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DXとは?(デジタルトランスフォーメーション-Digital Transformation)
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DX(ディーエックス)とは?
デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略称であり、「テクノロジーによる産業(企業)の良的な転換」のことです。
日本国内においては経済産業省の発した「METI DX」により、「単なる電子化のみならず、抜本的な生産性の向上を伴うIT・デジタルの利活用」の意味合いで用いられることもあります。
DXが単なる電子化と異なるのは、「テクノロジーによって競争上の優位性を獲得すること」を目的にしている点です。実際に、経済産業省の「DX推進ガイドライン」では、DXは以下のように定義されています。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。つまりDXとは(特に技術的な手法を用いて行う)「製品やサービスの効率化・差別化」「業務の効率化・差別化」「企業文化・風土の変革」などによってもたらされる「バリュー・チェーンの良的な変革を達成すること」であると言えます。
引用元:
経済産業省 (DX 推進ガイドライン)
https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf参考文献:
〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略 (日本語)(早川書房)