オンライン授業 回線

この記事のまとめ
オンライン授業を快適に受講するには、インターネット環境を最適な状態に整えることが重要です。
回線落ちなどで授業をしっかり聞けないと、単位を落としたり、成績が低下したりする原因にもなります。
オンライン授業におすすめのインターネット回線と、失敗しない回線選びのポイントとは?
hikaritayasushi

インターネットを使った、オンラインの遠隔授業を取り入れる大学が増えています。
オンライン授業を快適に受講するためには、接続が安定し、大容量のデータ通信が行える回線がおすすめです。

このページでは、オンライン授業におすすめのインターネット回線を徹底調査しました!

※本記事の内容は2024年3月時点の情報です

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【徹底比較】光回線とポケット型Wi-Fiの違いとは?

光回線とポケット型Wi-Fiの違いは何でしょうか?
光回線とポケット型Wi-Fiの値段や速度、通信制限の有無、使える場所などを比較します。

光回線ポケット型Wi-Fi
値段
¥4,000~6,000

¥3,000~5,000
速度最大1Gbps~最大10Gbps最大150Mbps~最大1.2Gbps
制限無制限10GB/3日で通信制限
使える場所家の中だけ家でも外でも
特徴
  • 安定した通信
  • 回線の工事が必要
  • 家の中でしか使えない
  • 外出先でも使える
  • 光回線より安定性にかける
  • 通信制限がある

光回線とポケット型WiFi2つの回線を比較すると以下のことが分かります。

  • ポケット型Wi-Fiのほうが安い
  • 光回線のほうが速度は速く安定している
  • 光回線は制限なく利用できる
  • ポケット型Wi-Fiは家の外でも中でも自由に使える

光回線とポケット型Wi-Fiどちらも良いところもあれば悪いところもあります。
一概にどちらが良いとは言えません。

どちらが自分にあっているかよく考えてから契約する必要があるでしょう。

安定した通信には光回線がおすすめ

安定した通信には光回線がおすすめ
安定した環境でネットを繋げるには「光回線」がおすすめです。

  • 回線が安定している
  • 容量の制限がない

光回線がおすすめの理由は上記の通りです。

光回線をおすすめする第1の理由は「安定感」です。
通信が安定しているので、オンライン授業の途中に回線が途切れる心配がありません。

また、光回線は容量制限がないことも大きな魅力です。
オンライン授業や映像の配信は容量が大きいため、通信制限があると容量オーバーになってしまうかもしれません。

その点、光回線であれば、安心してオンライン授業を受けられます。

自宅で主に使うなら、光回線

自宅で主に使うなら光回線がおすすめです。
光回線は、部屋の中に光の回線を引いて電波を飛ばす方法です。

光回線は、比較的安定して通信速度が出ます。
多くの人が回線を利用するネットが混雑する時間帯でも速度が遅くなりません。

光回線のメリットとデメリット

光回線のメリットとデメリットを見ていきましょう。

《メリット》

  • 接続スピードが速い
  • 通信が安定
  • 容量制限がない

光回線のメリットは、接続スピードが速いことです。
自宅でしか使えませんが、通信状態は安定します。

さらに、容量制限もなく使い放題です。

《デメリット》

  • 値段は少し高め
  • 工事が必要な場合がある

光回線は値段が高めです。
しかも、工事が必要な場合があり、すぐに工事が実施されるわけではありません。
使用開始できるまでに3~4週間、長いと2ケ月程度かかる場合もあります。

光回線がおすすめなのはこんな人

光回線がおすすめなのは以下のような人です。

  • 自宅暮らしの人
  • 自宅メインでオンライン授業を受ける人
  • ZOOMを使って長時間授業を受ける人
  • 動画やゲームも楽しみたい人

光回線はポケット型Wi-Fiのように外に持ち出すことはできません。
自宅で使います。
自宅でインターネット回線をメインに使う人、自宅でオンライン授業を受ける人におすすめ。

また、通信の安定性が高いので、動画やゲームをストレスなく楽しみたい人にも向いています。

外出先でも使いたいなら、ポケット型Wi-Fi

安定した通信を求めるなら、光回線がベストですが、それより外出先でも利用したいという方にはポケット型Wi-Fiがおすすめです。

ポケット型Wi-Fiは、スマホくらいの大きさの端末で、持ち運びが可能なので、家でも外でもどこでも使えます。

ポケット型Wi-Fiのメリットとデメリット

ポケット型Wi-Fiのメリットとデメリットを見ていきましょう。

《メリット》

  • 比較的安く使える
  • 導入が簡単
  • 外出時に持ち出せる

ポケット型Wi-Fiの一番のメリットは、家でも外でもどこでも使えることです。
スマホ程度の大きさの端末なので持ち運びも楽です。

また、工事も必要なく、申し込んでから比較的すぐに使えるようになります。

《デメリット》

  • 通信が遅い場合がある
  • 電波が不安定
  • 容量制限がある

ポケット型Wi-Fiは、無線電波なので、家電に影響を受けて通信が遅くなってしまう場合があります。
壁の厚い建物内、地下のお店、地下鉄内などでは速度低下だけでなく、電波が途切れることもあります。

原則的にどのモバイルWi-Fiルーターを使う場合でも容量制限があり、制限を超えてしまうと極端に速度が遅くなるのです。

ポケット型Wi-Fiがおすすめなのはこんな人

ポケット型Wi-Fiがおすすめなのは以下のような人です。

  • 外出先でも授業を受けたい人
  • 1人暮らしなどの人
  • 料金を抑えたい人

ポケット型Wi-Fiは、外出先でも自由に授業を受けたい人におすすめです。
また、一人暮らしであれば、複数台で一台のポケット型Wi-Fiに接続することもほとんどないため、一気にスピードが落ちてしまったりすることもないでしょう。

またポケット型Wi-Fiは光回線よりも安いので、料金を抑えたい方にもおすすめです。

オンライン授業用光回線の選び方

オンライン授業用光回線は何を基準に選べばいいのでしょうか。
ここでは、オンライン授業用光回線の選び方を見ていきます。

容量無制限の回線がおすすめ

容量無制限の回線がおすすめです。
動画の視聴、ビデオ通話などを使い通信容量が大きくなるため、なるべく利用できる容量は大きい方が良いです。

オンライン授業に必要な通信量の目安

オンライン授業に必要な通信量の目安
オンライン授業で学ぶとき、いったいどれくらいの容量を消費しているのか見ていきましょう。
代表的なビデオ通話のアプリで1時間利用した場合のデータ消費量です。

ビデオ通話アプリデータ消費量
Zoom600MB
LINE600MB
ハングアウト1.5GB

回線速度の速い回線を選ぶ

通信速度が遅いとそれだけ授業にも支障が出てきます。
オンライン授業用光回線を選ぶ際には、回線速度の速い回線を選びましょう

オンライン授業に必要な通信速度は?

利用するツールにもよりますが、目安は1.2Mbps(1200Kbps)です。
光回線の平均速度が20Mbpsですから、光回線であれば問題ないです。

速度と安定感重視なら「IPv6」対応回線

速度と安定感重視なら「IPv6」対応回線
IPv6は、従来のIPv4に比べ、高速通信が期待できる新しい通信方式です。

IPv6はオンライン授業に向いています。

  • 回線が安定
  • 速度が改善される
  • セキュリティが強い

IPv6では豊富なIPアドレスを利用し容量が大きい接続方式で通信をします。

このためIPv6を利用すると、インターネット回線が安定して速度の改善が期待できます。
「IPsec」という安全にデータを送受信するための仕組みが取り入れられているので、セキュリティも強いです。

これらの理由からオンライン授業に向いていると言えます。

スマホ割が使える回線を選ぶ

インターネットの回線を契約する場合、うまく選べばauやdocomo、ソフトバンクのスマホ料金が安くなる場合があります。
普段使っているキャリアのスマホ割を行っているサービスに申し込むことで、スマホの月額使用料が節約できるのです。

スマホの契約プランによって割引額は変わってきますが、月額500円の割引がきく場合には年間で6,000円、4年間で24,000円の節約になります。
スマホ割が使える回線を選ぶと、かなりお得になるので、何かとお金が必要な学生生活にはおすすめです。

オンライン授業におすすめの光回線4選

オンライン授業におすすめの光回線4選
オンライン授業におすすめの光回線4選を紹介します。

1番おすすめ!NURO光

 NURO光 公式
NURO光は、最大のメリットは最大2Gbpsの超高速通信です。
最大速度が速いというだけでなく、ネットの混雑が起きにくいIPv6通信という接続方式を採用しているので、安定した通信環境が期待できます。

また、NURO光は月額料金が安いことも魅力的なメリットです。

家族全員分のソフトバンクスマホが毎月1,100円割引される「おうち割」もあります。
NURO光の通常工事費は44,000円ですが、工事費分割費分が割り引かれた価格が月額料金として設定されているので、実質無料です。

《特徴・ポイント》

  • 最大2Gbpsの高速通信
  • 月額料金が比較的安い
  • ソフトバンクスマホの月額が最大1,100円割引
  • 開通工事費(44,000円)が実質無料
  • 公式ページからの申し込みで45,000円キャッシュバック
料金戸建て5,200円
マンション2,090円~
初期費用事務手数料3,300円
工事費44,000円(実質無料)
契約年数2年
通信速度最大2Gbps

auユーザーなら、auひかり

auひかりは光コラボレーションではなく独自の回線でインターネットを提供しているため通信速度が速いです。
業界最高速の最大10Gbpsの通信速度となる10ギガをはじめ、5ギガ(5Gbps)、1ギガ(1Gbps)などのプランがあります。

auスマホを利用している場合、固定電話やネットもauひかりにまとめることで携帯料金がずっと500~2,000円割引となるメリットもあるのです。
代理店NNコミュニケーションズからの申し込みで最大72,000円のキャッシュバックをもらうこともできますよ!

《特徴・ポイント》

  • 通信速度が速い
  • auスマホ割
  • 他社光回線からの新規申し込みで違約金を最大3万円まで還元
  • 代理店NNコミュニケーションズからの申し込みで最大72,000円キャッシュバック
料金戸建て5,390円~
マンション4,180円~
初期費用事務手数料3,300円
戸建て工事費41,250円(実質無料)
マンション工事費33,000円(実質無料)
契約年数2年~3年
通信速度最大10Gbps

ドコモユーザーなら、ドコモ光

 ドコモ光 GMOとくとくBB

ドコモ光の回線はフレッツ光と同じものであり、最大通信速度は1Gbpsの高速通信です。
ドコモのスマホや携帯電話を使うドコモユーザーは、ドコモ光の契約で通信費から料金の割引が受けられます。

また、フレッツ光では別途契約して支払わなくてはいけないプロバイダ料金が、ドコモ光では基本料金に含まれているので安いです。
初期工事費は分割払いにして月額料金とあわせて支払いますが、初期工事費自体が無料になるキャンペーン期間中なら、通常より安く料金を抑えられます。

GMOとくとくBBからの申し込みなら、最大51,000円のキャッシュバックも受け取ることができます。

さらに乗り換えなら他社違約金負担として15,000円ももらえるのでお得に申し込み可能です。

ドコモ光はオンラインゲームにも向いているので、オンライン授業と同時にゲームも楽しみたい方におすすめですよ。

《特徴・ポイント》

  • ドコモ光セット割あり
  • プロバイダ料金込みで安い
  • フレッツ光からの転用で工事費・違約金無料
  • 工事費無料
  • GMOとくとくBBからの申し込みで高速Wi-Fiルーター無料レンタル&最大51,000円キャッシュバック
  • 15,000円他社違約金負担
料金戸建て5,720円~
マンション4,400円~
初期費用事務手数料3,300円
戸建て工事費19,800円
マンション工事費16,500円
契約年数2年
通信速度最大1Gbps

ソフトバンクユーザーなら、ソフトバンク光

ソフトバンク光の回線はフレッツ光と同じものであり、最大通信速度は1Gbpsの高速通信です。
ソフトバンクユーザーの方は、スマホをセットで使うことで「おうち割 光セット」を受けられ、スマホの月額料金から毎月最大1,000円割引されます。

割引は本人だけではなく離れて住む家族まで対象になり、最大10回線までです。
また、NTTフレッツ光以外の他社固定回線やポケット型Wi-Fiなどからソフトバンク光に乗り換える場合、最大10万円までその違約金を負担してくれます。

さらに、他社からの乗り換えであれば、工事費が実質無料になるサービスも行っています。
代理店エヌズカンパニーからの申し込みなら最大68,800円のキャッシュバックももらえるため、おすすめですよ。

《特徴・ポイント》

  • スマホの月額料金割引がある
  • 乗り換え時に他社回線の違約金負担あり
  • 乗り換えで工事費が実質無料
  • 回線工事が終わるまで無料でWi-Fiを貸してくれる
  • 代理店エヌズカンパニーからの申し込みで最大68,800円キャッシュバック
料金戸建て5,720円~
マンション4,180円~
初期費用事務手数料3,300円
工事費26,400円
契約年数2年
通信速度最大1Gbps

オンライン授業用ポケット型Wi-Fi回線の選び方

オンライン授業用ポケット型Wi-Fi回線の選び方
ポケット型Wi-Fiを利用したい方のため、オンライン授業用を快適に受けられるサービスの選び方を紹介します!

最大通信速度の速い回線を選ぶ

最大通信速度の速い回線を選ぶ
オンライン授業に使うポケット型Wi-Fiで、最も重要なポイントは通信速度です。
公表されている最大通信速度が出る事は絶対にありませんが、理論値であっても最大通信速度が高い方がポテンシャルは高いです。

メーカーからは毎年新しい機種が発売されおり、最新の物になるほど通信速度は向上していきます。
同じ通信サービスでも、端末によって最大速度が変わってくることも多いので、よく確認しましょう。

通信容量の大きいプランがある回線を選ぶ

速度制限に掛かってしまい今月はもう授業を受けられない、ということがないように、大容量で、実質制限なしの無制限で使えるプランがおすすめです。

エリアを確認する

自宅や良く使う場所がエリア内かを事前に確認する必要があります。
サービス提供エリアは、各通信事業者のホームページでエリアマップが公開されています。

利用する場所がサービス提供エリア内である事を確認しましょう。

オンライン授業におすすめポケット型Wi-Fiサービス2選

オンライン授業におすすめポケット型Wi-Fiサービス2選を紹介します。

GMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB WiMAX
GMOとくとくBBは、キャッシュバック金額が高額で、おすすめです。
下り最大1.2Gbpsの端末「W06」の取り扱いもあり、オンライン授業も快適に受けることができるでしょう。

月額料金が安い上にキャッシュバックももらえるので、非常にお得に使うことができるでしょう。
平日は15時30分、土日祝は14時までに契約が完了すれば、最短即日配送されるので、お急ぎの方も安心。

万が一、通信が繋がりにくかった場合、20日以内であれば違約金を支払うことなく契約のキャンセルができます。

《特徴・ポイント》

  • キャッシュバックが高額
  • 月額料金が安い
  • 最短即日発送
  • 20日以内であれば違約金を支払うことなく契約のキャンセルができる
料金3,969円~
初期費用事務手数料3,300円
契約年数3年
通信速度下り最大:1.2Gbps
上り最大:75Mbps

Broad WiMAX

Broad WiMAX
Broad WiMAXはポケット型Wi-Fiサービスの中でも、特に料金が安くサービスも充実しています。
他のネット回線(光回線・CATV・ポケット型WiFi)から、Broad WiMAXに乗り換える際に解約違約金を19,000円まで負担してもらえ、契約手数料の3,000円も免除されます。

さらに、端末代金が0円になるキャンペーンも実施中です。
プロバイダによっては端末代として15,000円以上かかる場合があり、一括または分割で払わないといけませんが、Broad WiMAXは無料で利用できます。

さらに、平日13時までに申し込めば最短当日に端末が発送されます。

《特徴・ポイント》

  • 料金が安い
  • 他社からの乗り換えで発生する違約金を負担
  • 端末代金が0円
  • 8日以内ならキャンセル可能
料金2,999円~
初期費用事務手数料3,300円
契約年数3年
通信速度下り最大:1.2Gbps
上り最大:75Mbps

一時的な利用ならレンタルも

一時的な利用ならレンタルも
一時的な短期間の利用ならレンタルがおすすめです。

縛りなしWiFiの「縛りなしプラン」は、1ヶ月の最低利用期間後なら違約金なしでいつでも解約できます。
端末は、SoftBank回線対応機種とWiMAXの2種類から選べます。

また、レンタルのため解約時には返却が必須となりますので注意しましょう。

まとめ

オンライン授業で安定した通信を行うためには通信環境が大切です。

  • 接続の安定性
  • 通信スピードの速さ
  • 料金
  • 通信容量

これらのポイントを踏まえる考えると、光回線がおすすめです。
セキュリティも強いので、安心して利用できます。

ただし、一人暮らしの人で少しでも安く利用したいならポケット型Wi-Fiも選択肢として検討するといいでしょう。

この記事を書いた人
福田ありさ

福田ありさ

ぴかまろ編集・ライティング担当。光回線の販売経験を活かして、インターネットサービスのあれこれをわかりやすくお伝えできるように日々奮闘しています。家でも光回線やスマホサービスを色々試しており、ユーザー目線でリアルな情報を発信できたらと思っています!よろしくお願いします。

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