ゴリラ
おおお、楽天モバイルでデータ専用SIMが始まったのね!くわしく教えて!
楽天モバイルからデータ通信専用SIM「Rakuten最強プラン(データタイプ)」の提供が始まりました。
データタイプの詳細とメリット、デメリットをお伝えした上で、賢い使い方を考えてみます。
- 少なくとも楽天モバイルのデータSIMを待ち望んでいた人向けのサービスとは言えない
- 最大のメリットはワンクリック、3分で申し込めること
- 料金は音声SIMと同じ
- スポットで使う、楽天でがっつり買い物をする前に、海外渡航の保険として…、といった使い方にメリットがありそう
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Rakuten最強プラン(データタイプ)が登場
- 最大の売りは日本初の「ワンクリックで申込み完了」
- 料金は音声SIM版と同じ
- 実質1ヶ月分は無料
2023年6月、楽天モバイルは新プラン「Rakuten最強プラン」をスタートしました。
パートナー回線エリアを増強し、つながりやすさを全面的に押し出したプランです。
そして今回登場したのが、その「最強プラン」から通話機能を除いたデータ通信専用サービスです。
関連記事:Rakuten最強プラン爆誕。リアルに最強だが、デメリットもある
最大の売りは日本初の「ワンクリックで申込み完了」
今回のデータタイプで最もアピールされているのが「3分で手続き完了できる」ことです。
従来の方法で特に時間がかかっていた「本人確認書類の提出」のフローをカットすることで、最短での契約を実現しました。
ゴリラ
確かに免許証の写真撮ったりするの、地味に面倒だからな……!
これだけ速く契約できるなら「今すぐ使いたい」というときのハードルがかなり下がりますね。
例えるなら電子マネーに残高チャージするくらいの手軽さでSIMを契約できる、といった感じでしょうか。
料金は音声SIM版と同じ
一般的に「データSIM」は音声SIMよりも安価な料金が設定されるものです。
しかし今回の「データタイプ」は、音声SIM版と全く同じ料金が設定されました。
ゴリラ
下位互換サービスなのに、安くならないのか……
サービス発表時にはSNS上が若干炎上気味でした。
楽天モバイル的には「通話はできへんけど、すぐに契約できることもメリットやろ?」という感じで、料金の差をつけなかったのでしょうか……。
実質1ヶ月分は無料
今回のサービス開始に合わせて、3GB相当の料金が無料になるキャンペーンも始まっています。
データタイプを契約して、アンケートに答えると、翌々月末日に1,081ポイント(3GB利用相当)が還元されます。
後述しますが、データタイプは基本的に楽天経済圏のユーザー向けのサービスなので、ポイントの使い道に困ることはないはずです。
関連記事:【2024年11月最新】楽天モバイルのキャンペーンまとめ!新規契約や紹介がおすすめ
Rakuten最強プラン(音声・通常タイプ)との比較
データタイプと音声SIMの違いは以下のとおり。
大きく異なるのが、以下の3つです。
- データタイプは音声通話はもちろん、Rakuten Linkも利用できないこと
- データタイプは楽天カードを持っていないと契約できないこと
- データタイプはほとんどのキャンペーンの対象外
確かにこれで料金が同じと言われると、ちょっと損した気分になりますね。
また「楽天カード保持者限定」という条件によって、対象ユーザーが大きく絞り込まれます。
これは逆に、「楽天カードを持っているユーザー=優良な見込み客に使って欲しい」という強烈なメッセージと捉えることができます。
ゴリラ
お得さを選ぶなら、料金が同じなのにキャンペーン特典がないデータタイプにメリットはないな……
音声SIMへの移行は「一旦解約」 → 23年10月に対応
2023年7月時点では、データタイプから通常の音声SIMへの直接の移行はできません。
一旦、データタイプを解約のうえ、音声SIMを新規で申し込む必要があります。
2023年10月、データタイプから通常の音声SIMへの切り替えに対応しました。
my楽天モバイルから「プラン変更」手続きで、サクッと移行できます。
申し込み方法(本当に1ページで完結)
- データタイプのページにアクセス
- 楽天会員にログイン
- 申し込み内容の入力
- 住所、重要事項説明などを確認して「次へ」。
- 確定
STEP.1データタイプのページにアクセス
データタイプのページにアクセスし、「データタイプ お申し込みはこちら」のボタンから進みます。
STEP.2楽天会員にログイン
STEP.3申し込み内容の入力
SIMタイプ、希望する電話番号の選択、支払い方法(登録済の楽天カード)を確認。
ちなみに申し込み完了後であれば、楽天カード以外の支払い方法にも変更できるとのことです。
STEP.4住所、重要事項説明などを確認して「次へ」。
STEP.5確定
「この内容で申し込む」で確定。
確かにログイン後、1ページで申し込みが完結します。
※ちなみに、「楽天グループの以下アプリをお持ちの場合、お申し込み画面はアプリ経由で表示されます」との記載がありましたが、7月4日時点では、普通にブラウザで表示されました。
Rakuten最強プラン(データタイプ)の賢い使い方
ゴリラ
イマイチ、使い方が見えて来んのよな
大前提として、今回のデータタイプは既存ユーザーではなく、将来的な楽天モバイル(音声SIM)の見込みユーザー向けのものだということです。
「音声SIM→データSIMにして、もっと安くしたい」というニーズには、そもそも目が向けられていません。
そんな中で、個人的に「アリかな」という使い方は以下の3点。
- スポットで使う
- 楽天市場でがっつり買い物をする前に契約する
- 海外に行く直前に、保険として契約する
いずれも「契約金」「解約金」なしだからこそのメリットです。
スポットで使う
「サクッとギガを課金できるサービス」のトップランナーと言えばpovo2.0です。
ただしpovo2.0でも、最初は審査を経た申し込みが必要で、通信できるまでに、最短でも2、30分はかかります。
全くゼロベースで「今すぐ使いたい」といったとき、現状、楽天モバイルのデータタイプが最速だと思われます。
楽天市場でがっつり買い物をする前に契約
お買い物マラソンやふるさと納税をする際など、楽天でがっつり出費するときは、その時だけでもデータタイプを「経由」しておくのは良いかもしれません。
1,078円で「SPU+4倍」の権利をゲットできます。
単純計算すると、約27,000円以上の買い物をするときは、データタイプを契約してから買い物することで、お得になります。
海外に行く直前に保険として契約
楽天モバイルは海外でも2GBまでは通常料金の範囲で利用できます。
長期の旅行ではさすがに2GBでは少ないかもしれませんが、現地のSIMなどをメインで利用する予定なら、予備回線として契約しておくのも良いかもしれませんね。
「お試し」SIMとしては史上最強。楽天モバイルの狙いは明確
今回の楽天モバイルの「データタイプ」は、音声SIMと同料金であるものの、サクッと数分で契約できることが最大のメリットです。
「音声SIMと同じ料金とか、意味がわからない」という声も見られましたが、そもそもの楽天モバイルの思惑が「優良な見込み客に使ってもらう」ことだと想像できます。
なんとなく不安だから……という理由で楽天モバイルを避けていた人にとって、また一歩、試しやすい環境に近づいたと言えます。
ただ、最後に注意点を。
楽天モバイルでは以下のようなキャンペーンが実施されていますが、ほとんどがデータタイプは対象外です。
月額料金も同じなので、音声SIMを契約して特典をガッポリもらったほうが、金銭的にはお得です。