UQモバイルを契約したものの、解約したくなったときの対応に、迷う人は少なくありません。
結論からいうと、契約後8日以内か以降か、また不備があるかないかで手続きが変わります。
本記事では、契約不備の場合の「8日間キャンセル」、自己都合の「初期契約解除制度」などについて、詳しく紹介します。
不手際ありのキャンセル「8日間キャンセル(確認措置制度)」とは
UQモバイルの契約から8日以内に、不備や不手際などがあった場合、「8日間キャンセル」によって契約解除ができます。
8日間キャンセル(確認措置制度)が適用になるケースは、以下のとおりです。
- 自宅の電波状況が不十分な場合
- 契約に関する十分な説明がされていないことが明らかになった場合
- 法令に基づく契約書面が交付されていない場合
「自宅の電波が悪い場合」「説明がされていない部分があった」「契約関連の書類を受け取っていない」など、契約後に発覚した場合、契約のキャンセルができます。
契約のキャンセルをしたい場合は、「UQmobileお客様センター」へ問い合わせれば、キャンセルの手続きができます。
- 0120-929-818
- 受付時間:9:00〜20:00(年中無休)
電波の改善のため「電波サポート24」を利用できる
8日間キャンセルが適用されるケースの中でも、「自宅の電波が不十分な場合」の問い合わせが多いため、「電波サポート24」のサービスを利用できます。
auの「電波サポート24」は、計測員が自宅まで訪問して電波状況を調べてくれるサービスで、電波改善機器の設置や電波改善に必要な措置をしてくれます。
計測員の訪問費用・機器本体費用・設置費用など、必要な費用はすべて無料なため、契約後の電波状況が悪いと感じた場合に活用しましょう。
配送された商品に不備があった場合は交換・返品の対象になる
UQモバイルで購入した商品に不備や故障、配送中の事故などで汚れたり、本体が破損したりしていた場合も、送料無料で商品の交換・返品対応をしてもらえます。
手元に届いた際は、開封後の外箱や本体をしっかりとチェックし、正常に作動するかの確認もしておきましょう。
不備があった場合は、「UQmobileお客様センター」へ連絡してください。
UQモバイルの自己都合のキャンセル
UQモバイルの契約後、自己都合でキャンセルする方法と手順、ポイントは以下のとおりです。
各キャンセルの違いを理解して、キャンセル手続きをスムーズに行いましょう。
オンラインショップの注文のキャンセル
UQモバイルオンラインショップで申し込んだ注文は、商品発送前であれば「ご注文履歴」→「注文をキャンセルする」を選択してキャンセルできます。
注文内容を修正したい場合も、一度商品をキャンセルして、再度UQモバイルオンラインショップからの申し込みが必要です。
初期契約解除制度
UQモバイルを契約してから8日以内であれば、利用し始めたあとでも「初期契約解除制度」を利用しての解約が可能です。
8日間キャンセルとは違い、特別な事情ではない自己都合のキャンセルでも、基本的に受け付けてもらえます。

スマゴリ
ただし、UQモバイルの契約とセット購入した端末は対象外で、未開封の商品のみ返品対応が可能なため注意しましょう。
初期契約解除制度を利用したい場合は、「0120-929-777通話料無料、9:00〜20:00(年中無休)」に問い合わせ、手続きを進めます。
商品の返品
商品の返品については「スマホ・アクセサリー」と「SIM」で対応が変わるため、条件や注意点を押さえておきましょう
- 到着後8日以内かつ未開封に限り返品可能
- 返品にかかる送料は自己負担
- 到着後8日以内が対象
- SIMの返品は不要
スマホ・アクセサリー、SIMの返品対応を間違えないように、返品前にしっかりと確認してください。
商品が届いていない場合
UQモバイルから発送メールが届いたあと、10日以上経っても届けられなければ、UQモバイル側で自動的に契約がキャンセルされます。
受け取りの意思がない場合は、配送業者へ「受け取り拒否」の連絡が必要なため、UQモバイル側へキャンセルの手続きをしておきましょう。
【9日目以降】UQモバイルの解約について
契約から9日を過ぎると、初期契約解除制度は適用されず、通常の解約手続きが必要です。
解約時の違約金や手数料は基本的にかからないため、安心して手続きができます。
UQモバイルをキャンセルして別のキャリアに乗り換えるなら、UQモバイルから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめです。
UQモバイルの解約時の日割り計算は?
UQモバイルを月の途中で解約した場合、通常は料金が日割り計算されます。
しかし、現在提供されている「コミコミプランバリュー」「トクトクプラン2」の解約は、解約日が月の初めでも末でも1か月分の料金が請求されます。
該当プランがある場合、解約のタイミングは月末近く(25日〜28日頃)を目安にするのがおすすめです。
月をまたぐと、翌月分の料金も発生してしまうため、タイミングを見計らって解約しましょう。
旧プラン「おしゃべりプラン/ぴったりプラン」は違約金に注意
2019年9月までに提供されていた「おしゃべりプラン」および「ぴったりプラン」に加入している場合、解約時に約1万円の違約金がかかる可能性があります。
ただし、旧プランから現在のプラン(コミコミプランバリュー・トクトクプラン2など)へのプラン変更は無料です。
違約金を避けたい場合は、まず最新プランに変更してから、解約するのが賢明です。
【注意】短期間の解約は避けたほうが良い
UQモバイルでは現在、解約金は基本的に発生しないため、契約期間に縛られずにいつでも解約が可能です。
ただし、契約から短期間で解約した場合、他社含め「短期解約者」として扱われ、ブラックリストに載る可能性があります。
ブラックリスト入りすると、今後のスマホ契約や端末の分割購入時の審査に通りにくくなるため、やむを得ない事情がない限りは1年利用してからの解約がおすすめです。
まとめUQモバイルのキャンセル
UQモバイルの契約後に解約を検討する際は、手続き方法が「契約から8日以内」か「9日目以降」かで異なります。
不備がある場合は「8日間キャンセル」、自己都合なら「初期契約解除制度」が利用可能です。
9日以降は通常解約で解約金はかかりませんが、プランにより日割りされない場合もあるため、タイミングには注意しましょう。