ドコモのケータイ補償サービスは必要?新品交換と割引修理の仕組みを解説

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2022年9月以降に発売の機種は「smartあんしん補償」の対象です。

ゴリラ

ドコモのケータイ補償サービスって、入る必要あるの?

ドコモには、いざという時のための「ケータイ補償サービス」がありますが、正直、内容がわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、ドコモのケータイ補償サービスの基本的なことや、2019年6月以降の変更内容に触れつつ紹介します。

正直な結論
  • ドコモのケータイ補償サービスに入会することで、全損、紛失、故障全てに対応できる
  • 年に2回まで新品(リフレッシュ品)と交換できる補償などが目玉

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ドコモのケータイ補償サービスとは?

ドコモのケータイ補償サービスは、月額制のオプションです。加入しておくと、スマホが故障や紛失した時に、修理や交換をしてくれるサービスです。

サービスは機種購入から14日以内に入会することができます

月額料金はスマホによって変わります。

▼ドコモのケータイ補償サービスの月額料金▼
  • フィーチャーフォン:363円
  • iPhone SE(第3世代)、AQUOS wish2など:550円
  • Xperia 1 Ⅳ、Galaxy S22など:825円
  • iPhone 11/12/13のProシリーズ、Galaxy Z Fold3 5Gなど:1,100円

高額な端末ほど月額料金が上がります。

またケータイ補償サービスの補償内容は、大きく分けると以下のとおり。

▼3つの補償内容▼

  • どんな状態でも新品(リフレッシュ品)と交換してもらえる(〜12,100円)
  • ほとんどの修理が無料、もしくは5,500円でOK
  • データ復旧代金が安くなる(1,100円)

補償内容① どんな状態でも新品(リフレッシュ品)と交換してもらえる

ケータイ補償サービスの目玉とも言えるのがこちらです。

水漏れ、紛失、全損など、あらゆるトラブル時に、ほぼ新品のリフレッシュ品と交換してもらえます。

MEMO:リフレッシュ品とは、新品のパーツで組み立てられている中古品です。ただし、使用感があるわけではなく「ほぼ新品」という認識でOKかと思います。

交換を受けるためには、月額料金とは別に以下の料金が必要です。

▼交換電話機提供サービス料金▼

  • 363円コース:5,500円
  • 550円コース:8,250円
  • 825円コース:12,100円
  • 1,100円コース:12,100円

基本的にはもとのスマホと同じ機種を受け取れますが、在庫がない場合は同等スペックの端末が割り当てられます。

例えば550円コースであれば最大6万円相当、1,100円コースであれば10万円を超えるような機種を受け取れます。

ガラスがバキバキに割れていようと、水没していようと、紛失して手元になかろうと、12,100円の支払いだけでいいのは、精神的に助かります。

ひとつ注意点として、交換サービスは年に2回までしか利用できません

ゴリラ

よっぽどの人じゃない限り、年に2回で十分よな!

 エクスプレス配送にも対応

2019年6月から「エクスプレス配送」にも対応しました。

東京23区と大阪府大阪市限定ですが、申し込みから4時間以内に交換端末を届けてくれるサービスです。送料は一回で3,300円かかりますが、ピンチの時には助かります。

補償内容② ほとんどの修理が無料、もしくは5,500円でOK【画面割れも対応】

「水没」「紛失」ほどではない、軽微な故障の場合、修理代金を大幅に割引してくれます。

▼保証対象内の修理▼

  • iPhone・iPad(購入から1年以内):無料
  • iPhone・iPad(2年目以降):上限額5,500円
  • iPhone・iPad以外の機種:無料

▼保証対象外の故障▼

  • iPhone・iPad:上限5,500円
  • iPhone・iPad以外:上限3,300円

ケータイ補償サービスを使わなかった場合の料金

ゴリラ

なんだか、高いのか安いのかわかりにくいウホ・・・?

修理料金は端末によって異なるため、一概には示せませんが、例えば「Xperia 1 III(月額825円コース)」の場合は以下のとおり。

  • ディスプレイ修理:25,960円
  • 内蔵電池交換:11,110円
  • 基板修理:29,150円
  • 修理上限額:58,520円

これが、補償サービスに加入していた場合は全て3,300円で修理可能です。

補償内容③ データ復旧サービスを割引

水濡れや全損時でも、内部データを取り出せる可能性のある「ケータイデータ復旧サービス」の利用料金が割安になります。

▼データ復旧サービスの料金▼

  • ケータイ補償サービスに加入している場合:1,100円
  • ケータイ補償サービス未加入の場合:8,800円

ただしケータイデータ復旧サービスでも完璧にデータを取り出せる保証はないので、普段から大切なデータはiCloudやグーグルドライブなどのクラウドに保存しておくことをおすすめします。

2019年6月からのサービス変更内容は?

ケータイ補償サービスは、2019年6月から少しサービス内容が変わりました。

変更されたのは以下の3点です。

  • 月額1,100円コースが追加された(それまでは月額550円が最上位だった)
  • エクスプレス配送に対応
  • WEB割の登場

「WEB割」とは、My docomoから交換電話機の申込みをすれば、料金が10%OFFになる割引です。

パソコンやタブレットなど、他の端末でインターネットが使えるようであれば、My docomoから申し込む方がお得です。

ケータイ補償サービスとApple Care +の違いは?

ドコモでiPhoneやiPadを購入すると、「Apple Care +(アップルケアプラス)」という、Appleによる保証サービスに入ることもできます。

「ケータイ補償サービス」と「Apple Care+」の違いは以下のとおり。

smartあんしん補償
ケータイ補償サービス
AppleCare+
補償期間加入期間加入期間
画面修理最大5,500円3,700円
その他修理最大5,500円12,900円
修理の上限回数無制限
(明記なし)
無制限
※2022年9月から
端末交換価格5,500円~12,100円
(リフレッシュ品)
12,900円
(ほぼ新品)
交換の上限回数1年に2回まで無制限
※2022年9月から
端末交換方法郵送
ドコモショップ
郵送
バッテリー交換対象外対象
(無料)
盗難・紛失対象対象
※要盗難・紛失プラン
への加入

さらに詳しく比較したい方は、以下の記事をどうぞ。

関連記事:【結論】ドコモのAppleCare+とsmartあんしん補償/ケータイ補償の違い

どんな人がケータイ補償サービスに入るべき?

ゴリラ

結局、ケータイ補償サービスって入るべきなの?どうなの?

ケータイ補償サービスは「保険」なので、入るべきかどうかは一概に言えません。

加入中にトラブルがあれば「入っておいてよかった」となりますし、トラブルがなければ「無駄なお金を払った」ことになります。

スマホにトラブルが起こるかどうかは分かりませんし、価値観はそれぞれ違います。ここでは、「こういう人はケータイ補償サービスに入るべき」な人を紹介します。

高価なスマホを使っている方

10万円以上など、高価なスマホを使っている方は、ケータイ補償サービスへの加入を検討しても良いでしょう。

以下、「オプション加入2年時点でスマホを交換した」ときの、合計支払額をシミュレーションしてみます。

▼2年時点で本体交換した場合のトータル支払額▼
  • 363円コース:363×24ヶ月+5,500円=14,212円
  • 550円コース:550×24ヶ月+8,250円=21,450円
  • 825円コース:825×24ヶ月+12,100円=31,900円
  • 1,100円コース:1,100×24ヶ月+12,100円=38,500円

いまは2〜4万円程度で購入できるスマホもあります。それらの端末でケータイ補償サービスに入る旨味はなく、故障したら新品に買い換える方が良いでしょう。

一方で10万円以上くらいの高価格スマホを使っている方は、加入を考えても良いです。

直近でスマホ故障歴のある方

これは感覚的な話ですが、スマホはよく壊す人と壊さない人がいます

直近1,2年で、修理が必要なほどスマホを壊した経験がある方は、また壊す可能性が高いので、ケータイ補償サービスに入ることをおすすめします。

心配性なら入る/節約家は入らない

こんなことを言うと元も子もありませんが、結局のところ、スマホが故障するかしないか未来のことは誰にもわからず、自分の性格や価値観で選ぶしかありません。

心配性で、できるだけ事前にトラブルに備えたい方は加入、節約家で毎月の支出を減らしたい方は加入する必要はありません。

まとめ:ケータイ補償サービスは基本的につけてOK

ケータイ補償サービスは、スマホが完全に壊れてしまったら新品(リフレッシュ品)と交換でき、一部の故障であれば、割引で修理がきるサービスです。

基本的にはオプションとしてつけておくのが無難ですが、節約したい場合はつけなくても構いません。

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