ワイモバイルのシンプル3 Sプランは、割引を組み合わせると、月額858円(税込)で利用できます。
ただし、割引の併用条件や事務手数料がかかる可能性があるなど、余分な出費が出ないよう契約前に確認する必要があります。
本記事では、ワイモバイルの維持費に関係する条件や割引内容・注意点などについて、詳しくまとめました。
ワイモバイルの最低維持費は858円

ワイモバイルには3つの料金プランが設けられていて、最低料金はシンプル3 Sの858円(税込)です。
シンプル3 Sの料金プランは3,058円(税込)ですが、おうち割 光セット(A)とPayPayカード ゴールド割を組み合わせると、858円(税込)。
おうち割 光セット(A)・おうち割 でんきセット・家族割引は併用できず、どれか1つのみ適用できます。
おうち割 光セット(A)適用で最大1,650円(税込)割引
シンプル3 S/M/Lの場合、おうち割 光セット(A)適用で最大1,650円(税込)割引されます。
ワイモバイルのスマホ料金を割引できるサービスで、以下4つの適用条件があるので確認しましょう。
- 対象の固定通信サービスを契約している
└ SoftBank 光 または SoftBank Air - SoftBank 光の場合は、指定オプション(月550円)への加入が必要
└ 光BBユニット/Wi-Fiマルチパック/光電話などのセット - ワイモバイルの対象料金プランを契約している
- 割引を受けるには、申し込み手続きが必要(自動では適用されない)
SoftBank 光やAirの月額費用は5,000円以上かかるため、ワイモバイルの料金を安くするためだけ新たに契約するのはおすすめできません。
ただし、すでに光回線の導入を考えている人にとっては、ワイモバイルのソフトバンク光セット割で通信費全体を抑えられます。
光回線を検討している人は、積極的に利用してみてください。
家族割引きの適用条件(一人でもOK)
ワイモバイルの家族割は、家族2人以上で契約すると、2回線目から月1,100円(税込)割引されます。
iPhoneとiPadなど、ワイモバイルの2回線目など、自分ひとりで2回線契約しても家族割引の対象です。
1人でも家族割引が使えるため、サブ回線やデータ専用端末をお得に持ちたい人におすすめ。
- 同居していれば姓が違っていてもOK
- 離れて暮らしていても血縁関係があればOK
PayPayカード割の適用条件
ワイモバイルの支払いを「PayPayカード」か「PayPayカードゴールド」で行うと、月額料金が割引されます。
- PayPayカード:330円(税込)
- PayPayカード ゴールド:550円(税込)
PayPayカードは年会費無料、PayPayカードゴールドは年会費11,000円です。
PayPayアプリ上にある「はじめる」または「申し込む」どちらかをタップして申し込みできます。
割引を受けるためだけであれば「PayPayカード」で十分なので、ぜひ検討してみてください。
【要注意】契約事務手数料もかかる
店頭での申し込みは、直接スタッフと会話したり相談したりしながら手続きを進められる点はメリットですが、事務手数料4,950円(税込)が発生します。
約3、4ヶ月分の料金に相当するので、少しでもコストをさえたい人は店頭での申し込みはおすすめしません。
ワイモバイルオンラインショップで契約する場合、事務手数料は3,850円(税込)なので、店舗より1,100円安いです。
ワイモバイルの維持費と解約の関係

ワイモバイルの維持費や解約について、以下4つをまとめました。
これからワイモバイルを検討している人や、すでに使用していて他社に乗り換えようか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
ワイモバイルは解約金、違約金ともに0円
ワイモバイルでは、2022年2月1日以降、すべての料金プランにおいて解約金・契約解除料(違約金)は発生しません。
以前は2年契約プランなどで解約金がかかるケースもありましたが、総務省のガイドラインに沿って制度が見直され、現在は契約期間の縛りなくいつでも無料で解約できます。
初めての人も安心して契約・利用を始められることや、乗り換えやプラン変更もしやすく柔軟に使える点もメリットです。
ワイモバイルの解約は月末がおすすめ
もしワイモバイルを解約するなら、料金は日割りされないため月末がおすすめです。
しかし、30日や31日など月末ギリギリに手続きすると、通信エラーなどのトラブルが発生する可能性もあります。

スマゴリ
他社へ乗り換える場合は、余裕を持って25日前後から手続きを始めて、確実に月末解約できるように準備しましょう。
180日?211日?短期解約は何日以内にすればOK?
通信業界では、短期解約が将来的な契約審査に影響を与える可能性があると噂があり、具体的な日数については公式に公表されていませんが以下のような情報があります。
項目 | 内容 |
---|---|
180日ルール | 一般的に、契約から180日(約6か月)以上利用することで、短期解約と見なされにくいとされています。 |
211日ルール | 過去には211日(約7か月)以上の利用が安全とされていた時期もありますが、現在では180日が目安とされることが多いようです。 |
90日ルール: | 一部では90日(約3か月)以上の利用が必要とする見解もありますが、信憑性は高くありません。 |
総務省は、過去に短期解約しただけで再契約を拒否することは、違法となりうるとの見解を示しています。
ワイモバイルを短期で解約する場合でも、180日以上の利用を目安にすれば、将来的な契約審査への影響を最小限に抑えられることを覚えておきましょう。
最低維持費で半年間使うといくらになる?
ワイモバイルでは、契約初月の月額料金は日割り計算されます。
例えば、月額3,058円(税込)のシンプル3 Sプランを月末に契約した場合、初月の料金は数百円程度です。
契約初月でもデータ容量は日割りされず、1か月分の容量が付与れます。
実店舗で契約する場合、別途4,950円(税込)の契約事務手数料が発生します。
割引を適用し、ワイモバイルオンラインショップを利用すれば6か月間の総費用を大幅に抑えられます。
ワイモバイルの維持費まとめ
ワイモバイルは、条件を満たせば月額858円という圧倒的な低コストでスマホを維持できるキャリアです。
おうち割 光セット(A)や家族割引はいずれか一方しか適用できませんが、PayPayカード割と組み合わせれば、誰でも手軽にコストを抑えられます。
オンラインショップでの手続きなら契約期間の縛りもないことから、初めての人も安心して利用できるのも嬉しいポイントです。
始めら6か月程度の利用を目安にすれば、ブラックリストの心配もなく自由に乗り換えできます。
コスト重視でスマホを使いたい人は、ぜひワイモバイルを検討してみてください。