル | ー | ー | ー |
ワイモバイル | 73,440円 | 81,360円 | 99,360円 |
Apple公式 | ー | ー | ー |
2025年4月現在は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・ワイモバイルにてiPhone SE(第3世代)を購入できます。
UQモバイルやApple公式サイトでiPhone SE(第3世代)の販売は行われていませんでした。
表の値段は本体価格ですが、各キャリアには最大半額免除などの定期キャンペーンが開催されているところが多いです。
キャリア契約した方が、より安全に安く購入できることがあるので、希望の店舗へ問い合わせてみてください。
返却型プログラムで「最大半額」まで負担減
- ドコモ
いつでもカエドキプログラム+
いつでもカエドキプログラム
:約40〜50%程度免除 - au
スマホトクするプログラム:約45〜70%程度免除 - ソフトバンク
新トクするサポート:約45〜80%免除 - 楽天モバイル
買い替え超トクプログラム:50%免除 ※要手数料3,300円
4キャリアはそれぞれで、2年後の返却を条件に、負担額が半額ほどに抑えられる返却型プログラムが用意されています。
いずれも3万円前後の負担額でiPhone SE(第3世代)が購入可能なので、とにかく負担を抑えたい人はこちらを検討してみてください。
iPhoneSE(第2世代)/8以前から第3世代はアリ?
iPhoneSE(第2世代)、またはiPhone 8より前の端末を使用している人にとって、第3世代に切り替えは非常におすすめです。
- 今よりもコスパが良くて最新のチップが欲しい
- 5Gの通信を使いたい
- 既にバッテリー持ちが悪くなってきている
現状特に困っていなければ買い替え不要ですが、上記の項目に該当するなら買い替えた方がより快適にiPhoneを使っていけます。
「何となく新しい機種が欲しい」という気持ちであれば、iPhone 16シリーズなどの最新端末を選びましょう。
第3世代と比べても圧倒的にカメラの性能も向上し、画面も大きくなります。
コンパクトさと性能の良さを重視するなら、第3世代以外にiPhone 13 miniなど手頃なサイズのものもあります。

スマゴリ
ただし、iPhone 8よりも前の機種を使っているなら、第3世代だとコスパも良く性能的にも十分使っていけるので、積極的に乗り換えを検討してみてください。
まとめ
iPhone SE(第3世代)は、過去の筐体を使いまわしていて外見はそのままですが、中身は最新チップ・5G対応に進化しています。
少し値上げされましたが、ハイエンドな処理性能で長く使えるので、コスパは相変わらず抜群で使い勝手はそのままに、お手頃価格で最新スペックが使えます。
ホームボタンが欲しい方、手持ちのiPhoneに限界を感じてきた人は、ぜひ検討してみてください。