この記事のまとめ
国内ではWi-Fiルーターをレンタルするサービスが充実しています。
出張や旅行など、一時的にWi-Fiルーターを使いたい場合に便利です。
Wi-Fiルーターのレンタルはどこがお得なのでしょうか。
この記事では、国内でWi-Fiルーターを借りられるサービスを徹底比較しています。
さらに、レンタル会社ごとの料金やメリット・デメリットも紹介しています。
国内でWi-Fiルーターを借りたい人は、ぜひ参考にしてください。
国内のWi-Fiレンタル サービスとは?
国内のWi-Fiレンタルは、モバイルWi-Fiルーターをレンタルするサービスで、一時的にインターネット環境が必要になった場合に便利に利用できるサービスです。
申し込みをした後、モバイルWi-Fiルーターが手元に届いた直後から、簡単な設定をするだけですぐにインターネットが利用できる手軽さが魅力です。
国内でWi-Fiルーターをレンタルするメリット
国内でWi-Fiルーターをレンタルするメリットは4つあります。
・回線契約・契約期間の縛りがない
・定額料金で使える
・フリーWi-Fiがない地域でも使える
・セキュリティーがしっかりしている
それでは、以下の項目で上記のメリットについて詳しく見ていきましょう。
回線契約・契約期間の縛りなし!短期利用もOK
レンタルWi-Fiは回線の契約をする必要がありません。
そのため、2年や3年といった契約期間に縛られることがありませんし、解約違約金を気にする必要もありません。
料金が1日単位で設定されている場合もあるため、必要な日数だけWi-Fiが使用できます。
出張・旅行先での利用や引っ越しが終わるまでの短い期間、1~2週間の一時帰国など、便利に利用可能です。
入院する際にWi-Fiをレンタルすれば、病室でも自由にスマホを楽しめます。Wi-Fiレンタルは、利用期間が決まっている場合におすすめのサービスです。
定額料金で使える
Wi-Fiルーターの多くは定額制です。
利用日数で料金が決まっているので、使った分だけ後から請求されることはありません。
暇つぶしに動画を沢山見てしまったとしても高額な請求が来ることはないため、安心して利用できるでしょう。
通信量無制限を借りれば、仕事でも趣味でもしっかりお得に使えます。
フリーWi-Fiがない地域でも使える
都心から離れた地域や病院などフリーWi-Fiがない地域もあるでしょう。
スタバがあれば、フリーWi-Fiが利用できますが、どの地域でもあるわけではありません。
どうしてもタブレットをネットにつなぎたい、という場合でもWi-Fiルーターをレンタルしていれば安心です。
セキュリティーがしっかりしている
フリーWi-Fiは便利ですが、不特定多数の人が使うため、セキュリティー面が心配という人もいるでしょう。
その点、レンタルWi-Fiなら、セキュリティー対策は万全です。
Wi-Fi本体に書いてあるパスワードを入れないと使えない上に、しっかり暗号化されているので安心です。
国内でのWi-Fiレンタルサービス!選び方は?
国内でWi-Fiをレンタルするときの選び方について見ていきましょう。
料金やサービス内容で選ぶ
レンタルWi-Fiは複数の業者が行っており、業者によってサービス内容や料金が異なります。
借りる機種や選ぶプランによっても料金が異なるので、レンタル業者を比較してお得な業者を選びましょう。
回線・エリアで選ぶ
現在レンタルWi-Fiの回線に使われているのは以下の通りです。
・docomo
・WiMAX(au)
・Softbank
レンタルWi-Fiは主にSoftbank・WiMAX(au)・docomoのモバイル回線が使用されており、回線ごとに対応エリア(提供エリア)が異なっています。
エリア外ではWi-Fiを利用することができません。
都心部はほとんど対応エリアに含まれていますが、郊外や山間部では回線によっては対応エリアに入っていないところもあるので、利用する際には目的地で利用できるか?をしっかり確認しましょう。
紛失・故障などの保証オプションをチェック
レンタル品を破損させた場合、補償に入っていなければ修繕費の支払いが必要になります。
オプションが充実している業者なら、万が一故障や紛失した時の自己負担が少ないので安心です。
補償範囲は業者によって異なるので、事前に確認をしましょう。
レンタル料だけでなく補償オプションも含めて検討をすることをおすすめします。
利用頻度で選ぶ
Wi-Fiレンタルできる機種には「データ通信上限あり」と「データ通信無制限」があるので、利用頻度に合わせて選びましょう。
無制限で使いたいなら「大容量プラン」がおすすめ
通信料が多くなることが分かっているなら、無制限で使える大容量プランの選択がおすすめです。
ただし、無制限の場合でも、過度に使用しすぎると制限がかかる可能性があります。
多くの場合、1日に10GB以上、あるいは月間300GB以上の通信利用が認められた場合、無制限であっても翌日以降に速度制限がかかります。
短期間・最小限の利用なら「低容量プラン」がおすすめ
1~2日の短期利用にも関わらず大容量プランを選ぶのは無駄になってしまいます。
メールのやり取りやネットの閲覧だけなら、通信容量はそれほどかかりません。
短期間・最小限の利用なら低容量プランがおすすめです。
大容量プランよりもコストを抑えられます。
モバイルルーターの性能で選ぶ
レンタルWi-Fiは、ゲーム・動画の視聴、複数台のデバイスとの接続など、用途に合わせてルーターの性能もチェックした方が良いです。
たとえばオンラインゲームを楽しみたいのであれば、プレイ中に画面が固まると、満足して楽しめません。
利用に適したモバイルルーターを選ぶことが大切です。
あらかじめ使用するシーンを想定し、モバイルルーターの性能で選びましょう。
速度を重視したい方は規格値をチェック
速度を重視したい方は規格値をチェックしましょう。
通信速度の規格値は、○○Mbpsと表記されます。
この数字が大きいほど、速度が速いことを示しているのです。
ただし、数値はあくまで理論上の最大数値なので、実際にその速度が出るとは限りません。環境などによって変わってくるので、あくまでも目安としてとらえると良いでしょう。
最安値はどこ?国内用Wi-Fiレンタル会社を徹底比較
主な国内用Wi-Fiレンタル会社は以下の通りです。
・Wi-Fiレンタルどっとこむ
・e-ca
・Wi-Fiレンタル便
・Wi-Fi東京
・88mobile
・カシモバ
・NETAGE
国内用Wi-Fiレンタル会社の中で、最安値で利用できるのはどこでしょうか。
各会社を徹底比較します。
Wi-Fiレンタルどっとこむ | e-ca | Wi-Fiレンタル便 | Wi-Fi東京 | 88mobile | カシモバ | NETAGE | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1日 | データ量30GB 1,870円 無制限 495円 | データ量30GB 1,870円 無制限 495円 | 無制限 550円 | 無制限 440円 | データ量50GB 528円 無制限 528円 | 3GBプラン 460円 無制限 920円 | 30GBプラン 700円 無制限 420円 |
30日31泊 | データ量30GB 6,160円 無制限 6,750円 | データ量30GB 6,160円 無制限 7,425円 | 無制限 5,940円 | 無制限 6,600円 | データ量50GB 8,195円 無制限 7,920円 | 3GBプラン なし 無制限 6,630円 | 70GBプラン 9,000円 無制限 7,480円 |
次に各会社毎の、料金、容量、短期利用時の通信制限、最短発送日、受け取り・返却方法、補償オプション・料金、長期レンタルの可否を比較します。
Wi-Fiレンタルどっとこむ | e-ca | Wi-Fiレンタル便 | Wi-Fi東京 | 88mobile | カシモバ | NETAGE | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
短期利用時の通信制限 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 機種により制限あり | 〇 |
最短発送日 | 15時までの申込みで当日発送 | 13時までの申込みで当日発送 | 16時までの申込みで当日発送 | 17時までの申込みで当日発送 | 当日 | 17時までの申込みで当日発送 | 平日17時までの申込みで当日発送 |
受け取り・返却方法 | 宅配 空港 コンビニ | 宅配 空港 | 宅配便 | ヤマト運輸 ゆうパック | ヤマト運輸 | 宅配便(ゆうパック) | 宅配受取 店頭受取 バイク便 |
返却方法 | 宅配 空港 郵便ポストに投函 | 宅配 空港 | 郵便ポストに投函 | 郵便ポストに投函 | 郵便ポストに投函 | 郵便ポスト | 郵便ポストに投函 |
補償オプション・料金 | 安心補償サービス 1日44円 | 安心補償サービス 1日44円 | 安心パック 1日33円 上限330円 | 安心補償 LINE@かWEB会員登録で安心補償永久無料 | 安心補償パック 770円 | 安心パックフル 1日920円 安心パック 1日510円 | 安心補償 1日40円 1ヵ月 400円 |
長期レンタルの可否 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fiルーターレンタル会社は複数ありますが、一番のおすすめはWi-Fiレンタルどっとこむです。
受け取りや返却方法を複数の中から選べますし、プランや機種も豊富です。
それでは、以下の項目で、Wi-Fiルーターレンタル会社をおすすめ順に紹介します。
1位:Wi-Fiレンタルどっとこむ
Wi-Fiレンタルどっとこむは、取り扱い機種が多いですが、特にSoftbankは、プランや機種をたくさん選べます。
受取・返却先も多く自宅の他に空港・コンビニからも選ぶことができ便利です。
《特徴》 ・Softbankの機種やプランが豊富・受取・返却先が多い ・1か月以上の長期間レンタルする際の料金が低い ・WiMAX+5G端末に対応 ・ホームルーターにも対応 ・デビットカードでの支払いOK |
料金 | 容量 | 通信制限 | 受け取り | 返却 | オプション |
---|---|---|---|---|---|
495円/日 | 無制限 | 〇 | 宅配・空港・コンビニ・ホテル・病院 | 宅配・空港・ポスト | 補償サービスあり |
Wi-Fiレンタルどっとこむの注意点
・無制限プランでも通信制限がある
・端末を紛失した際にかかる費用が割高
・電話では申し込み不可
2位:Wi-Fi東京
Wi-Fi東京は、LINEアカウントを友達追加することで、安心補償のオプションを無料で利用できます。
クレジットカード決済のほかに口座振替で料金を支払うこともできます。
《特徴》 ・安心補償のオプションを無料で利用できる・長期レンタルする場合の料金設定が安い ・口座振替での契約が可能 |
料金 | 容量 | 通信制限 | 受け取り | 返却 | オプション |
---|---|---|---|---|---|
440円/日 | 無制限 | 〇 | 自宅・空港・ホテル | ポスト | 安心補償あり |
Wi-Fi東京の注意点
・1ヶ月で見た場合料金が高額
・回線がSoftBankしか選べない
3位カシモバ
カシモバは、返却期限が翌日の朝8時まで。
翌朝8時までに郵便ポストに投函すると延長料金がかかりません。取り扱い機種も豊富です。
また、宅配便(ゆうパック)が配達できる場所であればどこでも受け取り可能な便利さもあります。
《特徴》 ・返却期限が翌日の朝8時まで ・取り扱い機種が豊富 ・宅配便(ゆうパック)が配達できる場所であればどこでも受け取り可能 |
料金 | 容量 | 通信制限 | 受け取り | 返却 | オプション |
---|---|---|---|---|---|
920円/日 | 無制限 | 〇 | 宅配便 | ポスト | 補償サービスあり |
カシモバの注意点
・短期利用が高額
・通信モードによっては速度制限がある
・申し込みにはクレジットカードが必要
4位:縛られないWiFi
縛られないWiFiは、月額料金3,190円〜利用できる国内レンタルWi-Fiサービスです。
プランは、WiMAXプランと、WiMAX2ヶ月限定プラン、30GBプラン、50GBプランの中から選択できます。
1週間など超短期の利用はできませんが、1ヶ月〜のレンタルであれば安く利用可能です。
《特徴》 ・契約期間の縛りなし ・解約金なし ・1ヶ月〜利用可能 |
縛られないWiFiの注意点
・支払いはクレジットカードのみ(1年おトクコースのみ口座振替に対応)
・Webからの注文のみ対応
5位:NETAGE
NETAGEは、あらかじめ返却期限を決める必要がなく好きなタイミングで返却することができます。
機種の取り扱いも豊富なので、多くの中から選択できます。
《特徴》 ・機種の取り扱いが豊富 ・受け取り、返却が簡単 ・返却期限を決めなくてよい |
料金 | 容量 | 通信制限 | 受け取り | 返却 | オプション |
---|---|---|---|---|---|
420円/日 | 無制限 | 〇 | 宅配、店頭、バイク便 | ポスト | 補償サービスあり |
NETAGEの注意点
・料金は比較的高め
・クレジットカード決済のみ
・webからのネット注文のみ
6位:88mobile
88mobileは、ネット上から24時間いつでも申し込みができます。
プランが豊富にそろっているので、自分の利用に合わせたプランを選べます。
《特徴》 ・プランが豊富 ・申し込みはネット上から24時間いつでもできる ・安心補償パックがあり安心 |
料金 | 容量 | 通信制限 | 受け取り | 返却 | オプション |
---|---|---|---|---|---|
528円/日 | 無制限 | 〇 | 宅配便、一部空港郵便局 | ポスト | 安心補償パックあり |
88mobileの注意点
・レンタルの費用が他と比べて高い
・定番を中心とした国・地域が対象
・安心補償パックを利用しても完全無料にはならない
7位:Wi-Fiレンタル便
Wi-Fiレンタル便は、楽天市場からレンタルできるので、利用によってポイントがたまります。
ニーズに合わせた利用プランが揃っているので、無駄を防げます。
さらに、16時までに申し込みで当日配送が可能。
《特徴》 ・楽天市場からレンタルできる ・16時まで申し込みで当日発送 ・ニーズに合わせた料金プランがある |
料金 | 容量 | 通信制限 | 受け取り | 返却 | オプション |
---|---|---|---|---|---|
550円/日 | 無制限 | 〇 | 自宅・空港 | ポスト | 補償サービスあり |
Wi-Fiレンタル便の注意点
・平均1日1GBの制限がある
・安心補償パックを利用しても完全無料にはならない
・短期利用は割高
8位:e-ca
e-caは、レンタル機種も多く備品もレンタルでき、1日の短期の料金は安いです。
事前にレンタル日数を決めておかなくても、連絡無しでレンタル期間の延長ができます。
《特徴》 ・受取や返却方法の種類が多い ・事前連絡無しでレンタル期間の延長ができる ・備品もレンタルできる |
料金 | 容量 | 通信制限 | 受け取り | 返却 | オプション |
---|---|---|---|---|---|
495円/日 | 無制限 | 〇 | 空港・宅配 | 空港・宅配 | 補償サービスあり |
e-caの注意点
・支払いはクレジットカードのみ
・WEB申込のみで、電話申込は対応不可
・長期レンタルは割高
・受取手数料や返送料がかかる
まとめ
日本国内用のWi-Fiルーターレンタル会社は複数あります。
Wi-Fiルーターの多くは定額制ですがサービス内容や料金などは会社によって大きく異なっています。
自分の利用状況に合わせて賢く選択しましょう。
・エリアを確認
・多くの容量を使うなら大容量プランがおすすめ
・補償オプションをチェック
契約する前に、自分の利用するエリアで対応可能かどうかを調べましょう。
事前に多くの容量を使うとわかっているなら無制限の大容量プランがおすすめ。
万が一壊したり紛失した場合のことを考慮して、利用料金だけではなく補償プランなどのオプションも調べておきましょう。