楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」は、端末代金を抑えて最新スマホを手に入れたい人におすすめのプログラムです。
2年後に端末を返却すれば残債の支払いが不要になる仕組みですが、返却条件やタイミングによっては損をする可能性も。
本記事では、楽天モバイル買い替え超トクプログラムのデメリットも含め、制度の内容や注意点を解説します。
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楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」の詳細を解説

楽天モバイルの買い替え超トクプログラムの内容は以下のとおりです。
- 楽天モバイルで販売中の対象端末を48回払いで購入し、プログラムに加入
- 半分の支払いが終わった25ヶ月目以降に端末を返却
- 最大で24回分の支払いが免除

楽天モバイルは、他社のキャリアと比較してiPhoneの価格が安いことがメリット。
半額程度で2年間利用できるため、端末代金が高いiPhoneの購入時におすすめ。
2年後は返却だけでOK!新しいスマホを買うことは強制されない
特典(支払い免除)を受ける条件は、端末を返却するのみです。
端末を返したあとに楽天モバイルで新しいスマホを買うのか、どこか別の場所で買うのか、完全にあなたの自由です。
確かにいまは楽天モバイルでiPhoneを買うのがお得ですが、2年後、どこで買うのが良いのかなんて、誰にもわかりません。
将来にわたって楽天モバイルにしばられるようなことはないので、安心してください。
対象端末はiPhoneのみ
楽天モバイル「買い替え超トクプログラム」の対象端末はiPhoneのみです。
対象のiPhoneシリーズは以下のとおり。
- iPhone 16e
- iPhone 16 Pro Max
- iPhone 16 Pro
- iPhone 16 Plus
- iPhone 16
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14
- iPhone 13
- iPhone SE(第3世代)
Android機種は楽天モバイル「買い替え超トクプログラム」の対象ではないため注意しましょう。
楽天カードでの支払いが必須
楽天モバイルの買い替え超トクプログラムに入る最大のハードルが、楽天カードで支払う必要があることです。
利用する楽天カードは契約者本人名義のものでなくてはいけません。
楽天カードには本会員の家族名義で発行できる「家族カード」があります。
これも歴とした「本人の名義のカード」ですので、利用できます。

スマゴリ
楽天モバイルを契約して、楽天経済圏でポイントを貯めていくなら、楽天カードは持っておいて損はありません。
買い替え超トクプログラムに入ったあとの出口戦略

この手のプログラムで大切なのが、特典を受ける2年後までイメージしてから入ることです。
以下では考え得るプログラムの「出口」をシミュレーションします。
- 2年後(25ヶ月目)に返して特典を受ける
- 2年後には返さない
- 2年よりも前にプログラムを途中解約する
楽天モバイルの格安SIMキャンペーンと買い替え超トクプログラムを適用し、お得に契約しましょう。
2年後(25ヶ月目)に返して特典を受ける
これがもっともオーソドックスで、特典を最大限受けられる選択肢です。
端末を買った月を1ヶ月目とし、25ヶ月目に端末を返します。
例:2025年6月にスマホを買ったなら、2027年6月に返却
返却する際は、新しい端末に買い換える場合も、返却だけする(プログラムを解約する)場合も、my楽天モバイルから手続きします。
- my 楽天モバイルから申し込み
- 新しい製品を受け取る
- 旧製品からデータ引き継ぎ、初期化(リセット)
- 旧製品を梱包して返送
- 楽天モバイルにて旧製品の状態確認
(故障や破損がなければ、残債の支払いが免除)

- my 楽天モバイルから解約申請
- 端末の初期化(リセット)
- 自宅に届く返送キットで製品を返送する
- 楽天モバイルにて状態確認
(故障や破損がなければ、残債の支払いが免除)

2年後には返さない
2年後に端末を返さない前提で買い替え超トクプログラムに入るのもおすすめです。
最近のスマホは2年どころか、4年、5年と長く使えます。
買い替え超トクプログラムは、端末を返却するとそれ以降の支払いが免除されます。
2年の時点では返さずに、以下のような使い方ができます。
- 3年経ったタイミングで返す
- 4年間、最後まで支払いを続けて買い取る
- 2年のタイミングで残債を一括で支払って買い取る
複数の選択肢を手に入れられることが、買い替え超トクプログラムに入る大きなメリットです。
残債の一括精算はmy 楽天モバイルから行えます。

2年よりも前にプログラムを途中解約する
楽天モバイルの買い替え超トクプログラムは、25ヶ月目以降でないと特典は利用できません。
2年経たないと特典は使えませんが、2年以内であってもプログラムを解約(=残債を一括で精算)して、買い取ることはできます。
買い取ったスマホを好きな場所で売却して、次の新しいスマホを買えば1年での機種変更も可能です。
関連記事:楽天モバイルの機種変更で使える裏ワザ!お得なやり方を4つ紹介
他社に乗り換えるのも自由
買い替え超トクプログラムは、楽天モバイルを契約しなくても加入できます。
通信契約とプログラムには関係がないため、仮に楽天モバイルを解約して他社に乗り換えたとしても、違約金などのペナルティはありません。
途中で他社に乗り換えた場合でも、25ヶ月目以降に楽天モバイルに端末だけを返せば特典を受けられます。

買い替え超トクプログラムのデメリット!加入前に知っておきたいこと

買い替え超トクプログラムのデメリットや注意点として、加入前に把握しましょう。
- 端末のキャンセルができない
- 審査落ちする可能性もある
- 返却時に故障していたら2.2万円の負担がかかる
- 返却するときに3,300円の手数料がかかる
端末のキャンセルができない
買い替え超トクプログラムを申し込むと、端末のキャンセルができません。
例えば、入荷待ちや発売前のiPhoneを買い替え超トクプログラムに加入したうえで申し込む場合です。
他社で在庫があったから、楽天のiPhoneはキャンセルしようといったことはできません。

スマゴリ
楽天モバイルでiPhoneを購入することが決定している場合に、買い替え超トクプログラムに加入しましょう。
審査落ちする可能性もある
楽天モバイルの審査に落ちる可能性があります。
買い替え超トクプログラムは48回の分割払いの契約をすることが条件です。
楽天モバイルにかかわらず、分割払いを申し込む場合は、申込者が最後まで支払えるか審査が行われます。
残念ながらスマホの分割審査では、一定割合で落ちてしまう人が出るのが事実。
審査落ちしてしまった場合は、プログラムには入れませんが、一括払いにすれば購入できることがあります。
関連記事:iPhoneの分割審査をなくしたい!通らなくても購入する方法を5つ紹介
返却時に故障していたら2.2万円の負担がかかる
端末を返却する際に、以下のような故障があると追加費用に2.2万円の支払いが必要です。
- 電源に異常がある
- 画面/液晶が破損している
- 筐体が損傷している
- カメラに異常がある
ただし、故障した端末をゲオやハードオフなどで売却しようとしても、買取額は下がるので当然の負担と言えます。
返却するときに3,300円かかる
買い替え超トクプログラムの特典を利用して端末を返却する際、3,300円の手数料がかかります。
楽天モバイルで機種変更する・端末だけ返却する場合いずれも、手数料が必要です。
25ヶ月目に端末を返したときの負担額はちょうど半分にはなりません。
買い替え超トクプログラムはほとんどデメリットがない
基本的に楽天モバイルの買い替え超トクプログラムは、楽天モバイルでiPhoneを買うつもりであれば、入っても大きなデメリットはありません。
- iPhoneを買う
- 18歳以上
- 楽天カードで支払える
- 分割払いが嫌ではない
- キャンセルする可能性がない
一括で精算すれば、いつでもプログラムを解約できるので、入っても大丈夫か迷っていた人は、参考にしてください。