ゴリラ
LINEMOからワイモバイルに乗り換えると高くなるけど、それに見合ったメリットはあるのかな?
ソフトバンクなどから、Redmi Note 10Tが販売開始しています。
Xiaomiの「Redmiシリーズ」は数多くのモデルが販売中ですが、その中でもNote 10Tは完全な日本仕様が魅力。
おサイフケータイ・防水・5Gをはじめ、欲しい機能が揃っています。
コスパは相変わらず優秀なので、ぜひ機種変更の候補に検討したいところ。
本記事では、Redmi Note 10Tのスペックや類似モデルとの違いを紹介します。
- Redmi Note 10Tは、おサイフケータイ、防水、5G対応で、必要十分なスペック
- IIJmioでセール時に110円〜、ソフトバンクで27,360円など、2万円台から購入できます。
- 目新しさはないが、コスパは優秀で、今ふだん使いのスマホが欲しいなら候補になる一台
Redmi Note 10Tのスペックを総チェック
Redmi Note 10Tのスペック一覧は以下の通り。
スペック | Redmi Note 10T |
---|---|
サイズ | 横:約76mm 縦:約163mm 厚さ:約9.0mm |
重量 | 約198g |
CPU | Snapdragon 480 |
RAM+ROM | 4GB+64GB |
ディスプレイ | 約6.53インチ TFT液晶 Full HD+ (2400×1080ドット) 90Hz駆動 |
メインカメラ | 広角:約5,000万画素 深度:約200万画素 |
フロントカメラ | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
おサイフケータイ | あり |
防水 | 対応 IPX5/IPX8 |
防塵 | IP6X |
5G | 対応 |
イヤホンジャック | あり |
スピーカー | モノラル |
スペックはエントリークラスながら、普段使いには十分なレベルです。
Xiaomiのスマホとしては目新しさがなくインパクトが弱いですが、コスパ抜群とされる日本メーカーのライバル機(Arrows We、AQUOS wishなど)と比べると、互角以上の仕上がりです。
全体として大きな弱点がないのが、最大の魅力ですね。
「デザイン」はシンプル
背面はマット加工の樹脂製ボディです。奇をてらわない、シンプルで落ち着いたデザインですね。
ソフトバンク版のカラーは、アジュールブラックとナイトタイムブルーの2色。
OCNモバイルONEなどで販売されているSIMフリーモデルでは、レイクブルーも選べます。
「カメラ」は必要十分なスペック
カメラはメインカメラ+深度カメラのデュアルレンズ構成です。超広角レンズや望遠レンズはありません。
- メインカメラ:約5000万画素
- 深度カメラ:約200万画素
レンズ構成、スペック含め、必要十分という感じですね。
「CPU」は普段使いならOK
CPUには「Snapdragon 480」を搭載。最近、エントリーモデルに搭載されることが増えているチップです。
性能としては、普段使いに必要十分なレベルです。
AnTuTuベンチマークスコア(Ver.9)は30万点弱です。過度な期待は禁物ですが、ゲームもそこそこイケます。
同じSnapdragon 480を搭載した「OPPO A54 5G」の口コミは以下。
「ディスプレイ」は90Hz駆動に強み
解像度 2,400 x 1,080 (FHD+)、サイズが6.5インチの液晶ディスプレイを搭載。
ディスプレイは90Hzのリフレッシュレートに対応しているのが売りです。
1秒間に90回の画面書き換えが可能で、標準的な60Hzのスマホと比べると、1.5倍です。
Webページのスクロールや、動きのある映像も滑らかに表示できます。
「バッテリー」の持ちは凄く良い
バッテリー容量は5,000mAhと大容量です。
加えてエントリークラスのCPUで省エネなので、電池持ちはかなり期待できそうです。
ちなみに18Wの急速充電にも対応しています。急速充電なら、約2時間半での充電が可能です。
ただし、充電器(ACアダプタ)、ケーブルは同梱されません。別途購入が必要です。
急速充電ができる20W以上アダプタがおすすめ。
他モデルと比較|Note 9T・Note 11との違い
Redmi Note 10Tを検討するとなると、Redmi Note 9TやRedmi Note 11と迷っている方も多いかもしれません。
Redmiシリーズは本当にたくさん数がありますが、近いスペックとなると、この2機種が挙げられるかと思います。
「Redmi Note 9T」と「Redmi Note 10T」を比較
Redmi Note 9Tは2021年2月にソフトバンクから発売された10Tのひとつ前のモデルです。
スペック | Redmi Note 10T | Redmi Note 9T |
---|---|---|
サイズ | 横:約76mm 縦:約163mm 厚さ:約9.0mm | 横:約77mm 縦:約162mm 厚さ:約9.1mm |
重量 | 約198g | 約200g |
CPU | Snapdragon 480 | Dimensity 800U |
RAM+ROM | 4GB+64GB (microSDは最大1TB) | 4GB+128GB ※最新モデルの場合 (microSDは最大512GB) |
ディスプレイ | 約6.53インチ TFT液晶 Full HD+ (2400×1080ドット) | 約6.53インチ TFT液晶 Full HD+ (2340×1080ドット) |
リフレッシュレート | 90Hz | 60Hz |
メインカメラ | 広角:約5,000万画素 深度:約200万画素 | 広角:約4,800万画素 マクロ:約200万画素 深度:約200万画素 |
フロントカメラ | 約800万画素 | 約1,300万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh 18W急速充電 (充電器 同梱なし) | 5,000mAh 15W急速充電 (22.5W充電器 同梱) |
おサイフケータイ | あり | あり |
防水・防塵 | 対応 | なし(防滴) |
5G | 対応 | 対応 |
イヤホンジャック | あり | あり |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
SIM | nanoSIM/eSIM (デュアルSIM対応) | nanoSIM |
CPUの種類が違う
まず、CPUの種類が異なります。
- Redmi Note 10T:Snapdragon 480
- Redmi Note 9T:Dimensity 800U
ただし性能にはほとんど差がありません。どちらもAnTuTuベンチマーク(Ver.9)で30万点弱というところ。
機能にも違いがある
そのほか「機能」の違いをまとめると次の通り。
- リフレッシュレート90Hzに対応
- 防水・防塵に対応
- デュアルSIM対応(nanoSIM/eSIM)
▼Redmi Note 9Tだけのメリット▼
- マクロカメラが使える
- ステレオスピーカーが使える
- ストレージが多い
※ソフトバンク版の「ナイトフォールブラック」カラーのみ128GB
Note 9Tではマクロカメラで接写での撮影が可能です
全体としては、前モデルに比べて一長一短というのが、正直なところです。
欲しいスペック・デザインで、自分に合う方を選んでいきましょう。
「Redmi Note 11」と「Redmi Note 10T」を比較
Redmi Note 11はキャリアでの販売はなく、SIMフリーモデルのみです。
Redmi Note 10T | Redmi Note 11 | |
---|---|---|
サイズ | 横:約76mm 縦:約163mm 厚さ:約9.0mm | 横:約73.87mm 縦:約159.87mm 厚さ:約8.09mm |
重量 | 約198g | 約178g |
CPU | Snapdragon 480 | Snapdragon 680 |
RAM+ROM | 4GB+64GB (microSDは最大1TB) | 4GB+64GB (microSDは最大512GB) |
ディスプレイ | 約6.53インチ TFT液晶 Full HD+ (2400×1080ドット) | 約6.43インチ 有機EL Full HD+ (2340×1080ドット) |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz |
メインカメラ | 広角:約5,000万画素 深度:約200万画素 | 広角:約5,000万画素 超広角:約800 万画素 マクロ:約200万画素 深度:約200万画素 |
フロントカメラ | 約800万画素 | 約1,300万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh 18W急速充電 (充電器 同梱なし) | 5,000mAh 33W急速充電 (充電器 同梱あり) |
おサイフケータイ | あり | なし |
防水・防塵 | 対応 IP68(IPX8・IP6X) | IP53の防塵・防滴 |
5G | 対応 | 非対応 |
イヤホンジャック | あり | あり |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
SIM | nanoSIM/eSIM (デュアルSIM対応) | デュアルnanoSIM +microSDカード |
「Note 10T」と「Note 11」の違い
「Note 10T」と「Note 11」の違いをまとめると次の通り。
- Snapdragon 480で少し性能が上
- おサイフケータイに対応
- 5Gに対応
- 軽い
- 有機ELディスプレイ
- 超広角、マクロ撮影ができる
- ステレオスピーカーに対応
- デュアルnanoSIM+microSDカードが使える
こちらも明確な優劣はなく、一長一短という感じです。
Redmi Note 11の方は、有機ELのディスプレイ、超広角・マクロカメラなどが、注目すべきポイント。
ただし、Redmi Note 11は、5Gやおサイフケータイには非対応です。
CPU性能の違いもある
そのほか、CPUにも少し性能差があります。
- Redmi Note 10T:Snapdragon 480
⇒AnTuTuベンチマークは27~29万点程度 - Redmi Note 11:Snapdragon 680
⇒AnTuTuベンチマークは23~25万点程度
480とか680とか、いまいちピンと来ませんが、性能はNote 10Tの方が少し上です。
SIM対応の違いにも注目
ちなみに、Redmi Note 11は、nanoSIM2枚+microSDカードが挿せるスロットを搭載しています。
Redmi Note 10TもデュアルSIMですが、nanoSIM+eSIMとなります。
関連記事:「デュアルSIM」って何?メリットはある?|iPhone・Androidそれぞれ始め方を解説
まとめ
Redmi Note 10Tは、おサイフケータイ、防水、5G対応で、必要十分なスペックを備えるスマホです。
類似モデルは多いですが、今回もコスパは相変わらず優秀です。IIJmioやソフトバンクで格安で購入できます。
「安くて、無難にコスパが優秀なスマホが欲しい」という方は、ぜひ候補に検討してみるのがおすすめですね。