この記事のまとめ
hi-ho Let’s WiFiは、2020年6月に登場した新しいポケット型Wi-Fiサービス。
クラウドSIMという仕組みを利用しているため、電波が繋がりやすい点が魅力です。
hi-ho Let’s WiFiの口コミ・評判は?
あなたは今、「hi-ho Let’s WiFiって実際どうなの?」と思っているのではないでしょうか?
そこで当ページでは、実際のユーザーの口コミを徹底調査!コスパや他社との比較、メリット・デメリットについても解説します。
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hi-ho Let’s WiFiとは?特徴を解説
たくさんあるモバイルルーターの中でも、hi-ho Let’s WiFiは使いやすいサービスになっています。
後発でサービスを開始したからこそ、「痒いところに手が届く」のがhi-ho Let’s WiFiの特徴です。
ポイントは、以下の通りです。
hi-ho Let’s WiFiの大きなメリットは1日7GBも使える点です。
これなら、外出用としてだけでなく、自宅のインターネットとしても利用できそうですね。
しかも海外100ケ月以上で使える上に、特別な手続きは不要!
端末を海外に持って行くだけで、そのまま利用できます。
また、大手キャリアの通信が使える上に、自動で繋がりやすい電波をキャッチしてくれるので、安定した通信が期待できます。
それなのに料金は月額4,300円。端末代金も不要となっています。
hi-ho Let’s WiFiの料金
hi-ho Let’s WiFiが気になる人は、料金について詳しく知りたいですよね。
じつは料金がシンプルでわかりやすいのが、hi-ho Let’s WiFiの特徴のひとつ。
詳細は以下のようになっています。
月額料金 | 4,730円/月 |
---|---|
端末代金 | 0円 |
端末送料 | 0円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末補償オプション | 550円/月 |
月額料金は、ずっと4,730円というシンプルな設定になっています。
ちなみに初月は、日割り計算になります。
さらに端末代金も、送料もかかりません。
つまりhi-ho Let’s WiFiで最低限必要なのは、月額料金と事務手数料のみ。
また、端末の故障に対応するオプションとして、550円/月で補償を付けることも可能です。
非常にわかりやすい料金体系になっているので、安心して申し込みができるでしょう。
hi-ho Let’s WiFiの速度
hi-ho Let’s WiFiを実際に使うとなると、次に気になるのが通信速度ですよね。
hi-ho Let’s WiFiの端末速度は以下のようになっています。
通信速度 | |
上り(送信) | 最大50Mbps |
下り(受信) | 最大150Mbps |
基本的にストレスなく、普通にネットサーフィンをする程度なら、約10 Mbpsで十分なので、実測値はこれより下がるとしても、ヘビーユーザーでなければ、快適に利用できるでしょう。
ちなみに端末は、どんなときもWiFiやmugenWiFiなど多くのモバイルルーターサービスでも利用されており、速度も同じになっています。
通信容量と速度制限について解説
hi-ho Let’s WiFiは、使いすぎると、回線に負荷がかかってしまうため、速度制限を設けています。
hi-ho Let’s WiFiの公式サイトでは、通信制限について以下のように明記されています。
通信容量 | 1日に7GB |
速度制限時の速度 | 最大128kbps |
1日に7GBといっても、どれくらいの通信量かわかりにくい人もいると思いますので、以下で詳しく解説します。
YouTube動画で換算
YouTube動画に換算すると、7GBで約17時間視聴できます。
動画を長時間見るヘビーユーザーでない限り、十分すぎる容量になっていますね。
SNSの利用で換算
次はSNSでの利用について、計算してみました。
利用者の多いLINEで計算してみると、7GBで利用できる目安は以下のようになります。
LINEの機能 | 目安 |
トーク | 93.1万回 |
音声通話 | 385時間 |
ビデオ通話 | 23.1時間 |
さすがに1日中LINEだけしか使わない人はいないでしょうが、あくまで目安として参考にしてみてください。
数字だけを見れば、かなりの容量なのがわかります。
Instagramを使った場合だと、9.1時間使わないと7GBになりません。
これもまず到達することはなさそうですね。
ちなみにこの容量を超過すると、128kbpsまで速度が落ちてしまいます。
これはさすがに、ストレスが溜まるほどの通信速度。
通常の利用では、まず制限がかかることはありませんが、ヘビーユーザーの方は使いすぎには注意しましょう。
クラウドSIMとは?
hi-ho Let’s WiFiは、クラウドSIMという通信方法を採用しています。
クラウドSIMとは、次のような大手3社の通信キャリアを、自動で繋がりやすい通信に切り替えてくれる通信方法です。
- docomo
- au
- Softbank
3社回線を利用できるため、利用できる範囲が広く、安心して使えますよ。
hi-ho Let’s WiFiの端末スペック
hi-ho Let’s WiFiでは、どのような端末が提供されるのか、スペックを見てみましょう。
製品名 | U2S |
重さ | 約151g |
大きさ | 127×65.7×14.2 mm |
色 | ゴールド/グレー |
最大通信速度 | 受信:最大150Mbps 送信:最大50Mbps |
連続使用可能時間 | 12時間 |
バッテリー容量 | 3,500mAh |
Wifi規格 | IEEE802.11b/g/n |
同時接続台数 | 5台 |
hi-ho Let’s WiFiは、「U2S」といわれる端末で、通信を行うようになります。
この端末は「どんなときもwifi」と同じものです。
12時間という長時間通信をしても、バッテリーが切れないのは嬉しいですよね。
5台同時に接続しても普通に使えるので、家族と一緒に使うのもいいでしょう。
hi-ho Let’s WiFiの契約期間と違約金
hi-ho Let’s WiFiを契約する前には、契約期間と違約金もチェックしておきましょう。
詳細は以下のようになっています。
契約期間 | 2年間 |
違約金 | ~11ヶ月目:19,800円(税抜) 更新月以外の12ヶ月目~:10,450円(税抜) |
2年ごとに更新となり、11ヶ月目までは違約金が19,800円となります。
それ以降は10,450円なりますが、それでも高額な料金ですね。
契約更新月で解約すれば、これらの料金は発生しませんので、できるだけこの期間に解約をしましょう。
hi-ho Let’s WiFiの端末補償(550円/月)
端末を故障させてしまうと、修理代が発生します。
無駄な料金を払いたくないのなら、端末補償のオプションに加入しておきましょう。
広い範囲で保証してくれるので、安心して利用できます。
補償の対象となるは、以下のようなケースです。
- 機器の破損
- 機器の全損
- 水没による故障
- 正しい使い方をしていて故障した場合
ちなみに、「盗難」と「紛失」については、補償の対象外になる可能性があります。
これらに該当してしまうと、補償オプションに加入していたとしても、有料になってしまうでしょう。
もちろん端末を改造した場合や機器が劣化した場合も補償の対象外です。
できるだけ大切に使うようにしてくださいね。
hi-ho Let’s WiFiの口コミ・評判は?
hi-ho Let’s WiFiを実際に使っている人の、口コミを参考にしたい人も多いでしょう。
しかし、hi-ho Let’s WiFiはサービスが始まったばかりで、口コミはほとんどありませんでした。
口コミが投稿され次第、情報を更新させていただきますね。
hi-ho Let’s WiFiの海外利用について解説
hi-ho Let’s WiFiは、利用できる範囲が広いのも特徴です。
海外でも申請をせずに、そのまま使えるのですが、別途に料金がかかってしまいます。
利用する国によって、料金に違いがあるので、以下の表を参考にしてみてください。
エリア | 日額料金 | |
エリア1 | ・アジア1、オセアニア1(中国 , ⾹港 , インドネシア , 韓国 , マカオ , マレーシア , タイ, 台湾 , シンガポール, ベトナム ,ラオス , ネパール , フィリピン , カンボジア , モンゴル , ミャンマーオーストラリア) ・ヨーロッパ ・北米 | 970円 |
エリア2 | ・アジア2、オセアニア2(バングラデシュ , カザフスタン , パキスタン , タジキスタン , スリランカ , ブルネイ , インド , グアム ,フィジー, ニュージーランド , 北マリアナ諸島) ・中東 ・中米 ・南米 ・アフリカ | 1,670円 |
また利用できる容量についても、国内と違いがあります。
日本国内では1日に7GBまででしたが、海外での利用は1日に1GBまでです。
余った容量は、繰り越しができないので、計画的に使いましょう。
ちなみに速度制限になってしまうと、最大256kbpsの速度になってしまいます。
他社と比較してどう?
hi-ho Let’s WiFiは、確かに魅力的なモバイルルーターサービスですが、他社と比較してみないとわからないことも多いでしょう。
そこで複数のモバイルルーターサービスを、表にして比べてみました。
申し込み窓口 | hi-ho Let’s WiFi | Chat WiFi | SPACE Wi-Fi | モナWiFi | WiFiO | ゼウスWiFi | THE WiFi | それがだいじWiFi | GMOとくとくBB WiMAX | Mugen WiFi | どこよりもWiFi | めっちゃWiFi | よくばりWiFi | 限界突破WiFi | 縛りなしWiFi | SAKURA WiFi | NOZOMI WiFi | Fuji WiFi | Y!mobile |
2年間合計 | 113,520円 | 118,272円 | 97,152円 | 144,672円 | 116,160円 | 90,222円 | 100,230円 | 89,232円 | 115,368円 | 89,232円 | 81,600円 | (新規受付終了) | 91,080円 | 92,400円 | 95,040円 | 108,000円 | 105,072円 | 105,000円 | 115,632円 |
初期費用 | 3,300円 | 4,378円 | 0円 | 5,500円 | 4,400円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 4,180円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 4,180円 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 | 4,928円 | 2,200円 | 3,300円 |
違約金 | ~11ヶ月目:19,800円(税抜) 更新月以外の12ヶ月目~:10,450円(税抜) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 2年未満:10,450円 契約更新月:0円 2年目更新月以降:10,450円 | 2年未満:10,780円 契約更新月以降:0円 | 3年未満:4,950円 契約更新月以降:0円 ※端末代も加算 | 0円 | 1年未満:9,900円 2年未満:5,500円 更新月以降:0円 | 2年未満:10,450円 契約更新月以降:0円 | 2年未満:10,780円 契約更新月以降:0円 | 1年未満:18,000円 2年未満:12,000円 契約更新月:0円 それ以降:9,500円 | 2年未満:19,800円 契約更新月以降:0円 更新月以降:5,500円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 3年未満:10,450円 |
サポート | 端末補償オプション:550円 | 補償オプション:550円 | 端末補償:550円 | MONAセーフ:550円 | プレミアム保障:550円 | あんしんオプション:440円 | 安心サポート:330円 安心サポートワイド:550円 | それがだいじ安心パック:550円(初月無料) | 安心サポート:330円 (最大2ケ月無料) 安心サポートワイド:550円 (初月無料・2ケ月目220円) | 補償オプション:550円 次月利用オプション:0円 | 機器補償サービス:440円 | ― | 端末補償:550円 | 端末補償:550円 | 安心サポート:550円 | 補償サポート:550円 | 端末補償:385円 | 安心サポート:330円(必須) | 故障安心パック:550円 |
キャリア | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク WiMAX | ソフトバンク | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク | au WiMAX | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク au ドコモ | ソフトバンク |
支払い方法 | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード 口座振替 | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード 口座振替 |
契約期間 | 2年 | 定めなし | 定めなし | 定めなし | 2年 | 2年 | 2年 | 3年 | 2年 | 2年 | 1年/2年 | 2年 | 2年 | 2年 | 定めなし | 定めなし | 定めなし | 定めなし | 3年 |
2年間の合計料金を比較すると、他社と比べて特別お得とは言えないことがわかりました。
hi-ho Let’s WiFiは、海外でも日本でも、モバイルルーターを利用したいと思っている方にとって便利なサービスですが、少しでも安いサービスに契約したいなら他社を検討した方がいいでしょう。
hi-ho Let’s WiFiのデメリット・注意点
hi-ho Let’s WiFiには、メリットだけでなくデメリットもあります。
ここからは、hi-ho Let’s WiFiのデメリット・注意点を紹介します。
速度制限がかかると128Kbpsになる
hi-ho Let’s WiFiは、1日に7GBまで使えるようになっています。
しかしそれ以上使ってしまうと、128Kbpsという低速になるため、快適通信ができなくなります。
ちなみにこの速度になると、全然インターネットが使えなくなる!ということではありません。
例えば以下のような使い方なら、制限後でもなんとか通信することができます。
- LINEのメッセージでのやりとり
- ちょっとだけTwitterを見る
- ニュースサイトを少しだけ見る
しかし、使いづらくなることは間違いないので、速度制限にならないように、1日7GBは守ったほうがいいですね。
他社に比べて月額料金が高い
上記の表を見ればわかるように、他社と比べると少し料金が高くなってしまうのが難点です。
他の似たようなクラウドSIMサービスでも、月額3,500円前後のものもあるため、お得感は少ないかもしれません。
とはいえ、その分1日7GBという大容量な通信量を確保してくれているのは、hi-ho Let’s WiFiならではのメリットです。
ここ最近、他社クラウドSIMサービスで、使い込んでいないのに、速度制限に勝手になってしまうトラブルが頻発しています。
その点、hi-ho Let’s WiFiは、最初から容量を確保しているため、トラブルが起きにくいというメリットもあります。
つまり少し高くてもいいから、安心して使いたい人は、hi-ho Let’s WiFiがおすすめですね。
2年契約になっているため、解約しにくい
hi-ho Let’s WiFiのデメリットとして、契約期間が2年となっている点も挙げられます。
2年ごとに更新となっていますが、この2年の途中で解約すると、最低でも10,450円、11ヶ月以内なら19,800円と高額な違約金が発生します。
気軽に解約できないので、もし短期間の利用になる可能性があるなら、契約の縛りがないサービスを選んだ方がいいでしょう。
まとめ
hi-ho Let’s WiFiは、クラウドSIMを利用したモバイルルーターサービスです。
国内なら、1日に7GBという大容量の通信ができるので、多くの人は満足できるでしょう。
料金もわかりやすく設定されており、4,730円/月で変わることはありません。
端末の故障に備えて、補償オプションも用意されているので、安心して使いたい人におすすめです。
ただし、国内でよく使う場合、他社に比べて料金が高い点と契約期間の縛りには注意してください。
国内でしか利用しないのなら、別のモバイルルーターサービスを使うことも検討しましょう。