この記事のまとめ
W06は、光回線並みの超高速 Wi-Fi 通信が外出先でも楽しめる、モバイルルーターです。
新機種のWX06と比較しても圧倒的に速度が速く、つながりやすさを重視するならW06がおすすめです。
W06のスペックや特徴、口コミ評判とは?
hikaritayasushi
W06は、通信速度の速さに定評のある、モバイルルーターです。
下り最大1.2Gbpsの高速な通信で外出先でも快適にインターネットが楽しめます。
この記事では、W06のスペックや特徴、口コミ評判、接続方法や使い方などを徹底調査!
最新機種WX06と比較した結果、W06がおすすめな理由もわかりやすく解説します。

W06の基本スペックと特徴とは

まずは、W06の基本スペックを見ていきましょう。

製造元HUAWEI
サイズ/重量128×64×11.9mm(ディスプレイ2.4インチ)/125g
連続通信時間ハイスピードモード(WiMAX 2+)ハイパフォーマンス:約7時間10分スマート:約9時間バッテリーセーブ:約11時間40分ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+LTE)ハイパフォーマンス:約5時間ノーマル:約6時間40分バッテリーセーブ:約10時間
連続待受時間デフォルト設定(WiMAX 2+Wi-Fi未接続時):約800時間
電池容量3,000mAh
通信速度ハイスピードモード(WiMAX 2+)下り最大558Mbps上り最大30Mbpsハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+LTE)下り最大1.2Gbps※Wi-Fi接続時最大867Mbps)上り最大75Mbps※※USBケーブル接続時の通信速度
Wi-Fi規格IEEE802.11a/b/g/n/ac
最大接続
可能台数
最大16
対応OSWindows8.1Windows10
Mac OS X 10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14

W06の特徴は以下の通りです。
・最大1.2Gbpsの高速通信ができる
・高性能アンテナ搭載で繋がりやすい
・利用シーンに合わせて接続モードが変えられる
・ハイスピードプラスエリアモード対応

W06の最大の特徴は最大1.2Gbpsの高速通信ができることです。
電波通信を安定させるビームフォーミングという高性能アンテナ搭載でつながりやすさもあります。
自動切り替えを設定しておくことで、月間通信量が設定値を超える前にハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードに自動で切り替えを行ってくれます。

W06とWX06を徹底比較!おすすめはどっち?

W06は速度が速く使いやすい端末ですが、最新端末として「WX06」も登場しているため、どちらにすべきか迷ってしまいますよね。
そこで、両者のスペックを比較してみました。

ルーターW06WX06
製造元HUAWEI(ファーウェイ)NEC
対応エリアWiMAX2+
au 4G LTE
重さ125g127g
大きさW128×H64×D11.9mmW111×H62×D13.3mm
通信最大速度下り最大1.2Gbps
上り最大75Mbps
下り最大440Mbps
上り最大75Mbps
使用時間・ハイスピードモード
ハイパフォーマンス:約7.1時間
スマート:約9時間
バッテリーセーブ:約11.6時間
・ハイスピードプラスエリアモード
ハイパフォーマンス:約5時間
スマート:約6.6時間
バッテリーセーブ:約10時間
・ハイスピードモード
ハイパフォーマンス:約8.3時間
ノーマル:約11.5時間
エコ:約14時間
・ハイスピードプラスエリアモード
ハイパフォーマンス:約8.1時間
ノーマル:約10.5時間
エコ:約13.3時間
クレードルなしあり
TXビームフォーミング×

比較してわかったW06のメリット

W06とWX06を比較すると、W06には以下の3つのメリットがあることが分かります。
・通信速度が圧倒的に速い
・高性能アンテナ搭載でつながりやすい
・薄くて持ち運びしやすい

これらのメリットについて下記の項目で詳しく説明します。

W06は通信速度が圧倒的に速い

W06は最大下り速度が1.2Gbpsと圧倒的に速いです。
有線接続すれば、光回線並みの高速通信ができます。
無線時でも867Mbpsと、WX06と比べると約2倍の速さとなっています。
建物などの障害物があるため実際にこのスピードが出るわけではありませんが、WX06より速い速度が期待できるのです。

W06は高性能アンテナ搭載でつながりやすい

高性能ハイモードアンテナ搭載により、繋がりにくかった場所でも、電波をしっかりキャッチできます。
また、TXビームフォーミングという技術を使い、Wi-Fi使用機器に向けて電波を送信。
電波が拡散せずに届くので、速度だけではなく安定性もW06に比べて高いでしょう。
W06は、つながりやすさが従来機種と比べて、約20%速度とアップしていることもあり、安心できます。

薄くて持ち運びしやすい

サイズ感についても、W06はWX06よりも本体の厚みが薄くて携帯性に優れています。
W06は従来機W05と比べると縦幅が大きくなっています。
しかし、厚さはだいぶ薄くなったので、胸ポケットやズボンのポケットにいれても目立ちません。
iPhoneと同じくらいの厚さなので、邪魔に感じることもないでしょう。

比較してわかったW06のデメリット

W06とWX06を比較すると、W06にはデメリットもあることが分かりました。
デメリットは以下の2つです。
・連続通信時間がWX06よりもやや短い
・クレードル非対応

それでは、デメリットについて下記の項目で詳しく見ていきましょう。

連続通信時間がWX06よりもやや短い

バッテリーはWX06の方が1~2時間程度長持ちするので、WX06よりも使える時間はやや短いです。
ただし、連続で最大9時間使え、外出先で使うには十分対応できます。

クレードル非対応

クレードルとはルーター本体を置いて充電することができる台のことです。
背面にはLANポートがついており、光回線などの固定回線につながったLANケーブルを繋げることで無線ルーターのアクセスポイントとして使用することができます。
Wシリーズにもクレードルがありましたが、W06からはなくなってしまいました。
クレードルがあると充電や有線接続に使えるので、少し不満に感じる人もいるかもしれません。

しかし、実際にはクレードルは必要ないことが多いです。
W06はTXビームフォーミングを搭載しているので、通常使用の場合クレードルなしでも安定した速度の通信ができます。
また、クレードルがないからといって有線接続ができないわけではなく、USBケーブルを使えば問題なく繋げることができるので、特に困ることはないでしょう。

【結論】W06がおすすめ

W06とWX06比較した結果、のおすすめはW06です。
・速度が速い
・アンテナの感度が良い

WiMAXで最も重要視したい速度は最大1.2Gbpsと速いです。
また、アンテナの感度も良いこともW06をおすすすめできる理由です。

W06の口コミ評判は?

W06の口コミ評判はどうなっているのでしょうか。

W06の良い口コミ

W06の良い口コミを見ていきます。

W06については、良い口コミが多くありました。
口コミを見ると、快適に利用できる、問題なく繋がるなどと評判が良いです。
多くの人が満足して利用していることが分かります。

W06の悪い口コミ

次にW06の悪い口コミを見ていきましょう。

口コミを調査した結果、良い評価ばかりではなく少数ですが、悪い口コミもありました。
通信速度制限でもないのに速度があまり出ていないことに不満を感じている声がありました。
利用する環境や場所によっては、遅いと感じる場合もあるようです。
また、遅いという方の中には、「特に上りの速度が出ない」という声がありました。
WiMAXは、8日以内ならキャンセル無料なので、はじめのうちにスピードテストで速度をチェックしてみるなど、お使いの環境に適しているか確認してみましょう。

W06の接続方法と使い方

W06を購入したら、接続・設定を行いましょう。
ここからは、W06の接続方法と使い方を見ていきましょう。

W06の接続手順

W06の接続手順は以下の通りです。

①本体にICカードをセットして電源を入れる

まずは、本体にICカードをセットして電源を入れましょう。
ICカードをセットする手順は以下の通りです。
①カバーの横のくぼみに指をかけ、図に示す矢印の方向に引いてICカードスロットカバーを開く。
②IC(金属)面を上にして、図に示す切り欠き部分で方向を確認してからカチッと音がするまで差し込む
③IC カードスロットカバーをIC カードスロットの位置に合わせ、軽く押す
④IC カードを入れたらカバーを元に戻す
⑤電源ボタンを長押しして電源を入れる

②SSIDとパスワードでWi-Fi設定

W06を使うにあたり、必要となるのがWi-Fiで接続する為のSSIDとパスワードです。
これらの情報を確認し、登録設定を行いましょう。
①ホーム画面から[情報]>[W-Fi設定]の順にタップしSSIDとパスワードを表示
②表示したSSIDとパスワードを使いパソコンやスマートフォンのWi-Fi設定に従って接続

W06を有線接続する方法

W06はクレードル非対応ですが、Type-Cケーブルを使って有線接続ができます。
W06はType-CのUSBケーブルに対応しています。
ただし、W06の通信速度は最大1237Mbpで、USB2.0ではこの速度に対応していません。
W06の機能を最大限活かすためにもUSB3.0対応のType-Cケーブルを使用しましょう。

W06の充電方法

W06充電器がついていません。
そのため、どうやって充電すればいいの?と思う人もいるでしょう。
W06はUSBケーブルでの充電となります。USB3.0ケーブル TYPE-Cを使ってW06とパソコンをつなぐと充電できます。

もしくは、USBを挿し込める変換コネクタを使えば、コンセントからも充電することができます。

W06の接続がうまくいかないときの対処法

W06の接続がうまくいかないときの対処法を見ていきましょう。

接続が切れやすい、通信速度が遅いときは?

接続が切れやすいときに試して欲しい、設定の変更を紹介します。

以下の機能の設定を変更することで改善する場合があります。

1. 「パフォーマンス設定」機能

ホーム画面から「パフォーマンス設定」を選択します。
デフォルトでは「ノーマル」が指定されていますが、「ハイパフォーマンス」に変更すると、キャリアアグリゲーションを使用して通信速度を高めることができます。

2. 「クイックアクセスモード」機能

ホーム画面から「設定」→「システム設定」→「クイック機能」を選択します。
「クイックアクセスモード」をONにすると、無通信状態が続いても自動切断せずに常時接続状態を維持します。

接続できない、Wi-Fiにうまくつながらないときは?

接続できない、Wi-Fiにうまくつながらないときは、以下の操作いずれかで改善する可能性があります。

順に実施して確認してください。
・ ルーターとスマートフォン/タブレットなどの機器をそれぞれ再起動します。
・ 機器との接続を切断し、接続し直します。
・ 別の機器と接続できるか確認します。
特定の機器と接続できない場合は機器側の問題、全ての機器と接続できない場合はルーターに問題がある可能性があります。この場合、Wi-Fiの周波数を変更してください。
・Wi-Fiの周波数を変更(2.4GHz⇔5GHz)

それでも改善されない場合には、以下を設定してください。
・本体メニューで確認
左にスライド→「設定」→「LAN側設定」→「Wi-Fi暗号化強化」のチェックを外してください。
・クイック設定Webで確認
[詳細設定TOPへ]→[Wi-Fi設定]→「拡張設定」→「Wi-Fi暗号化強化」の「使用する」に付いているチェックを外してください。

W06を最安値で手に入れる方法

多くのプロバイダが端末代0円で契約できます。
また、キャッシュバッグ特典が充実していたり、月額料金が安かったりなど、キャンペーンを行っている業者もあるため、実質支払い料金が安いプロバイダで契約するのがお得です。

W06を購入できるプロバイダの料金を紹介します。実質平均月額とは、キャッシュバックの料金や端末代、月額料金全てを合わせて36ケ月で割ったものです。
W06を購入する際の参考にしてください。

プロバイダ契約年数実質平均月額特典実質3年間総額
BroadWiMAX33,575月額割引128,707
カシモWiMAX33,995月額割引143,803
GMOとくとくBB34,740月額割引170,630
BIGLOBE33,600キャッシュバック5,000129,580
UQ WiMAX24,527月額割引162,998

おすすめはBroad WIMAXです。
月額料金が最安値級で、もちろん端末代も0円。
他社違約金無料サービスや解約違約金が0円になるサポートなど、独自のサービスを提供しており、お得に契約できますよ。

GMOとくとくBB は、キャッシュバックが高額でお得なサービスです。
実質費用は最安値ですが、キャッシュバック手続きなどを行う必要があるため、条件なしで簡単に安く申し込めるサービスをお探しの方にはBroad WiMAXをおすすめします。

【口コミ・評判を調査】Broad WiMAXのメリット・デメリットは?料金や速度制限についても解説

まとめ

最後にW06に関するポイントをまとめておきます。

・W06は最大下り速度が1.2Gbpsと圧倒的に速い
・高性能アンテナ搭載でつながりやすい
W06は最新機種のWX06と比較しても、速度の速さ、繋がりやすさが優れています。

W06が購入できる多くのプロバイダでは、端末代0円で契約できます。
また、プロバイダによってはキャッシュバックキャンペーンを実施するなどお得なキャンペーンを行っています。
これから申し込みされる方には、Broad WiMAXなど、お得なプロバイダから購入されることをおすすめします。

この記事を書いた人
福田ありさ

福田ありさ

ぴかまろ編集・ライティング担当。光回線の販売経験を活かして、インターネットサービスのあれこれをわかりやすくお伝えできるように日々奮闘しています。家でも光回線やスマホサービスを色々試しており、ユーザー目線でリアルな情報を発信できたらと思っています!よろしくお願いします。

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