2023年7月1日から、NTTドコモでは新しい料金プランが導入されました。 ドコモは下記の図のように、eximo(エクシモ)とirumo(イルモ)という2つの新プランの提供を開始しています。
ゴリラ
eximoは、月のデータ使用量に応じて段階的に料金が変動する最大データ使用量無制限のプランです。一方、irumoは、ahamoよりもさらにデータ容量を抑えた低価格プランで、スマホを低料金で利用したいユーザー向けに設計されています。
また、NTTドコモではこれまでギガプランを提供してきましたが、2つの新プランへの移行に伴い、2023年6月30日をもってギガプランの新規受付を終了しました。
なおドコモで格安料金プランとして展開されているahamo(アハモ)については、引き続き利用することが可能です。
今回の記事では、NTTドコモの新しい料金プランであるeximoとirumoの特徴について詳しく解説します。その上で、受付が終了したギガプランやahamoとの違いについても詳しく見ていきます。
ドコモの新プランに興味がある方はもちろん、その他のドコモのプランについても確認したい方は、ぜひ最後までご覧ください!
動画での解説をご希望の方は、こちらの参考動画をご覧ください。
>ドコモキャンペーンはこちら
>irumoのキャンペーンはこちら
ドコモの新プランeximo・irumoはいつから提供を開始した?
NTTドコモの新料金プランであるeximoやirumoは、2023年7月1日からサービスが開始されました。それに伴い、以下のサービスの新規受付は2023年6月30日をもって終了しています。
– 5Gギガホプレミア
– 5Gギガライト
– ギガホプレミア
– ギガライト
なお、新規受付が終了しただけであり、既にこれらのプランを契約している方は、引き続き同じプランを利用することができます。また、格安プランとして提供されているahamoについては変更はなく、引き続きお得に利用することができます。
このプラン変更を機に、現在利用しているプランの見直しや、新しいプランへの変更を検討してみてください。
ドコモの新プラン一覧
2023年7月1日からサービス開始されるドコモの新プランについて、改めてご紹介します。以下の2つのプランです。
– eximo(エクシモ)
– irumo(イルモ)
それぞれのプランが具体的にどのような内容か、以下で詳しく解説していきます。また、両プランの比較も行っていますので、新プランの申し込みを検討されている方は、自分にどちらが合っているかの参考にしてみてください。
eximo
プラン | eximo |
---|---|
月額料金(税込) | ~1GB:4,565円1~3GB:5,665円3GB~無制限:7,315円 |
eximoは、「スマホをストレスなく使いたいあなたに」をスローガンに掲げた新しいプランです。eximoの特徴は、料金プランが「段階制」である点です。上記の料金表にあるように、月々のデータ使用量に応じて基本料金が変動する仕組みになっています。
そのため月のデータ使用量が1GB未満の場合でも、20GB以上になる場合でも料金プランを見直したり、変更する必要がありません。
その使用量に合わせて料金が請求されるため、契約していたデータを使い切ってしまったために通信速度が制限される心配もないのでいつでもお得に快適にスマホ利用を楽しむことができます。
毎月使うデータ量が一定でなく変動しがちな方はもちろん、普段データを無制限で使用しているけど、一時的にスマホを使う機会が減った月があっても料金を払い過ぎてしまうということもないのでおすすめですよ。
まさに、「ストレスなくお得に快適にスマホを使いたい」と望むユーザーのために作られた新プランと言えるでしょう。
格安SIMで無制限プランを扱っているところもありますが、通信が不安定だったり何かと不自由があることも多いと思います。
ドコモが提供するeximoで安定して無制限にデータ通信ができるのでおすすめです。
irumo
プラン | irumo |
---|---|
月額料金(税込) | 3GB:2,167円6GB:2,827円9GB:3,377円 0.5GB:550円 |
irumoは、「スマホ代に、納得感を」をスローガンに掲げた新しい料金プランです。
上記の表からわかるように、irumoは毎月のデータ通信量が10GB未満のユーザーを対象として料金設定がなされています。
そのため、毎月のスマホ利用において「データ通信量をそこまで必要としない」、「たくさんのギガがあっても使い切れない」という方や、スマホでのデータ通信は自宅や職場のWi-Fiを使っているため「ギガはほとんど必要ない」という人におすすめのプランだと言えます。
また、irumoには0.5GBプランも用意されており、普段の生活ではデータ通信をほとんど行わず、スマホの利用は主に電話という方に適しています。
このプランは毎月550円(税込)でスマホが利用でき、最小限の機能のみが付属しているため、スマホで電話ができれば十分という方向けの内容となっています。
近年の世界情勢の変化により、様々なものが値上げされる中、スマホ代などの固定費は少しでも抑えたいと考える方が多いでしょう。
「スマホ代を少しでも安く、無駄なく利用したい」 そんなあなたには、ドコモの新プランirumoがおすすめです。
さらに、irumoはキャンペーンも開催中です。お得に切り替えられるのでチェックしてくださいね。
新プランのeximoとirumoを比較
eximoとirumoを比較してみると、データ使用量に違いが見られます。
プラン | irumo | eximo |
---|---|---|
月額料金(税込) | 3GB:2,167円6GB:2,827円9GB:3,377円 | ~1GB:4,565円1~3GB:5,665円3GB~無制限:7,315円 |
irumoの特長は、データ通信量の上限が9GBまでに設定されている点です。 対して、eximoは段階的な料金体系を採用しており、月々のデータ使用量に制限がありません。 そのため、毎月のデータ通信量があまり多くない場合は、irumoの方がお得になる可能性が高いと言えます。
irumoでラインナップされている3GBと6GB、9GBを使用した場合と、eximoとの利用料金の違いは以下の通りです。
データ使用量 | irumo | eximo |
3GB | 2,167円 | 5,665円 |
6GB | 2,827円 | 7,315円 |
9GB | 3,377円 | 7,315円 |
※料金はいずれも税込
データ使用量が9GB以下の場合、3GB、6GB、9GBのいずれのケースでもirumoの方が月額料金が安くなることがわかります。
しかし、毎月9GBを超えるデータ通信を行う場合は、eximoの方が適しているでしょう。 eximoはデータ通信量に上限がないため、インターネットを思う存分利用することができます。
また、両プランとも通話機能が付属しており、国内通話を行う際は30秒ごとに22円(税込)の通話料が発生します。
通信速度に関しては、eximoもirumoもドコモが提供するプランであるため、どちらも非常に高速な通信を利用できます。
ただし、irumoの0.5GBプランのみ通信速度が3Mbpsに制限されている点には注意が必要です。
ドコモの新プランとahamo・ギガプランの違いについて
ここまでドコモの新プランについて詳しくご説明してきました。 では、2023年6月30日で新規受付を終了したギガプランや、現在も利用可能な格安プランのahamoとは、どのような違いがあるのでしょうか。
これらNTTドコモの従来プランと新プランの違いを比較してみましょう。 ここでは、以下の組み合わせで比較を行いました。
- 新プランのirumoとahamo
- 新プランのeximoとギガプラン
それぞれのプランの特徴を踏まえ、どちらがお得なのかを検証していきます。
ご自分のスマホの利用状況に合わせて、最適なプランを選択する際の参考にしてください。 ドコモの新プランは、ユーザーのニーズに合わせて柔軟に選べるようになっています。
従来プランとの比較を通じて、自分に最適なプランを見つけることが重要です。
新プランirumoとahamoとの違い
続いて、irumoとahamoの料金プランを比較してみました。
料金表は以下の表の通りです。
プラン | irumo | ahamo |
---|---|---|
月額料金(税込) | 3GB:2,167円6GB:2,827円9GB:3,377円 | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
この表から明らかなように、irumoはデータ通信量が少ない人向け、ahamoは毎月大量のデータを使う人向けのプランであると言えます。
どちらがおすすめかは、月々のデータ通信量によって異なります。
結論は以下の通りです。
- データ通信量が6GB以下の場合→irumoがお得
- データ通信量が6GBを超える場合→ahamoがお得 irumoの6GBプランは2,827円(税込)で、ahamoの基本プラン30GBで2,970円(税込)よりも安いため、データ使用量が6GBまでであればirumoの方が月々150円弱お得になります。
しかし、6GBを超えてデータ通信を行う場合、irumoでは9GBのプランに契約する必要があり、月額料金は3,377円(税込)になります。
一方、ahamoは30GBまでデータ通信が可能で、月額料金は2,970円(税込)のままです。つまり、ahamoの方が月額料金を400円弱抑えることができます。
このように、使用するデータ量によってお得になるプランが変わるため、自分のデータ使用量を把握した上でプランを選択することが重要です。
ただし、irumoはNTTドコモの各種割引サービスが適用されるのに対し、ahamoは割引サービスの対象外であることに注意が必要です。
irumoでは、以下のNTTドコモの割引サービスを利用できます。
- ドコモ光/home 5Gセット割:1,100円(税込)
- dカードお支払割:187円(税込)
長期的に見ると、毎月の割引額は大きな金額になるため、これらのサービスを活用することをおすすめします。
両方の割引が適用された場合のirumoとahamoの月額料金は、それぞれ以下の通りです。
プラン | irumo | ahamo |
月額料金(税込) | 3GB:880円6GB:1,540円9GB:2,090円 | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
割引サービスを活用し、9GBまでのデータ量を必要としないのであればirumoの方がお得です。
新プランeximoとギガプランとの違い
続いてeximoとギガプランの料金体系を比較すると以下の表の通りです。
プラン | eximo | 5Gギガホプレミア【終了】 | ギガホプレミア【終了】 |
---|---|---|---|
月額料金(税込) | ~1GB:4,565円1~3GB:5,665円3GB~無制限:7,315円 | ~3GB:5,665円3GB~無制限:7,315円 | ~3GB:5,555円3GB~60GB:7,205円 |
この表から明らかなように、eximoの料金プランは5Gギガホプレミアの内容に非常に近いものになっています。
両プランとも月々の料金が段階制になっている点は同じですが、従来のギガホプランと比べてeximoは1GBまでとより細かく設定されている点が大きな違いです。
したがって、5Gギガホプレミアとeximoを比較した場合、データ通信量に合わせてより細かく料金が変動するeximoの方がおすすめだと言えるでしょう。
次に、eximoとギガホプレミアを比較してみましょう。
月額料金だけを見ると、データ使用量が1〜3GBと3〜60GBの場合、ギガホプレミアの方がお得であることがわかります。
しかし、ギガホプレミアでは契約したプラン以上のデータを使用すると、通信速度が1Mbpsに制限される点に注意が必要です。
また、ギガホプレミアは4G回線のみに対応しているという点も留意しておくべきでしょう。
一方、eximoは5Gギガホプレミアと同様に5G回線に対応しています。
さらに、eximoは従来のギガホプランと同様に、NTTドコモの割引サービスも適用可能でお得に利用できます。
利用可能なサービスは以下の通りです。
- みんなドコモ割:1,100円
- ドコモ光セット割:1,100円
- dカードお支払割:187円
割引が適用された場合のeximoとギガホプランの月額料金は、以下の通りです。
プラン | eximo | 5Gギガホ プレミア | ギガホ プレミア |
月額料金(税込) | ~1GB:2,178円1~3GB:3,278円3GB~無制限:4,928円 | ~3GB:3,278円3GB~無制限:4,928円 | ~3GB:3,168円3GB~60GB:4,818円 |
以上の比較から、月額料金、5G回線への対応、通信速度、割引サービスの適用など、あらゆる面でeximoは非常におすすめのプランであると言えます。
従来のギガホプランよりも細かく料金設定がなされており、自分のデータ使用量に合わせて最適な料金プランを選べるのが大きな魅力です。
また、5G回線に対応しているため、高速通信を利用できるのも大きなメリットでしょう。 さらに、NTTドコモの割引サービスを適用することで、月々の料金をお得に抑えることができます。
現在ドコモの他のプランを利用中の方や、他社からドコモへの乗り換えを検討されている方は、ぜひeximoへのプラン変更・乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
ドコモの新プランで料金シミュレーション
ドコモの2つの新プラン、irumoとeximoのどちらがおすすめかは一概には言えないのが事実です。
しかし、家族割の利用を考慮すると、一人暮らしの場合はirumo、2人以上の家族で利用する場合はeximoがおすすめと言えます。
ここで、eximoとirumoの料金を改めて比較してみましょう。以下の表をご覧ください。
プラン | irumo | eximo |
---|---|---|
月額料金(税込) | 3GB:2,167円6GB:2,827円9GB:3,377円 | ~1GB:4,565円1~3GB:5,665円3GB~無制限:7,315円 |
いくつか考えられるケースごとに、料金をシミュレーションしてみました。
- 一人暮らしの場合
- 二人暮らしの場合
- 三人以上の家族の場合
以上のケースを想定して、新プランの料金についてシミュレーションしています。
「ドコモで契約したいけど、どちらが自分に合っているかわからない」とお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしの場合
ここまでご説明してきたように、データ使用量が9GB以下の場合、irumoの方が月額料金を抑えられます。
一人暮らしの場合、ゲームや動画視聴などで大量の高速通信を必要としない限り、irumoの方がお得だと言えるでしょう。
さらに、以下で紹介する割引サービスを活用することで、月々の料金をさらにお得にすることができます。
- ドコモ光/home 5Gセット割:1,100円
- dカードお支払割:187円
こちらの割引はeximoでもirumoでも適用されます。
もし割引を利用した場合、eximoとirumoの月額料金は以下の通りです。
プラン | irumo | eximo |
月額料金(税込) | 3GB:880円6GB:1,540円9GB:2,090円0.5GB:550円 | ~1GB:3,278円1~3GB:4,378円3GB~無制限:6,028円 |
確かに、irumoで利用できる割引サービスは限られているため、割引額はそれほど大きくありません。
そのため、一人暮らしの場合は、基本料金が安く設定されているirumoの方がお得だと言えます。
特に、スマホの利用がほとんど通話のみで、データ通信機能をあまり使わない方には、0.5GBプランの550円(税込)がおすすめです。
このプランは、必要最小限のデータ通信量で、スマホを非常にお得に利用できる魅力的な選択肢です。
一人暮らしで、データ通信量を抑えつつ、お得にスマホを使いたい方は、ぜひirumoを検討してみてください。
二人暮らしの場合
つづいて二人暮らしの場合、割引サービスの一つである「みんなドコモ割」も利用できます。
みんなドコモ割は、代表回線から三親等以内の親族であれば、ファミリー割引のグループが組め、月額料金が安くなります。
ただしみんなドコモ割は、eximoは適用されますが、irumoには適用されません。
もし、みんなドコモ割が適用された場合のeximoとirumoの月額料金は、以下の通りです。
<みんなドコモ割を適用した場合(eximo 2回線目)>
プラン | irumo | eximo |
月額料金(税込) | 3GB:2,167円6GB:2,827円9GB:3,377円 | ~1GB:4,015円1~3GB:5,115円3GB~無制限:6,765円 |
※irumoはみんなドコモ割の対象外のため、従来通りの料金で表示しています。
irumoはみんなドコモ割が適用されないため、割引前の通常料金のままとなっています。
みんなドコモ割は2回線の場合、月額550円(税込)の割引となるため、この金額をもとに算出しています。
割引がある分、eximoの方がよりお得感があると言えるでしょう。
割引の恩恵を受けたい場合や、毎月一定量のデータ通信を行う場合は、eximoを選択するのが賢明だと考えられます。
三人以上の家族の場合
三人以上の家族がいて、NTTドコモでグループを組める場合、みんなドコモ割の恩恵は二人家族よりもさらに大きくなります。
これは、3回線以上の場合、月々の割引額が1,100円になるためです。
ただし、先ほど説明したように、irumoではみんなドコモ割の割引が適用されません。
もし月額1,100円のみんなドコモ割が適用された場合の、eximoとirumoのそれぞれの月額料金は以下の表の通りです。
<みんなドコモ割を適用した場合(eximo 3回線目)>
プラン | irumo | eximo |
月額料金(税込) | 3GB:2,167円6GB:2,827円9GB:3,377円 | ~1GB:3,465円1~3GB:4,565円3GB~無制限:6,215円 |
※irumoはみんなドコモ割の対象外のため、従来通りの料金で表示しています。
二人家族の場合と比べて、割引額の差がさらに大きくなっていることがわかります。 このことを考慮すると、eximoの方がirumoと比較して、お得感がより大きいと言えるでしょう。
もし、ある程度のデータ通信を行うのであれば、データ使用量が無制限のeximoへの加入を検討してみるのも良い選択肢だと思われます。
ドコモの新プランのデメリット
ドコモの新プランには、デメリットもあります。
加入する前に注意すべきポイントとしては以下のとおりです。
- irumoはドコモメールが有料
- irumoは家族割の適用外
- irumoのサイトで機種は購入不可
- irumoはギガプランやahamoよりも早く通信速度制限がかかる可能性がある
- SIMカードの再発行手続きが必要な場合がある
- eximoは5G通信対応
それぞれどのような点がデメリットなのか、何に注意すればいいかを以下で解説します。
契約手続きする前にご一読ください。
irumoはドコモメールが有料
irumoの場合、そのままではドコモメールが利用できないという点は、確かにデメリットと言えるでしょう。
現在NTTドコモで契約している人は、特別な手続きをしない限り、現在使用中のドコモメールアドレスをirumoに引き継ぐことができません。
さらに、irumoでドコモメールを使用するためには、月額330円(税込)の料金が発生する点もデメリットと考えられます。
ただし、初回申し込み時には、31日間の月額使用料が無料になるのは少し救いです。
もし、月々の料金を支払ってまでドコモメールを使いたくない場合は、Yahoo!メールやGmailなどの無料メールサービスを利用するのも一つの方法です。
irumoは家族割が適用されない
irumoの大きな特徴の一つとして、ドコモの家族割引サービスである「みんなドコモ割」の対象外である点が挙げられます。
「みんなドコモ割」は、家族でドコモを利用することで、月額料金が最大1,100円(税込)割引になるサービスです。
ドコモが提供するサービスであるため、irumoでもみんなドコモ割が利用できると勘違いしてしまう人が多いのですが、実際には適用されないので注意が必要です。
ただし、割引の対象外であっても、irumoの契約をグループ回線数としてカウントすることは可能です。
割引サービス | 2回線 | 3回線 |
---|---|---|
みんなドコモ割 | eximo:−550円irumo:対象外(カウント対象) | eximo:−1,100円irumo:対象外(カウント対象) |
ファミリー割引 | eximo:家族間通話無料irumo:発信は有料 | eximo:家族間通話無料irumo:発信は有料 |
例えば、家族3人でそれぞれ5Gギガホプレミア、eximo、irumoを契約している場合、irumoユーザーはみんなドコモ割の対象外となるため、割引の適用を受けることはできません。 ただし、irumoの契約も含めて合計3回線としてカウントされるため、5Gギガホプレミアユーザーとeximoユーザーは、月額1,100円(税込)の割引を受けられます。
また、家族間の国内通話が無料になるファミリー割引についても、irumoは対象外となります。そのため、irumoからドコモ回線への発信は有料になりますが、回線数のカウントはされるため、irumoへの発信は無料で行えます。
irumoを利用する際は、このような割引サービスの内容を正しく理解しておくことが重要です。
irumoサイトでは機種購入が不可
irumoへの申し込みは、公式ホームページからオンラインで手続きを行うことができます。 ただし、オンラインで手続きできるのはSIMカードの注文のみで、端末の購入はオンラインショップでは行えません。
つまり、irumoに加入するとともに新しい端末も購入したい場合は、ドコモショップまたは家電量販店などの実店舗で端末を購入する必要があります。
そのため、新しい端末の購入を伴うirumoへの乗り換えやプラン変更を希望する方は、近くのドコモ関連店舗まで足を運ばなければならず、少々面倒に感じるかもしれません。
ただし、すでにirumoで使用可能なSIMフリーのスマートフォンを所有している場合は、オンラインのみで手続きを完了させることができます。
irumoはドコモのギガプランやahamoよりも先に通信速度制限が発生するケースがある
irumoは3GB、6GB、9GBといったデータ通信量の少ないプランで提供されているため、予想以上にプランのデータ通信量を超えてしまった場合、60GBのギガプランや30GBのahamoと比べて通信速度制限に引っかかりやすいと言えます。
そのため、動画視聴やゲームなど大容量のデータ通信を頻繁に行うユーザーには向いていないでしょう。また、やむを得ずデータ通信を行う場合は注意が必要です。
さらに、速度制限がかかった後の通信速度についても理解しておくことが重要です。
- ギガホプレミア・ahamo:1Mbps
- irumo:300Kbps
ギガホプレミアやahamoは速度制限がかかっても1Mbpsの通信速度で利用できるのに対し、irumoは300Kbpsと、先の両プランの3分の1の速度でしか利用できません。
1Mbpsの通信速度であれば、ネットサーフィンやメール、テキストメインのSNSのやり取りなどは、ほとんどストレスなく利用できます。一方、300Kbpsの通信速度になると、遅い、使いづらいといった意見が多く聞かれます。
irumoの利用を検討している方は、自分のデータ通信量が本当に契約プランの範囲内に収まるかどうか、しっかりと見極める必要があります。
4Gプランからeximoへのプラン変更はSIMカードの再発行が必要
4Gスマホ向けの料金プランから、オンラインでeximoに申し込む場合、SIMカードの再発行申し込みが必要になります。
SIMカードの再発行手続きに関する手数料は無料です。 eximo用のSIMカードは郵送で後日自宅に届くので、届いたSIMカードをスマホ端末に挿入し、自分で開通手続きを行う必要があります。
手続きに多少手間取る可能性があるため、事前に手続き内容をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
eximoは5G通信に対応したプランです。
ただし、2024年10月現在、5Gは日本全国すべてをカバーしているわけではありません。
自分のいるところが5G通信対象かどうか、こちらで確認可能です。
たとえ5Gエリア外であっても、従来の4G LTE通信でデータ通信が可能なので、インターネットが利用できなくなる心配はありません。
ただし、eximoは5G対応プランのため、5G対応端末が必要となる点に注意が必要です。 NTTドコモで購入した5G端末であれば、問題なくeximoを利用できます。 ドコモ以外で購入した5G端末でも、基本的にはeximoで利用可能ですが、ドコモが提供している周波数帯に対応していない可能性があるので注意が必要です。
もし、4G対応端末を使っている場合には、こちらで自身の端末が利用できるかどうかあらかじめ確認しておきましょう。
ドコモの新プランの利点
ドコモの新プランにはデメリットもありますが、同時に多くのメリットも存在します。 主なメリットとして、以下のような点が挙げられます。
- ドコモショップでの申し込みが可能
- dカードお支払割の適用がある
- irumoは4G端末でも利用可能
- eximoはデータ通信量が無制限
これらのメリットについて、それぞれどのような点がメリットなのか、詳しく見ていきましょう。
ドコモショップでも申込可
新プランのメリットとしてオンライン以外にも、ドコモショップの申し込みに対応している点も挙げられます。
内容 | eximo | irumo | ahamo |
ドコモショップで契約申し込み | ◯ | ◯ | × |
オンラインで契約申し込み | ◯ | ◯ | ◯ |
ドコモオンラインショップで端末購入 | ◯ | × | ◯ |
ドコモの新プランは、ドコモショップでの申し込みが可能なので、オンラインでの手続きに不安がある人や、スタッフに相談しながら手続きを進めたい人にはおすすめです。 ahamoはオンライン申し込みのみですが、新プランならドコモショップで安心して手続きができるのが大きな利点です。
ドコモショップは全国に広く展開しており、2024年10月現在、全国に2,142店舗あります。 どの地域に住んでいても、近くのお店で手続きができるでしょう。 対面で相談しながら新プランに申し込みたい、最適なコースを決めたいと考えている人には、ドコモショップでの申し込みがおすすめです。
dカードお支払割が適用
eximoでもirumoでも、dカードお支払割が適用されるのもメリットの一つです。
dカードお支払割とは文字通り、月額料金をdカードによるクレジット決済を選択すると、月々携帯料金から187円(税込)割引されるサービスです。
dカードだけでなく、dカードGOLDも、dカードお支払割の対象です。
irumoはahamoよりもデータ容量が少ないプラン契約が可能ahamoはドコモの中でも格安料金でスマホを利用できるサービスとして非常に人気がありますが、最小のデータ通信量でも30GBあるため、毎月大量のデータ通信を行わない人にとっては、他の格安SIMへの乗り換えを検討する傾向にあります。
その点、ドコモの新プランの一つであるirumoは、普段あまりデータ通信を行わない人向けのサービス内容となっており、ahamoよりも低価格で利用できます。そのため、今後新たな注目を集めることが予想されます。
さらに、ドコモ光セット割/home 5Gセット割とdカードお支払割の両方が適用されると、月々の料金が税込880円になるため、スマホの料金を1,000円未満に抑えることが可能です。
低容量のデータプランを低価格で利用したい方は、ahamoからirumoへのプラン変更を検討することをおすすめします。
irumoでは4G端末も利用可能
irumoは、5Gのほかにも4G対応端末も利用可能です。
ただし、4G端末であればなんでも利用できるかというと、そうではありません。
こちらに4G対応端末の一覧情報が掲載されています。
お手持ちの機種が利用可能かどうか確認してください。
ちなみにNTTドコモで購入した5G端末であれば、irumoでも引き続き利用可能です。
お手持ちの端末が利用可能であれば、新たに端末を買い替える必要もありませんので、ご自身の端末が対応しているかまずは一度確認してみましょう。
eximoではデータ無制限が利用可能
eximoは、データ使用量に応じて段階的に料金が設定される仕組みになっています。 1GBまでと3GBまでで料金が分かれており、3GBを超えた場合は無制限でデータ通信を利用し続けることができます。 3GBを超えた場合、データ通信量に関わらず月額料金は7,315円(税込)に固定されるため、お得に利用できます。 オンラインゲームを長時間プレイしたり、頻繁に動画を視聴したりするなど、毎月大量のデータ通信を行う人には、無制限のeximoがおすすめです。
ドコモ新プランの申込方法
ドコモの新プランを利用するには、申し込み手順を理解しておくことが重要です。 ドコモの新プランは、オンラインだけでなくドコモショップでも申し込むことができます。 自分で手続きするのに不安がある場合は、店舗に来店してスタッフに相談しながら手続きを進めるのもおすすめです。 来店でもオンラインでも、申し込みの手順は同じです。
- 必要書類の準備
- 申し込み手続き
- 開通手続き
- 初期設定
これらの4つのステップを経て、新プランを利用できるようになります。 それぞれのステップで必要な作業について、詳しく説明しますので、申し込み前によく読んでおきましょう。
申し込みに必要なものを準備する
申し込む前に必要な書類や情報を準備しておくことで、手続きがスムーズに進みます。 申し込みに必要なものは以下の通りです。
- dアカウント
- 本人確認書類
- 支払い関連の情報
新プラン1回線につき、dアカウントが1つ必要となります。 既にNTTドコモと契約中の人は、dアカウントを持っているはずです。
まだお持ちでない場合は、dアカウントの登録手続きを優先的に行ってください。 なお、irumoではキャリアメールでの申し込みは受け付けていません。
dアカウントにキャリアメールを登録している場合は、フリーメールなどに変更しておきましょう。
本人確認書類としてNTTドコモが受け付けているのは、以下のものです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 運転経歴証明書
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 外国人登録証明書
引っ越し後、住所変更手続きを行っておらず、現住所と本人確認書類の住所が一致しない場合は補助書類が必要です。
補助書類として、以下のいずれかを用意してください。
- 公共料金の領収書
- 住民票
- 届出避難場所証明書
これらは現住所が記載されたもので、発行日から3ヶ月以内のものでなければなりません。 支払い方法を確認できるものとして、以下のいずれかを準備してください。
- クレジットカード
- 預金通帳またはキャッシュカード
クレジットカード払いの場合、以下のカードが利用可能です。
- dカード
- UCカード
- JCBカード
- MUFGカード
- DCカード
- NICOSカード
- NTTグループカード
- 三井住友カード
- アメリカンエキスプレスカード
- ダイナースクラブカード
- セゾンカード
- セディナカード
- セディナカード(OMC)
- ジャックスカード
- アプラスカード
- オリコカード
- ライフカード
- 楽天カード
- イオンカード
- 日専連カード
- ティーエスキュービックカード
- VISAカード
- MasterCard
これらのカードをお持ちでない場合は、口座引き落としによる支払いになります。 ただし、一部の金融機関では利用できない可能性があるので注意が必要です。
こちらで取扱金融機関の一覧が掲載されているので、お申し込み前に確認してください。
申し込み
必要書類の準備が完了したら、いよいよ申し込み手続きに移ります。
ドコモショップで手続きを行う場合は、スタッフの指示に従って進めてください。
オンラインで申し込む場合は、画面の案内に沿ってコースなどを選択していきましょう。 ただし、irumoはSIMのみの契約しかできないため、機種の購入も希望する場合は、まずオンラインでirumoへのプラン変更を行い、その後にドコモショップで端末を購入するのがおすすめです。
開通手続き
SIMカードが届いたら、まず開通手続きを行う必要があります。
開通手続きは、WebまたはスマホからTel発信のどちらでも可能です。
Webで手続きを行う場合は、以下の手順に従ってください。
- dアカウントでログインする
- 「切り替え(開通)手続きへ」をタップする
- 開通する電話番号と注意事項を確認し、受付確認メールの送信先を指定する
- 「次へ」をタップする
- 「ご注文を確定する」を選択する
- 「開通手続きの完了」ページが表示されたら完了 電話で手続きを行う場合は、以下の手順に従ってください。
- 手続き対象のスマホの電源を入れる
- 開通専用番号の「1580」に電話をかける
- 4桁のネットワーク暗証番号を入力し、最後に「#」を押す
- 「開通いたします」というメッセージが流れた後、「1」「#」を順に入力する
- 「ご利用ありがとうございました」というメッセージが流れたら完了
- スマホを再起動する
開通専用番号への通話料は無料です。
ただし、開通手続きの対象となる端末以外からは、開通専用番号に繋がりません。
電話でもWebでも、24時間いつでも手続きが可能なので、自分の都合の良いタイミングで開通手続きを行いましょう。
初期設定
最後に初期設定を行う必要があります。
この中でも特に重要なのが、APN設定です。
APN設定の方法は、AndroidとiPhoneで異なります。
Androidの場合、APN設定の手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順にタップする
- APNのメニューで、右上にある「+」ボタンをタップする
- 「名前」は任意の名称を入力し、「APN」には「spmode.ne.jp」と入力する
- 「認証タイプ」を「未設定」または「なし」に設定する
- 「APNプロトコル」を「IPv4/IPv6」に設定する
- 右上の「︙」ボタンをタップし、「保存」を選択する
- 設定したAPNにチェックを入れる iPhoneの場合、APN設定の手順は以下の通りです。
- APN構成プロファイルをダウンロードする
- ダウンロードが完了したら「閉じる」をタップする
- 「設定」アプリを開く
- 「プロファイルがダウンロードされました」をタップする
- 右上の「インストール」をタップする
- パスコードを入力する
- 再度、右上の「インストール」をタップする
- 画面下部の「インストール」をタップする
- 「インストール完了」のメッセージが表示されたら「完了」をタップする
正しくAPN設定を行うことで、スムーズにインターネットに接続できるようになります。
ドコモの過去の新プランについて
今回に限りませんが、過去にもNTTドコモでは新プランを発表したことがありました。
本記事では過去に発表された新プランの概要について以下でご紹介します。
- ドコモの2021年の新プラン
- ドコモの2022年の新プラン
ドコモの2021年の新プラン
ドコモは2021年4月1日から、以下の新しい料金プランを導入しました。
- 5Gギガホプレミア
- ギガホプレミア
- はじめてスマホプラン
5Gギガホプレミアとギガホプレミアは、データ使用量に応じて段階的に料金が設定されるプランです。
3GBまでの使用量と、それを超えた場合で月額料金が異なります。
それぞれのプランの月額料金を表にまとめると、以下のようになります。
3GBまで | 3GB~無制限 | |
---|---|---|
5Gギガホ プレミア | 5,150円 | 6,650円 |
ギガホ プレミア | 5,050円 | 6,550円 |
※料金はいずれも税込
従来のプランである5Gギガホとギガホでは、データ使用量に関係なく、それぞれ月額7,650円と7,150円(いずれも税込)の固定料金でした。
しかし、データをあまり使わない月は、料金に見合っていないと感じる人もいたでしょう。 今回の新プランでは、データ使用量が3GBまでの場合、従来よりも安い月額料金が設定されており、お得感が増しています。
はじめてスマホプランは、dカードお支払割(月々税込178円割引)が適用され、月額料金が税込1,480円のシンプルなプランです。
データ通信量は1GBまでで、5分以内の国内通話が無料になるサービスが付いています。 シンプルな料金設定なので、わかりやすいプランだと言えます。
さらに、加入から1年目は月額料金が980円になるお試し期間があります。
「スマホに興味はあるけど、使いこなせるか不安」という人でも、気軽に契約できるプランです。
ドコモの新プランは、ユーザーのニーズに合わせて選べるようになっています。
データ使用量が少ない人には、はじめてスマホプランがおすすめです。
一方、データをたくさん使う人には、5Gギガホプレミアやギガホプレミアが適しているでしょう。
ドコモの2022年新プラン
2022年、ドコモは新しい料金プランを発表しませんでしたが、「U-15はじめてスマホプラン」の改定が行われました。
このプランは、15歳以下の子供を対象としており、19歳の誕生月まで適用されます。
以前は月間データ通信量が5GBのコースのみでしたが、2022年12月1日から10GBのコースが新たに追加されました。
それぞれのコースの料金は以下の通りです。
コース名 | 月額料金(税込) |
---|---|
U15はじめてスマホプラン(5GB) | 1,980円 |
U15はじめてスマホプラン(10GB) | 2,860円 |
ドコモのエコノミーMVNOとは?
ドコモは自社ブランドに加えて、割安な料金でスマホを利用できるエコノミーMVNOもいくつか提供しています。 2024年10月現在、ドコモがラインナップしているエコノミーMVNOには、以下の2つがあります。
- トーンモバイル
- LIBMO
トーンモバイルは、ドコモが提供する格安スマホサービスです。 トーンモバイルの大きな特長は、シンプルな料金プランにあります。
プランはたった1つしかないので、どのコースにするか悩む必要がありません。
データ通信は無制限で、動画のみ1GBまでの制限があり、月額料金は1,100円(税込)です。 非常にわかりやすく、手頃な月額料金設定になっています。
LIBMOは、TOKAIコミュニケーションズが提供するエコノミーMVNOです。 2022年12月21日から、TOKAIコミュニケーションズとNTTドコモが連携し、取り扱いを開始しました。 LIBMOの特色は、5分以内の通話がかけ放題になるプランがあり、通話を重視してスマホを探している人向けの料金プランを提供している点です。
LIBMOの料金プランと月額料金は以下の通りです。
<LIBMOの料金プラン>
プラン名 | 音声通話付き | データ通信のみ |
なっとくプラン(ライト) | なし | 528円 |
なっとくプラン(3GB) | 980円 | 858円 |
なっとくプラン(8GB) | 1,518円 | 1,320円 |
なっとくプラン(20GB) | 1,991円 | 1,991円 |
なっとくプラン(30GB) | 2,728円 | 2,728円 |
※料金はいずれも税込
なっとくプラン(ライト)は、データ容量は無制限です。
しかし、通信速度は最大200Kbpsで、高速通信はありません。
ドコモの新プランの注意点
ドコモの新プランに加入する際には、いくつかの重要な注意点があります。
契約手続きを行う前に、以下の点についてよく確認しておきましょう。
- irumoとeximoでは申し込み先が異なる
- irumoではドコモショップの一部サービスが有料になる
- ドコモショップで契約した場合、事務手数料がかかる
それでは、これらの注意点について詳しく見ていきます。
irumoとeximoは申し込み先が異なる irumoとeximoでは、申し込み先が異なるため注意が必要です。
以下で紹介するように、公式ホームページも別々のサイトになっています。
誤って自分が希望するプランと別のところで手続きしないように注意しましょう。
irumoはドコモショップの一部サービスは有料
irumoは、ドコモショップでサービスを受けることも可能です。
しかし、ドコモショップを利用するにあたって、以下のサービスは有料になりますので料金も併せてご紹介します。
サービス内容 | 料金(税込)/回 |
初期設定サポート(データ移行) | 2,200円 |
アプリ設定サポ―ト | 1,650円 |
フィルム貼付サポートOSアカウント設定スマホ初期化生体認証設定ウェアラブル設定容量オーバー解消バックアップOSアップデート | 1,100円 |
ドコモショップでの契約事務手数料は3,850円
ドコモショップで新規契約する際には、事務手数料が発生する点に注意が必要です。
これまで新規契約時の事務手数料は3,300円(税込)でしたが、2023年7月1日からは料金改定が行われ、事務手数料は3,850円(税込)に変更されます。
また、以下で紹介するような各種手続きの際にも、一律で3,850円の手数料が発生するようになるので注意してください。
- 新規契約
- 契約変更
- 機種変更
- 名義変更
- SIM再発行
- eSIM再発行
- 電話番号の変更
- 電話番号保管
ドコモの新プランに関するよくある質問
ドコモの新プランに関して、よくある質問を取り上げてみました。
- ドコモの新プランはデータプラスに対応しているか?
- ドコモの新プランはハーティ割引の対象か?
- ドコモの新プランに変更する際、旧プランの違約金はかかるか?
気になる質問があれば、以下の回答を参考にしてください。
ドコモの新プランはデータプラスに対応しているか?
eximoはデータプラスに対応していますが、irumoは対応していないので注意が必要です。 irumoは、データプラスのようなデータ専用プランからの直接の変更はできません。
まずは音声対応プランに変更した上で、irumoへの加入手続きを行う必要があります。
ドコモの新プランはハーティ割引の対象か?
eximoはハーティ割引の対象ですが、irumoは対象外です。 ハーティ割引は、以下のいずれかに該当する人が利用者登録した場合に適用される制度です。
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 特定疾患医療受給者証
- 特定疾患登録者証
- 特定医療費(指定難病)受給者証
eximoの場合、割引額は1,507円(税込)です。 ただし、ハーティ割引を利用すると、以下の割引が適用外になるので注意してください。
- おしゃべり割
- ずっとはじめてスマホ割
- みんなドコモ割
- dカードお支払割
ドコモの新プランに変更する際、旧プランの違約金はかかるか?
NTTドコモは、2021年10月1日から定期契約の解約時に発生していた解約金を廃止しました。
そのため、現在NTTドコモの何らかの料金プランを契約中で、新プランに乗り換えても解約金は発生しません。
ドコモの新プランまとめ
ドコモは2023年7月1日より、新たな料金プランとして以下の2つのコースの提供を開始しました。
- irumo
- eximo
irumoは、データ通信量の上限が9GBまでのプランです。
スマホでデータ通信を行うものの、頻繁に大量のデータを消費するようなことがなく、動画やゲームなどの大容量コンテンツをあまり利用しない方に適したプランと言えます。
一方、eximoはデータ通信量が無制限のプランで、使用量に応じて段階的に料金が自動で変動する仕組みになっています。
ゴリラ
データ通信量が少ない月は安く、たくさん使った月はそれに応じた料金になるため、無駄なく、お得にスマホを利用することができます。
この機会に、普段のスマホの使い方を見直してみましょう。
正しくAPN設定を行うことで、スムーズにインターネットに接続できるようになります。