【結論】ドコモのAppleCare+とsmartあんしん補償/ケータイ補償の違い

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ドコモには「smartあんしん補償」「ケータイ補償サービス」という補償サービスがあり、Appleが公式に提供する「AppleCare+」とは内容が違います。

この記事では、AppleCare+とsmartあんしん補償/ケータイ補償サービスはどっちが良いのか、内容を紹介した上で提案します。

正直な結論
  • AppleCare+のメリットは
    • 画面修理の料金が安い
    • バッテリーの無料交換
  • smartあんしん補償/ケータイ補償サービスのメリットは
    • 画面割れ以外の修理料金が安い
    • デフォルトで盗難や紛失にも対応
    • 在庫がある場合はドコモショップですぐに交換してもらえる
    • 家電の補償など「おまけ」もある(smartあんしん補償のみ)

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ドコモで入れるAppleCare+ for iPhoneとは?

ドコモで入れるAppleCare+ for iPhoneとは?
  • ドコモのAppleCare+の料金
  • ハードウェアの製品保証が2年間に延びる&過失でもOK
  • 画面割れは3,700円で修理できる
  • エクスプレス交換サービスでiPhoneがほぼ新品に
  • バッテリーが80%以下になったら無償交換
  • Appleのスペシャリストに優先して相談できる
  • ドコモではAppleCare+盗難・紛失プランには入れない→入れるようになりました

AppleCare+ for iPhone(以下「AppleCare+」)とはAppleが提供する補償サービスで、ドコモでiPhoneを買ったときにも入れます。

AppleCare+にはiPhoneを対象にしたもの、iPadを対象にしたものがありますが、この記事ではiPhone向けの「AppleCare+ for iPhone」について解説します。

AppleCare+に入ることで
  • Appleのメーカー保証が延長
  • 画面割れが3,700円
    (その他は12,900円)で修理可
  • ほぼ新品のiPhoneと交換してくれるエクスプレス交換サービス
  • バッテリーが80%以下になったら交換
  • Appleのスペシャリストと優先的に相談できる

ドコモのAppleCare+の料金

AppleCare+に入る方法は2つあります。

  • 端末を買うタイミングでドコモで入る
    (支払いは毎月)
  • 端末を買った後、30日以内にApple公式で入る
    (支払いは毎月/2年一括の選択可)
機種AppleCare+
for iPhone
AppleCare+
盗難・紛失プラン
iPhone 15 Pro
iPhone 15 Pro Max
1,580円/月
(37,920円)
1,740円/月
(41,760円)
iPhone 15 Plus1,380円/月
(33,120円)
1,540円/月
(36,960円)
iPhone 151,180円/月
(23,400円)
1,340円/月
(32,160円)
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
1,480円/月
(29,800円)
1,600円/月
(31,800円)
iPhone 14 Plus1,350円/月
(26,800円)
1,450円/月
(28,800円)
iPhone 141,180円/月
(23,400円)
1,280円/月
(25,400円)
iPhone SE(第3世代)408円/月
(9,800円)
491円/月
(11,800円)
※金額は税込

カッコ内は、24ヶ月分の料金です。

AppleでAppleCare+に入る方法
  1. iPhoneのデバイスから「設定」>「一般」>「情報」>「AppleCare+ 保証が利用可能です」を選択
  2. オンラインで加入(シリアル番号の確認、リモート診断が必要)
  3. Apple Storeで加入
  4. 0120-277-535に電話して加入

※いずれも、iPhoneを買ってから30日以内

ハードウェアの製品保証が2年間に延びる&過失でもOK

もともとiPhoneには1年間の「AppleCare」というメーカー保証と、90日間のテクニカルサポートが付いてきます。

ただ、この保証はあくまで自然故障に対してのものです。例えばiPhoneを落として画面が割れたときなどは対象外です。

AppleCare+に入ると、この保証が1年→「契約期間中」に延長されることに加えて、過失や事故でもサポートが受けられるようになります

Appleで一括払いした場合、残りの保証期間はApple公式のページで確認できます。

MEMO:2020年夏から、Appleで入ったAppleCare+が2年を迎えたとき、1ヶ月単位で保証を継続できるようになりました。

画面割れは3,700円で修理できる

AppleCare+に入ると、iPhoneの修理が格安で受けられるようになります。

iPhoneの修理費用はかなり高いことで有名です。

例えばiPhone15で画面割れの修理をしようと思ったとき、通常は42,800円かかりますが、AppleCare+に入っていれば3,700円で済みます。

モデルAppleCare+加入時通常
iPhone 15
Pro Max
3,700円56,800円
iPhone 15
Pro
50,800円
iPhone 15 Plus50,800円
iPhone 1542,800円
iPhone SE(第3世代)19,400円
※金額は税込

特に価格が高いiPhoneは修理費もばかにならず、10分の1以下の料金で修理ができるケースもあります。

また、画面割れ以外の修理は一律12,900円で受けることができます。

 画面割れ修理の方法

AppleCare+を使って画面割れの修理に出したいときは、以下の2つの方法があります。

いずれもApple公式ページから申し込み(予約)が必要です。

【持ち込み修理】

Apple StoreかAppleの正規サービスプロバイダに直接持ち込んで修理をしてもらえます。持ち込み修理の場合は事前に予約が必要です。AppleStoreなど、当日修理をしてもらえるところもあるので、急ぎで修理したいときは持ち込みがよさそうです。

【配送修理】

Apple指定の業者が自宅までiPhoneを取りに来てくれます。通常は5〜7営業日以内で修理ができます。持ち込む時間がない人、代替機を自分で用意できる人は配送の方がラクですね。

エクスプレス交換サービスでiPhoneがほぼ新品に

AppleCare+では、故障したiPhoneをほぼ新品に交換してもらえる「エクスプレス交換サービス」を受けることもできます。

画面割れなどの過失も含めて、不具合や損傷があるiPhoneを新品または新品同様のものに交換してもらえます

エクスプレス交換サービスに申し込むと交換品が届くので、故障した自分のiPhoneを業者に引き渡すだけでOK。

料金は12,900円で「その他の修理料金」と同じです。

交換品との引き換えなので、iPhoneが手元からなくなる期間がないのがメリットです。

エクスプレス交換サービスの申込み方法

エクスプレス交換サービスは電話でしか申込みができません。

こちらのページからシリアル番号などを入力した上で、申込みをしてください。

 2022年9月から、修理回数が無制限に!!

ゴリラ

Apple Care+の修理補償は従来の「1年に2回まで」から、回数制限なしになりました!!

盗難、紛失に対する補償は、これまでどおり、1年に2回までです。

バッテリーが80%以下になったら無償交換

AppleCare+に入ると、期間内にiPhoneのバッテリーの容量が80%以下になったとき無料で交換してもらえます。

バッテリーの状態はiPhoneの「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」から確認できます。

例えばiPhoneをフリマで売る場合などは、バッテリーを交換しておいた方が、高値で取引ができます。

バッテリー交換の方法

バッテリーの交換は修理のときと同じで「持ち込み」と「配送」の方法があります。

Appleのスペシャリストに優先して相談できる

Apple専任のスペシャリストにiPhoneの基本操作や純正アプリに関することを、優先して相談することができます。

初めてiPhoneを使う人や、周囲に使い方を教えてくれる人がいない場合に便利なサービスですね。

ドコモではAppleCare+盗難・紛失プランには入れない→入れるようになりました

先のAppleCare+の料金一覧でも紹介しましたが、AppleCare+には盗難・紛失時でも、12,900円で補償を受けることができる「AppleCare+盗難・紛失プラン」があります。

AppleCare+とsmartあんしん補償/ケータイ補償サービスの違い

MEMO:smartあんしん補償はケータイ補償サービスの後継サービスです。

2022年9月1日以降に発売の機種(iPhone 14以降など)はsmartあんしん補償の対象です。

ドコモではAppleCare+の他に、独自の端末補償のサービスとして「smartあんしん補償/ケータイ補償サービス」があります。

ケータイ補償サービスのイメージ

端末を買うとき、または買ってから14日以内に加入することができます。

AppleCare+と同じで、毎月サービス料を支払って補償を受けます。料金は次のとおりです。

▼smartあんしん補償▼

機種月額料金
iPhone 15 Pro
iPhone 15 Pro Max
1,100円/月
iPhone 15 Plus
iPhone 15
880円/月
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
990円/月
iPhone 14 Plus
iPhone 14
825円/月
これ以前のiPhoneは
ケータイ補償サービスの対象
※金額は税込

▼ケータイ補償サービス▼

機種月額料金
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Pro Max
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Pro Max
1,100円/月
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 12
iPhone 12 mini
825円/月
iPhone SE550円/月
※金額は税込

▼AppleCare +(再掲)▼

機種AppleCare+
for iPhone
AppleCare+
盗難・紛失プラン
iPhone 15 Pro
iPhone 15 Pro Max
1,580円/月
(37,920円)
1,740円/月
(41,760円)
iPhone 15 Plus1,380円/月
(33,120円)
1,540円/月
(36,960円)
iPhone 151,180円/月
(23,400円)
1,340円/月
(32,160円)
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
1,480円/月
(29,800円)
1,600円/月
(31,800円)
iPhone 14 Plus1,350円/月
(26,800円)
1,450円/月
(28,800円)
iPhone 141,180円/月
(23,400円)
1,280円/月
(25,400円)
iPhone SE
(第3世代)
408円/月
(9,800円)
491円/月
(11,800円)
※金額は税込

これからドコモでiPhoneを購入する人の殆どがsmartあんしん補償に加入することになります。smartあんしん補償はAppleCare +よりも安いです。

補償サービスの内容を比較してみましょう。

修理内容smartあんしん補償
ケータイ補償サービス
AppleCare+
補償期間加入期間加入期間
画面修理最大5,500円3,700円
その他修理最大5,500円12,900円
修理の上限回数無制限
(明記なし)
無制限
※2022年9月から
端末交換価格5,500円~12,100円
(リフレッシュ品)
12,900円
(ほぼ新品)
交換の上限回数1年に2回まで無制限
※2022年9月から
端末交換方法郵送
ドコモショップ
郵送
バッテリー交換対象外対象
(無料)
盗難・紛失対象対象
※要盗難・紛失プラン
への加入
※金額は税込

補償のユーザー負担額、補償を受けられる回数などに違いがあります。

各サービスの詳細は以下でまとめています。

まとめ:どちらかに入るなら「smartあんしん補償」「ケータイ補償サービス」の方が手厚い

ドコモでAppleCare+に入るメリットは以下のとおり。

ドコモでAppleCare+に入るメリット
  • 画面修理の料金が安い
  • バッテリーの無料交換がある

一方でsmartあんしん補償/ケータイ補償サービスのメリットは以下のとおりです。

smartあんしん補償/ケータイ補償サービスのメリット
  • 画面割れ以外の修理料金が安い
  • 盗難や紛失に標準で対応している
  • 在庫がある場合はドコモショップですぐに交換してもらえる
  • 家電の補償など「おまけ」もある(smartあんしん補償のみ)

端末交換の際にドコモショップが使えるのは、smartあんしん補償/ケータイ補償サービスの大きなメリットですね。

料金差はそこまで大きくないので、保証を手厚くしたい方を選ぶのが良いでしょう。

dカード GOLD加入なら、iPhoneが修理不能のときに10万補償

最後に、ドコモの端末補償のテクニックとして、ドコモが発行するクレジットカード「dカード GOLD」に付いている保証を使う方法があります。

dカード GOLDに加入をすると、購入から3年以内に事故、紛失、盗難、修理不能になったスマホと同じ機種・カラーを、dカードを使って買い換えることで、その購入費用を最大10万円まで補償してもらえます。

端末の補償以外にも、dカードはドコモユーザーの場合はポイントが貯まりやすく、年会費の11,000円を回収するのもそんなに難しくありません。

「保証に入らず、dカード GOLDをつくる」という選択肢もありですね。

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