「iPhoneの機種変更したいけどやり方がわからない」
「新しい機種に変更した後も、これまで利用していた各種サービスをそのまま使いたい」
iPhone16の発売に伴い、iPhone 15の値下げやiPhoneの投げ売りが始まっています。
この記事ではiPhoneで機種変更するやり方と各種利用中のサービスを引き継ぐ方法を詳しく解説します。
新型iPhoneが欲しい人は、iPhone16を安く買う方法も一緒にチェックしてください。
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iPhoneの機種変更とデータ移行を自分でやる4つの方法
iPhoneで機種変更とデータ移行を実施するにあたって、自分で実施する方法は下記の4つです。
- クイックスタート
- iCloud
- iTunes
- キャリアのアプリ
クイックスタートとは新しい機種へ古い機種から直接データを移行する方法です。
クイックスタートではデータをバックアップする必要がありません。iCloudを使用する場合は、いったんデータのバックアップを取得してから移行を実施します。
バックアップ取得後に移行するので、万が一移行時にデータが破損しても復元することが可能です。
ドコモ・au・ソフトバンクのいわゆる3大キャリアを契約している方については、各キャリアが提供しているアプリを使用することで機種変更やデータの移行が行えます。
上記いずれかの方法でデータを移行する方法がわかれば、安心してiPhone16を予約できます。
クイックスタートで機種変更するやり方
iPhoneからiPhoneへのデータ移行する方法には、クイックスタートを使用した手法があります。
新しいiPhoneと古いiPhoneを並べて画面の案内に沿って手続きすることで、ワイヤレスでデータの転送が行えます。
クイックスタートを使用した機種変更手順は以下の6つです。
- Apple IDとパスワードを準備する
- 古いiPhoneと新しいiPhoneを並べる
- 古いiPhoneで新しいiPhoneの画面を読み取る
- 新しいiPhoneにパスコードを入力する
- Face IDやSiriなどの生体認証を設定する
- データを転送する
各手順について具体的な作業を下記にまとめましたので、実際にデータ移行する際の参考にしてください。
①Apple IDとパスワードを準備する
まずは、Apple IDとパスワードが必要になるのでご確認ください。
古いiPhoneから新しいiPhoneにデータ引き継ぎをする際に不可欠になります。
パスワードが思い出せない場合には、下記の手順でリセット可能です。
- ホーム画面の「設定」をタップ
- 「自分の名前」→「パスワードとセキュリティ」を順番にタップ
- 「パスワードの変更」をタップ
- パスコードを入力する
- 画面jに表示される案内に沿って変更する
②古いiPhoneと新しいiPhoneを並べる
古いiPhoneと新しいiPhoneを並べてください。
古いiPhoneに、クイックスタート画面が表示されるので「続ける」をタップします。
すると、新しいiPhoneに青い球体のアニメーションが表示されます。
Bluetoothがオフの場合、旧iPhoneに「続ける」ボタンが表示されないので予めオンにしておきましょう。
③古いiPhoneで新しいiPhoneの画面を読み取る
新しいiPhoneに青い球体のアニメーションが表示されたら、古いiPhoneのカメラを使用してスキャンを行ってください。
スキャンすると、古いiPhoneの画面に「新しいiPhoneの設定が完了」と表示されます。
④新しいiPhoneにパスコードを入力する
続いて新iPhoneでパスコード入力の画面が表示されます。
こちらには古いiPhoneで使用していたパスコードを入力します。
⑤Face IDやSiriなどを設定する
続けて、新しいiPhoneの設定手続きを実施します。
Face IDまたはTouch ID、Siriといった設定画面が表示されるので、画面の表示に沿って設定を実施します。
⑥データを転送する
各種設定が完了することで「データを転送」というメッセージが表示されます。
画面上の「iPhoneから転送」をタップしてください。
すると古いiPhoneから新しいiPhoneへデータが転送されるので、完了するまでしばらく待機します。
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iCloudで機種変更するやり方
iCloudを用いた機種変更およびデータ移行を実施する方法もあります。
iCloudを用いた機種変更手順は下記の通りです。
- 古いiPhoneでデータのバックアップをとる
- 新しいiPhoneで画面の指示に従って進める
- 新しいiPhoneで「iCloudバックアップから復元」をタップする
- iCloudへサインインする
- 復元が終わるまで電源とWi-Fiの接続を切らずに待つ
①古いiPhoneでデータのバックアップをとる
まずは古いiPhoneでデータバックアップを取得します。
バックアップの取得方法は下記の通りです。
- 「設定」→「自分の名前」の順にタップする
- 「iCloud」→「iCloudバックアップ」をオンにする
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
通常であれば上記の方法でバックアップが取得できます。
しかし古いiPhoneのストレージ容量が15GBより多い場合は、下記で紹介する手順でiCloudの一時利用を活用しましょう。
- 「設定」→「一般」の順にタップする
- 「転送またはデバイス名をリセット」をタップ
- 「新しいiPhoneの準備」の「開始」をタップ
- 「バックアップをオンにして転送」をタップ
- iCloudストレージ利用の案内が画面に表示されるので「続ける」をタップ
②新しいiPhoneで画面の指示に従って進める
古いiPhoneのバックアップが取得できたところで、新しいiPhoneの準備を開始します。
新しいiPhoneの電源を入れると画面に各種設定の案内が表示されます。
画面の案内通りに作業を進め、Wi-Fiとの接続も忘れず行ってください。
③新しいiPhoneで「iCloudバックアップから復元」をタップする
Wi-Fiの設定を行うと「Appとデータ」が表示されます。
その中の「iCloudバックアップから復元」というメニューを選択してください。
④iCloudへサインインする
以下の手順でiCloudにサインインし、データ移行の手続きを完了させます。
- Apple IDとパスワードを入力する
- 「バックアップデータ」をタップ
- 「続ける」もしくは「手動でアップデートをインストール」をタップ
- 画面の案内に沿って設定を進める
- 復元完了
⑤復元が終わるまで電源とWi-Fiの接続を切らずに待つ
古いiPhoneからiCloudにバックアップされたデータが新しいiPhoneに復元されるので、作業完了まで待ちましょう。
ただし、注意点として、すべての手順が完了するまでWi-Fiと電源は接続したままの状態にしておきましょう。
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iTunesで機種変更するやり方
iTunesを用いて機種変更を行う方法もあります。
iTunesで機種変更およびデータ移行を実施する場合、下記の手順に沿って進めてください。
- パソコンにiTunesをインストールする
- パソコンでiTunesを起動する
- パソコンと古いiPhoneを接続する
- iTunesでデータのバックアップをとる
- パソコンに新しいiPhoneを接続する
- バックアップを復元する
①パソコンにiTunesをインストールする
お手持ちのパソコンにiTunesをインストールされていないのであれば、インストールを済ませましょう。
Apple公式サイトからソフトウェアのダウンロードおよびインストールが可能です。
②パソコンでiTunesを起動する
iTunesがインストールできたら、パソコンでiTunesを起動してください。
ここからはパソコンとiPhoneの接続用にLightning-USBケーブルが必要になります。
データ移行や機種変更はケーブルがないとできないので、忘れずに用意してください。
③パソコンと古いiPhoneを接続する
iTunesが起動できたら、Lightning-USBケーブルでパソコンと古いiPhoneを接続します。
接続するとメニューバーに、iPhoneマークが表示されます。
iPhoneのアイコンをクリックします。
④iTunesでデータのバックアップをとる
「バックアップ」メニュー内の「今すぐバックアップ」を選択してください。
古いiPhone内の保存されているデータが、iTunesにバックアップされます。
しばらく待機することで、画面上にAppleマークが表示されます。
これで、バックアップの取得作業は完了です。
「バックアップ」メニュー内に表示される「最新のバックアップ」のデータが今日になっていれば、バックアップが正しく取得されていることになります。
⑤パソコンに新しいiPhoneを接続する
ここで古いiPhoneをケーブルから切り離してください。
パソコン画面の左上に「編集」メニューがあります。
メニュー内の「環境設定」をクリックし、「デバイス」メニュー内の「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」のボックスをチェックしましょう。
「OK」をクリックして、パソコンと新しいiPhoneをケーブルで接続してください。
⑥バックアップを復元する
最後に、新しいiPhoneでデータ復元を行います。
データ復元手順は下記の通りです。
- iPhoneマークをクリックする
- 「バックアップ」→「バックアップを復元」の順にクリックする
- 復元するバックアップを選択し「OK」をクリックする
- 復元完了
復元が完了すると、新iしいPhoneが再起動します。
再起動が完了するとパソコンとの同期作業が開始されます。
同期が完了するまでは、パソコンと新しいiPhoneを接続しているケーブルを抜かないように注意してください。
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3キャリアが提供するスマホアプリで機種変更するやり方
3キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクでiPhoneの機種変更を実施する場合、店舗にて手続きすることも可能です。
しかしタイミング次第では混雑のため、機種変更にかなりの時間を要する場合もあります。
ですが、3大キャリアの場合は、データ移行用のための専用アプリを提供しています。
こちらを使用すれば、自分でも機種変更することが可能です。
本項では下記の3大キャリアについて、それぞれの専用アプリを使用した機種変更の手順について解説していきます。
- ドコモユーザーの場合
- auユーザーの場合
- ソフトバンクユーザーの場合
ドコモユーザーの場合
ドコモユーザーであれば、ドコモデータコピーを使用してのデータ移行および機種変更が可能です。
ドコモデータコピーの場合、下記のデータ移行が可能です。
- 電話帳
- スケジュール/メモ
- 画像
- 動画
+メッセージや音楽データの移行も可能ですが、Android限定のためiPhoneには対応していません。
データ移行時の手順は下記の7つの手順です。
- 「はじめる」をタップ
- 古いiPhoneは「今までのスマートフォン」、新しいiPhoneの「新しいスマートフォン」をタップ
- 新旧それぞれで「iPhone/iPad」をタップ
- 古いiPhoneの「読み取り」をタップ
- 新しいiPhoneにQRコードが表示されるので古いiPhoneで読み取る
- 古いiPhoneで移行したいデータにチェックを入れ、「次へ」をタップ
- データ移行完了のメッセージが表示されたら、古いiPhoneは「トップに戻る」新しいiPhoneは「次へ」をタップ
auユーザーの場合
auはクイックスタートと呼ばれるデータを直接転送可能なサービスを提供しています。
クイックスタートを使用して機種変更する場合、Wi-Fiを使用してインターネットに接続します。
そのためWi-Fi環境のあるところで、作業を進める必要があります。
データ移行および機種変更時の手順は、下記の11個の手順です。
- 新しいiPhoneのホームボタンを押し、ロックを解除
- 新しいiPhoneの言語と地域を指定する
- 新しいiPhoneのクイックスタート画面を起動する
- 古いiPhoneに「新しいiPhoneを設定」画面が立ち上がるので「続ける」をタップ
- 新しいiPhoneの青い丸のイメージ画像を古いiPhoneのカメラの円の中に持ってくる
- 新しいiPhoneに古いiPhoneのパスコードを入力する
- 新しいiPhoneでTouchIDの設定をする
- 新しいiPhoneの「転送開始」ボタンをタップ
- 新しいiPhoneに利用規約が表示されたら「同意する」をタップ
- データ転送が開始されるので、完了したら各新旧iPhoneの「続ける」をタップ
- 新しいiPhoneの「さあ、はじめよう!」をタップしたらデータ移行は完了です
ソフトバンクユーザーの場合
ソフトバンクの機種変更は「かんたんデータコピー」という機能を提供しています。
iPhoneのデータをアプリを使用して他の機種へ簡単にコピーできるサービスです。
iPhoneからiPhoneへ機種変更する際には、下記のデータ移行が可能です。
- 電話帳
- 写真(※)
- 動画
- カレンダー
※コピー先がiOS9またはiPhone 12 Pro Max/iPhone 13 から iOS 11に移行する場合、Live Photosファイルは静止画としてコピーされます。
機種変更に際しての手順は下記の23個の手順です。
- 「かんたんデータコピー」を選択
- 「はじめる」をタップ
- 「利用規約に同意する」にチェックを入れ「次へ」をタップ
- 記載内容を確認のうえ、「権限許可へ」をタップ
- 「かんたんデータコピーが連絡先へのアクセスを求めています」というポップアップが出現するので「OK」をタップする
- 「かんたんデータコピーにカレンダーへのアクセスを求めています」というポップアップが出現するので「OK」をタップ
- 「すべての写真へのアクセスを許可」をタップ
- 「コントロールセンター」を開き「Bluetooth」のアイコンをタップ
- ポップアップが出現するので「OK」をタップ
- アプリの操作画面に戻り「Wi-Fi/Bluetoothを設定した」をタップする
- 「次へ」をタップ
- 「iPhone→iPhone」を選択
- 「次へ」をタップ
- 新旧iPhoneの準備ができたら「次へ」をタップ
- 「両方ともこの画面になった」をタップ
- 古いiPhoneは「今までの端末」、新しいiPhoneは「新しい端末」を選択し「次へ」をタップ
- 古いiPhoneは「カメラ起動」新しいiPhoneは「QR表示」をタップ
- 古いiPhoneの「OK」をタップする
- 新しいiPhoneに表示されているQRコードを古いiPhoneのカメラで読み取る
- 古いiPhoneに「端末の接続に成功しました」と表示されたら「OK」をタップ
- 古いiPhoneでデータ移行するものにチェックを入れ、「本体データの選択完了」をタップ
- 古いiPhoneの「コピー開始」をタップ
- 古いiPhoneに「データの送信を完了しました」、新しいiPhoneに「データのコピーが完了しました」とメッセージが表示されれば完了です。
iPhoneの機種変更前にやるべきこと一覧
iPhoneの機種変更を実施する前にやるべきことが何点かあります。
もしやらない場合、古いiPhoneで利用できていた機能などが新しいiPhoneで利用できなくなる可能性があります。
具体的にやるべきことについて、下記の5つのポイントとしてまとめました。
- LINEの引き継ぎ設定を行なう
- モバイルSuicaの引き継ぎ設定を行なう
- 各種サービスのIDやパスワードを控える
- iOSを最新版にアップデートする
- 新しいiPhoneのデータ容量を確認する
機種変更する前に具体的に何をすればいいか、下記で詳しく解説していきます。
LINEの引き継ぎ設定を行う
LINEをはじめとして、普段使用しているアプリにて引き継ぎ設定を実施しましょう。
アプリによっては再度ログインしないと、データが消えてしまうものがあるからです。
LINEは引き継ぎをしないと、トーク履歴がなくなる可能性があります。
LINEのデータを引き継ぐ場合は、下記の手順にて作業を実施してください。
- 「トークのバックアップ」を選択し「今すぐバックアップ」をタップしてバックアップ用のPINコードを入力する
- 最新の状態にアップデートする
- 新しいiPhoneでLINEを起動し「QRコードでログイン」をタップする
- 古いiPhoneでもLINEを起動し、「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」の順にタップしてQRコードを表示させる
- 新しいiPhoneで古いiPhoneのQRコードを読み取る
- 古いiPhoneで本人認証を行う
- 「トーク履歴を復元」をタップするとトーク履歴がバックアップデータから復元される
- 引き継ぎ完了
トーク履歴のバックアップを行うことで、直近14日間の履歴を復元可能です。
トーク履歴を引き継ぐのであれば、バックアップは忘れずに行いましょう。
モバイルSuicaの引き継ぎ設定を行う
モバイルsuicaを利用しているのであれば、機種変更する際に古いiPhoneにあるモバイルsuicaのデータを新しいiPhoneに引き継ぐ必要があります。
モバイルsuicaのデータ移行手順は下記の通りです。
- 古いiPhoneのウォレットアプリを起動し、対象のモバイルsuicaデータを削除する
- 新しいiPhoneでウォレットアプリを起動し、サーバにあるモバイルsuicaデータを再度設定する
- 新しいiPhoneでモバイルsuicaアプリを起動し、パスワードを入力しログインする
ウォレットアプリを起動してモバイルsuicaを削除しても、サーバー上に退避されているのでデータがなくなる心配はありません。
また、新旧iPhoneで同じApple IDを使用してサインインされていないとデータ移行できないので注意が必要です。
各種サービスのIDやパスワードを控える
iPhoneを機種変更する場合、引き続き各種サービスを新しい端末でも利用するのであれば、各アプリをインストールしてIDやパスワードを入力してログインする必要があります。
もし、複数サービスを利用していて、何個かのIDやパスワードを使い分けているのであれば、その情報をメモなどに控えておきましょう。
IDやパスワードがわからない場合でも再度利用することは可能です。
しかし、パスワードの再設定など面倒な作業が発生する場合があるので、控えておくのがスムーズです。
iOSを最新版にアップデートする
古いiPhoneを最新のiOSにするために、アップデートは済ませておきましょう。
新旧iPhoneの環境を同じにすることで、データ移行や機種変更作業がスムーズになるためです。
古いiPhoneのiOSバージョンを確認する方法は、下記の手順です。
- 「設定」を選択
- 「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 「お使いのソフトウェアは最新です」が表示されればアップデートは不要、「今すぐインストール」ボタンが表示されれば、案内に沿ってアップデートする
新しいiPhoneのデータ容量を確認する
古いiPhoneと比較して、新しいiPhoneの容量が少なくなる場合はデータ転送などで機種変更ができない場合があります。
そのためにも、新旧機種の容量を確認しておきましょう。
もし、新しいiPhoneが古いiPhoneと比較してデータ容量が少ないのであれば、旧端末から不要なアプリや動画を削除しておきましょう。
削除してよいアプリがわからない場合には「iPhoneストレージ」の「非使用のAppを取り除く」を有効にしましょう。
最近使用していないアプリを削除しても、スマホの使用に大きな影響がないと考えられるためです。
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iPhoneをクイックスタートで機種変更する際の注意点
iPhoneを機種変更する際に、クイックスタートを利用する方法があることは、前述した通りです。
ですが、クイックスタートで機種変更する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
- Wi-Fi環境を整える
- iPhoneを電源につないで操作する
- SIMカードの差し替えタイミングを把握する
注意すべき点について、下記の通り解説しますので、クイックスタートを利用する際の参考にしてください。
Wi-Fi環境を整える
クイックスタートを使用して機種変更するのであれば、Wi-Fi環境を整備する必要があります。
データ転送時にやり取りする容量が多いためです。
古いiPhoneの「設定」→「Wi-Fi」の順番でタップして、Wi-Fi接続してからクイックスタートを始めてください。
iPhoneを電源につないで操作する
クイックスタートを利用することで、旧端末から新端末へデータ移行が可能です。
データ転送中は新旧2台の端末は電源につないだままにしておきます。
仮に電源が切れてしまうと、データ転送も途中で途切れてしまう恐れがあるためです。
電源に接続し、2台の端末を近づけてデータ転送を実施しましょう。
SIMカードの差し替えタイミングを把握する
機種変更時には、SIMカードを差し替える必要があります。
新しいiPhoneへ、電話番号などの契約情報を引き継ぐために欠かせない作業だからです。
SIMカードの差し替えについては、クイックスタートの前後どちらでも構いません。
SIMカードの差し替え手順は下記の通りです。
- 新旧iPhoneの電源をオフにする
- 古いiPhoneの側面にあるSIMトレイにピンを差し込みSIMトレイを開ける(下記参照)
- SIMカードを取り出す
- 新しいiPhoneも同様にSIMトレイを開ける
- SIMカードを新しいiPhoneのSIMトレイに乗せて挿入する
iPhoneの機種変更に関してよくある質問
iPhoneの機種変更についてのよくある質問を、下記の5つのポイントで解説します。
- iPhone 13やiPhone 14でクイックスタートを利用できないのはなぜ?
- iPhoneからiPhoneに機種変更するときアプリを移行できる?
- AndroidからiPhoneにデータ移行するやり方は?
- 機種変更したらSIMカードはどうする?
- iPhoneの機種変更はデータ移行と開通手続きどっちを先にやる?
iPhone 13やiPhone 14でクイックスタートを利用できないのはなぜ?
古いiPhoneからiPhone13やiPhone 14のような新しいモデルへデータ転送する際に、クイックスタート画面が表示されないのであればiOSの相性が原因の可能性があります。
iPhone13や14のiOSが古いPhoneのiOSよりも前のバージョンの場合、クイックスタートは正しく起動しないことがあります。
iOS12.4以降でなければ、クイックスタートは利用できません。
そのため、最新バージョンにiOSをアップデートすることで、クイックスタートを使用して機種変更できる可能性があります。
iPhoneからiPhoneにできる?
機種変更時にアプリは移行可能です。
機種変更後のiPhoneでiCloudやApp Storeなどに変更前と同じApple IDを用いてサインインすることで、アプリ移行が可能です。
AndroidからiPhoneにデータ移行するやり方は?
AndroidからiPhoneにデータ移行する流れは、以下の通りです。
- iPhoneとAndroidを近づけてクイックスタート画面が表示されたら、「手動で設定」を選択
- 画面の表示に従い「Appとデータ」画面になったら、「Androidからデータを移行」をタップ
- androidの「iOSに移行」アプリを開く
- iPhoneデバイスに「Androidから移行」画面が表示されたら、「続ける」をタップ
- iPhoneに「1回限りのコードを入力」画面が表示されたらAndroidでコードを入力します(10 桁または 6 桁のコードが表示されるまで待つ)
- iPhoneが一時的なWi-Fiネットワークを作成するので、Androidで「続ける」をタップ
- 「データを転送」画面が表示されたら、転送するコンテンツをAndroidで選択し「続ける」をタップ
- 転送が完了したら、Androidの「完了」をタップし、iPhoneの「続ける」をタップ
- 画面の指示に従い、iOSデバイスを設定
データ転送中は、iPhoneに読み込み状況が確認できるバーが表示されます。
バーが最後まで進む前に、Androidのほうに「転送完了」というメッセージが表示される可能性もあります。
しかし、バーが最後まで到達していなければ、2台の端末はそのままにしておきます。
AndroidからiPhoneへの機種変更を考えている方は「AndroidからiPhoneへデータ移行方法」の記事も併せてご確認ください。
機種変更したらSIMカードはどうする?
新しいiPhoneでもSIMカードは継続して使用します。
そのため、古いiPhoneから新しいiPhoneへSIMカードを入れ替えます。SIMカードの入れ替え作業時には、両端末の電源はオフにしておいてください。
電源を入れたままSIMカードの差し替えを行うと、データが破損する危険性があるからです。
iPhoneの機種変更はデータ移行と開通手続きどっちを先にやる?
データ移行を先に実施します。
データ移行を実施したうえで開通手続きを実施すると、電話が使用できる状態になります。
開通手続きはキャリアによって異なるため、契約したキャリアの案内に沿って進めてください。
iPhoneの機種変更まとめ
iPhoneの機種変更は、十分自分で進めることが可能です。
自分で行う方法として、下記の4つの方法から選択してください。
- クイックスタート
- iCloud
- iTunes
- キャリアのアプリ
機種変更の際にはLINEやモバイルsuicaなど、利用中のサービスについてもデータ移行を進めておきましょう。
新しいiPhoneを快適に使用できるように、準備をしっかりと行ってください。
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