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いまからiPhone SE(第2世代)を買うのってアリ……?
国内におけるiPhoneの価格が高騰するなか、中古や型落ち、認証品など、割安に買えるiPhoneが注目されており、その中でもiPhone SE 2(iPhone SE 第2世代、2020年発売)は今でも人気端末のひとつです。
そこでこの記事で、2023年の視点からiPhone SE(第2世代)のスペックを改めて振り返り、どんな人にはアリで、どんな人にはナシか?をお伝えします。
- iPhone SE(第2世代)は画面の小ささ、5Gが使えない点は少し不便だが、そこさえ気にならなければ、今でもアリな機種
- 第3世代のiPhone SEとのスペック差が少なく、中古なら2万円代で購入できるため、コスパ的には最高水準
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iPhone SE(第2世代)のスペック
iPhone SE(第2世代)は、2020年に発売し、2022年3月に第3世代のiPhone SEが登場するまで、販売されていました。
後継機となるiPhone SE (第3世代)と、最新機種であるiPhone 14と、スペックを比較した表がこちらです。
スペック | iPhone SE(第2世代) | ||
---|---|---|---|
容量 | 64GB 128GB 256GB | ||
サイズ | 横:67.3mm 縦:138.4mm 厚さ:7.3mm | ||
重量 | 148g | ||
ディスプレイ 解像度 | 4.7インチ IPS液晶 1,334 x 750 326ppi | ||
最大輝度 | 625ニト(標準) | ||
チップ | A13 Bionicチップ 6コアCPU 4コアGPU 8コアNeural Engine | ||
防沫/耐水/防塵 | IP67 (水深1メートルで最大30分間) | ||
バッテリー容量 (ビデオ/音楽) | 最大13時間/40時間 | ||
充電 | ・約30分で50%(18W) ・ワイヤレス:最大7.5W | ||
SIM | ・nano-SIM+eSIM | ||
生体認証 | Touch ID (指紋認証) | ||
決済 | Apple Pay | ||
安全 | ・緊急SOS | ||
通信 | 4G |
▼カメラスペック比較▼
カメラ | iPhone SE(第2世代) | |
---|---|---|
画素数 ƒ値 | ・メイン:1,200万画素・ƒ/1.8 | |
光学ズーム | ー | |
デジタルズーム | 最大5倍 | |
手ブレ補正 | 光学式手ぶれ補正 | |
ナイトモード | ー | |
フォトグラフィ スタイル | ー | |
ビデオ シネマティックモード | ー | |
ビデオ アクションモード | ー | |
ビデオ 光学ズーム | ー | |
ビデオ デジタルズーム | 最大3倍 | |
TrueDepthカメラ (フロントカメラ) | ・700万画素 ・ƒ/2.2 |
パッと見た感じ、iPhone SE(第3世代)とは大差がないなぁという印象を受けます。
実際に、iPhone SE(第2世代)から第3世代に買い替えても、違いがわからないという声はよく聞きます。
iPhone 14は価格が2倍ほど違うので、各スペックに差が出るのも頷けます。
iPhone SE(第2世代)の現在の価格は?どこで買える?
2023年現在、iPhone SE(第2世代)を新品で入手するのは難しいでしょう。
Apple公式をはじめ、ドコモやauなどの大手キャリアでも終売しており、基本的には中古ショップやフリマアプリなどで購入することになります。
当サイトでは品質が高く安全なイオシスをおすすめしています。
中古スマホは使用感や傷の状態を「ランク」で分類します。
iPhone SE(第2世代)はどんな端末だった?当時アピールされた特徴やメリット
ここでは改めて、iPhone SE(第2世代)がどんな機種だったのか、復習していきます。
発売当時は以下のような部分がアピールされ、話題になりました。
- 初代と比べて大きくなった
- ホームボタンが復活
- 価格の安さが魅力
初代iPhone SEと比べて大きくなった
iPhone SEシリーズは、2016年に初代が発売されました。
ディスプレイサイズは4インチ。「片手で使える」「ちょうどいい大きさ」でiPhone SEには根強い人気があり、その2代目ということで期待されました。
しかし発表されたiPhone SE(第2世代)の筐体はiPhone 8をベースにした4.7インチ。
「思ったよりも大きい」というガッカリしたユーザーの声が多かったのも事実です。
それでも、当時最新だったiPhone 11(5.8インチ)よりは一回り小さく、これはこれで受け入れられました。
しかし、その後もジワジワとスマホの画面は大型化を続け、4.7インチのSE(第2世代)のサイズは、今では十分に小型と言えます。
ホームボタンが復活
iPhone SE(第2世代)は、実に3年ぶりのホームボタン付きのiPhoneとして、多くのユーザーを喜ばせました。
- iPhone 8シリーズ(2017年9月):あり
- iPhone X(2017年11月):なし
- iPhone XR、XSシリーズ(2018年):なし
- iPhone 11シリーズ(2019年):なし
- iPhone SE(第2世代、2020年):あり
先述のように、iPhone SE(第2世代)は3年前のiPhone 8の筐体を再利用したので、ホームボタンもそのまま残ったかたちです。
iPhone SE(第2世代)の発売で「待ってました!」「やはりホームボタンは落ち着く!」という声が多く聞かれました。
価格の安さが魅力
iPhone SE(第2世代)の発売時の4万円台という価格は大きなインパクトがありました。
その直前に発売されていたiPhone 11は、一番安いモデルでも74,800円で、単純に3万円も安い設定でした。
いまiPhone SE(第2世代)を買うデメリットは?
iPhone SE(第2世代)は、Appleのサポートが2027年ごろまで続くと予想されるので、2023年に購入しても、3〜4年は使える可能性が高いです。
今から購入しても特に不便することはなさそうです。
とはいえ、2023年の視点でiPhone SE(第2世代)を買うデメリットを解説します。
画面が大きくない【動画視聴、読書には不向き】
現在のiPhoneの通常ラインのモデルは6インチ以上です。最新のiPhone 14、14 Plusと並べると、どうしても画面の小ささが気になります。
- 動画(Netflix、YouTubeなど)
- SNS(インスタグラム、TikTokなど)
- 電子書籍、マンガ、雑誌
- ゲーム
このようなコンテンツの閲覧は、画面が大きい方が見やすいです。
一方、「LINE」「電話」「音楽」などは、画面の大きさがそこまで重要ではありません。
これらがメインの場合はiPhone SE(第2世代)でも全く問題ありません。
また、iPadのようなタブレットを持っているなら、動画や読書はそちらで任せてしまい、iPhoneは小さいものを選ぶ、という考え方もできます。
最新のゲームは快適ではないかも
最新のiPhone 14のチップ(CPUなどを含む、スマホの脳みそ部分)は「A15 Bionicチップ」で、iPhone SE(第2世代)は「A13チップ」という2世代前のチップです。
- 3D
- 高速のアクション
- 綺麗なグラフィック
- リアルタイムのオンライン通信
- 複数人数が参加
これらのゲームをiPhone SE(第2世代)でプレイすると、カクつきを感じたり、細部までグラフィックが描かれない可能性があります。
最新のゲームは、スマホの処理性能が高いことを前提に作られています。
最新スマホゲームを本気でやり込みたい場合は、iPhone SE(第2世代)はおすすめできません。
逆に、ほとんどゲームをしない方、ガチでプレイしていない方は、iPhone SE(第2世代)でも十分かと思います。
5Gが使えない【まだほとんど気にならない】
iPhone SE(第2世代)は5G電波に対応していません。
5Gとは、現在主流の4G LTEに取って代わる、第5世代の電波のことです。
2023年現在、最新スマホの多くは5Gに対応しており、5G対応エリアも広がっています。
とはいえ「5Gじゃないと遅くてイライラ!」というレベルに達するまでは、もう少し時間がかかりそうです。現状、4G電波で不便しません。
直近のiPhone SE(第2世代)の口コミ
2023年時点にiPhone SE(第2世代)を購入した方の口コミをいくつかチェックしてみましょう。
どの方もiPhone SE(第2世代)を購入して満足されている印象です。
まとめ:iPhone SE(第2世代)は隠れたコスパトップ機種
iPhone SE(第2世代)はイオシスなどで2万円台で購入でき、型落ちiPhoneの中では最安レベルです。
それでいて、できることは最新iPhoneとほとんど変わらない(カメラは大きく異なりますが)ので、大画面不要派にはおすすめ機種です。
「機種変更したいけど、いまちょっと金欠!」という方は、ぜひ検討してみてくださいね。