外出先でインターネットに接続したい時に、Wi-Fiがあると便利です。
今では様々な場所で無料Wi-Fiを使うことができます。無料Wi-Fiは利便性に優れていても、「無料Wi-Fiをどうやって使えば良いのかわからない」「無料Wi-Fiって安全なの?」といったお悩みや不安を抱く方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、無料Wi-Fiの安全な使い方を徹底調査しました。無料Wi-Fiが利用できる場所や使い方、無料Wi-Fiのメリットや、無料Wi-Fiに簡単に接続できるアプリについても詳しくご紹介します。
是非参考にしてみてください。
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※本記事は2024/3/1時点の情報です。詳細は各公式ページをご参照ください。
目次
無料Wi-Fiが使える場所は?
総務省がまとめた『平成30年版 情報通信白書』によると、スマートフォンの普及率は2016年には50%を超え、特に20代や30代は10人中9人がスマートフォンを所有している時代になりました。
それに伴って通信サービスも向上しており、誰でもWi-Fiに接続できる無料のWi-Fiスポットの設置も進んでいます。
では、無料Wi-Fiはどこで利用できるのか見てみましょう。
公共の交通機関
駅や空港、バスターミナルなどの施設だけでなく、電車・バス車内への無料Wi-Fiの設置も増えています。
主要都市の交通機関では、旅先や外出先でも手軽に無料Wi-Fiを利用できるようになりました。
特に駅構内の無料Wi-Fiは、待ち合わせの最中もスマートフォンでインターネットに接続して、SNS、ゲーム、ネットサーフィンなどで時間を潰せることから、利用者に喜ばれています。
地方自治体が運営する施設
地方自治体も続々と無料Wi-Fiサービスの提供を開始しています。
利用方法やアクセスポイントなどの詳細は、各自治体のホームページを確認するか、担当窓口に問い合わせてみてください。
カフェ
最近では、カフェにも無料Wi-Fiは設置されています。
外資系カフェチェーン大手のスターバックスやタリーズコーヒーだけでなく、ドトール系列など日本企業のカフェチェーンでも、無料Wi-Fiが利用できる店舗が増えてきました。
難しい設定が不要で、簡単かつ手軽に利用できることから、カフェチェーンの無料Wi-Fiも人気を集めています。
コンビニ
コンビニエンスストア各社でも無料Wi-Fiの提供を行っています。
店内にイートインコーナーが併設された店舗形態の場合、イートインコーナーで無料Wi-Fiが利用でき、人気があります。
キャリアのWi-Fiスポット
携帯電話各社もWi-Fiスポットを全国に設置しています。
携帯電話会社のスマートフォン契約者であれば、契約中のプランに応じて無料、あるいは低料金でWi-Fiを利用できます。
また、スマホ契約者でなくとも、月額利用料を支払えば誰でも利用可能です。
通信速度も安定しており、セキュリティ対策も施されていますので、安心して公共の場でWi-Fiを利用したい方にはキャリアWi-Fiがおすすめです。
無料Wi-Fiスポットの探し方
外出先や旅先で無料Wi-Fiを使いたくなった時、どうやってアクセスポイントを探せば良いのでしょうか。
ここからは、無料Wi-Fiスポットの探し方をご紹介します。
Wi-Fiスポットの公式ホームページや検索サイト
普段から特定の無料Wi-Fiを利用している場合は、そのサービスの公式ホームページから最寄りのアクセスポイントを検索することができます。
また、現在地や住所・施設を指定して、周辺エリアの無料Wi-Fiを調べられる検索サイトもありますので、活用してみてください。
Wi-Fiスポット接続アプリ
全国の無料Wi-Fiスポットへの接続をサポートしてくれる便利なアプリがあるのをご存知でしょうか。
無料Wi-Fiスポットの検索機能が搭載されており、現在地周辺でどの無料Wi-Fiが利用できるか知らなくても、アクセスポイントを簡単に検出することができます。
おすすめのアプリは後ほどご紹介します。
無料Wi-Fiの接続方法
「無料Wi-Fiを使ってみたいけど、どうやって接続するのかわからない」「設定が難しそう」と思う方もいるかもしれません。
無料Wi-Fiは電波さえ受信できれば、簡単に接続できます。
それでは、その手順を見ていきましょう。
端末のWi-FiをONにする
まずはWi-Fiの電波を受信する端末側で、Wi-Fiを有効にする必要があります。
スマートフォンなら設定画面から、パソコンならネットワーク設定画面からWi-Fi機能をONにしましょう。
接続先のSSIDを選択する
SSIDとは、Wi-Fiのネットワーク名です。
端末のWi-Fi接続画面を開くと、Wi-Fi電波のSSIDが一覧で表示されます。
その中から、無料Wi-FiのSSIDを選択します。
どのSSIDが無料Wi-Fiサービスのものかわからない場合は、あらかじめ通信事業者のホームページなどでSSIDを確認しておきましょう。
地方自治体が提供する無料Wi-Fiの場合は、自治体のホームページにSSIDが記載されています。
会員登録や認証が必要なサービスでは登録・認証を行う
サービスによっては、上記の1と2だけでWi-Fiに接続できるものと、会員登録や認証が必要なものとに分かれます。
登録や認証が必要な場合は、SSID接続後にブラウザを起動すると、無料Wi-Fiのポータルサイトが開き、そこで画面の指示に従って登録・認証作業を行います。
その際、IDやパスワードを設定するサービスもあります。
ID・パスワードの管理には注意してください。
無料Wi-Fiの活用方法
ここからは、無料Wi-Fiを活用することでユーザーがどのような活用方法があるのかを紹介します。
データ通信量を節約できる
多くのスマートフォンユーザーが悩まされるのが、通信容量制限です。
携帯電話回線を使ってインターネットやSNS、ゲームなどを頻繁にしていると、あっという間に月間の通信容量に達してしまい、そこからは翌月の制限解除まで低速通信しかできません。
無料Wi-Fiを利用すれば、今まで携帯電話回線を使ってアクセスしていた動画やゲームも、データ容量を気にせず楽しめます。
携帯電話回線から無料Wi-Fiに切り替えることでデータ通信量が節約できますので、いざという時に携帯電話回線でインターネットに接続しなければならなくなった時でも、普段と同じ速度で利用できます。
ご当地コンテンツ・サービスが利用できる
地方自治体が整備する無料Wi-Fiの中には、観光客向けのご当地情報や観光ルート案内、加盟店での割引サービスなど、お得なサービスを提供しているものもあります。
観光客でなくとも利用できるものばかりですので、無料Wi-Fiを使いつつ地域限定コンテンツやサービスを楽しむことができます。
無料Wi-Fiを使う時の注意点
無料Wi-Fiは簡単かつ0円で端末をインターネットにつなげられるため、ユーザーにとっては利便性の高いサービスですが、デメリットやリスクもあることを認識しておく必要があります。
ここからは、無料Wi-Fiを利用する際の注意点を見ていきましょう。
セキュリティを確認
無料Wi-Fiは誰でも気軽に使えることを目指して、セキュリティより利便性が優先されがちです。
ところが、無料Wi-Fiの中には通信が暗号化されていないものも存在します。
暗号化されていないWi-Fiスポットを利用すると、同じネットワーク上の第三者に端末のデータを盗まれたり、Wi-Fiで通信しているデータの中身を覗き見されたりするリスクが高まります。
一方、暗号化されたWi-Fiなら、より安全な通信が可能です。
利用している無料Wi-Fiが暗号化されている場合、Wi-FiのSSID(ネットワーク名)に鍵マークが付いています。
Wi-Fiの接続画面で、SSIDを確認してみてください。
ただし、WEPという暗号化方式は暗号の解読が簡単にでき、決して安全なネットワークとは言えません。
接続するWi-Fiを選択するときに、「WEP」という文字列が入っている場合は、なるべく利用しないよう気を付けましょう。
また、無料Wi-Fiを提供している通信事業者や自治体のホームページで、無料Wi-Fiのセキュリティ対策を確認することもできます。
アクセスポイントの安全性をあらかじめ確認しておきましょう。
個人情報の入力は控える
無料Wi-Fiへの接続中は、個人情報や支払いに関する情報などがいつ盗まれてもおかしくないことを認識しておく必要があります。
無料Wi-Fiは、不特定多数の利用者がアクセスします。
その中に悪意のあるユーザーが紛れ込み、スポットに接続中の端末からデータを盗み出したり、Wi-Fiの電波に乗って行き交うデータを「盗聴」したりすることで、個人情報やクレジットカード情報の流出などの被害に遭うケースも報告されています。
暗号化されたWi-Fiスポットを利用していても、常にセキュリティ意識を持っておくべきです。
VPNを利用する
ここまでご覧いただいた方の中には、「タダで使えるのはありがたいけれど、無料Wi-Fiはリスクが高くて使うのが怖い」と思う方もいるかもしれません。
ユーザー自身がセキュリティ対策をしっかりしていれば、無料Wi-Fiに対する不安は軽減できます。
セキュリティ対策としておすすめなのが、VPNサービスです。
VPNとはVirtual Private Networkの略称で、仮想専用線と訳されます。
VPNは利用者の通信を暗号化してくれるため、無料Wi-Fiに接続してもデータの盗み見などの被害に遭うリスクもありません。
VPNは、セキュリティー会社が販売しているソフトやアプリを使うことで導入できます。
無料Wi-Fiに自動接続できる便利なアプリ3選
ここからは、無料Wi-Fiスポットの検索や接続が簡単にできる、おすすめのアプリを紹介します。
タウンWi-Fi
「タウンWi-Fi」は、50万以上のWi-Fiスポットを検索・自動接続してくれる便利なアプリです。
アプリに自動ログイン機能が付いているため、会員登録やログインが必要なWi-Fiスポットでも、登録・認証作業の手間が省けます。
Android版「タウンWi-Fi」にはVPNも標準搭載されており、無料Wi-Fiのセキュリティ対策も万全です。
iPhone版のアプリにはVPN機能は搭載されていませんが、同社の「WiFiプロテクト」というアプリと併用することで、VPN通信もできます。
なお、「タウンWi-Fi」の利用に際しては、1点だけ注意が必要です。
会員登録や認証が必要な無料Wi-Fiでも、アプリが自動接続してしまいます。
利用しない時はWi-Fiの接続をOFFにしておくといいでしょう。
Japan Connected-free Wi-Fi
「Japan Connected-free Wi-Fi」は、来日中の外国人向け無料Wi-Fiアプリですが、日本人でも使えます。
16言語に対応しており、日本語表示も可能です。
現在地周辺のWi-Fiスポットの検索や、全国の施設や交通機関などを指定してWi-Fiスポットを探すこともできます。
自動接続機能はありませんが、Wi-Fiスポット内で「Connect」ボタンを押すだけで接続できますので、操作は簡単です。
アプリで利用登録が必要ですが、一度利用登録するだけで全国の無料Wi-Fiが使えるようになります。
Wi-Fiスポットの検索方法も、マップ表示や事業者カテゴリー検索、オフラインマップ(ネットワークに繋がっていなくてもWi-Fiスポットが探せるマップ機能)など、使い勝手の良い機能が豊富です。
ギガぞう
「ギガぞう」は、飲食店へのWi-Fiスポット設置で有名な株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスがリリースしたアプリです。
スマートフォンの通信速度制限対策アプリとして誕生しましたが、Wi-FiサービスやVPN接続機能も提供しています。
飲食店だけでなく、商業施設や公共交通機関、自治体の無料Wi-Fiにも対応しており、これらのスポットへの自動接続機能も搭載しています。
セキュリティ面でも、「Wi2eap」という高セキュリティ通信を採用しており、安全と言われるキャリアWi-Fi並みのセキュリティで、無料Wi-Fiへの接続も安心です。
アプリ内課金が別途必要ですが、初めての登録から30日間は、「ギガぞう」の機能がすべて無料で使えます。
また、1つのIDで5台の端末まで利用できるため、私用スマートフォン、私用PC、会社支給のスマートフォンなどで同時に使えるのも便利です。
→ギガぞう
まとめ
無料Wi-Fiはスポットに行って接続するだけで、0円でインターネットができる便利でお得なサービスです。
特にスマートフォンユーザーは、携帯電話回線と無料Wi-Fiを併用することでデータ通信量を抑えられ、通信速度制限で頭を悩ませる必要もなくなります。
ただし、無料Wi-Fiには情報流出やデータの盗難など、セキュリティリスクがあることを常に意識しておくべきです。
パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末でセキュリティ対策を万全にしたうえで、無料Wi-Fiを利用しましょう。