mineoは格安SIMの中でも月額料金が安く、シンプルなプランが魅力です。
複数回線を契約すると、お得にスマホが使えます。
mineoは大手キャリア3社の回線から選べるため、例えばauからmineoに乗り換えても、引き続きau回線を安価に利用できます。
この記事では、mineoで2回線目を申し込む方法から複数回線契約のメリット、契約時の3,300円(税込)の事務手数料を無料にする方法まで詳しく説明します。
mineoで2回線目以降も申し込みはできる?
「mineoで2回線目以降を契約したいけど、追加できるかどうか知りたい」という人は多いです。
同じeoIDで複数回線を契約できれば家族が個別に契約する手間が省け、スムーズに手続きができます。
2回線目のmineo申し込み前に確認しておきたいポイントは、以下の3つです。
mineoの2回線目を申し込むときも、格安SIMのキャンペーンを使える場合があります。
同一名義で複数回線を契約できる
mineoでは、同一名義・同一住所で最大10回線まで契約できるため、家族全員でmineoを利用することができます。
新規契約時にはeoIDが発行されるので、mineoのサービスを利用する際に必要となるeoIDを忘れずにメモしておきましょう。
18歳未満は契約できない
mineoでは18歳未満の方は契約できないため、未成年の場合は親権者が契約した回線に登録する必要があります。

スマゴリ
多くの格安SIMは未成年者の契約を認めていないので、スマホを持ちたい未成年者は親権者に相談し、利用者登録をしてもらうようにしましょう。
利用者登録は申し込み時に行えますので、親権者に手続きを依頼してください。
2回線目以降も契約事務手数料はかかる
初回契約時と同様に、2回線目以降を契約する際にも3,300円(税込)の事務手数料が必要です。
契約時にSIMカードも発行する場合、選択するプランによって費用が異なります。
プラン別に通信回線が異なり、通信速度も変わります。
プランを選ぶときは、希望する回線の種類や通信速度をチェックしてください。
費用内容 | 料金 |
---|---|
事務手数料 | 3,300円 |
SIMカード発行費用 | 440円 |
eSIM費用 | 440円 |
費用内容 | 料金 |
---|---|
事務手数料 | 3,300円 |
SIMカード発行費用 | 440円 |
eSIM費用 | 440円 |
費用内容 | 料金 |
---|---|
事務手数料 | 3,300円 |
SIMカード発行費用 | 440円 |
eSIM費用 | – |
事務手数料は全プラン共通、SIMカード発行費用も同様です。
eSIMは対応端末があれば選択可能ですが、Sプランは2025年5月時点でeSIM非対応です。
mineoで2回線目を追加する方法
mineoで2回線目を追加する手順は、以下のとおりです。
2回線目を追加するには、主契約者による申し込みが必要です。
必要な書類と手続きを理解しておくことで、スムーズに契約を完了できます。
①申し込みに必要なもの
2回線目の申し込みに必要なものは、以下のとおりです。
- 契約者の本人確認書類
- 契約者のクレジットカード
- eoID
2回線目を申し込む場合、すでに契約している名義を使って新規手続きを行うのが一般的です。
新たに追加する人の本人確認書類やクレジットカードではなく、1回線目を契約している人の書類が必要なため注意してください。
店舗や電話での手続き内容はほとんど同じですが、Webからの手続きはキャリアごとに異なるページにアクセスする必要があります。
各キャリアの公式サイトでMNP予約番号の取得手続きを行うページにアクセスし、指示に従って手続きを進めてください。
②オンラインでの申し込み
オンラインで2回線目を申し込む場合の手順は、以下のとおりです。
- 端末購入の有無やSIMの種類、利用する通信回線を選択
- eoIDの入力
- 申し込み方法の選択
- 契約者情報の入力
- 支払い情報の入力
- 本人確認書類のアップロード
- 入力情報の最終確認
オンライン申し込みフォームにアクセスすると、サービス選択画面が表示されます。
「端末+SIMカード」を購入するか、「SIMカードのみ」を購入するかを選択してください。
通信容量やオプションを選択し、希望するものにチェックを入れます。
mineoではAndroidとiPhoneを取り扱っているので、希望の機種を選択します。
端末購入時に利用できるキャンペーンもあるため、期間中に申し込むとお得です。
次は、以下の順で必要事項を入力します。
- eoID
- 申し込み方法
- 契約者情報
- 支払い情報
用意しておいた本人確認書類をアップロードし、最後に入力情報を確認すれば申し込み手続きが完了します。
③初期設定
mineoへの申し込みが完了した後は、MNP転入切り替えとネットワーク設定を行います。
端末を購入した場合、MNP転入切り替え手順は以下のとおりです。
- 端末にSIMカードを挿入
- 電池パックをセット
- 旧端末と新端末の電源をオフ
- パソコンなどからマイページにアクセス
- eoIDとパスワードを入力してログイン
- 「登録情報の変更・サポート」から「MNP転入切替/回線切替手続き」を選択
- ICCID/製造番号の下4桁を入力して回線切り替えを実行
- 回線切り替え後に電源を入れ、テストコールを行う
- ガイダンスが流れれば手続き完了
申し込みから商品到着まで、3〜4日程度かかります。
電話番号を変更しない場合や新規契約の場合、MNP転入切り替えは必要ありません。
使用していた端末を引き続き使う場合も、手順は同じです。
mineoのSIMカードを挿入し、電源をオフにした状態で手続きを進めます。
マイページにアクセス後、「登録情報の変更・サポート」を選び、「MNP転入切替/回線切替手続き」を行います。
④ネットワーク設定
通信環境を整えるためには、ネットワーク設定が必要です。
AndroidとiPhone別に、ネットワーク設定のやり方を解説します。
- 端末の電源を入れて「設定」を開く
- Wi-FiをOFFにして、「その他の設定」をタップ
- モバイルネットワークを選択
- モバイルデータ通信にチェックを入れて「高度な設定」をタップ
- 「CPA設定」を選択
- 各項目を入力し「CPA接続」にチェックを入れる
- 設定を行う端末からQRコードを読み取る
- 構成プロファイルのダウンロードを許可
- プロファイルダウンロード完了の通知が出たら「閉じる」をタップ
- 「設定」から「一般」を開く
- 「VPNとデバイス管理」からダウンロード済みプロファイルを選択
- プロファイルのインストールを開始
- ロック解除時に使用しているパスコードを入力
- 警告画面を確認して「インストール」をタップ
- インストール後に「完了」をタップ
mineoの2回線目の契約事務手数料を無料にするには
mineoでは、2回線目以降の契約でも新規契約時に事務手数料がかかります。
SIMカードの費用を含めると3,740円(税込)が必要ですが、無料にする方法があります。
2回線目の契約事務手数料を無料にする方法は、以下の3つです。
エントリーパッケージを購入する
エントリーパッケージを購入することで、契約時の事務手数料を無料にするのが可能です。
エントリーパッケージには、WEBからの新規申し込み時に事務手数料3,300円(税込)を無料にするエントリーコードが含まれています。
事前に購入し、申し込み時に16桁のコードを入力することで初期費用を抑えられます。
エントリーパッケージは販売店により価格が異なり、100円以下で購入できる場合も。
mineoのエントリーパッケージには有効期限がないため、事前に準備しておくと便利です。
エントリーパッケージの販売店は、以下のとおりです。
- mineoサポート店
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- コジマ
- ソフマップ
- ヤマダ電機
- Joshin
- Amazon
- ヨドバシ.com
- EDIONネットショップ
- Joshin Web
- ビックカメラ.com
店舗でもエントリーパッケージの購入は可能ですが、オンラインショップは安く購入できるメリットがあります。
エントリーパッケージの価格は時期によって変動するため、すぐに購入を決めず、いくつかのショップを比較したうえで購入先を決めましょう。
購入後に発行されるエントリーコードは、契約時に入力しなければなりません。
ファン∞とくのエントリーコード特典
mineoを1年1カ月以上利用している場合、ファン∞とく特典としてエントリーコードがもらえます。
上記のエントリーコードを使えば、事務手数料が無料に。
エントリーコードは利用期間に応じてもらえる数が増え、最大で3つのコードを受け取れます。
代理店からもエントリーコードを入手できる
mineoのサポート代理店が開催するキャンペーンに参加して、エントリーコードを取得する方法もあります。
キャンペーンは終了期間が未定ですが、1人につき5個までエントリーコードを無料で配布しています。
本記事では紹介していませんが、mineoの事務手数料を無料にしたい人は、価格.comのキャンペーンもチェックしておきましょう。
mineoの2回線目をお得に利用する方法
mineoの2回線目をお得に利用する方法は、以下のとおりです。
mineoで2回線目を契約するなら、利用料金の割引を適用したうえでお得に利用するのがおすすめです。
家族や恋人と利用することでパケットシェアも行えるため、mineoのメリットを活かしましょう。
複数回線割引が適用される
mineoでは複数回線割引を契約すると、最大10回線まで毎月の基本料金から55円の割引が適用されます。
上記の割引は自動で適用されるため、特別な申し込みは不要です。
家族の中で3親等以内の人がmineoを利用している場合、利用者のeoIDで契約すると割引が適用されます。
家族割引で家族ともお得
家族が別々のeoIDで契約している場合でも、家族割引が適用されます。
3親等以内の家族が対象となり、同一住所だけでなく、離れて暮らす子どもや祖父母にも適用可能です。
結婚して姓が変わった場合や、同性パートナー、事実婚の人も家族割引の対象です。
家族割引と複数回線割引は似ているようで異なる点も多いため、違いを理解して活用してください。
複数回線割引 | 家族割引 |
---|---|
主回線の契約者と同一のeoIDを使っている人 | 主回線の契約者から見て3親等以内の親族 |
複数回線割引 | 家族割引 |
---|---|
1つのeoIDにつき最大10回線まで | 主回線を含めて最大5回線まで |
複数回線割引 | 家族割引 |
---|---|
不要 | 不要 |
家族割引は、主回線を含めて最大5回線まで適用されます。
適用数が多い複数回線割引とは異なり、家族割引を利用するには異なるeoIDの指定が必要です。
親族にmineo契約者がいる場合に、適用される割引だと覚えておきましょう。
通信回線のバックアップにもおすすめ
mineoでは緊急時のバックアップ用として、「マイそくスーパーライト」を提供しています。
非常時に備えて、障害時の緊急回線を確保したい人におすすめです。
地震などの災害が発生すると、通信障害が起こる可能性があります。
メイン回線に障害が発生すると連絡が取れなくなるため、家族の安否確認が困難になります。
サブ回線を用意すると、メイン回線が使えない場合でも連絡が可能です。

スマゴリ
「マイそくスーパーライト」は月額250円(税込)で、緊急時に24時間データ使い放題を利用することで、非常時の回線として活用できます。
安価にバックアップ回線を持てるため、緊急時だけでなく、旅行や出張などWi-Fiが利用できない環境でも便利です。
ただし、「マイそくスーパーライト」は家族割引の対象外であるため、回線の利用料金は割引されません。
パケットシェアでパケットを分け合える
パケットシェアに登録すると、グループ内で余ったパケットを共有できます。
通信量が余りやすい人や不足しやすい人にとって、上記のシステムは非常に便利です。
登録されたメンバー内でパケットをシェアできるため、無駄なく通信量を利用できます。
最大10回線まで登録可能なため、家族や友人と共有するのがおすすめです。
- リーダーがマイページにログイン
- 「ご契約サービスの変更」から「パケットシェア変更」を選択
- メンバーの2回線目以降に利用番号を入力
- 申込内容を確認
- 登録したメンバーに承認メールが届き、承認すれば完了
すべてのメンバーが1週間以内に承認を行わないと無効になるため、早めに連絡を取っておきましょう。
パケットギフトも利用できる
通信量が余りそうなときは、家族や友人にパケットをギフトとして贈れます。
プラン通りに使っていても、時にはパケットが余るケースもあります。
余ったパケットを翌月に持ち越せない場合無駄になってしまうため、パケットギフトを活用するのがおすすめです。
10MB以上から贈れるため、少しでも余りそうな場合は有効活用しましょう。

スマゴリ
パケットシェアとは異なり、パケットギフトは特定の相手にパケットをプレゼントするシステムです。ギフトは同じeoIDで契約している回線間でも利用できますが、贈る回線と受け取る回線が同一の場合は利用できないので注意が必要です。
mineoの2回線目にもキャンペーンが適用される
2回線目でもmineoのキャンペーンが適用されるため、加入時期に合わせてキャンペーンを利用しましょう。
例えばかけ放題初月無料キャンペーンキャンペーンでは、かけ放題サービスの月額料金が初月無料になります。
通常、10分かけ放題は月額550円(税込)、時間無制限かけ放題は月額1,210円(税込)ですが、申込初月は無料でサービスを利用できます。
キャンペーンを活用して、mineoのサービスを最大限に利用しましょう。
mineoの2回線目に関する注意点
mineoの2回線目以降の契約で注意すべきポイントは、以下のとおりです。
mineoの2回線目はお得なポイントが多いものの、契約前に注意すべき点もあります。
2回線目以降は割引やキャンペーンの対象外となる場合があるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
同一eoIDでは家族割引はできない
同じeoIDから2回線目を申し込んだ場合、家族割引は適用されません。
家族割引は異なるIDを持つ家族が契約すると、毎月の基本料金から55円が割引されるサービスです。
家族割引と同様に毎月の基本料金が割引されますが、異なるIDで申し込む必要があります。
回線の支払いが完了するまで解約後も利用回線に含まれる
解約後に新規契約を行う場合でも、一定期間は利用回線に含まれるため最大回線数を超えないよう注意が必要です。
例えば2回線目を解約しても、前回の契約が完全に終了するまでの間は利用回線に含まれます。

スマゴリ
このため、新たに回線を追加する際に最大回線数を超過する可能性がありますので注意しましょう。
初回支払いが完了するまでの間は、前回契約の利用回線としてカウントされることを覚えておきましょう。
mineoの2回線目に関するよくある質問
mineoの2回線目の契約に関するよくある質問は、以下のとおりです。
mineoの2回線目に申し込む際、新規契約と同様にさまざまな疑問が生じる可能性があります。
事前に不明点を解消しておくと、プラン選びや契約がスムーズに進められます。
mineoはどこの通信回線がおすすめ?
mineoではA・D・Sプランを提供していますが、一番のおすすめはAプランです。
各プランの詳細は、以下のとおり。
- Aプラン:au回線
- Dプラン:ドコモ回線
- Sプラン:ソフトバンク回線
SプランはeSIMに対応していないため、eSIMを利用したい人には向きません。
一方、Aプランではシングルタイプの場合、SMSの基本サービスが無料で利用できます。
上記のポイントを考慮すると、2回線目以降の契約にはAプランが最適です。
mineoの追加SIMの手数料はいくら?
mineoで追加SIMを購入する際には、合計3,740円(税込)の費用がかかります。
内訳は、新規契約と同じく事務手数料3,300円(税込)とSIMカード発行手数料440円(税込)です。
代理店からエントリーコードを取得すると、事務手数料を無料にできます。
SIMカードを追加する前に、上記ののエントリーコードを取得しておきましょう。
mineoで複数回線の申し込みができないときは?
mineoでは、1つのeoIDにつき最大10回線までしか契約できません。
10回線を超える場合は名義を変更して新しいeoIDを取得し、新規に申し込む必要があります。
現在のeoIDで追加回線を契約したい場合は、既存の回線のいずれかを解約してから新たに追加するしかありません。

スマゴリ
既存回線を解約した場合でも、支払い確認が完了するまではその回線が利用回線に含まれるため、一定期間は追加できないことに留意してください。
近親者(3親等以内)に別のeoIDを持つ契約者がいる場合、空き回線があるか確認してみるのも一つの方法です。
回線数に余裕があれば、回線に追加してもらうことのは可能です。
mineoは2回線目もお得!
mineoは、同一名義・同一住所で最大10回線まで契約ができるため、2回線目の申し込みが可能です。
eoIDを持つ人に追加してもらうと、複数回線割引が適用され通常よりもお得に利用できます。
SIMカード発行手数料は無料にするのは難しいですが、事務手数料はエントリーコードを取得すると無料にできます。
エントリーコードは、ファン∞とくや代理店から取得しておきましょう。

スマゴリ
mineoで2回線目以降を申し込むことで、割引の適用やパケットシェア、キャンペーンなど、多くのメリットが得られます。ここで紹介した注意点を参考に、お得にmineoの2回線目を利用してください。